「あ゛、あ゛、あ゛・・・」
石川は情けない声を上げたかと思うと、突然腰を突き出した。
その瞬間ショーツの中の勃起が、爆発した。
「あ゛」という声が石川の口から漏れ出るたびに、ドクッドクッと
大量に噴出した白濁液はショーツの生地からしみでて、
ショーツの表面に溶岩ドームのような盛り上がりをつくった。
ねばりけの強い溶岩ドームは、脈動しつつその大きさを増していったが、
やがて自らの重さを支えきれなくなり、畳にダラーッと垂れ落ちた。
「え〜っ、なんでぇ〜っ!?」
「あ゛・・・」
「ツン、って触っただけやないのぉ〜っ!」
「・・・づ、づいばでん・・・」
「すいませんやないやろぉ!」
「ガマンぢだ、づもりだんでづが、ぎもぢよづぎで・・・」
「このくらいガマンせぇや〜!この根性ナシっ!」
もっと気持ちよくさせてあげよ、もっとヌルヌルこすって、
ビュッビュッって出させてあげよ、と思っとったのにぃ〜っ!
これじゃ全然つまらんわぁ〜っ!
「ハァハァ・・・中澤さんが、焦らして、おっぱい、つまんだり、するから・・・」
「ナニぃ〜!自分が、中澤さんお願いします、って言うたんちゃうんか!」
「そ、そんなこと、言ったって、しょうがないじゃないですかぁ!
石川だって出したくなかったけど、気持ちよかったんですよぉ!」
石川は、後悔と満足が入り混じった、なんとも複雑な顔をしていた。
「そんなの自分だけやんっ!」
ウチが、この日をどれだけ待ったと思もてるねんっ!
グチョグチョになったウチのアソコ、どないしてけつかんねんっ!!
思い余った中澤は、石川の肩を軽く小突いた。
しかし、そんな弱い衝撃でも、大量の射精を終えたばかりで
まだ足腰のフラフラしていた石川が、尻餅をつくには十分すぎた。
「ひど〜っ!どつかなくてもイイじゃないですかぁ!」
「あら、ゴメンなさいね」
中澤は、興味を失ったかのように鏡の前に座り、石川に背を向け、
手元にあったティッシュを取って、口の周りの唾液を拭き始めた。
「あ、いや、いいんですよぉ。やっぱり石川がいけなかったんですぅ」
「当たり前やないの」
「ホントにごめんなさいっ!」
「もうエエわよ。ウチも、石川を焦らしたのは悪かったて」
ちょっと調子に乗って、いじめすぎたかな?
「あのぉ、中澤さん?」
「なにぃ?」
「石川、さっき出しちゃったんですけどぉ・・・」
「だから、それはもうエエって言うてるでしょ」
「石川の・・・全然、小さくなってくれないんですぅ・・・」
へっ?
中澤は、石川に気がつかれないように、鏡越しに石川の姿を見た。
石川は、尻餅をついた体勢で脚を大きくM字型に開いたままで、
スケスケの股間が丸見えだった。
そして、先ほどあれだけ放出したというのに、
いまだ大きさを失っていないピンクの勃起が、中澤の目に焼きついた。
ハァ〜、まだビンビンやないのぉ〜っ!
むっちゃ溜まってたんやろか? 若いんやねぇ、石川ぁ。
「だから、さっきの続き、もう1回お願いできませんかぁ?」
まだ十分、濃いいのビュッビュッって出せそうやわぁ。
「お願いしますっ! あと1回だけでいいんですぅ」
1回と言わず、何度でも、ピンクのおちんちんが真っ赤になるまで、
やったってもええんよぉ。ウチ、石川のおちんちん、好っきゃねん。
「中澤さん、一生のお願いですっ!」
鏡の向こうの石川は、土下座を始めた。
あかん、あかん!
土下座の体勢になった石川の、股間のモノが視界から消えさると、
中澤は、かけられていた魔法がフッととけたような感覚に襲われた
ここで聞き入れたら、ウチは石川の単なる性欲処理係になるだけ。
そんなのおもしろない。全然、エッチな気分にならへんやないの!
石川、この中澤裕子様をみくびったらあかんのよ。
「いやや」
「え〜っ、どして、どしてっ!? 何でですかぁ〜?」
「疲れた。今日は収録が長引いて、疲れたん」
「そんなぁ〜」
石川は、土下座していた頭を上げると、今にも泣きそうな顔をしていた。
畳にすりつけていた額は、うっすら赤みを帯びている。
石川、必死やね。
「ささ、とっとと帰りぃ」
「でもぉ・・・」
「ここは、ウチがかたしとくから」
「じゃあ、さ来週、また収録の日にやってもらえますよね」
「さぁ、どーやろねぇ?最近、年のせいか疲れやすくて」
「中澤さん、全然若いですよぉ〜っ!ピッチピチじゃないですかぁ。
それにすごーくセクシーベイベーだしぃ。
石川、中澤さんのニオイ嗅ぐだけで、恥かしいけど
おちんちんビンビンになっちゃうんですよぉ!」
そんなこと、今の状況の石川に言われても、喜んでいいのやら。
ニオイと言えば、さっきからあの汁、ええニオイしてる。
今日のもむっちゃ濃いかったなぁ。
味も濃いいんやろなぁ。
「だから、さ来週もメンテナンス、お願いしますっ」
「メンテナンスね。わかった、わかった」
「絶対、約束ですよっ」
「あんたも約束破ったらあかんでぇ」
「絶対に自分でいじったりしませんっ!ガマンしますっ!」
「とにかく、今日のところはトイレでその下着洗ってから、
コンビニで新しいのに穿き替えて、おうちに帰りや」
中澤は、あいかわらず鏡に向かったまま、そう言った。
「は〜い。じゃあ、今日はお疲れ様でしたぁ〜っ!」
「ハイハイ、お疲れ〜」
「失礼しま〜すっ!」
バタンとドアが閉まる音がした。
・・・行ったな。
中澤は、万一何かの理由で石川が帰ってくるのではと、
しまったはずのメイク道具をまた出したり入れたりし始めた。
数分は待つつもりだったのだが、1分も立たないうちに、
激しい衝動は抑えきれないほど膨らんでいった。
やおら鏡に背を向けた中澤は、石川のショーツから畳の上に
こぼれ落ちたままになっていた、白濁液の固まりの一部を
右手の中指ですくいとって、自らの丸い鼻に近づけた。
そして、ニオイを深く吸い込むと、すぐさま口の中に入れて、
舌を躍らせ、指ごとしゃぶりついた。
・・・やっぱり濃いいのおいしいわ。
中澤は、その食感を味わい尽くすと、ゴクリと飲み込む。
そして今度は、四つん這いで尻を突き上げて、顔は畳に近づけると、
残りの白い固まりを、直接舌でチロチロと舐めはじめた。
あぁ、ホントに、これじゃただの変態やわ。
でも、この趣味、はまりそう・・・。
そんなことを思いながら、ショーツの中の小さな突起を擦りつける、
なまめかしい中澤の左手の指使いは止まらなかった。