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125第二章
「いやらしいです…」
か細い声で、その男の横で椅子に座る美少女は答えた。
不安げな顔をしているが、
フリークスのような梨華の痴態を見ても取り乱す様子はない。
モーニング娘。の妹分としてデビューして、
先輩を上回るほどのアイドルに成長した松浦亜弥は、
既に何度も生まれ変わった裸の石川を見せられていた。
最初はそのありえない現実に強いショックを受けたが、
亜弥が事務所の期待以上に活躍していること、
事務所の要求に従順であれば何もされないことが分かり、
とりあえずは無事に仕事に励んでいた。
ただ定期的に、このおぞましい鑑賞会のスケジュールが組まれ、
哀れな先輩達の姿を観覧させられた。
(言うことちゃんと聞かなきゃなにされるかわかんない…)
それは16才の少女の教育の時間だった。
126第二章:02/07/09 16:08 ID:1gUgNfaa
背筋も凍る現実はモニタの中だけではなかった。
先ほどから亜弥の制服から僅かに露出した肌を、
丹念に舐め上げているもう一人の少女がいる。
亜弥のうなじ、耳たぶ、手の指、くるぶし、ひじ、もも、
へそ、まつげ、くちびるを舌先で突いたり、キスをしている。
憂いげに目蓋を伏せる美少女は、
松浦と同世代でありながら、
淫靡なフェロモンを撒き散らしている。
細い首と手首にはレザー製のリングが嵌められて、
首輪にぶら下がっているアルミ製のプレートには、
”藤本美貴”と刻印されていた。
127第二章:02/07/09 18:21 ID:1gUgNfaa
石川は事務所制作の柴田のビデオに心も体も虜になった。
プロモーションビデオのオフショットや
事務所が買い取っている深夜枠のテレビ番組で未使用のフィルム、
中には隠し撮りされた犯罪的な映像も挿入されていた。
強制精通させられてからしばらくが経ち催眠の効果もあって、
梨華の私的な時間の大部分は
マスターベションに費やされるまでになっていた。
梨華の透明なカウパー氏液が噴出し始めた頃には、
体温が二三度上昇したかのような火照りが
小麦色のボディから発散された。
梨華の脳裏に、あゆみのブラチラやパンチラ強烈に焼き付く。
柴田のアンダーウェアの下や、
バックから揉みしだく胸の弾力を想像しただけで、
梨華の全神経は肉欲に染められていった。
128第二章:02/07/09 19:04 ID:1gUgNfaa
そんな石川の嬌態を見続けながら、
松浦は藤本から執拗に
舌責めを受けなければならなかった。
くすぐったい。
こそばゆさとビザールな石川の
男の子オナニーに反応することに、
じっとガマンしながらモニタを見つけていたが、
美貴が首筋に息を吹きかけた瞬間、
びくっと微動して視線が空を舞った。
(だめ!亜弥だけは普通のままでいたい!)
自分に言い聞かせる。
「亜弥、お前がその気になれば、
美貴を専属の奴隷にしてもいい」
隣の男が石川を凝視しつつ、
独り言にように吐いた。
129第二章:02/07/09 19:24 ID:1gUgNfaa
松浦と同じく娘。と平家みちよの妹分として
芸能界入りした藤本美貴は、
亜弥で築いたノウハウで
デビュー曲を高位置にチャートインさせた、
事務所の本格的なソロアイドルの
二人目の新人だった。
美貌もスタイルも申し分なかったが、
小生意気なところがあり、
早くも洗脳装置で肉人形にさせられてしまっていた。
ふたなりになった石川やバストを改造された後藤の
催眠自慰ショーの際には、
亜弥と同席させられ、
様々な趣向の指令を受けた。
「亜弥の肌を舐めること」
それが今回のコマンドだった。
130第二章:02/07/09 19:43 ID:1gUgNfaa
こわくて汚らわしいだけだった
藤本によるいやらしい接触も、
最近では気持ちいいように感じられる時があって、
松浦亜弥は動揺した。
マインドコントロール下の藤本美貴は、
事務所にいいなりのロボットでしかなかったが、
普段ではオフの日に一緒に遊びに行く仲である。
その藤本が虚ろな表情で亜弥の性感を刺激するのだ。
コンサートの後、体は疲れ果てていながらも
感情が高ぶって眠れない夜にふと、
「美貴に抱いてほしい」と思って、
あわててその妄想を
頭の中からかき消そうとしたことさえ、この頃ではある。
ツアー先のホテルの一室で
亜弥に寄り添う架空の美貴の股間には、
梨華と同じものが付いていたのも、
亜弥が自分自身が
信じられなくなってきた原因の一つであった。
131第二章:02/07/09 20:20 ID:1gUgNfaa
梨華の細腕による上下運動も佳境に入っていた。
テレビ画面では柴田が歌っている。
カメラは他のメンバーを無視して、
あゆみだけを追っている。
「ホントは全部ばれてるよダーリン」
「どうする?」
「どうする? どうする? 
この先どうする?」
爆発直前の高揚した感情を表現した歌詞が、
梨華の激しさとシンクロする。
巨大化した梨華の肉塊からは
少量の潤滑液が止めどなく漏れていた。
132第二章:02/07/09 20:20 ID:1gUgNfaa
「愛してますか? 言いきれますか?」
「運命を感じなさい ダーリン!」
偏執狂のストーカー的な歌詞と
石川の変態的な肉体と性向が混じり合い、
このコはわたしが好きなんだ、
わたしのペニスがほしいんだと
勝手に自己暗示する梨華。
曲と梨華のピッチが臨界寸前になる。
「どうする?」
「どうする?どうする?」
「さん」
「に」
「いち」
「C`MON!」
びゅっっっっ!
「あああひぃいぃぃぃいぃぃぃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
梨華は絶叫した。
柴田あゆみへ放たれた大量の精子は、
テレビの中の彼女をぐちゃぐちゃに変えていった。