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573外骨
昨夜は申し訳ありませんでした。

結局、>>572のあと朝の8時までかかって、
第5章を書き上げてしまいました。

今日から、第4章です。

574第4章:???中澤編:03/02/02 22:37 ID:YvDIa1lA
コンコン・・・。
誰やろ?

ここは、花畑牧場の中に設けられたゲストスペースの2階。

ちょっとした民宿のような雰囲気のある8畳ほどの和室で、
中澤は持ってきた荷物の整理をし始めたばかりだった。

「は〜い、誰ぇ?」
「石川です・・・」
「あぁ、石川か。お入りぃ」

ドアをあけスリッパを脱いで畳にあがった石川の表情は、
あたかもハロモニコントでの登場シーンを思わせた。
575第4章:???中澤編:03/02/02 22:38 ID:YvDIa1lA
「こっちに着いたばかりやのに、どないしたん?」
「・・・」

飛行機に乗るときは、ドライアイになりやすいので、
中澤はコンタクトをはずすようにしていた。

そして、到着したばかりで、このときもまだコンタクトは
していなかったし、メガネも持ってきてはいなかった。

そんな中澤が、今にも泣きそうにしている石川の顔に
気づかなくても、責めることはできないだろう。

「あぁ、メンテナンスに来たんか?
 1週間早なったけど、ええで。さ、脱ぎぃな」
「あのぉ・・・中澤さん・・・」
576第4章:???中澤編:03/02/02 22:39 ID:YvDIa1lA
石川、今日は、えらくテンション低いなぁ。
飛行機の中でもひとっこともしゃべらんかったし。
この間のこと、まだひきずってるん?

「石川、ええのよ。突然、ハロモニの北海道ロケが
 入って、1週間予定が早まったんやから。」
「あのぉ・・・」
「それに、2週間も溜めこんで、またこないだみたいに
 暴発したら、かなわんからなぁ」

中澤は、笑みを浮かべながら皮肉を言うと、
立ち尽くす石川に近づき、デニムのスカートに手を伸ばした。

ウフッ・・・。 石川、またアレが、
もうビンビンで、ガマンできんようになってるんやろ。
577第4章:???中澤編:03/02/02 22:41 ID:YvDIa1lA
「ごめんなさいっ!」
イタッ!
「なんやのぉ〜?」

伸ばした手を、いきなりはたかれるという予想外の事態に、
中澤は混乱した。

「ごめんなさい・・・」

はたいた本人の方は、うつむいたまま歯を食いしばって、
涙をこらえるように目をきつく閉じていた。

そんな表情がはっきり見えなくても、声の調子から、
石川の様子がフツウでないということが、ここ数年
一緒に過ごしてきただけあって、十分伝わってきた。

「ホンマ、どないしたん?」
「・・・」
578第4章:???中澤編:03/02/02 22:42 ID:YvDIa1lA
「またダンマリかぁ〜、石川ぁ。
 姐さん、怒らんから、どないしたんか言うてみぃ」

「壊れちゃったんです・・・」
「はぁ?どーゆーこと?」
「オプションが壊れちゃったんですっ!」

壊れるて・・・どこをどーしたら、あんなもんが壊れるん?

「ま、まぁ、立ちっぱなしもなんやから、
 座って、落ち着いて話そうや。な」

中澤が近くにあった座布団を差し出すと、
石川はコクリとうなづき、その上に正座した。
579第4章:???中澤編:03/02/02 22:44 ID:YvDIa1lA
「詳しく話してみぃ」

「はい・・・先週パンツの中で出しちゃったじゃないですかぁ」
「あぁ、だからそれはもうええて、言うたでしょ」

「でも、その後もぜんぜん小さくならなかったんですぅ」
「それも知ってるわよ。で?」

「あのあとも、ずーっと大きくなったまんまで・・・」
「へ?ずーっと?1週間も?」

「はい。それですごーく敏感になっちゃってぇ。
 パンツに擦れるたびに、出しそうになったりして・・・」
「だから、今日メンテナンスに、ウチのところ来たんでしょ?」

「いえっ!違うんですっ!」
「じゃあ、なんやのん?」
580第4章:???中澤編:03/02/02 22:46 ID:YvDIa1lA
「だから、ずーっとガマンしてたんですけどぉ・・・」
「はは〜ん、わかったでぇっ!」

また、ちょっとイジメたろ。

「ガマンできなくなって、自分でいじって出したんやろっ?
 きゃー石川、見かけによらず、エッチな子やねぇ」
「違いますっ!石川、そんなことしませんっ!」

からかい半分に言ってみた言葉を、照れ隠しではなく、
本気で100%否定されてしまった中澤は、また混乱した。

「えっ?違うのん?」
「ホントに違うんですっ! 石川、約束守って、
 ずぅーっとガマンしてたんですけど、今朝起きたら・・・」
581第4章:???中澤編:03/02/02 22:49 ID:YvDIa1lA
「石川、何もしてなかったんですよっ!
 それなのに、眠ってる間にパンツの中で・・・」

「パンツの中で、出してたんやな?」

「何もしてないのに出しちゃうなんて、石川困りますっ!
 オプションがついてるだけでも困ってるのに、
 それが壊れるなんて、もうお仕事できませんっ!」

夢精ってヤツやろか?・・・話には聞いてたけどホンマなんやね。
そーとー溜め込んでたんやろねぇ。もったいない。

こんなことだったら、やっぱり卒業せんと、
ずっと一緒にいてあげたらよかったわぁ。
582第4章:???中澤編:03/02/02 22:50 ID:YvDIa1lA
「石川。たぶん大丈夫だと、思うでぇ」
「そんなことありませんっ!石川、もう、死にますっ!」

「死ぬなんて、大げさなっ!そんな必要ないて。
 すぐに直してあげるから、ちょっと姐さんに見せてみぃや」

「ダメですっ!死ぬしかないんですっ!」
「ちょっと見せてて言うてるでしょっ!?」

激しく抵抗する石川に何度か思いきり蹴られながらも、
なんとかスカートの中のショーツにに手をかけた。

これじゃ、まるでウチが石川を犯そとしてるみたいやんっ!
中澤は、ショーツを一気に引き下ろした。