は?何これ?剥けてる? いや、ズルムケやんっ!
勃ってるわけでもないのに、どピンクの顔出してるし。
ソレが露わになると、急に抵抗をやめた石川の目からは
涙がこぼれはじめ、への字になった口からは嗚咽がこぼれた。
「だから、壊れちゃったって言ったじゃないですかぁ〜っ!」
「これ、自分でやったん?」
中澤は、畳に脚を投げ出したまま起きようとしない石川の、
股間で縮こまっているモノを指先でプルンプルンとはじいた。
「保田さんにされたんですぅ」
「はぁ?なんで?圭ちゃんにコレ見せたの?」
「中澤さんに頼まれた、って言ってたんで、
メンテナンスお願いしたんですけどぉ。
思いっきり引っ張るから、こーなっちゃって。
痛くて痛くて、石川途中で逃げちゃいましたぁ」
あのアマぁ〜!余計なことしくさってっ!
ウチが後でゆっくりやさしくムいてあげよ、
思て、楽しみにしてたのにぃっ!
東京帰ったら、絶対オシオキやでぇっ!
「2、3日は、ヒリヒリズキズキしてて、パンツに擦れても、
それどころじゃなかったから、お仕事できたんですけどぉ」
「あぁ〜、確かにコレは痛かったやろねぇ。
石川が、逃げるのもムリないわなぁ。
ホンマろくなことせぇへんねぇ、圭ちゃんは」
中澤は、やさしく先端を指でスーッと撫でた。
ピクッと小さく反応したソレは、ムクムクと膨張を開始した。
「昨日になって痛みが引いたら、また敏感になってきてぇ。
それで今朝起きたら、パンツの中がビチャビチャになってて・・・」
「それは、壊れたとちゃうんよ。
ガマンの限界以上にあの白くて濃いいのが溜まると、
勝手に出てくることもあるんよ」
「そんなの困りますっ!」
石川が、上体をガバッと起こした。
「だから、ウチがこうやって出させてあげる、言うてるんよぉ」
中澤は、やさしく竿を優しく上下に擦り始めていた。
その手が1度往復するたびに、露出したままのピンクの先端は、
ドクッドクッと大きさを増していった。
「でも、皮が元にもどらなくなっちゃいましたけど?」
「大丈夫。それに、こーやって顔がいつも出るようにしとくと、
だんだんと刺激に強なって、こんなふうに擦れたくらいじゃ
出したりせぇへんようになるんよ」
そう言いながら、先端の亀裂から分泌された液体を、
中澤は親指で先端にまんべんなく擦りつけた。
「ホントですかぁ〜っ?」
石川の顔が、パーッと花が咲いたように明るくなった。
それは、それまでの不安が解消されたから、だけではなく、
待望していた刺激に対する悦びも、あったのかもしれない。
「ホンマよぉ。姐さん、ウソ言うたりせんてぇ」
そうすると、また新たな液体が分泌されてくる・・・。
その行為のくりかえしに、中澤はいつしか陶然となり、
石川の問いに、甘ったるい声で応えるようになっていた。
「じゃあ、石川、またお仕事できるんですねっ!」
「そーよぉ。こんなの舐めとけば、すぐ直るんよぉ」
それまで、中澤の優しい声で催眠術にかかったように
トロンとなっていた石川の瞳が、突然正気にもどった。
「いやっ!舐めるなんて絶対ダメですっ!汚いですっ!」
怒る石川におかまいなしに、今度は先端の亀裂を、
柔らかい親指の腹で、集中攻撃しはじめた。
指でなぞられるたびに、形を歪めるその亀裂は、
とめどなく透明の粘液を分泌しつづけた。
「なにゆーとんのぉ。バイ菌入ってたら、どーすんねん。
それにぃ、舐められると、むっちゃ気持ちええんやでぇ」
「そ、そーなんですかぁ?
手でこすってもらうより、気持ちいいんですか?」
うってかわって期待の表情を浮かべた石川の問いに、
攻撃目標を、最も敏感な、包皮と先端とのつなぎめの、
細いひも状の部分に切り替えながら、優しく応えた。
「そりゃ、舐められたほうが、
100倍気持ちええにきまってるやん」
「石川、こないだ保田さんに舐められたときぃ、
怒って思いっきり突き飛ばしちゃいましたぁ」
またしても、あのアマっ!
ろくに男知らんくせに、大胆なことしよってからっ!
石川のおちんちんをチュパチュパしてええのは、ウチだけやっ!
「まぁ、知らんかったんやから、許してもらえるやろぉ」
保田に対して強い憎悪を感じる一方で、
刺激を与えるたびにビクンビクンと指から伝わってくる、
ソレの微妙な振動に、中澤はすっかり没頭していた。
「そーですよねっ。帰ったら、謝っときますぅ」
「別に、謝らんでもええやろ。
圭ちゃんも、石川に痛い思いさせたんは、確かなんやしぃ」
もう絶対、ケメコには近づかせたらアカンっ!
「そーですかぁ?
でも、中澤さんの話聞いて、石川、安心しましたっ!
壊れたわけじゃないし、中澤さんに出してもらってれば、
勝手に出ちゃうようなこともないんですねっ!」
「もう死ぬなんて言うんやないよぉ」
「はぁ〜ぃ!じゃあ、早速舐めてくれますよねっ!」
「ええよぉ〜。こんなにビンビンになってたら、
このあとのロケ、できへんもんなぁ」
石川は、うれしそうに立ち上がると、すでにパンパンに
膨張したソレを、座っている中澤の顔の前に差し出した。
うわぁ、こーやって目の前で見ると、
こないだよりひとまわり大きくなってるんと違う?
「一皮剥ける」とは、まさにこのことやね。