あさ美の体が大きく震え、あの絶頂に再び追い詰められて行くあさ美。・・しかし、今度はイク事は無かった。
まさに落ちようとしたその瞬間、愛の手はそこで凍りついたように止まってしまった。
「・・・うぅん・・愛・・ちゃん?・・・・」
「何、もっとして欲しいの?」
あさ美は何も言えなかった。
言いたい事はあるのだが、何と言えば良いのかわからないし、何より恥かしかった。
止まっていた愛の手はあさ美の体の滾りを保つように、しかし絶頂まで登りつめる事が無いようにやんわりと緩い動きを繰り返す。
「・・・もっと・・・・・」
「え?何か言った?」
「もっとして欲しい・・・」
弱々しいあさ美の声に、愛は神経を集中させている。
「あさ美ちゃんは淫乱じゃないし、マゾでもないんでしょ?・・だったら、我慢したら。」
すでに勝利を確信した愛は、自信たっぷりに言い放つ。
「あさ美ちゃん、どっちなの? あなたは縛られて感じる子なのか、そうじゃないのか。はっきりさせてくれたら、何でも言うこと聞いてあげるわよ。」
「そんな・・・私・・・」
あさ美の声はどんどん弱々しく、表情も切ないものになっていく。それとは逆に自信に満ちた愛は実に楽しそうだ。
「あさ美ちゃん。縛ったまま放置されて、感じちゃったんでしょ。」
あさ美は何も言わない、言えないのだ。恥かしさに顔だけ俯いて、愛と目を合わせないようにしている。
「じゃあ、ここで終わりにしようかしらね。」
はっきりしないあさ美を縛めるロープを解こうとした愛の耳に、待ち望んでいた言葉が弱々しく聞こえてきた。
「あさ美ちゃん、感じてたのね。」
「感じてた、縛られて・・・見られたらどうしようって思ったら熱くなっちゃった・・・」
「もうわかったでしょ、あさ美ちゃんはマゾなのよ。」
あさ美は何も言わなかった、しかしこの沈黙は肯定しているのと同じだ。二人ともそのように理解した。
「イかせてあげる、あさ美ちゃん・・・」
愛の持つ音叉が再びあさ美の蜜壷に押し込まれた。行き場を失った愛液が溢れ出し、愛の腕に垂れ袖を汚すが愛は気にする風もない。
「あぁっ!あぁっ!気持ちいいっっ!!」
すでに寸前の状態で保たれていたあさ美の糸は簡単に切れてしまった。
あっけないほど簡単にイってしまったあさ美。
「あさ美ちゃん、これで仲直りね。」
果たして愛の言葉があさ美の耳に届いたのか。
恍惚とした表情のあさ美が愛の言葉に反応することは無かった。
愛が仲直りの印にとあさ美の唇に軽い口付けを施した時、六限目終了のチャイムが鳴り響いた
緑青終了
ほ
てs
7章・・・の前に
〆〃ハハ
∬∬´▽`)<・・・男役で出ます
7章
日差しも強くなり始め学生たちが夏休みを意識しだした頃、管弦楽部は熱のこもった練習を行っていた。
先日まで空席で、もはや発表会までには、いや永久に埋まる筈がないと皆が諦めていたピアノの前に、今日は一人の男子生徒が座っている。
その男子生徒が弾くピアノの旋律は、彼の小柄な体からは想像もつかないほど激しく、また時に穏やかに周囲の音と共鳴し完全に溶け込んでいた。
彼、小川麻琴が入部してきたのは一昨日の事である。
その日の練習前、部員達がめいめいの楽器を用意している所に突然音楽室にやってきた彼、あさ美はその顔に見覚えがあった。
あさ美と同じクラスの、どちらかというと目立たない存在の男子生徒。
だがあさ美はなぜだか彼のことが無性に気になっていた。
その人見知りするような雰囲気が、弟の和樹と似ていたからかも知れない。
普段はオドオドしていまいち頼り無い印象を受ける麻琴も、ピアノに関しては素晴らしい才能を発揮した。
それもその筈、彼の父は有名なピアニストで彼自身も幼い頃から父の教育を受けて育ってきたのだ。
「もう完全にマスターしたみたいね、あなたにはこんな曲じゃ物足りないかしら。」
愛は麻琴の背後からその指使いを眺めていた。
彼の技術は完璧だ、自分が心配する必要など全く無いように思えた。
「明日の発表会、何とかなりそうね。」
他の部員はすでに支度を済ませて出て行った。
残っているのはあさ美と愛、麻琴だけである。
「小川君、あとは私たちでやるから帰っていいよ。」
「でも僕新人だから・・・手伝いますよ。」
「じゃあ私ちょっと職員室に行ってくるから二人で椅子片付けてくれる?」
愛が出て行った音楽室に残った二人は、そそくさと片付けを済ませると、入り口の前で彼女が戻ってくるのを待っていた。
「小川君はなんで急にうちの部に入ろうと思ったの?」
あさ美が沈黙を打開しようと彼に話し掛けた。
「それは・・・・・」
下を向いて黙ってしまった彼に、何か別の話題は無いかと考えるあさ美。
「・・・・・・」
「紺野さんが居たから・・・」
「えっ?!」
突然の麻琴の言葉にあさ美は絶句した。
「な・・・何?!」
「ごめんなさい、僕先に帰ります!」
あさ美の制止を振り切って走り出した麻琴は、ちょうど帰ってきた愛とぶつかりそうになり慌てて走っていった。
「ふうん、なるほどね。」
真っ赤になって取り残されたあさ美を見て、大体の状況を把握した愛は楽しそうにほくそえんだ。
「あさ美ちゃん、帰るよ・・・あさ美ちゃん!」
「え?え?!何?」
すっかり混乱したあさ美は愛の言葉にまともに反応することすら出来なかった。
「いよいよ明日だね、あさ美ちゃん大丈夫?」
「うん、あんまり自信は無いけど・・・多分大丈夫。」
いつも通りの帰り道を歩く二人、話題は自然と明日の発表会の事に集中する。
「今のあさ美ちゃんなら落ち着いてやれば大丈夫、あと緊張しなければね。」
愛は突然隣を歩くあさ美の体に抱きついた。そのまま右手をスカートの中へ、ショーツの中へと潜り込ませる。
「やだ、こんなとこで・・・止めて!」
初夏の夕暮れは、七時近くなってもまだ薄明るい。二人の姿は周囲から丸見えである。
幸い誰も見ている人間はいないようだったが、そういう問題ではない。
明るい、しかも屋外でこんな事をされるのが、あさ美にはたまらなく恥ずかしかった。
突然、あさ美の秘部に鋭い痛みが走る。スカートから抜き出し、あさ美の目の前に突きつけられた愛の指には、引き抜いたあさ美の細い淫毛がしっかりとつままれていた。
「明日は大事な発表会なんだから、綺麗に手入れしておかないと駄目よ。ちゃんとつるつるにしておくの、いいわね。」
それだけ言うと、愛はあさ美の体から離れて再び並んで歩き出した。
あさ美はようやく解放された安堵感から大きな溜め息をつく。
「何で?・・そんなの、関係あるの?」
「あさ美ちゃんは私の言う事聞いてればいいの、もう忘れちゃったの?」
あさ美は返す言葉が無く黙りこくってしまった。
「別に・・・ばれるわけ無いんだからいいよね。」
夕飯を食べ、シャワーを済ませたあさ美は愛の言葉を思い出して独り呟いた。
パジャマに着替えてベッドに寝転んだあさ美は、今日の出来事をぼうっと考えている。
「小川君って、私のこと・・・どうしよう。」
(私も小川君は嫌いなタイプじゃないけどね。)
(「ずっと・・・好きだったのよ。あさ美ちゃん。」)
「でも愛ちゃんが・・・女の子同士だし、どこまで本気なのかわかんないけど・・・」
自分の中に湧き上がり始めているほのかな二つの恋心に気付く事が出来ず、あさ美は言いようの無い心境に不安を抱いていた。
「明日は本番なんだから、もう寝なくっちゃ。」
時計の針はすでに12時を半分ほど過ぎていた。
明日は大事な発表会である、寝不足で臨むわけにはいかない。
頭まですっぽりとシーツをかぶったあさ美は、しかし考える事が余りにも多すぎて、いつまでも眠れぬ夜に悩まされていた。
「どう、昨日はちゃんと寝られた?」
愛がビオラのチューニングを行うあさ美の隣に座った。いくつもの高校が、合同で行う発表会の会場に充てられたホールの、あさ美たちの控え室である。
あさ美は玄関にある売店で買って来た缶ジュースを、半分ほど残してドレッサーに置いていた。
ドレッサーをテーブル代わりに使って、楽譜やチューニングマシン等を並べて弦の張りを調整している。
数人しかいない部員にたいしては広すぎる控え室で、あさ美たちは準備を始めていた。
控え室には壁際にドレッサーが並んでおり、向かいの壁には衣装をかけられるようにロッカーが並んでいる。
部屋の隅には掃除道具が仕舞われたドアがあった。
いつもより念入りなチューニングを施した楽器を抱えて音を抑えて練習する者、楽器を胸に抱きしめたまま何か考え事をしているかのような者など、皆一様に緊張の表情を隠せない。
「じゃあ紺野さん、検査するから脱いで。」
愛が突然、あさ美に声をかけた。
「え・・・検査って?」
愛の言っている意味がわからず、きょとんとした表情で見つめ返すあさ美。
「昨日言ったでしょ、ちゃんと処理してきなさいって。まさかやってないんじゃ・・・」
「んん・・そんな事ないよ、ちゃんとやってきたから大丈夫。」
あきらかに裏返った声で平静を装ってはいるが、完全に動揺したあさ美は椅子に座る足が諤々と震えていた。
「じゃあ検査してもいいわよね、早く脱いで。時間になっちゃうわよ。」
「でも・・・こんなトコで・・・みんな見てるし・・・」
あさ美は少し離れたところで、ドレッサーをピアノに見立てて指慣らしをしている麻琴を見た。
愛にはあさ美の言いたい事は最初からわかっていた。だがそんな事で許す筈も無い。
あさ美にだけ聞こえるように小声で囁いた。
「あさ美ちゃん、言う事聞かないとどうなるか・・忘れちゃったの?」
「・・・!!」
愛の方を振り向いて言葉を失ってしまったあさ美。学校の屋上で、自分が愛に逆らう事が出来ないのだと思い知らされたのは、ほんの半月ほど前の事だった。
「・・・・・わか・・っ・・たわ。」
消え入りそうな声を絞り出すように返事をすると、のろのろと椅子から立ち上がるあさ美。愛の前で、綺麗にアイロン掛けされたスカートに手を掛ける。
一瞬の後、パサッと軽い音を立ててあさ美の足下にスカートが広がった。
「私の方を向いててもしょうがないのよ、皆に見えるようにしないと。」
愛はあさ美の腰を掴んで反対側を向かせる。
「じゃあ皆さん、こっちを見て下さい。」
愛の声に何事かと振り返った部員達はスカートを下ろしたあさ美に言葉を失った。
一番過剰な反応を示したのは、もちろんただ一人の男子部員である麻琴だった。
「こ!紺野さん・・・な、何してるんですか?!」
初めて見る女性の下着姿、雑誌などでは見たことがあるものの生で見るのは初めての事で、自然と麻琴の視線はあさ美の白いショーツへと注がれた。
「さ、紺野さん、それも早く脱いで。皆に検査してもらうのよ。」
あさ美が愛の命令に逆らう事は出来ない。しかし異性の、食い入るように見つめている麻琴の視線を浴びながらでは、ショーツにかかったあさ美の手は動かなかった。
「ボ、ボク・・・外へ出ていますから。」
顔を真っ赤にした麻琴が、耐えかねたように掠れた声を上げる。
「いいの、小川君はそこにいて。紺野さんのためにもね。・・さ、早くしないと時間がないわ。」
愛の言葉に観念したあさ美は、諦めたようにゆっくりとショーツを脱ぎ、隣の椅子の上に置いた。
愛はあさ美の前に座り込んだ。予想通りの物を見た愛は、自分のバッグからクリームの入った容器と剃刀を取り出した。
「なんでちゃんと剃って来ないの?その上、ウソまでついて・・・小川君、ちょっとこっちに来てくれる?」
あさ美はきつく目をつぶって恥辱に耐えていた。
ズボンの膨らみを隠しながら、よろよろと麻琴が愛の脇にやってくる。
「今から紺野さんのオ●ンコの毛を剃ってあげるから。小川君はこの邪魔なびらびらを押さえてて頂戴。」
愛はあさ美の柔らかな花弁を摘むと、いっぱいまで左右に引っ張ってそう言った。
初めて見る女性器、それも普段は大切に隠されている奥の奥までさらけ出されている女性器に、麻琴は興奮を隠し切れなかった。
愛に言われるまま、おずおずと手を伸ばすと、あさ美の花弁を指で引っ張った。
薄目を開けて二人の様子を窺っているあさ美の目から、涙が滲み出た。
二人だけでいる時に、愛に触られる事はなんとか耐えられるようになっていたあさ美だが、他の部員の前ではやはり辛かった。馴れることはできなかった。
まして麻琴には、このような形で自分の肌を、最も大切な部分を晒したくは無かった。
自分でも気付かないほどの淡い恋心を打ち砕かれたあさ美は、自然と溢れ出る涙を押さえる事が出来なかった。
ひんやりとしたクリームが塗られ、冷たい金属の感触があさ美の秘部を撫でていく。
「じゃあ、今度はこっちに持ち上げて。」
愛はあさ美の花弁を押さえている麻琴に指示を出しながら、剃り残しの無いように丹念に剃っていく。
もちろん麻琴の手を借りずとも、愛一人でやろうと思えばできる事なのだが、麻琴に手伝ってもらう方が面白いと思ったのだ。
「じゃあ小川君、今度はクリちゃんを押さえてて、こうやって。」
愛は、あさ美の蕾を親指で押さえ込むようにしながら、麻琴に解説していた。
「ここがね、女の子の一番大事なところだから・・しっかり押さえててね。」
麻琴は自分が想像していたよりもずっと小さく、可愛らしいあさ美の小さな蕾をしっかりと押さえた。
「はぁ・・・ぅ・・・・・。」
あさ美の薄く開かれた唇から、儚げな吐息が漏れ出した。
恥じらいと秘部への刺激で朱に染まった肌が、しっとりと汗ばんでいる。
「紺野さん、感じてるの?」
愛が手を止めて意地悪い質問をする。
「そんな・・感じてなんて無いよ・・・」
今のあさ美の様子を見れば、それが明らかに嘘である事は容易に見破れる。だが愛はあえて追求しなかった。
再び手を動かし、あさ美の柔らかい淫毛を剃り落としていく。
「もういいわ、小川君。・・そこのタオル、とってくれる?」
麻琴の差し出したタオルで、愛があさ美のその部分を拭う。
タオルがどけられると、すべての飾りを失ったあさ美の秘所が姿を現した。
日に当たることのないその部分は、ほんのりと青みがかっている。その中を、くっきりと一本の秘裂が走っていた。
「あっ!」
愛が大げさな声を上げた。
ドレッサーの上に置いてあった、あさ美の飲みかけの缶ジュースをこぼしてしまったのだ。
しかもあさ美の座っていた椅子の上に、そこにはあさ美の脱いだショーツが置かれていた。
「ごめんなさい、紺野さん。ショーツ穿けなくなっちゃったわね。」
もちろん愛の行動は計算しての事である、わざとやったのだ。
だがあさ美がそれを咎める事は出来ない。そんな事許されないのはあさ美にもわかっていた。
「さ、出来たわよ。鏡で見てみなさい。」
愛は再びあさ美の腰を掴んで鏡の方を向かせた。
まるで小さな子供のようにつるつるになった秘部を見ていると、なんだかそこが熱くなってくるようですぐに目を逸らした。
「じゃあそろそろ始まるから、急いで準備しましょう。」
あさ美は、たっぷりとジュースを吸ってべとべとになったショーツを眺めて、呆然としていた。
「スカート穿くんだから大丈夫、わからないわよ。」
愛の言葉は、要するに「ノーパンのまま舞台に上がれ」と言っていた。
数人の部員達がそれぞれのポジションにつく。
他の学校と比べて明らかに部員が少ない為、余った椅子を片付けるのに時間を要した。
あさ美の体は緊張のあまりオイルの切れた機械のように固くなっていた。
ただでさえ緊張する本番、控え室であんな事があった上に、今はスカートの下に何も身につけていないのだ。
「次は○○学園高校管弦楽部の皆さんです。」
あさ美たちと同世代と思われる司会の女の子に紹介され、幕が開いた。
愛の先導で始まった演奏は、まずまずの滑り出しだった。
しかし異変はすぐに起こり始めた。控え室の出来事ですっかり動転していた麻琴が、練習の時には考えられない平凡なミスを連発した。
それでも最後の三曲目まで持ちこたえ、それぞれのソロも無難にこなしていく。
最後の曲目になり、あさ美のソロパートも好調な滑り出しだった。
固くなった体をなんとか動かしながら演奏を続けている。静まり返った聴衆に、あさ美の奏でるビオラの音色が嫋々と流れていた。
「あっ!!」
・・・突然、ピシッという鋭い音とともに、あさ美の音が消えてしまった。あさ美のビオラの弦が、切れてしまったのだ。
大人数のオーケストラであれば、アクシデントの起こった楽器を同じパートで受け渡し、難を逃れる事も出来る。
だがこの少ない人数ではどうしようも無かった。
呆然としたまま立ちつくすあさ美を、労るように見つめる愛。しかしその瞳に妖しい炎が踊っているのを、誰も気がつく者はいなかった。
名無しぃょぅ終了
遅刻(w
期待sage
8章
「仕方ないわよ、弦が切れちゃったんじゃどうしようもないわ。」
音楽ホールの控え室。他の生徒は既に帰っていった後だった。
がっくりと肩を落とすあさ美を気遣うように、二人だけ取り残されたこの控え室で、椅子に腰掛けていた愛が声をかけた。
「あの、ジュース・・・飲みますか?」
麻琴が三本の缶ジュースを持って、控え室に入ってきた。
平静を装っているが息が上がっている。おそらく走ってきたのだろう。
「ごめんなさい、僕が間違えてばっかりいたから・・・」
「誰のせいでも無いのよ、仕方ないわ。」
全員の前で口にしたのと同じセリフをもう一度口にする愛。しかしあさ美と麻琴はそれに応えることができなかった。
「でも、やっぱり私のせいだよね・・・・・」
しばらくして、重い沈黙が耐えられなくなったように、あさ美が言いかけた。まるでそれを予期していたように、キッとあさ美を見据える愛。
「紺野さん、正直に言ってみて。なんであんな事になっちゃったの?」
「それは・・・・・言えません、ごめんなさい。」
耳まで真っ赤になって俯くあさ美。
「感じてたんじゃないの?」
「っっ!!」
はっとなったあさ美の顔はますます赤くなっていた。ふいに、あさ美のスカートに手を差し入れる愛。その顔には、勝ち誇ったような笑みが浮かんだ。
「やっぱり・・・まだ濡れてるじゃないの。」
スカートの中に差し入れられた愛の手は、あさ美のそこが愛液でべとべとになっているのを感じていた。
「や・・止めて・・・」
「ダメ、紺野さん自分のせいだって言ったでしょ、だったら罰を受けないといけないわね。・・・小川君、どう思う?」
「えっ・・あ、あの・・ボクは・・」
突然話しかけられた麻琴は、ビックリしたようになにか言いかけたが、言葉が続かなかった。
「ね、小川君だって紺野さんのせいで失敗したんだから・・紺野さんが罰を受けるところ、見たいでしょ。」
「でも・・そ、それは・・」
「紺野さんもね、ちゃんと償いをした方がいいのよ。大丈夫・・」
そこで愛は一度言葉を切ると、あさ美には聞こえないように麻琴の耳に囁きかけた。
「それに小川君って、紺野さんのコト好きなんでしょ。だったら、いい思いをさせてあげるわ。とっても素敵な紺野さんを見せてあげるから・・・ね、いいわね。」
顔を真っ赤にした麻琴が、かすかに頷く。それを確認した愛は、勝ち誇るように言い放った。
「それじゃ、小川君に決めてもらいましょう。紺野さんは失敗した償いのために、厳しいお仕置きが必要ですか?」
「・・・、・・・・・はい。」
赤い顔のまま、しばらく言葉が出ずに口をパクパクさせていた麻琴だが、ゴクッと唾を飲み込むと最後に掠れた声を出した。それを聞いたあさ美が、がっくりと顔を伏せる。
「それじゃ紺野さん、そこに立って。」
愛に促されるまま立ち上がったあさ美。さっそく愛の手があさ美のスカートに掛かり、ただ一枚大事な部分を隠していたスカートを下ろしてしまう。
麻琴は二人の行為にじっと見入っていた。まだあさ美の上半身は、きちんとブレザーを着けている。その下から、真っ白なブラウスの裾が覗いている。
しかし下半身を覆うモノはなにもない・・衣服も、最も恥ずかしい部分を守る飾り毛すらも。
見てはいけない・・頭ではそう思うのだが、麻琴はどうしてもあさ美の白い肌から目を逸らす事が出来なかった。
「さ、全部脱いで。私が手伝ってあげる。」
愛はあさ美の上半身を覆う制服を脱がしに掛かった。
あさ美の腕を上げさせると、ブレザーを腕から引き抜く。
あさ美の肌に同化したような白いブラウス、薄く滲んだ汗で肌に張り付いたブラウスのボタンを一つづつ、ゆっくりと外していく。
あさ美と麻琴を焦らすようにしばらくそのままにしていたが、やがて大きく前を肌蹴させる
「紺野さん。ほら、小川君が見てるわよ。」
じっと目を閉じて羞恥に耐えていたあさ美は、少しだけ目を開け麻琴の様子をうかがった。
麻琴は愛に絡め取られたあさ美の体を、まるで美しい美術品でも鑑賞するかのようにじっと見つめていた。
(や・・なんで・・・・)
麻琴の視線を意識したあさ美の体に熱いものが込み上げてきた。
先ほどの演奏の時と同じ、いやそれ以上の羞恥心、それとあさ美の体を熱くさせる何か。
あさ美に残された最後の一枚、白いブラにはくっきりと敏感な突起の位置を示していた。
直接の刺激を受けたわけでは無いのだが、あさ美の心に潜む何かが麻琴の視線を感じ、少女の全身に快楽の信号を与えつづけていた。
「こんなに固くなっちゃって、苦しいでしょう?」
愛はあさ美の背中に手を回しブラのホックを外した。
ブラがパサリと床に落ちると、あさ美の肌を隠すものはすべて取り去られてしまった。
「小川君、紺野さんの体、綺麗でしょう?」
麻琴は愛の言葉が届かないほどあさ美の肌に没頭していた。
代わりにあさ美が愛の言葉に反応し、白い肌をますます紅く染めさせる。
再び愛の手があさ美の秘部を弄った。
くちゅくちゅと音を立てて敏感なそこを嬲っていると、一筋の愛液が床に零れ落ちた。
「これ、紺野さんが切っちゃった弦よ。」
愛が恥ずかしげに立つあさ美に、しなやかなワイヤーのようなものを見せつけた。銀色に鈍く光るそれは、切り端がささくれたようになっている。
発表会の演奏中に、切れてしまったあさ美のビオラの弦である。
あさ美は、頭の後ろで組まされた両手を赤いロープで縛られ、更にそのロープは壁際に並んだロッカーの一つに、その衣装かけのパイプに縛り付けられていた。
ピンと短く突き出す様に弦を握った愛は、それで庇うことの出来ないあさ美の、胸の頂点を突ついた。
恐怖と、そして激しい羞恥に、最初は胸の中に半分埋まっていたようなあさ美の蕾は、愛の玩弄に忽ち起きあがり、堅く尖り勃った。
愛の手が動くに連れ柔らかな胸の肉が震え、あさ美の体から力が抜けていく。
「紺野さんが失敗したのはココのせいかしら?」
今度は愛が、あさ美の前にしゃがみ込む。
ロッカーに寄りかかるように、なんとか立っているあさ美の秘裂をなぞるように弦を動かすと、あさ美の全身が過敏な程の反応を示す。
「あっ・・ああっ・・・ああああっっ」
あさ美が、悲鳴のような嗚咽を漏らす。愛の握った弦が、あさ美の敏感なクリト○スを突き刺すように押し当てられている。
「やっぱりココが悪いみたいね、ちょっと懲らしめてあげようかしら。」
麻琴は膨らんだズボンの前を隠そうともせずに愛の行動を凝視していた。
彼が見ている事によりあさ美の心により激しい波が押し寄せる。見られている事により、いつもよりも過敏になった体は愛の手に実に正直な反応を示す。
先ほどの演奏中もそうだった。
ステージの下にいる人間にスカートの中を覗かれているのではないか、自分の大事な部分を見られているのではないか、そんな事を考えていたら下腹部が熱くなってしまったのだ。
演奏が終わった後、水溜りのようになった椅子を誰にも気付かれないように急いでハンカチで拭いてきたくらいだ。
「中々上手くいかないわね、いい方法は無いかしら。」
愛はあさ美の蕾を弦で縛ろうとしていた。
だがしっかりと肉に埋もれた蕾を縛るのは容易では無く苦心していた。
「そうだ、確かアレがあったわね。」
愛は一度控え室の隅に行くとドアを開けた。目的の物を発見し、それをあさ美の傍に置き、壁のコンセントに差し込む。
「嫌・・そんなもの、どうするの・・・?」
あさ美の顔は恐怖に引きつっていた。愛はあさ美のそんな反応を楽しむようにスイッチの入っていないそれをあさ美の秘部に近づけた。
「小川君、スイッチ入れてくれるかしら?」
二人の行為に見入っていた麻琴は少しだけ我に帰り、脇に置かれた旧式の大きな掃除機のスイッチを入れた。
旧式の掃除機は轟々と大きな音を響かせてあさ美の太腿に吸い付いた。
何も取り付けられていない、パイプのような先端があさ美の白い肌に吸い付き、赤い円形を残す。
「じゃあこれで・・・」
愛の持つノズルが、今度はあさ美の無毛の秘部を捕らえた。
「きゃぁっっっっっ!!」
秘部に吸い付いたノズルはあさ美の花弁、蕾、更には子宮まで吸い出そうとしているかに感じられた。
その恐ろしいほどの感覚に、あさ美は悲鳴を上げるしかなかった。
「嫌!止めて!止めてぇっっっ!!」
あさ美の声を無視して愛はノズルをあさ美の中へと押し込もうとするが、しっかりと肌に吸い付くノズルを自由に操るのは女の力では容易でない。
挿入を諦めた愛はもう一度、小さな蕾の付け根に狙いを定めた。
「嫌ぁっ!止めてぇっっっっっ!!!」
「あんまり大声出すと誰か来ちゃうわよ。」
「・・・っっ!!」
愛の言葉にあさ美は息を飲んだ。
敏感な蕾に、立て続けに与えられる刺激にも声を上げないように、あさ美は歯を食いしばって耐えた。
ようやく掃除機の轟音が止まり、あさ美に加えられる責めも止まった。
「ふう・・・・・」
大きく溜め息を吐いたあさ美。愛はあさ美の秘部を弄り、肉のベールの間から吸い出された蕾を指で摘んでみる。
「これなら大丈夫ね。小川君、こっちを手伝ってくれる?」
あさ美の秘裂を押し開くようにした愛は、おずおずと近づいた麻琴に、
「ここを、しっかり摘んでいて。」
と言いつけた。
「や、やめて・・あいいっっ・・・・痛いっ!!」
あさ美が身を捩る。初めて女体に触れて、頭に血の昇った麻琴は加減が判らず、力一杯にあさ美のそれを摘んでいる。
愛は、ビオラの弦でくるっと輪を作ると、あさ美を摘んでいる麻琴の指ごと包み込むように巻き付け、結び目を作った。
「そう、小川君そのまま・・もっと爪をたてるようにして・・強く引っ張って!」
しなやかなワイヤーの輪を麻琴の爪の上を滑らせて、あさ美の根本に近づける愛。
ついに輪があさ美の蕾に達すると、結び目をきりきりと引き絞り、堅く縛り上げてしまった。
捕らえられた蕾は、根本を締め上げられて赤く充血し、これからの刺激を期待するかのようにぴくぴくと小さく痙攣している。
「痛い・・痛い・・・もう、許して・・・」
必死に悲鳴を噛み殺しながら、苦しげに呻きを上げるあさ美。
しかし愛は反対の端を持ち、弦をピンと張るとビオラを弾くように弓で擦リ始めた。
「・・ん!くぅっ!!」
ビリビリと伝わってくる刺激に、あさ美が一層苦しげな声を上げる。
「もちろん、このくらいじゃ罰にならないわよね。どう、小川君?」
「えっ・・あ、あの・・も、も、も・・もちろん・・・」
愛に話しかけられた麻琴は、顔を真っ赤にして吃った。吃りながらも麻琴の鼓動の高まりは、ここで止めることを許さなかった。
「やっぱりね。じゃあ、続きは小川君にお願いするわ。ちょっと待って。」
愛はそう言うと、あさ美の手提げカバンをかき回し、携帯を取り出した。
バイブモードになっていることを確認すると、あさ美の蕾を縛り上げている弦に結びつける。
「いっ・・たあぃぃっ!」
あさ美の股間でブラブラと揺れる携帯が、あさ美に新たな苦痛を与えた。
「それじゃ小川君、これを持って。」
麻琴に自分の携帯を渡した愛は、麻琴の手の中でボタンを操作した。
「いいわよ。このボタンを押すと、紺野さんの携帯にかかるわ。さあ押して。」
愛の言葉が理解できたのかどうか、まるで夢遊病者のようにボタンを押す麻琴。と、突然・・・
「あああぁぁぁっっ・・・」
あさ美の悲鳴が上がる。ブルブルと暴れ出した携帯が、ワイヤーを通して信じられない刺激を送り込んだのだ。
その悲鳴に、ハッとしたように電話を切る麻琴・・。
「あら、もう許してあげるの? 小川君、あなた・・紺野さんのこと、好きなんでしょ? それなら、最後まで行かせてあげなくちゃ、却ってかわいそうよ。」
愛の囁きに、意を決したように再び麻琴がボタンを押す。
「ああぁぁっっ!! もう・・ダメ・・・!!」
ここまで責められ続けたあさ美の体は、いともあっさりと落ちてしまった。
「紺野さん、自分だけ満足してちゃ罰にならないわ。」
愛はそう言って脇に立っている麻琴のズボンのチャックを開け、肉棒を取り出した。
「え?高橋さん?!」
麻琴は突然の愛の行動に慌てふためき、慌てていきり立った肉棒を隠した。
「隠さなくてもいいのよ、紺野さんが気持ちよくしてくれるから、ね。」
愛はあさ美のロープを解くと頬を軽く撫で、目の前に差し出されたものを加えるように促した。
既に先端がぬるぬるした肉棒を口に頬張ったあさ美は、丁寧に舌を這わせている。
麻琴の頼り無い風貌には不釣合いな逞しい肉棒を無心に頬張るあさ美は、もはや自分が何をしているかがほとんど理解できていなかった。
右手を目の前の肉棒にそえ、左手は知らぬうちに自らの秘部を慰めていた。
舌の動く音と自らの秘部を掻き回す音だけが控え室に響き、淫靡な雰囲気を醸し出す。
麻琴は恍惚とした表情であさ美の奉仕に没頭している。
「こ、紺野さん・・・もう・・・!!」
麻琴の肉棒から大量の精液が吐き出された。
咄嗟に口を離したあさ美だったがかえってその行動のために数度にわたって吐き出された精液を顔全体に浴びる事になってしまった。
黒くしなやかな前髪や、低いながら形のよい鼻が生臭いパックに包まれる。
「ごめんなさい・・・紺野さん。」
麻琴は自分の精液で汚してしまったあさ美の顔を見て申し訳なく思うと同時に別の感情が湧きあがってくるのを感じていた。
「紺野さん、もう満足したかしら?」
愛はあさ美に尋ねるがあさ美は何も言わない、左手は僅かながらまだ動いていた。
愛は跪くような格好のあさ美の体を抱えると、四つんばいに立て直す。
体から力の抜けたあさ美の体は、ほとんど抵抗を示さない。
「小川君、紺野さんまだ満足してないみたいだから、もっと気持ちよくしてあげて。」
愛の言葉の意味を理解した麻琴は、四つんばいになったまま呆然としているあさ美を、沸きあがる性欲のままに後ろから貫いた。
既に十分な潤滑液を与えられたあさ美の内部は、ほとんど抵抗無く侵入者を受け入れた。
しかしこれだけのサイズの物を受け入れた事は無く、肉壁は痛々しく押し広げられた。
麻琴のぎこちない動きに反応し、あさ美もぎこちなく腰を振る。
「紺野さん、気持ちいい?」
「あぁっっ!気持ちいい、気持ちいいっっっ!!」
声を出すのもはばからずあさ美が快感に震える。
機械のように無機質に腰を動かす麻琴、あさ美は野太い肉棒で内部を掻き回される快感に意識を失いそうだった。
意識を失わないように、必死で僅かに心に残された何かにしがみ付くあさ美。
しかし縛られたままの蕾が擦れ、内部の肉襞を掻き回される感覚は、あさ美の意識を振り落とそうとするかのように、彼女の心と体を責め立てる。
麻琴は先ほど出したばかりだが既に限界が近いようだ。
その動きはますます早まり、あさ美に快感を与えると同時に自らの快感を引き出していく。
「もう・・ダメ!あぁっ・・・あっ!落ちちゃうっっっ!!」
「う・・・あぁっ!」
あさ美がイクとほぼ同時に、大きく背伸びするように麻琴が二度目の射精を行った。
流し込まれた精液はあさ美の愛液と交じり合い、麻琴が肉棒を抜くと同時に糸を引いて床に流れ落ちた。
「これで大丈夫よね。」
部屋の掃除をして綺麗にした三人は、控え室を出てそれぞれの家へ帰っていった。
麻琴は方向が違うので、帰りはいつも通り愛とあさ美の二人である。
「あさ美ちゃん、小川君の・・気持ち良かった?」
あさ美は乱れに乱れた自分を思い出し、真っ赤になって俯いた。
麻琴の事を考えると、自分の鼓動が高まるのがはっきりと感じられる。
あさ美は、自分が麻琴に抱いていた思いに気が付いたようだ。
愛は自分が企んだ事とはいえ、あさ美の麻琴に対する思いに嫉妬の炎が燃え上がるのを感じていた。
(あさ美ちゃんは私の物、今後は絶対に他人には渡さない。)
いつに無く真剣な表情の愛が恐ろしい事を考えているとは、今のあさ美には想像もつかなかった。
発症完了
149 :
:02/05/14 22:51 ID:YYxQmp6t
150 :
:02/05/14 22:52 ID:YYxQmp6t
151 :
:02/05/15 12:26 ID:F6QyFc0t
152 :
名無し募集中。。。:02/05/15 20:04 ID:RMSnsHW0
あーーーーーーーーーーーーーーー
続きは・・・?
154 :
名無し募集中。。。:02/05/17 12:43 ID:5IdaxMLy
age荒らし
155 :
名無し募集中。。。:02/05/18 20:52 ID:mwIY6Ubj
元ネタなに?
156 :
名無し募集中。。。:
sageるためにage