あごをのけぞらせ、体をビクッビクッと何度か震わせたかと思うと、
それまで激しく動いていた、里田の両肩がカクッと落ちた。
「まいちゃんっ!まいちゃんっ!」
返事がない。ただのしかばねのようだ。
また、おいてけぼりを喰らった石川だったが、
ぐったりしたままの里田を見て心配になって、
そばに置いてあった懐中電灯で、里田の顔を照らしてみた。
里田のズボンは、おもらししたかのように、
股間の部分がびちゃびちゃに濡れていた。
石川は、ぐったりしたままの里田をゆすってみた。
「う・・・」
「まいちゃんっ!気がついたの?」
「あ、ま・・・まぶひぃ」
「あ、ゴメンっ!」
石川は、慌てて懐中電灯を消した。
「あぁ、よかったぁ。死んじゃったかと思ったよぉ」
「まいも、気持ちよすぎて、死んじゃうかと思ったぁ」
「ふざけないでっ!心配したんだからっ!」
「ホントに心配してるなら、手を貸して」
里田の右手が差し出されたので、石川も反射的に右手を出した。
「きゃっ!」「ぐひっ!」
里田が体重をかけてくるとは思ってなかったのと、
里田の右手が先程の行為で濡れていたのとで、
差し出した右手はヌルッと滑り抜けてしまったのだ。
「いたいっ!」
「へ?な、なにコレ?」
バランスを失って尻餅をついた里田だったが、
暗闇で何も見えなかったので、夢中で右手を伸ばした結果、
石川の体のある部分をしっかりと鷲づかみにしていた。
「痛いってっ!放してっ、まいちゃん!」
「梨華ちゃん、コレって・・・」
里田はギンギンに固くなっているソレを握る力を緩めたが、
今度はそれの大きさと形を確かめるように、
ゆっくりと上下にさすりはじめた。
「は、放して・・・お願い・・・」
「もしかして・・・お、おちんちんなの?」
里田の手がコリコリとしたものが入っている袋をもてあそぶ。
「あっ・・・あっ・・・」
「やっぱそーだよね。タマタマもついてるみたいだし」
里田の手が先端の形をなぞるように動く。
「はんっ」
「こんなにビンビンになってる・・・」
「や、やめてよぉ」
「やめないとどーなっちゃうのかなぁ?」
攻守交替である。
「で、出ちゃう・・・」
「出ちゃう、って何が?」
「白いドロドロしたのが、どくっどくって出ちゃうのぉ」
「すっごぉ〜いっ!梨華ちゃん、いつからこんなのつけてるの?」
「ちょ、ちょっと前から、あっ、やめないでっ!」
「ふ〜ん。なんで?って聞いても、仕方ないんでしょ?」
石川がコクリとうなずくののも見ずに・・・見たとしても暗くて
わからなかっただろうが・・・、里田は石川のズボンのジッパーを下げた。
そして、下着の上からひょっこり顔を出していた先端を、直接触った。
「あひっ!」
石川の背中にビクンと電流が走った。
「うわぁ、さきっちょヌルヌルだね」
里田は、暗闇の中でも尿道口を探し当て、
それを人差し指でそっとなぞる。
「あんっ!そこは、ダメっ!」
「じゃあ、ここはどーかなぁ?」
里田の人差し指は、裏スジに移動する。
「あっ、いやんっ!」
「いやなのかぁ。それは残念」
口ではそう言いながらも、指の動きを止めようとはしない。
それどころか、今度は人差し指と親指でつくった輪で、
完全に露出している亀頭を刺激し始めた。
「はっ・・・はんっ、それイイっ!」
「これはイイのか。でも、こんな状態で、昼間のロケしてたの?」
「中澤さんがペロペロ舐めてくれるって言ってたんだけど・・・」
「中澤さんは知ってるんだぁ。でも、舐めてもらえなかったの?」
「お風呂であさみちゃんと、エ、エッチなことしてたら、
ロケの時間になっちゃって・・・」
「あぁ、あさみちゃん、お風呂でおっぱいもんできたんでしょ?」
「うん。でもそれだけじゃなくて、梨華の背中に
自分のおっぱいヌルヌルこすりつけてきたの」
「あさみちゃん、それ好きなんだよねぇ。
まいも気持ちいいから、よくつきあってあげるんだけどね」
「そーなの?」
「そーよぉ。りんねちゃんと3人でも、よくやるんだよっ」
「カントリーって、牧場でそんなことやってたの?」
「梨華ちゃんだって、今日やったんでしょ〜。仲間だよぉ」
そんな会話をしている間も、里田の手は休まず動きつづけていた。
「あっ、もう出そう・・・このまま出してもいいでしょ?」
「え〜もう出るのぉ。つまんない〜」
「だって、気持ちよくて、ガマンできないもんっ!」
「仕方ないなぁ。じゃあ、これ使おうっ!」
里田はソレをもてあそぶのをやめ、立ち上がると
自らのズボンのジッパーに手をかけた。
そして、石川に背中を向けると、ズボンとショーツを
いっしょに引き下ろした。
「まいのコレ、使っていいよっ!」
里田は軽く脚を広げたまま、立位体前屈の要領で上体を前に倒した。
「まいちゃん?」
「あぁ、暗くてよく見えないか。じゃあ・・・」