モーヲタの皆さんはコンサートの帰りに飲み会をするのですか?
2 :
:02/04/29 11:44 ID:5WjBEz3j
2?
3 :
:02/04/29 11:46 ID:amEi2+F2
4ぐらいか?
4 :
4か?:02/04/29 11:54 ID:NyDqP3Fo
くだらんことでスレ立てんな。
右足の親指から徐々に壊死して氏ね。
5 :
次の日のすきやき:02/04/29 11:55 ID:I0+2eeVa
( ゚∀゚)<アリエヘン!
6 :
名無し募集中。。。:02/04/29 12:08 ID:maaIWEo2
しませんけど。
ってか、普通に応援してればかなり体力を消耗してる。
そのうえ、飲み会って体を酷使してるだけ。
まぁおれは一人で行く上に酒は嫌いというだけだけど。
ura2ch
8 :
:02/04/29 12:13 ID:5WjBEz3j
おれは一人手酌でライブの余韻に浸りたい派かな。
こうして書いてみるとキモいね、おれ。
9 :
名無し募集中。。。:02/04/29 12:39 ID:maaIWEo2
>>8 なるほど。確かにそういう楽しみ方もあるなぁ…
俺は帰り道〜寝る前まで余韻に浸ってる。
名スレの予感。
11 :
名無し募集中。。。:02/05/04 23:26 ID:8NLTFPyl
いきます
12 :
xxx:02/05/06 13:12 ID:qQb083vu
kame
有名小説の、すげかえ
14 :
げや信奉者:02/05/07 05:46 ID:IkcEoPu3
1章
15 :
げや信奉者:02/05/07 05:47 ID:IkcEoPu3
夕暮れの音楽室に澄んだ音色が鳴り響く。
フェアリーダスト交響楽第一章、前奏曲(プレリュード)・・。
私立城星学園高校の管弦楽部は、少ない人数でひっそりと活動をしていた。
部活動と言う物は一度廃れ始めると、なかなか建て直しが進まない物である。
今日の始業式の時点で管弦楽部は十二名程の在籍者がいるのだが、実際にこの音楽室には五人の部員しか居ない。
しかも全員が女子部員である。
一人の少女を中心に、他の生徒達が周囲を囲むように座っている。
少女の正面には部長を務める高橋愛が座り、手に持ったビオラを奏でている。その動きは艶やかで美しく、同性の部員達が見てもうっとりする程であった。
現に今も何人かの部員達は演奏の手を止め、愛に視線を投げかけている。
「ダメでしょ、ちゃんと練習しないといつまでたっても人も集まらないわよ。」
演奏の手を止めた愛はたしなめるように周囲を見回し、やや棘のある声で言った。
顔にかかる前髪を鬱陶しそうに掻き揚げ、「ふう・・・」と溜息を一つついた。
「それじゃ今日はもう終わりましょうか。自分の楽器を片付けたら、もう一度集まって頂戴。」
管弦楽部は活動停止に近い状態なので、顧問の教師も殆ど顔を出す事が無い。したがって部長である愛が、すべてを仕切るしかないのだ。
16 :
げや信奉者:02/05/07 05:47 ID:IkcEoPu3
中央に座っていた少女が、自分の愛用のフルートを軽く磨き大事そうにケースに仕舞うと、目の前に置かれた楽譜をバッグに仕舞った。
漆のように黒い短く切り揃えられた髪、大きな瞳、男好きのしそうな、いわゆる可愛いタイプの少女は何かに怯えるように肩を落とし、目を合わせないように愛の方を窺っていた。
片付けを終わらせ、再び各々の椅子に座った部員達の前に立つ愛は、少女に向かって指示を出した。
「紺野さん、ちょっとここにきて。自己紹介しないといけないでしょう?」
うなだれていた少女は、自分の名を呼ばれた事でゆっくりと立ち上がり、とぼとぼと愛の前へと歩み出た。
小柄な少女、紺野あさ美は愛とは2つ年下の幼馴染である。家も隣合っているので、小さな頃からいつも一緒に遊んでいた。周囲から見ても仲の良い友達同士である。
二人とも音楽が好きで愛はビオラ、あさ美はフルートとそれぞれ得意な楽器を持っていた。
新入生のあさ美を管弦楽部に誘ったのも愛である。
あさ美は最初その勧めを断ろうと思ったが、断る事が出来なかった。今のあさ美にとって、愛の命令は絶対なのだ。
「紺野あさ美です。よろしくお願いします。」
愛に促されて皆の方を向いたあさ美が、消え入りそうな声で自己紹介をする。そんなあさ美を、他の部員達が好奇の目で眺めている。彼女達はこれから何が起こるかを知っているのだ。
「じゃあ紺野さん、服を脱いで頂戴。」
「・・!!・・」
17 :
げや信奉者:02/05/07 05:48 ID:IkcEoPu3
信じられない愛の言葉にあさ美は息を飲んだ。
ハッとしたように顔を上げ愛を見つめた・・・が、愛は微かな笑みを浮かべたまま、じっとあさ美を見返している。
しばらくの重苦しい沈黙の後、あさ美は躊躇いながらスカートのホックに手を伸ばした。その時あさ美の脳裏には、つい先日の入学式の思い出が駆け巡っていた。
ずっと仲の良かった愛と同じ高校に入りたい、その一心であさ美は一生懸命に勉強をした。
愛もあさ美の家に通い詰めて勉強を教えてくれた。
偏差値で考えれば絶望的な願書を提出し、昼も夜も勉強に明け暮れ、念願の城星学園に合格する事が出来たのである。
合格発表のあった日、愛があさ美の家を訪れた。
愛はまるで自分の事のようにあさ美の合格を喜んでくれた。
二人だけでささやかなパーティが開かれ、コンビニで買ってきたジュースとケーキ、ファーストフード店で買ってきたフライドチキンを部屋中に広げて大騒ぎした。
夜も更けた頃、愛は缶ビールを何本か買ってきた。背伸びして味わうビールの苦い味に顔をしかめながらも、あさ美は大人ぶって買ってきた缶をすべて空にした。
程なくして、アルコールで気分の良くなったあさ美はかなり羽目を外した気がする。しかし気がするだけで、具体的に何も覚えてはいなかった。
朝、目が覚めると、あさ美は自分の衣服が乱れている事に気が付き、恥ずかしい思いで頭がいっぱいになった。
愛はそんなあさ美に優しく笑いかけながら帰っていった。
その日、あさ美は二日酔いで頭が痛く何もする気が起こらなかった。
弟と妹、三人暮らしの奈美はいつも家事をすべて担当しているが、この日ばかりは一日寝込んでしまった。
二人の弟妹も、この日ばかりは何も言わずに家事をこなしてくれたのが、あさ美には嬉しかった。
布団の中で丸くなりながら、心の中で二人に感謝の言葉を述べていた。
18 :
げや信奉者:02/05/07 06:05 ID:IkcEoPu3
入学式の日の夜、再び愛があさ美の家を訪れた。
愛はあさ美の部屋で、かわいらしい動物のイラストがプリントされた小さなアルバムを取り出した。
笑いながらアルバムを開いたあさ美の顔から、一気に血の気が引いていった。
中に収められていたのは紛れも無くあさ美の写真だった。それもあられも無い姿の。
アルコールに頬を染めたあさ美の一糸纏わぬ姿。頬と同じように桃色に染まった小柄な乳房、ようやく生え揃い始めた秘密の茂み。あさ美自身の指で薄いサーモンピンクの花弁を大きく広げ、中の肉襞が確認できるような物さえあった。
「何?これ・・・」
今の状況が信じられないあさ美は、慌てふためき愛に尋ねた。
あさ美の問いに対して愛は「これからも仲良くしましょうね。」とだけ言って微笑んだ。
新品のスカート、ブレザーを脱ぎ、真っ白なブラウスのボタンを一つづつ外していく。
靴下と下着だけになったあさ美は愛に視線を送るが、愛はそれに対してなんの反応も示さない。
「愛ちゃ・・高橋さん、もう許して・・下さい・・・」
愛は腕を組んであさ美を見据えている。優しげな笑みを湛えた表情であさ美の願いにも答える事無く、ただ夕日に写った少女の、下着だけの白い裸体を見つめていた。
あさ美の前に座る3人の部員も、黙ったまま食い入るような視線を浴びせていた。
19 :
げや信奉者:02/05/07 06:07 ID:IkcEoPu3
許しを得られない事を理解したあさ美は、震える手で背中のホックを外す。肩紐から腕を引き抜き、外した白いブラを足元に置いた制服の上に乗せる。
白い頬から細く伸びた足までが夕日に赤く染まり、スレンダーなあさ美のシルエットを白塗りの壁に浮き上がらせる。
あさ美は前を隠したい気持ちを辛うじて押さえ付け、腕を身体の横にぴったりと貼り付けたまま、誰とも目を合わせないように俯いている。
羞恥心から小刻みに身体が震え、さらに身体の振動に併せて控え目な乳房もぷるぷると揺れている。まるであさ美の震える心を表すように。
だがまだ愛の許しは得られない。しばらく直立したままで愛が許してくれるのを期待していたあさ美だったが、観念したように最後の下着に手を伸ばした。
パンティに手をそえて前かがみになったが、なかなか引き降ろす事が出来ない。
「あさ美ちゃん、早くしないと暗くなっちゃうわよ。」
今日初めていつもの呼び名で呼ばれたあさ美は、思い切ってパンティを引き降ろした。
かわるがわる両足を抜き取り、脱いだパンティをブラの上に置く。
「ねえ・・・愛ちゃん・・・もうやめてよぉ・・・」
“気を付け”の姿勢で立たされるあさ美。
両手は無意識のうちに、秘部を隠すには不十分な薄い茂みを庇うように、前に持ってきていた。
「あさ美ちゃん、気を付けはそうじゃないでしょ。」
愛はあさ美の腕を掴み、腰の横にぴったりとつけさせた。
髪と同様に黒く柔らかそうな、薄い茂みが窓から差し込む夕日に映えて赤く染まる。
20 :
げや信奉者:02/05/07 06:07 ID:IkcEoPu3
部員達が一層の好奇心を露わに、あさ美を見つめている。誰かが息を呑む音が、小さく感じられた。
同性ばかりとは言え、数人に囲まれて裸体を観賞される恥辱は耐え難い物がある。
あさ美の薄く閉じられた瞳に、うっすらと涙が浮かんできた。
「じゃあ、あさ美ちゃん。今度はこの椅子に座って。」
「いや・・・もう許して。愛ちゃん、こんな事やめようよ・・・」
あさ美は潤んだ瞳で愛に訴えるが、愛は黙って首を横に振った。
仕方なく言われるままに生徒達の中心、愛の隣に置かれた椅子に座った。
足を力いっぱいに閉じてその付け根が生徒たちに見えないようにする。そんな事をしても無駄だとわかっているのに。
「もっと足広げないと見えないでしょ。ほら、ここに足を合わせて。」
しゃがみこんだ愛は、あさ美の細いふくらはぎを掴んで椅子の足に合わせた。
予想していた通りの愛の言葉に、あさ美はあらためて自分の無力を思い知らされた。
逆らう事の出来ないあさ美のふくらはぎをしばらく撫でていた愛は、自分のバッグの中から赤色のロープを取り出すと、あさ美の両ふくらはぎをそれぞれの椅子の足に縛りつけた。
さらに両腕も、背もたれの後ろに回した状態で縛り上げてしまった。
21 :
げや信奉者:02/05/07 06:08 ID:IkcEoPu3
足を開いた状態で拘束されたあさ美の前に、他の部員達が集まってくる。
彼女達の視線の指す場所は、言うまでもなくあさ美の無垢な割れ目だ。
少女達の粘りつくような視線を感じ、あさ美の羞恥心はますます高まっていく。
「いや・・・見ないで・・・お願い・・・」
その時、いつの間にかあさ美の背後に回っていた愛が背後から両手を回し、控え目な胸の膨らみを揉みしだいた。
「きゃ、はうっっっ!」
突然の愛の行為に、ズキンとした感覚があさ美の全身を駆け抜けた。
構わず愛はあさ美の胸の蕾を指で挟むと、コリコリと刺激する。
胸から全身に行き渡る快楽の信号は、まだ開花しきらないあさ美の中の女を目覚めさせ始めていく。
愛が指に力を込めるたびに、あさ美の身体にはズキズキと痛痒い感覚が生まれていく。
それが何なのか理解できないあさ美は、ますます不安に顔を曇らせる。
「愛ちゃん・・止めて、こんなの変だよぉ・・・愛ちゃん、おかしいよ。」
「止めて欲しい? 嘘でしょ。ここ、こんなに硬くなってるのに。」
愛は今までよりも強く、あさ美の胸の蕾を指で押しつぶした。硬く尖ったそこを刺激するたびに、あさ美の口から甘い溜息が漏れてくるのがわかる。
22 :
げや信奉者:02/05/07 06:16 ID:IkcEoPu3
やがて愛の右手は少女の薄い茂みへと伸びていった。
胸から絶え間なく送られた快楽の信号を受け、そこはすでに薄っすらと湿り気を帯びていた。
もともと愛液の多い体質なのだろう。既にあさ美の座っている椅子は、粘りの少ない蜜で水溜りのようになっていた。
愛の手があさ美の割れ目に触れた途端、あさ美は狂ったように暴れ出した。
「いや! そこはダメぇ! もう・・・イヤなのぉ!」
暴れてみても、完全に椅子に拘束された身体はどうする事も出来ない。ただ椅子がガタガタと動くだけだ。
そんなあさ美にはお構いなしに、愛の指があさ美の中に侵入を始めた。
すでにたっぷりと愛液で満たされたそこは、容易に愛の指を受け入れる。
「あさ美ちゃん、処女なのにこんなに濡らしてるなんて。恥ずかしいコね。」
愛はあさ美を言葉で嬲りながらあるポイントを探していた。だがオナニーの経験すらないあさ美は、愛が何をしているのかわからなかった。
「ほら、こんなに濡れてるわ、あさ美ちゃん、見える?」
愛は愛液が糸を引く自分の右手をあさ美の目の前に掲げ、指を動かして見せた。
半透明の液体が糸を引き、その一部があさ美の小さな胸の膨らみを濡らす。
愛はあさ美のぽかんと開いた口に、濡れた指を押し込んだ。
23 :
げや信奉者:02/05/07 06:19 ID:IkcEoPu3
「んん・・・」
僅かな淫臭があさ美の口に広がり、同時にとてつもない恥ずかしさが込み上げてきた。
自分の愛液を舐めるなんて・・考えてもみなかった事態に、あさ美は羞恥心で頭が真っ白になった。
愛の指が再びあさ美の雌蕊に入り込み、探検を再開した。
「あさ美ちゃん、気持ちいいんでしょう? 私の指に、あさ美ちゃんのびらびらが絡み付いてくるわよ。おまけにもっと中に入ってきて欲しいって・・急かしてるみたい・・・」
愛は指に絡み付く肉襞の感触を楽しんでいるうちに、遂に目的の場所を発見した。
僅かに爪を立て、コリコリとしたそこを重点的に責め始める。
「んあぁっっっっっ!!」
愛の指があさ美の最も敏感な部分に到達した時、遂にあさ美はずっと我慢していた嬌声を発してしまった。
甘い、悩ましげな声が夕闇の音楽室に響き渡る。
愛はあさ美のその部分・・Gスポットを削り出すように爪で引っかいたり、時に指を肉壁に沿って往復させたりを繰り返している。
「はぁん・・・やだ・・・こんな・・・はぁっっっっっ!!」
あさ美はまだ抵抗を続けていたが、もう勝負はついたも同然だった。
あさ美自身、もうこのまま快楽に溺れてしまいたいと思い始めていた。だが僅かに残った理性は必死でそれを否定した。
愛はねっとりとしたあさ美の雌蕊の中で、集中的に一点を責めている。もちろんそこはあさ美がもっとも“感じてしまう”ポイントだ。
24 :
げや信奉者:02/05/07 06:20 ID:IkcEoPu3
「はぁ、あ・・・あぁん・・・・はぁっっっ!」
もうあさ美の口から拒絶の言葉は出てこない。恍惚とした表情を浮かべ、愛の指の動きに没頭し、さらなる責めを期待していた。
愛はあさ美の身体にぴったりと貼り付き、少女の頬にそっと口付けをした。
その感触が、ここまでのどんな責めよりもあさ美の心を狂わせたようだ。
「ずっと・・・好きだったのよ。あさ美ちゃん。」
「ん・・あ、私も・・・あぁっっっっっ!!」
激しい愛の指の動きに言葉を遮られる。しかしそんな事はどうでも良かった。
愛とこうしていられるのが幸せだと、今はっきりと認めることが出来た。
二人の視界に、もはや周囲の生徒達は写っていない。あるのは二人の間に繋がる確かな愛情だけだ。
「あさ美ちゃん、イキたい?」
「え?」
あさ美には、愛の言葉の意味が理解できなかった。今では珍しいほどの清純さを持ったあさ美に“イク”という表現は伝わらなかったようだ。
愛は何も言わず、あさ美を責める指の動きを早めた。
ちゅぽちゅぽと音がする程の激しい責めに、あさ美の大量の愛液が飛び散って水溜りを広げている。
「あ、あぁっっっ!何? 何? おかしくなっちゃう・・・」
愛はあさ美の耳たぶを優しく噛み、さらに指に力を込める。
25 :
げや信奉者:02/05/07 06:22 ID:IkcEoPu3
「や・・・愛ちゃん・・・助けてよぉ!!」
ふいにあさ美の身体が大きく波打ち、拘束しているロープの許す限りのけ反った。
自分の身体に何が起こったのか理解できないまま、あさ美は人生で最初の絶頂を味わった。
愛はあさ美のロープを解くと、まだ快楽の余韻にぴくぴくと震え続ける少女の花弁を、ティッシュで優しく拭っている。
それでも体力を消耗したあさ美は、ぐったりと椅子にもたれ掛かったまま動こうとしない。
他の生徒達はすでに帰っていった後だ。
いつの間にか窓の外は既に夕闇が支配しており、電気をつけないと殆ど何も見えない状態になっていた。
愛はつと立ち上がると、入口付近のスイッチを入れ電気をつけた。
ようやくあさ美は上がったものの、立っているのがやっとのようだ。
ふらふらと危なっかしい足取りで衣服を身に着けている。見ていられなくなった愛はあさ美に走りより、彼女の身支度を手伝った。
「愛ちゃん・・・やっぱり変じゃないのかなぁ?」
あさ美は先ほどの事を思い出し、白い頬を真っ赤に染めている。他の生徒に裸を見られたことよりも、愛の前で悶え狂った事が恥ずかしかった。
愛はあさ美の問いには答えずに少女の方に向き直った。
26 :
げや信奉者:02/05/07 06:28 ID:IkcEoPu3
「私は残酷よ、あさ美ちゃんは付いてこられるかしら?」
あさ美は一瞬だけ考えた後、黙って首を縦に振った。
「じゃあ、帰りましょう、もう暗くなっちゃったわ。」
その日、二人はいつものように他愛の無い話をしながら一緒に帰っていった。
(私は残酷よ・・・)
あさ美の頭には愛の言葉がずっと巡っていた。
(どういう意味なんだろ?)
三人分の食事の支度をしながらあさ美はずっと考えていた。
これから少女は“愛”という名の絶え間ない恥辱を受ける事になる。
そんな事を知らない少女は愛の事を考え、頬を赤く染めた。
明日は何があるのか、そんな事に想いを馳せながら・・・
少女の心に封印された被虐嗜好は着実に目覚めつつあった
27 :
げや信奉者:02/05/07 06:30 ID:IkcEoPu3
1章終了。2章はいずれ
28 :
げや信奉者:02/05/07 06:38 ID:IkcEoPu3
2章。ついでに
29 :
げや信奉者:02/05/07 06:40 ID:IkcEoPu3
あさ美の高校生活二日目の朝が、何事も無く訪れた。
なんだか今日は、目覚めがすっきりとして気分がいい。
こういう日は何か良い事がありそうだと、自然と期待してしまうものだ。
二階の自分の部屋でベッドから這い出し、窓を開け雨戸を開け放つと、気持ちのいい朝日が部屋に差し込んでくる。
パジャマのまま一階の台所へ降り、三人分の朝食、それと自分の弁当の支度を始める。
自分の生みの母、父、新しい母、すべてを事故で失ってしまった彼女は、血の繋がらない弟妹の面倒を良く見ていた。
元来面倒見のいい性格な事もあるのだが、この三人の姉弟妹に関して言えば本当の兄弟以上に仲良く、異母兄弟にありがちな悲壮感など微塵も感じさせない。
やがて二人の弟妹も台所に集まり出した。
あさ美はテーブルに三枚乗せられたお皿にトーストとレタス、目玉焼き、それと小さなウインナーを不公平が無いように気を付けながら盛り付ける。
「お姉ちゃん、何か手伝おうか?」
妹の恵美があさ美の脇に立ち手伝いを申し出てくれたので、あさ美は傍らのウインナーを三本ほど取り出して恵美の前に置いた。
「じゃあ、これに切れ目入れて焼いておいて。やり方はわかるよね。」
恵美は真剣な眼差しでまな板と向かい合い、馴れぬ手つきで料理を始めた。
まだ小学校6年だが、料理を覚えるのに早すぎるという年齢では無い。元々子供の頃から料理が得意だったあさ美は、最近になって恵美にも努めて料理を教えることにしているのだ。
あさ美の二つ年下、弟の和樹は眠たそうな目を擦りながら、自分の席に座ったままボーっとしている。
彼の朝はいつもこんな感じだ。どうせ昨夜もまた深夜番組を見ていたのだろう。
「ほら、和樹、もっとシャンとしないと。」
30 :
げや信奉者:02/05/07 06:44 ID:IkcEoPu3
あさ美は和樹の寝癖頭を乱暴に撫で付けながら、最後の目玉焼きを持ってきた。
一度自分の席に座ったあさ美は、フライパンの上のウインナーとにらめっこしている恵美に声を掛けた。
「恵美、後は私がやるから先にご飯食べな。」
恵美は自分の席についた。三人そろった所で手を合わせ、「頂きま〜す」とやるのはこの家の日課だった。
恵美と入れ替わりにフライパンの前に立ったあさ美。恵美が苦心して切ってくれたタコさんウインナーに塩コショウをふり、焼きあがったウインナーを用意してあった弁当箱に詰める。
女の子らしいパステルカラーの控え目なサイズの弁当箱にはすでにレタスと卵焼き、胡麻塩のふられたごはんが詰められ、冷めやすいように蓋を開けていた。
「そろそろ出かけないと、二日目から遅刻する訳にいかないでしょ。」
あさ美は相変わらずモタモタしている和樹を急かしている。恵美はすでに朝食を平らげ、着替えのために自分の部屋に戻っていった後だ。
ようやく和樹に朝食を食べさせてから、あさ美も大急ぎで自分の朝食を口に押し込む。毎朝の事なので手馴れたものだ。
あさ美は高校生になって、二人よりも始業時間が30分遅いのでまだ助かっている。
あさ美が中学生の頃は朝の台所は、まさに戦争のようだったのだ。
二人を無事に家から追い出すことに成功すると、自分の部屋に入って着替えをしなければならない。
パジャマのボタンに手がかかったところで窓のカーテンが開けっ放しだった事に気付き、慌ててカーテンを閉めようと窓際に向かう。
ちょうど隣の家の窓辺に愛の姿が見えた。愛もこちらに気付いたようで、あさ美の顔を見てにっこりと笑った。
あさ美も小さく貞絵に手を振って、カーテンを閉めると着替えを始めた。
31 :
げや信奉者:02/05/07 06:47 ID:IkcEoPu3
机の上の鏡に向かって短めの髪をとき、ブレザーの襟を正すと急いで台所への階段を駆け下りた。
あまり洒落っ気と縁の無いあさ美は、学校に行くときには殆ど化粧をすることが無い。
この間も愛にその事を指摘され多少の必要性は感じたものの、この朝の忙しさを考えるととてもそんな気にはならなかった。
すでに冷ましの完了した弁当箱の蓋を閉め、同じスカイブルーの巾着袋に押し込むとそれをカバンの中に詰め込んだ。
勢い良く玄関のドアを開けると愛がビックリしたような顔で立っていた。どうやらちょうど呼び鈴に手を伸ばしていた所らしい。
「ごめん、遅くなっちゃった。」
「別に遅くないよ、私が早すぎただけだから。」
あさ美は慌てて玄関の鍵を掛け、昨日のように二人並んで学校へと歩き出した。
昨日は始業式と部活だけだったから学校も楽しいと感じたが、やはり授業は退屈である。
まして背伸びしてレベルの高い学校に入ったあさ美には、教師の言っている事を理解するにも一苦労だ。
午前中の授業はあっという間に終わってしまった。果たして何を勉強したのか、それすらろくに思い出せない。
「はァ、やっぱりここの授業はむずかしいなァ。」
クラスメートと弁当を食べながら、思わず溜息が漏れてしまった。
「あさ美ちゃんって高橋先輩と幼馴染ってホントなの?」
隣に座る少女が、好奇心に満ちた目であさ美に質問してきた。
高橋愛は女子生徒の間でかなりの有名人だ。いわゆる“憧れの人”である。
その愛とあさ美が幼馴染だと言う情報を、この少女はどこからか仕入れてきたのだろう。
圧倒的に女子の数が多い城星では、まるで一昔前の学園ドラマのような女同士の憧れというものが、歴然と存在している。
32 :
げや信奉者:02/05/07 06:49 ID:IkcEoPu3
「え、うん。そうだよ。昔からね。」
あさ美は突然愛の名を出されて少し面食らったようだ。おまけに昨日の音楽室での出来事が脳裏をよぎり、恥ずかしそうに頬を赤く染めた。
「あさ美ちゃん、何赤くなってんの? ひょっとして高橋先輩とあさ美ちゃんって・・レズ?」
思いがけない、しかし的確な少女の言葉にあさ美はますます顔を赤くした。
もっともその少女にとっては他愛の無い冗談のつもりだったのだろうが。
「そ、そんなワケ無いじゃない! 変なこと言わないでよ!!」
「そうだよねぇ、そんなワケないか。」
午後の授業も退屈なものだった。
将来社会に出てからも、役に立つかどうか定かでない物を学ぶというのは、精神的にも辛い物がある。
午前中は真剣に授業を受けていた奈美も、午後からは違っていた。
「はァ・・・」
集中できない意識をなんとか授業に向けようとするが、溜息ばかりが漏れてしまう。
33 :
げや信奉者:02/05/07 06:53 ID:IkcEoPu3
(高橋先輩とあさ美ちゃんって・・レズ?)
昼食の合間の他愛の無い話から、あさ美の頭の中は愛の事でいっぱいになっていた。昨日の音楽室での出来事は、強烈な印象としてあさ美の心に刻み込まれている。
(今日も・・・あんな事するのかな?)
(ずっと・・・好きだったのよ。あさ美ちゃん)
あさ美は不安だった。
ただの女友達だと思っていた愛の突然の言葉、それにあの行為。
自分が自分でなくなってしまいそうな“落ちる”感覚。
そんな事を思い出すうちに、あさ美は下半身に熱いものが込み上げてくるのを感じた。
周囲を窺いながらそっと自分の下着に手を伸ばすと、愛液にしっとりと濡れているのが感じ取れた。
こんな事になってしまった以上、ウブなあさ美にも自分の身体に何が起こっているのか、理解する事ができる。
左腕の上に頭を乗せ、突っ伏したまま自分の濡れた茂みを探っていると、だんだんと昨日の“落ちる”感覚が蘇ってくる。
「紺野さん、どうしたの?」
ちょうどあさ美の母親ぐらいの妙齢な教師が、彼女の異変に気付き声を掛けてくれた。
「え・・・あ、あの・・ちょっと、気分が・・・」
あさ美は努めて冷静に話をしようとするが、高まった胸の鼓動に声が上ずってしまっているのを自分でも感じていた。
34 :
げや信奉者:02/05/07 06:56 ID:IkcEoPu3
「保健室行った方がいいかしらね。誰か付いていってあげて欲しいんだけど。」
「いえ、大丈夫です、一人で行けますから・・・」
あさ美は愛液に濡れた右手をハンカチで隠しながら教室を出た。おぼつかない足取りで教室を出たあさ美は、保健室ではなくすぐそこのトイレに入って行った。
一番奥の個室に入り、濡れた下着を下ろす。既にあさ美の茂みは、下着との間にねっとりと糸を引いていた。
洋式便器の蓋を閉めたまま腰掛け、僅かに足を広げると再び濡れた茂みに手を這わせた。
(私、学校でなにやってるんだろ)
そんな疑問が頭を掠める。しかし一度高まってしまった心を押さえ込むことは出来ない。覚めた頭とは対照的にあさ美の指は自らの秘部を弄り、昨日の愛の愛撫を再現するかのように動いていた。
そのうちにあさ美の意識は現実から抜け出し、昨日の愛の行為を再生する夢の中へと入り込んでしまう。
ブラウスのボタンを外し、はだけた胸元から手を差し入れ胸の柔肉を撫でるように触ってみる。
その手はやがてブラの中へと潜り込み、じかに乳房を揉みしだく動きへと変わっていった。
人差し指にコリコリとした感覚を見つけ、そこを指で摘んでみる。昨日愛にされたのと同じように、やや指先に力を込めて硬くなった突起を潰してみた。
「ん、はァん・・・」
昨日と同じようなズキズキするむず痒さに、思わず声が出てしまう。
あさ美は自分の雌蕊に指を這わせ、愛に受けた責めを一つ一つ思い出しながら内部を探っていった。
生まれて初めて探る女性の膣内の感触、あさ美自身の肉襞が指に絡みつき、軽い締め付けを加えてくる。
35 :
げや信奉者:02/05/07 06:58 ID:IkcEoPu3
(こんな・・・これが私の・・・)
生温かく生物的な膣内の感触に酔いしれるように、ただひたすらに自らの秘部を弄った。
「ん・・・愛ちゃん・・・」
自分の手でありながら、それを愛の手であると思い込むことで、彼女を身近に感じようとする。
昨日愛に責められたポイントを探しながら、自分の中を探検しているとだんだんと自分の弱い場所がわかってくる。
「はァうっっっっっ!」
あさ美の指が探り当てたポイント、昨日愛に責められて一番気持ちのよかった部分を自ら責めることで、快感を引き出していく。
夢のようなはっきりとしない意識の中で、あさ美は愛に責められる自分を想像していた。
あさ美は無意識のうちに、胸にあった手を下へと向かわせていく。
片手で内部を探りながら、反対の手で雌蕊の周辺を撫でるように探る。
オナニーなどした事も無いあさ美にとって、何をどうすれば良いのかなどわかるはずも無い。
しかし少女は快楽を得ようという本能からか、自らの敏感な部分を知っていた。
そしてあさ美の指は、そのポイントを探り当てていた。
厚い皮に覆われた小さな蕾を探り出し、そっと剥き上げてみる。
最高級のピンクパールのような色をした蕾をじかに触ると、再びズキンとした“あの”感覚が蘇った。それは背筋を通って脳髄を突き上げるように、あさ美の小さな身体を強く揺さぶった。
36 :
げや信奉者:02/05/07 07:00 ID:IkcEoPu3
(なんだろ・・・ココ、すごく気持ちイイ・・・)
あさ美は左の中指を内部に差し入れたまま、右手の指で蕾を弄っていた。
さらに勢いを増し、背筋を通り抜ける快楽に小さな身体が耐え切れず、自ずと姿勢が前かがみになってしまう。
口から流れ落ちた涎がトイレの床を汚しているが、そんな事は何も気にならない。
腰掛けたまま首筋を摘まれた子猫のように背中を丸め、両手で雌蕊を弄りまわすあさ美。
覚えたばかりのクリトリス責めを繰り返しているうちに、昨日の感覚が蘇ってきた。
「あっ・・・やだ、落ちちゃうよォ・・・あはァん・・・あっ、愛ちゃ・・ん」
想像の中で、あさ美の身体を弄んでいる愛に対して、少女は上ずった声で呼びかけた。
「愛ちゃん・・・私ィ!落ちちゃうぅっっっっっ!」
あさ美は夢の中で、愛に弄ばれながら登りつめてしまった。
「ハア・・・ハア、ハア・・・」
荒い呼吸を建て直しながら、意識を夢の中から現実へと引き戻す。
(私・・・こんな事して・・・おかしいのかな・・・)
37 :
げや信奉者:02/05/07 07:02 ID:IkcEoPu3
まだ冷め遣らない頭で、あさ美は自分の事を色々と考えていた。
一体どうなってしまったのか。家でさえもオナニーなどした事が無かったのに、よりによって学校の授業中にこんな事をしているとは。
昨日までのあさ美からは考えもよらない事だった。
(愛ちゃん・・・私、どうすればいいの・・・このままじゃ・・・)
あさ美は自分が愛のことを何でも知っていると思っていた。幼い頃からの親友同士、どんな事も包み隠さず付き合ってきた。
だからあさ美は愛の事をなんでも知っているし、愛もあさ美の事ならなんでも知っているだろうと思っていた。
しかし昨日、あれからあさ美には愛のことがよくわからなくなっていた。
嫌いになったりしたわけではない。それどころか今までよりも愛と一緒に居る事を楽しいと思えるようになっていた。だが・・・愛が自分をどう思っているのか。それがわからないあさ美はひどく不安だったのだ。
(愛ちゃんはただの女友達だと思ってたのに・・・)
あさ美が座ったままボーっとしていると、授業終了のチャイムが鳴り響いた。
「あ、終わったんだ・・・」
ポツリと呟いたあさ美は、慌てて便座を汚してしまった愛液をティッシュで拭い取る。
そのままそそくさと乱れた服装を正すとトイレから出て行った。
出口の所でちょうど教室から出てきた教師と鉢合わせになり、軽く頭を下げる。
38 :
げや信奉者:02/05/07 07:04 ID:IkcEoPu3
「紺野さん、もう良くなったの?」
「はい、もう大丈夫です。」
「今日はもうおしまいだから早く帰りなさいね。」
優しそうな女教師はあさ美を気遣いながら階段を下りていった。
(でも・・・愛ちゃんが待ってるから部活に行かないと・・・)
あさ美が教室に戻ると、数人の生徒が残っているだけだった。
自分のカバンを持って急いで教室を出ると、あさ美は音楽室に向かった。
(今日も・・・何かするのかな)
不安と一抹の期待を抱えたあさ美は、そっと音楽室のドアを開けた。
39 :
げや信奉者:02/05/07 07:08 ID:IkcEoPu3
2章終了。おやすみなさい
ていうかこの話未完なんだが、貼ってしまっていいんだろうか(w
40 :
げや信奉者:02/05/07 18:31 ID:OuDhbbm2
3章
41 :
げや信奉者:02/05/07 18:32 ID:OuDhbbm2
音楽室に居たのは昨日と同じメンバーだけだった。
あさ美の同級生は一人も居ない。皆二年生ばかりだ。
少ない人数のため、あさ美も既に全員の名前と顔を覚えている。簡単に挨拶を交わしながらあさ美が自分の椅子に座ると、昨日と同じようにビオラを持った愛が中心に立った。
あさ美は自分の椅子に座ると、だんだんと恥ずかしくなってきた。
昨日、ここにいる全員の前で裸身を晒した上に、愛の手で悶え狂わされた記憶が蘇ってきたのである。
「紺野さん以外は皆出来るようになってるわよね、五月には発表会だから・・」
あさ美はうわの空で愛の方を見つめている。しかし、ぼぉっとしているあさ美の耳には、愛の声が届かない。まるで金魚のように、パクパクと口を動かしているようにしか見えなかった。
「じゃあ、紺野さんやってみて。」
突然名前を呼ばれて、あさ美はハッと我に返った。慌てて立ち上がった拍子に、椅子が後ろに倒れてしまい派手な音を立てる。
椅子を立て直して愛の傍に行くと、彼女の持っていたビオラを渡された。
「弾いてみて。」
あさ美は愛のやっているのを真似してみるが、そう簡単に綺麗な音の出せる楽器ではない。
野良猫が叩かれて悲鳴を上げるような、不快な音が室内に響き渡るのみだ。
「ダメダメ、そんな乱暴にしたっていい音は出ないのよ。もっと優しく扱ってあげないと。」
42 :
げや信奉者:02/05/07 18:35 ID:OuDhbbm2
愛の手によって奏でられたビオラは、まるで別物のように柔らかく神秘的な音を奏でる。
「弦楽器はねぇ、弦の扱い方が大切なのよ。優しくしてあげないと、絶対にいい音は出ないの。」
踊るように軽やかな動きから発せられる優雅な音に、周囲の生徒達は完全に心を奪われていた。皆呆然と愛の動きを見つめている。
「わかったかしら?こうやって優しく扱ってあげれば、楽器はいい音を奏でてくれるのよ。」
あさ美は愛の手元を見ながら、なんとか真似出来ないものかと考えていた。
「じゃあ、もう一回やらせて下さい。」
自分では愛の技を盗んだつもりでいたが、やはりいい音は出なかった。もっともそれが当然だ。そう簡単にいい音が出せるのなら、あさ美は天才である。
「紺野さん、あなたが出来るようになれば全員揃うんだから、頑張ってね。それじゃあ、今日はこれで終わりましょう。」
あさ美は内心ドキドキしていた。緊張と恐怖、それと自分でも気付かないほんの少しの期待。
しかし今日は何事も起こらず、全員が部屋を出た。
愛は音楽室の鍵を返すために職員室へ入っていった。
あさ美は職員室の前で愛が戻ってくるのを待っている。まだ胸の高まりはおさまらない。
(今日は何もないんだ・・・)
43 :
げや信奉者:02/05/07 18:36 ID:OuDhbbm2
僅かに期待していた自分に気付き、顔を真っ赤にしたあさ美の前に愛が戻って来た。
「あさ美ちゃん、何を赤くなってるの?」
「え? ん〜ん! なんでもないの。早く帰ろ。」
夕暮れの帰り道は、もう暗くなっている。
「あさ美ちゃん、明日は出来るようになれると思う?」
愛があさ美の方を見ながら尋ねる。
「ん〜、ちょっと自信ないなァ。愛ちゃん、なんであんな綺麗な音が出せるの?」
あさ美は真剣に悩んでいた。自分もなんとしても、あの愛と同じ音色を奏でたいと強く願っていた。
「優しくしてあげればいいの、女の子の体と一緒よ。なんならまた教えてあげましょうか。」
愛の言葉に、あさ美は再び顔を真っ赤に染めた。あまりの恥ずかしさに俯いてしまう。
「冗談よ、あさ美ちゃんって本当に可愛いんだから。でも・・明日いい音が出なかったら特訓だからね。」
あさ美をからかうように笑っていた愛は、ふと真面目な顔に戻った。
44 :
げや信奉者:02/05/07 18:38 ID:OuDhbbm2
「あさ美ちゃん、ホントにゴメンね。」
「え?何が?」
愛の言っている意味がわからず、きょとんとして愛に聞き返すあさ美。
「あさ美ちゃんの高校で最初の発表会だもん、本当なら得意なフルート、やって貰いたかったんだけど・・・」
「う〜ん、しょうがないよ。他にビオラの2パートやる人いないんだから。私もいい勉強になるし。愛ちゃんの教え方が上手いから、なんとか弾けるようになれそうだしね。」
「ありがと、この恩は忘れないわ。」
愛は大げさにあさ美の両手を握って、泣きまねをしてみせた。
ちょうど愛の家の前に到着し、愛はいつものようににっこり笑いながら玄関へ消えていった。
「ふう、特訓かァ。私もなんとか上手くなりたいな。」
あさ美は溜息をつきながら、隣に建つ自分の家に入っていった。
次の日、退屈な授業がようやく終わり、音楽室に集合したメンバーはやはり同じ顔ぶれだった。
「そう簡単に部員を増やそうなんて・・甘いわね、やっぱり・・・」
愛はなかなか部員が増えない事に、かなり心を痛めているようだ。部長としての義務感から、なんとか部を盛り立てようと必死なのだ。
45 :
げや信奉者:02/05/07 18:41 ID:OuDhbbm2
「とりあえず昨日の続きからいきましょうか。紺野さん、やってみて。」
愛は椅子に座っているあさ美にビオラを手渡し、中央に立つように促した。
全員の視線と聴覚があさ美に集中している。全身をグイグイと締め付けられるような感覚に、緊張したあさ美の体が硬直する。
そんな状態でいい音が出るはずも無い。昨日と同様、いや、昨日よりもさらに不快な音が広い音楽室に響き渡る。
「もう、紺野さん、身体がガチガチじゃないの。」
言われる通りあさ美の身体は、緊張のあまりぎこちない動きをしていた。まるでオイルの切れたからくり人形のようだ。
「ちょっと緊張をほぐした方がいいわ、えぇと・・・そこの柱に立ってみて。」
ちょうど音楽室の中央付近に何本か立っている柱の一つを指差して、愛はあさ美についてくるように言った。
「この柱に背中をくっつけて、手は後ろに回して指を組んで。」
あさ美はいわれるまま、身長を測る時のように背中を柱にぴったりとつけ、腕を柱の裏に回す。愛はあさ美の後ろに回り、あさ美の小さな手を取ると両手を組ませた。
「高橋さん、これ・・・痛!」
まだ愛の真意が読めないあさ美は、突然手首を襲った痛みに顔をしかめた。
あさ美の後ろに回された手を、いつの間にか取り出した赤いロープで、愛が縛りあげたのだ。ちょうど後ろ手で柱を抱えるような状態で、あさ美は動くことができなくされてしまった。
46 :
げや信奉者:02/05/07 18:45 ID:OuDhbbm2
「えっ!?・・な、なに?」
あさ美が声をあげるのに構わず、愛が足元にしゃがむと細い足首にロープを巻き付けている。そのまま両足を柱の裏に回し、両の足首のロープを固く結びつける。あさ美は柱に括りつけられたような形に、拘束されてしまった。
足首が柱の後ろに固定されたため、あさ美は太腿で柱を挟みつけるようにして立たされている。というよりあさ美の太ももを、ゴツゴツした柱が割開いている。
スカートの布越しとは言え、その苦痛はかなり大きい。それがあさ美を、正気に戻らせる。
「やだ、何をするんですか?」
あさ美はようやく事態が飲み込めたように、裏返った声で愛に抗議した。
「何って、ビオラの特訓よ。あなたに弦の使い方を教えてあげるの。」
愛は手に持ったビオラの弦をあさ美の首筋にそっとあてがった。細い動物の毛があさ美の首をくすぐるように動くと、むず痒いような感覚が湧き上がってくる。
「これはね、優しく使ってあげればいい声が出るの。楽器も一緒よ。優しく、気持ちよくしてあげればいいの。」
あさ美のうなじから耳にかけて、あくまで優しく弦を動かした。
声が出そうになるのを必死で堪えるあさ美。全身に固く力を込めている。
「紺野さん、どうして。まだ固くなってるわね。それじゃ・・」
弦を近くの机にそっと置いた愛は、あさ美のブラウスのボタンを外し始めた。上から一つずつ、ゆっくりとボタンを外して行く。
最後まで外し終わると、ブラウスの裾をスカートから引き抜き、前を大きく開いて、あさ美の小さな胸をはだけさせた。
白いブラにしっかりと守られた柔らかな肉を、まるで愛おしむように布越しに軽く手で撫でた後、狭い背中と柱の間に手を差し込んだ。苦労してホックを外すと、白い乳房がよく見えるようにブラを喉の近くまで摺り上げてしまった。
47 :
げや信奉者:02/05/07 18:50 ID:OuDhbbm2
「やだ・・・見ないでぇ・・・」
どうする事も出来ないあさ美の白い乳房に、愛の弦が押し付けられる。柔らかな胸の肉は繊細な弦の圧力にその形を歪め、痺れるような感覚をあさ美の全身に伝えてくる。
愛の持つ弦は、楽器を弾くようにあさ美の乳房を滑っていく。白くなだらかな曲線をなぞるように、あくまで優しく。
硬く尖った乳首を削ぐように弦を動かすと、あさ美の口から最高級の楽器の音色にも遜色無い程に、甘い吐息が漏れ始める。
背筋を駆け抜けるズキズキするような“あの”感覚が、あさ美の意識を押さえ込むように少女を狂わせていく。
「はァん・・あっ・・・」
柱に拘束された体がビクビクと反応を示す。雪のように白かった乳房もほのかなピンク色に染まり、彼女の気分が高まっているのを示していた。
愛の手が、拘束された少女のスカートにかかる。脇にあるホックを外し、ファスナを引き下ろすと、裾をするすると捲り上げてしまった。あさ美の清楚な白いショーツが、部員達の目に晒される。
「いや・・・お願い、やめて・・・」
あさ美の抗議とは裏腹に、真っ赤に上気した顔が続きを期待しているように見える。
愛はスカートを高く持ち上げると、そのままあさ美の頭をくぐらせてしまった。肩からずり落ち、後ろ手に縛られた肘に纏わりついていたブラウスのところに、ハラリと落ちたスカートがあさ美の裸身を浮き立たせる。
白い、小さなショーツだけで磔にされた少女の身体は、ほんのりと桜の花びらのように色付き、儚げな香りを漂わせていた。
「それじゃ続きね・・」
愛が呟くように声をかけると弦を取り上げ、あさ美のショーツに当てた。
僅かに湿り気を帯びた柔らかい部分をやや強めに弾くと、割れ目の形状に沿って布地が食い込み、染み出た愛液が弦を濡らした。
48 :
げや信奉者:02/05/07 18:53 ID:OuDhbbm2
「いやァ、そんな事・・・しないでよぉ」
あさ美の大きな瞳にはうっすらと涙が滲んでいた。恥ずかしさと快感の両面から染み出た涙がこぼれ落ち、筋となって頬を伝う。
愛は、食い込んだショーツをゆっくりと下ろす。すでにそこは、湯気が立ちそうなほどに熱を帯びていた。
薄い茂みに愛液が纏わりつき、ショーツとの間に細く透き通るような糸を引いている。
そっと、割れ目に沿って弦をあて、ゆっくりと優しく弾き始めた愛。
濡れた薄い花弁が弦に絡みつき、糸を引きながら弦に愛液を残す。
「はァっ!・・はァん・・あァっっっ!!」
弦の角度を変えながら、あさ美の弱い部分を効率よく責めようとする愛の手が、一瞬止まった。
「あさ美ちゃん、ココ気持ちいいんでしょ。」
愛はあさ美の割れ目に埋め込むように、隠された秘豆を集中的に奏で始めた。肉のヴェールに守られたそこを、動物の毛で作られた無機物が擦るように刺激する。
「あァっっっ!ソコは・・・ダメぇっっっっっ!!」
甘く上ずった声は形ばかりの拒絶を表しながらも、あさ美の身体は快楽を正直に受け止めている。
愛に奏でられた小さなあさ美の肉芽は大きさを増し、さらなる責めを急かすように花弁がひくひくと痙攣している。
その薄い花弁の一枚一枚を丁寧に撫でるように弦で奏でていくと、あさ美の薄い唇から甘い声が次から次へと溢れ出してくる。甘く切ないあさ美の嬌声は、まるで大空に響く天使の歌声のように、聞く者を魅了した。
現に他の部員達は、目の前で行われている淫靡なショーに完全にのめり込んでいた。
49 :
げや信奉者:02/05/07 18:55 ID:OuDhbbm2
全員が、自分達の憧れる愛に責められて熱く悶えるあさ美に対し、羨望の眼差しを送っている。
中には我慢しきれなくなり、自らの下着の中へ指を這わせている者さえいた。
初めて愛に責められた時、昨日学校のトイレで秘部を弄った時に味わった、あの自分が自分でなくなってしまいそうな“落ちる”感覚が、再びあさ美の中に蘇ってくる。
「ダメェ!やめて、ダメなの・・・怖いの!!」
あさ美の意識は彼女自身の制御を離れて、遠くへ行ってしまいそうに思えた。
絶え間なく与えられる快楽と、得体の知れない感覚に対する不安が交錯し、あさ美の小さな体を揺さぶる。
「あァ・・・愛ちゃん、やめ・・・はァっっっっ!!」
相変わらず責め続けられるあさ美の肉芽は痛々しいほどに勃起し、溢れた蜜が膝のところで丸まっているショーツに、糸を引くように滴り落ちている。
あさ美の全身がガクガクと震え、奥歯がカチカチと音を立てる。
「くぅ、あぁっ!あぁっっ!」
弦に絡みつく花弁も痙攣したようにヒクヒクと運動し、あさ美の垂れ流す蜜から漂う甘い淫臭が強くなってきた、もう限界が近いようだ。
あさ美の限界が近い事を感じた愛の持つ弦の動きが変わった。先ほどまでの強気に責める動きから、今度はじわじわと焦らすような動きをみせている。
「あさ美ちゃん、気持ちいい?」
小さく震えるあさ美の顔に自分の顔を近づけた愛が耳元で囁いた。
50 :
げや信奉者:02/05/07 18:58 ID:OuDhbbm2
「い、いやだ・・・やめてよぉ・・・」
あさ美は甘ったるい声で愛を拒絶しようとする。それは、愛の行為によって生み出される快感そのものを否定したいあさ美の、僅かに残された理性の表れだった。
しかし愛の手は、あさ美の理性を殺ぎ落とすようにあさ美の身体を嬲っていく。
「またそんな嘘を。だってここはこんなに悦んでるじゃないの。」
愛は空いた手の中指を立てると、ゆっくりとあさ美の蜜壷に差し入れていった。
その先で奥を守る肉の壁を爪で引っかくようにすると、ヒクヒクと蠢く肉襞が愛の指に絡み付いてくる。
「うァ・・・こんな、こんな事する愛ちゃん・・・・嫌いだよぉ・・・」
「またまた、嘘ばっかり。じゃあなんでここはこんなに濡れてるの?」
愛は、たっぷりとあさ美の蜜に濡れた指を楽しそうに見つめると、あさ美の口に押し込んだ。
「気持ちいいんでしょ、あさ美ちゃん。遠慮無くイッちゃっていいのよ。」
愛の持つ弦が再び激しく動き出した。薄い花弁が千切れそうな程に激しく奏でられ、弦はあさ美の口から止め処なく甘い鳴き声を引き出していく。
「あァっっっ!だめっ愛・・・ちゃん。」
あさ美の濡れそぼった秘裂から、蜜とは違う黄金色の液体がたらりと漏れ出した。
あさ美は必死で下半身に力を入れて、湧き上がってきた尿意を押さえ込もうとしている。
51 :
げや信奉者:02/05/07 19:00 ID:OuDhbbm2
「やめてぇっっ!出ちゃうよぉ・・いやっっっ!落ちちゃうっっっ!!」
あさ美が解き放った黄金色の液体は愛の持っている弦を濡らし、愛の手首までをびしょびしょに濡らした。
愛はそれにも嫌な顔をするでもなく、あさ美の耳を軽く噛み、耳元で囁いた。
「処女なのに・・縛られたままオ○ンコ虐められて、おしっこ漏らしちゃうなんて・・・あさ美ちゃんはきっとマゾなのね。」
あさ美は朦朧としたままの意識の中で、愛の言葉を聞いていた。
(マゾ?私が・・・違う、そんなの違う)
「ち、ちがう・・私・・・マゾなんかじゃ・・・」
「まだそんな事言ってるの?」
愛は、あさ美の勃起して真っ赤に充血した肉芽を、指で摘み上げた。
「あくぅっっっっっ!!」
短く悲鳴を上げたあさ美の身体が大きくのけ反り、そのまま意識を失ってしまった。
「ふふ、あさ美ちゃんって・・本当に可愛いのね。」
愛は薄く開かれたあさ美の唇に優しくキスをすると、あさ美がした粗相の後始末を始めた。
52 :
げや信奉者:02/05/07 19:03 ID:OuDhbbm2
辺りは既に暗くなり始めていた。
まだ柱に縛り付けられたまま、ようやく目を覚ましたあさ美。全身に圧し掛かる倦怠感が、先ほどの快楽の大きさを物語っていた。
「おはよう、あさ美ちゃん。」
愛はあさ美が目を覚ましたのに気が付き、悪戯っぽく笑って言った。
「愛ちゃん、私・・・」
「待ってね、今解いてあげるから。」
あさ美の言葉を遮って、愛があさ美を拘束する縄を解き始めた。
あさ美が周囲を見回すと、すでに音楽室には愛とあさ美の二人しか残っていなかった。
あさ美の細く白い手首には、痛々しい縄の痕が残っていた。
ようやく自由を取り戻したあさ美は、乱れた服装を直そうとする。
あさ美の体は気を失っている間に愛が綺麗にしてくれたらしい。しかし、あさ美自身の液体に濡れたショーツは生乾きで、どうしようもなく不快だった。
仕方なくショーツを脱ぎ捨てると、そのままスカートを纏った。何も付けない股間が頼りなく、さすがにいい気分はしなかった。
だが着る物が無い以上、これは我慢するしかないと諦める他無かった。
「そんなに慌てて隠さなくてもいいのに。」
「愛ちゃん、こんな事して・・・なんの意味があるの?」
あさ美は俯いたまま、搾り出すような声で愛に尋ねた。
「意味ならそのうち解るわよ、あさ美ちゃんだったらね。」
53 :
げや信奉者:02/05/07 19:05 ID:OuDhbbm2
部屋の鍵を返し、またいつものように他愛の無い話をしながら並んで帰る二人。
あさ美には不思議だった。
さっき、愛に弄ばれている時にはあんなに嫌悪感があったはずなのに、今はその行為も心地良かったと思える。だがその想いを表に出すことは無かった。
「愛ちゃん、私・・・絶対マゾなんかじゃないからね。」
愛はあさ美の言葉に答えなかったが、うっすらと笑みを浮かべていた。
「じゃあね、あさ美ちゃん。」
家の前に着いた愛が玄関の中に消えていくと、あさ美も隠れるように自分の家に駆け込んだ。
(違うの・・・私はマゾなんかじゃない。そんな変態じゃないんだから)
「ただいま〜、遅くなってゴメンね。」
心の中の葛藤を表には出さずに、いつも通り夕食の支度を始めたあさ美。
(そうよ、私は普通の女の子なんだから)
心の中のどこかで、次の愛の責めを期待している事に気付かない少女は、自分が普通だと思い込む事で心の平穏を保とうとしていた。
あさ美はまだ、自分自身の事を何も理解していなかった。
54 :
げや信奉者:02/05/07 19:06 ID:OuDhbbm2
山椒終了
55 :
げや信奉者:02/05/07 19:11 ID:OuDhbbm2
四章
56 :
げや信奉者:02/05/07 19:14 ID:OuDhbbm2
連日の練習の甲斐あってか、あさ美のビオラもなんとかいい音が出るようになっていた。
「もう大丈夫ね、紺野さん、よく頑張ったわ。」
愛はあさ美の上達ぶりには素直に驚いていた。
「これなら次の発表会は・・大丈夫でしょうか?」
あさ美はまだ少し自信が無いようで、小さな声で愛に尋ねた。
「本当なら、紺野さんにフルートやってもらえれば良かったんだけど。あの課題曲は、どうしてもビオラが二人必要だから。ほかの人達は、もうやる楽器が決まっちゃってるしね。・・じゃあ、もう一回合わせてみましょうか。」
夕暮れに赤く染まった音楽室に、透き通るようなハーモニーが響き渡る。聞く者すべてを魅了するような音色は、少ない人数ながらすべての音が複雑に絡みあい、壮大なシーンを作り上げている。
あさ美は皆に遅れないように必死で弦を動かした。自然と肩の力が抜けるようになってからは、他の部員達にも遜色無い程の演奏を見せている。
「じゃあ、今日はこれで終わりましょう。片付け終わった人から帰っていいわよ。」
自分の楽器を片付けてすぐに帰る者、誰かを待っている者など、様々な動きがあさ美を取り巻く。あさ美は自分の借りているビオラを片付けて、愛を待つ間に手持ち無沙汰になり簡単に床を掃いていた。
そんな事をしている間に、音楽室には愛とあさ美だけになってしまった。
もっともいつもこんな感じだから、別に二人はなんとも思わないが。
「あさ美ちゃん、帰るよ。」
57 :
げや信奉者:02/05/07 19:17 ID:OuDhbbm2
いつの間にか帰り支度を済ませていた愛が、入り口からあさ美を急かした。あさ美は慌てて持っていた箒を片付けると、カバンを掴んで音楽室から走り出た。
隣り合っている二人の家まで帰り着いた時、自分の家に入ろうとする愛を、あさ美が呼び止めた。
「愛ちゃん、ちょっと家に寄ってくれる? こないだ借りたCD返すからさ。」
「いいよ、あさ美ちゃん。じゃあこれ、置いてからすぐに行くね。」
「わかった。それじゃすぐに取って来るから・・」
あさ美はそう言うと、家に入って行った。カバンだけ家に置いてきた愛は、あさ美の家の玄関先で待つことにした。
ちょうど弟の和樹が、愛の前を通りかかった。
「あっ、和樹君、こんばんは。」
「・・こんばんは・・・」
和樹は俯いたまま消え入りそうな声で挨拶すると、逃げるように奥へ入ってしまった。
続いて恵美がバタバタと走ってきた。
「めぐちゃん、こんばんは。」
「こんばんは。ねえ、私明後日から修学旅行なんだよ。」
「まだ6年生になったばっかりなのに、もう修学旅行なの?」
「うん、奈良と京都行くんだよ。愛さんにもお土産買ってきてあげるね。」
58 :
げや信奉者:02/05/07 19:18 ID:OuDhbbm2
そんな事を言っている間に、あさ美が二階から下りてきた。
「じゃあこれ返すね、ありがと。」
「また聞きたいのあったら、言ってくれれば貸してあげるよ。」
「うん、ありがと。」
愛が帰ったのを確認するとあさ美は二階に駆け上がり、着替えを済ませると夕飯の支度に取り掛かった。
「ねえ、めぐちゃん明日から修学旅行だって?」
翌朝、一緒に学校へ向かう二人はいつものようにお喋りしながら、ゆっくりと歩いていた。
「うん、そうよ。一泊二日でね。」
愛はわざと神妙な顔を作ってあさ美に尋ねる。
「あさ美ちゃん、お願いがあるんだけど。私のお父さんとお母さん、結婚記念日だって言うから。私、二人で食事でもして来たらって、言っちゃったのよ。だから・・・」
「うん、いいよ。どうせいつもは三人前作るんだから。食べにおいでよ。」
あさ美には、すぐに愛の言いたい事がわかったようだ。
59 :
げや信奉者:02/05/07 19:20 ID:OuDhbbm2
「え? なんで私の言いたい事わかったの?」
「だってぇ、愛ちゃんって全然料理出来ないんだもん。そんなんじゃ旦那さん出来たとき困るよ。」
「いいの、私は料理できる人と結婚するんだから。」
「あはは、見つかるといいよねぇ。」
大笑いしたあさ美は、真面目な顔になって愛に話し掛ける。
「今日も練習でしょ。」
「今日は練習無いわよ、みんな来られないから。」
実は愛もこれには困っていた。今日は委員会やら何やらで人が集まらないのだ。集まれるのは愛と、一年生でまだ委員会も関係無いあさ美だけである。
「う〜ん、愛ちゃん暇? 私できれば今日も練習したいんだけど。」
「私はいいわよ。だったら今日は、二人で練習しましょうか?」
退屈な授業も終わり、あさ美は一足先に音楽室で練習を始めていた。
まだ愛は現れない。少し遅れると言っていたから、もう少し掛かるのだろう。
「おっ、ちゃんと練習してるみたいね。」
60 :
げや信奉者:02/05/07 19:21 ID:OuDhbbm2
おどけたように声をかけながら、愛が音楽室に入ってきた。ほかの部員の前では他人行儀な言葉で話しをするのだが、今日は二人だけなので気ままなものである。
愛は自分の椅子を持ってくると、それをあさ美の正面に置いた。
ああだこうだと言いながら今日もあさ美の特訓だ。あさ美も当初よりかなり上手くなってはいたが、愛と比べればまだまだである。
「あさ美ちゃん、またここで引っ掛かった。」
どうしても難しいフレーズ、苦手なフレーズというものは存在する。そういう所は気をつけたつもりでも、毎回引っ掛かってしまうのだ。
「だってココ、難しいんだもん。」
「じゃあ今日中に、一回でも引っ掛からなく出来たらいい物あげる、それでどう?」
「OK、そういう事なら頑張っちゃおうかな。」
「出来た!」
すでに辺りが暗くなり始めた頃、ようやく一曲引っ掛かる事無く演奏出来るようになった。
不思議な物で一回成功すれば次からは、意外と簡単に出来る物なのである。
「じゃあ、今日はこれで終わりましょう。片付けが終わったらご褒美渡すからね。」
あさ美はそそくさと片付けを終え、再び愛の正面の椅子に腰掛けた。
61 :
げや信奉者:02/05/07 19:24 ID:OuDhbbm2
「で、何くれるの?」
あさ美は自信満々で愛の顔を覗き込んだ。
愛は自分のカバンの中から何かを取り出した。パステルカラーの包装紙で綺麗に包まれたそれを、手渡されたあさ美はとりあえず中身を探ろうと振ってみたりした。
「何? これ。開けていい?」
あさ美は好奇心に満ちた目で、包みの口を今にも開けようとしている。
「開けていいわよ。今日はあさ美ちゃんの特別な日だからお祝いだよ。」
あさ美が慌てて袋の中身を取り出すと・・それは革で出来た輪っかのような物だった。
「・・首輪?・・こんなもの・・どうするの?」
「マゾのあさ美ちゃんなら、こういうの気に入ってくれるでしょう?」
愛が渡したのは赤色の首輪だった。中型犬用の大きさのそれは、人間の首にもちょうどよい大きさである。
「え、何言ってるの? 私がこんなのする訳ないじゃない!」
ようやく愛の意図を理解し、凍りついたように動けなくなってしまったあさ美。
そんなあさ美に構わず、背後に回った愛が手に持った首輪を、あさ美の細い首に巻きつけ金具を留めた。
62 :
げや信奉者:02/05/07 19:27 ID:OuDhbbm2
「やっぱり、これならあさ美ちゃんに似合うと思ったわ。ちゃんと名前も入れてもらったのよ。ほら・・」
愛が手鏡をあさ美に突き出した。鏡に写る首輪には、金糸を使った刺繍が施されていた。赤地に映える金色のローマ字で【Asami】と刻まれている。
愛はあくまで優しく笑いながら、首輪をしたあさ美の姿を見つめている。
「愛ちゃん、こ、これ・・って・・・どういう意味?」
あさ美は羞恥に全身が震えていた。ガタガタと音がしそうなほど震えている小さな体。しかしその内側には、なんとも表現し様の無い感覚が走っていた。
(こんな事で感じるはずは無い!)
頭ではそう思うのに、首に革の感触を感じた途端、拘束されているという感覚に襲われていた。そしてあさ美の下腹部は、ほんのりと熱を帯び始めていた。
「あさ美ちゃん、首輪したら服は脱がないとダメよ。今のあなたはワンちゃんなんだからね。」
愛は、まだ椅子に張り付いたように動けないあさ美に手を差し伸べると、そっと立たせる。
まるで意志のない人形のように立ちつくすあさ美のブレザーを脱がせると、ブラウスのボタンを外し始めた。それでも、まだあさ美に抵抗する素振りはない。
すっかりボタンを外し終わると、愛は開いた隙間から胸の膨らみを撫で始めた。さらに柔肉を覆い隠す布地の中にも手を差し入れ、じかに触るとその先端が僅かに硬くなっているのを感じ取った。
「ひょっとして感じてる?」
愛の問いに、急に我に帰ったようにあさ美は大げさに首を横に振った。
「そんな! こんな事で感じるワケ無いよ!」
63 :
げや信奉者:02/05/07 19:30 ID:OuDhbbm2
愛はあさ美の硬く尖った胸の先端を、強く捻るように摘んだ。鋭敏な部分に突然与えられた刺激に、あさ美が短い悲鳴を上げる。
「じゃあなんでココは硬くなってるの? あさ美ちゃん、早く服脱いで!」
少し強い調子の愛の声に、あさ美は自分の立場を改めて思い出した。あさ美が愛に逆らう事は許されないのだ。
躊躇いながらも着ているものを脱ぎ、下着さえ取り去った姿で、すべてを愛の前にさらけ出したあさ美。
すでに愛には、何度も裸や、それ以上にもっと恥ずかしい部分まで見られているが、それでも未だに残っている羞恥心は、あさ美の白い素肌をほんのりと赤く染めている。
「あさ美ちゃん、ワンちゃんらしく、そこに四つん這いになってみて。」
愛の優しげな、それでいて断固とした声がかかる。言われた通りに、床に四つん這いになったあさ美。その瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちた。
愛はあさ美の狭い背中に腰掛けると、突き出されたお尻を弄んでいる。
「あさ美ちゃん、ひょっとして泣いてるの?」
犬の様に首輪をされ、服を脱がされて四つん這いにされ、さらにその上に腰掛けられている・・・あさ美の羞恥心は、その小さな心を弾けさせてしまいそうな程に膨れ上がっていた。
何も言う事も、指先すらも動かす事が出来ず、ただ恥ずかしさから来る涙と、訳もわからずに感じている快楽に涎を滴らせていた。
「あさ美ちゃん、そんなに泣かないで。ココはこんなに悦んでくれてるじゃないの。」
愛はあさ美の背中に座ったまま腕を伸ばし、トロトロに濡れた茂みを探り始めた。
すでに洪水のようになっているそこを弄ると、薄く開いた花弁から粘り気の少ない蜜がこぼれ出し、床を汚した。
64 :
げや信奉者:02/05/07 19:33 ID:OuDhbbm2
「うぅ・・くぅん・・・」
秘裂を襲った感覚に体の力が抜けたあさ美は腕の支えを失い、涙と涎に濡れた床に顔を打ち付けてしまった。
あさ美の体が崩れ落ちた事により、バランスを失った愛も床に倒れこんだが、すぐに立ち上がりあさ美の顔の方に回りこんだ。
あさ美の頭を両手で支えるようにし、その顔を覗き込む。先程の衝撃に切れてしまった唇に、薄く赤い筋が残っていた。
「あさ美ちゃん、痛かった?」
愛は子供に語りかけるように優しくそう言うと、涎と床の埃に塗れてしまったあさ美の唇に舌を伸ばし、うっすらと滲んだ血を舐め取った。
更にあさ美の唇を突付くように、軽い口付けを交わす。
「ゴメンね。でも今からが本番だから、もう少し我慢して。」
愛は一度あさ美の元から離れ、音楽室のロッカーを開けると、杖のような棒とベルトを持ってきた。
更に椅子の上に置かれた自分のバッグから、赤色の縄を取り出す。
赤と白のストライプに塗られた棒は、マーチングバンドで使用される指揮棒だ。オーケストラなど室内で使用される物と違い、屋外での使用を想定されたそれは、遠くからも見やすく動きが映えるように、太さにして1.5センチほど、長さも子供の背丈ほどある。
片側には銀色の鍍金と装飾が施され、反対側にはこれまたカラフルな羽根が飾られている。
「さあ、あさ美ちゃん、ちょっと上を向いて。」
先程の愛との口付けから頭が真っ白になってしまったあさ美は、未だ呆然としていた。
愛は子供のオムツを換える時のように、力の抜けたあさ美の体を仰向けにひっくり返し膝を曲げさせると、両膝に指揮棒の両端を挟ませ赤いロープで縛り付けた。
65 :
げや信奉者:02/05/07 19:37 ID:OuDhbbm2
「綺麗よ、あさ美ちゃん・・・」
あさ美の大きく開かされたまま、閉じることの許されない白く細い足を、うっとりとした目つきで撫でながら、愛は脇に置いたベルトを手に取った。
それはマーチング用のティンパニを体に固定する為のベルトだった。純白の革製で、両端に金属製のフックが付けられている。
一方のフックをあさ美している首輪の金具に引っ掛け、反対側のフックはあさ美に縛り付けられた指揮棒の、両膝の真ん中に引っ掛けられた。
その状態で、ベルトの長さを短く調整する愛。あさ美の首と大きく広げられた足が近づき、俗に言われる“まんぐり返し”のような格好で固められてしまった。
「やだ、こんな格好・・・」
さらに抵抗を続ける両手首を、膝と同じ位置に縛り付ける。
ちょうど真上に向いたあさ美の蜜壷を、愛の指が掻き回している。
わざと音が立つように、ぐちゃぐちゃと液体を掻き回す愛。
「はぁん・・やぁ、やめてよぉ・・・」
あさ美は拒絶の声を上げるが、その身体は明らかに先程までよりも鋭敏な反応を示している。
蜜壷に差し入れられた中指はぐいぐいと締め付けられ、愛液に妖しく光る花弁はヒクヒクと痙攣を繰り返している。
「私、やっとあさ美ちゃんの事がわかってきたみたい・・・」
66 :
げや信奉者:02/05/07 19:40 ID:OuDhbbm2
愛は指を抜くと、曝け出されたあさ美の秘部に顔を埋めた。
微かな淫臭の漂うそこに軽く口付けをすると、溢れ出した愛液を掬い取るように舌を這わせる。
「やだ・・愛ちゃん、汚いよぉ・・そんな・・トコ・・・」
愛は舌を伸ばし、肉に埋もれたあさ美の蕾を舌で転がした。その度にあさ美は体を震わせ甘い鳴き声を発する。
「あさ美ちゃんは恥ずかしい格好で・・縛られてる時の方が気持ちいいんだよね?」
確かにその通りであった。体の自由を奪われ、恥辱的なポーズを強要されている時は、いつもよりも全身の感覚が鋭敏になるのをあさ美自身も感じていた。
だがそれは“あさ美自身が認めたくない事実”でもあった。
「違う・・よ、そんな事・・・あぁっっっ!!」
ズルズルと音を立て、あさ美の肉芽を吸いだそうとする愛の動きに、あさ美の思考は寸断されてしまう。
必死にしがみ付いていたものが崩壊し、あさ美の心で何かが少しだけ変わった気がした。
「んん、気持ち・・いい・・・くぅっ!気持ちいいよぉ・・・」
あさ美の口から初めてそんな言葉が出た事に、すっかり嬉しくなった愛は自分のバッグを手繰り寄せ、中から木の棒のような物を取り出した。
1センチ程の太さの棒、その一方の端はまるで男性の亀頭のようにくびれており、先端はやや鋭利に尖っている。
よく見るとそれはドラムスに使用するスティックだった。棒の所々は凹みや傷が目立ち、かなり使い込まれている事をうかがわせる。
67 :
げや信奉者:02/05/07 19:43 ID:OuDhbbm2
「私が昔よく使っていたスティック・・・あさ美ちゃんにあげるわ、これを私だと思ってね。」
愛はその尖った先端に軽く口付けをすると、あさ美の花弁を捲るように濡れた秘部に撫でつけた。
「うぅ・・はぁっ!」
スティックの動きにあわせてあさ美が短い嬌声を発する。愛はスティックにたっぷりと愛液を絡めたのを確認すると、ゆっくりとあさ美の蜜壷に先端を沈めていった。
ちょうどスティックの先端が、くびれの部分まで入った所で一度侵入を止める。もはや失われるのは時間の問題となったあさ美の“純潔”は、それでも異物の侵入を阻もうと立ちふさがっている。
その肉壁を尖った先端で擦るようにすると、恍惚としていたあさ美の表情がだんだんと曇ってきた。
「愛ちゃん、やめて・・・もういいでしょ。」
同性の持つ異物によるロストヴァージン、そんな事を考えるとあさ美は怖くなってきた。
自分の人生がこの瞬間に狂ってしまいそうな、それ程の悲壮感があさ美を襲っていたのだ。
「あさ美ちゃん、私の事が嫌いなの?」
愛は気分を害した様子も無くあさ美に尋ねた。もちろん手に持った異物は、未だその先端があさ美の中に挿入されたままだ。
「イヤ・・もうやめて、こんな事する愛ちゃんなんて嫌いだよぉ・・・」
相変わらず微笑みを湛えたままの愛は、スティックを持った手に力を込めた。
68 :
げや信奉者:02/05/07 19:45 ID:OuDhbbm2
「あぁっっ!痛いよ・・やめてぇっっっ!!」
愛は暴れようとするあさ美に覆い被さると、スティックから伝わる可憐な抵抗を楽しむかのように、ゆっくりと木の棒を埋めていった。
そして遂に・・・愛の手に伝えられていた抵抗感が、ぷっつりと途絶えてしまった。
「あぁっ!痛い!痛いぃぃぃーー!」
泣きじゃくるあさ美とは対照的に、愛は楽しそうな笑みを浮かべながら手に持ったスティックで、あさ美の中をこねるように掻き回す。
「いやぁ、痛いのぉ・・・」
涙で顔をくしゃくしゃにしたあさ美は、愛から逃れようと身をよじった。
しかしそれは単に傷ついた肉壁に自ら異物を押し付ける事にしかならない。逃げようと必死になればなるほど、ただ痛みは増すばかりだった。
「やめてぇ・・お、お願い・・痛いよぉ・・・」
うわ言のように拒絶の言葉を繰り返すあさ美がその意識を失うまで、愛の責めは続けられていた。
69 :
げや信奉者:02/05/07 19:47 ID:OuDhbbm2
夕食の片付けを終えたあさ美はいつもの部屋着に着替え、自分の机に頬づえをつき今日の音楽室での出来事を考えていた。
あさ美の血や愛液に汚れた床を二人で拭いた後、家に帰るまで、隣を歩く愛とは一言も口を利く事が無かった。
机の上には愛に手渡されたスティックが置かれている。
愛は血と愛液に濡れたスティックを、そのまま白いタオルに包んであさ美に手渡したのだ。
こんなもの捨ててしまおうと思い、ゴミ箱に入れようとしたが出来なかった。
(なんで、こんな事になっちゃったんだろ。)
あさ美は先程から絶えず溜息をついている。
(ただ愛ちゃんと普通に仲良く出来ればいいのに・・・)
同じように渡された首輪が机の隅に置かれている。あさ美はそれを手に取りしばらく呆然と眺めた後、そっと自分の首に巻いてみた。
ひんやりとした革の感触は、単なるアクセサリーとして考えればなかなか良い着け心地だ。
これを着けると不思議と体の芯が熱く火照ってくるのを感じる。
慌てて首輪を外し、机の引出しに仕舞うと再び頬づえをつき、溜息を漏らした。
(私、普通じゃないのかなぁ。)
下腹部はまだ異物感が残ったような重苦しさを残している。
「もう寝よ。」
一人呟くと目覚し時計をセットして、部屋の明かりを消しベッドに横たわった。
(やっぱり私ってマゾなのかなぁ?)
そんな事を考えているうちにあさ美の意識は夢の中へと消えていった。
70 :
げや信奉者:02/05/07 19:47 ID:OuDhbbm2
4章完了
応援sage
も。。。萌え。。。
73 :
げや信奉者:02/05/08 02:32 ID:niaZaC3l
>>71-
>>72 >>13の通り、漏れの作品じゃないんで、希望とかあっても書き換えられません
あと残念な事に11章で止まってるらしいです。まじ続き見たい(w
5章
74 :
げや信奉者:02/05/08 02:33 ID:niaZaC3l
既に暗くなり始めた学校の帰り道、二人はいつものように並んで歩いている。
昨日の出来事は初めから無かった事であるかのように、仲の良い二人は楽しそうに談笑していた。
家の近くの商店街、銀行の前にさしかかった時、あさ美は自分の腕時計をチラリと見た。まだ6時30分。ATMならば開いている時間だ。
「愛ちゃん、今日銀行寄って行きたいけど、いいかなぁ?」
「あ、もちろんいいよ。」
愛が頷くと、あさ美は銀行にすっと入っていった。
「・・・ありがとうございます。」
あさ美は慣れた手つきでATMを操作して生活費を引き出すと、目の前の機械に向かって小さく呟いた。
あさ美を先頭に未成年ばかり、三人家族の紺野家には・・当然収入など存在しない。その生活費を工面してくれているのは、亡くなったあさ美の継母方の祖父母である。
当然ながら子供だけで生活する事に反対だった祖父母は、和樹と恵美を引き取るつもりだった。
継母方とは血の繋がらないあさ美だけは、父親の実家に引き取られる事になったのだが、和樹と恵美があさ美と離れたくないと聞かなかったのだ。
75 :
げや信奉者:02/05/08 02:35 ID:niaZaC3l
和樹は小さい頃から気が弱く、人見知りする質であった。それが父親を亡くしたことで一層顕著になり、殆ど自閉症と言えるほど暗く塞ぎ込むようになっていた。
和樹と恵美、幼い二人を抱えて生活するだけでも大変だった和樹の母は、ちょうど同じ様な事情で女手を失ったあさ美の父と再婚することになったのだ。
最初、新しい生活・・新しい家族と馴染めるか心配された和樹だったが、一緒に暮らすようになったあさ美に対しては素直に心を開き、段々と明るくなっていった。
まだ小学校の低学年だったあさ美も和樹を可愛がり、本当の兄弟よりも仲がよかった。それは近所でも評判になるほどであった。
そして暗転・・・事故で再び父と母を失った時、和樹はまるで残された最後の絆のように、あさ美に縋り付き、まとわりついた。
そこにあさ美と和樹たちが分かれて暮らす話が持ちかけられたのである。普段はおとなしい和樹が、まるで火の付いたように激しく反対した。妹の恵美も兄に加勢して、分かれて暮らすのは絶対に嫌、と言い張り続けた。
ついに祖父母は仕方なく三人まとめて引き取る事に決め、しばらくはそんな生活が続いた。
しかし“造られた”家族の幸せは長く続かなかった。
どうしても血の繋がらないあさ美を、和樹や恵美と同じに扱う事が出来ない祖父母に対して、和樹が再び心を閉ざしかけてしまったのだ。
このままでは登校拒否に発展しかねない、いや、それ以上に重大な結果を招く恐れがある・・・思いあまって相談したカウンセラーにそう助言され、ついに祖父母は子供たちだけで生活させる路を選ばざるを得なかった。
そんな経緯で、亡くなった両親の残してくれたこの家で、三人の新生活が始まったのが去年の話である。
あさ美は少しでも祖父母の負担を減らそうと、高校生になったらアルバイトを始めるつもりだった。
しかし祖父母は、「お金の心配はいらないから、それよりも和樹の傍にいて欲しい」と言っていた。だからアルバイトはしない事に決めたのだ。
「じゃあ、帰ろっか。」
あさ美はおろしたお金を大事そうに財布にしまい込むと、再び愛と家へ向かって歩き出した。
「じゃあ、ここで。私、着替えたらなっちゃんの家に行くから。」
76 :
げや信奉者:02/05/08 02:38 ID:niaZaC3l
一旦自分の家に戻った愛は、急いで自分の部屋に飛び込むと、大急ぎで着替えを始めた。
制服を乱暴に脱ぎ捨てて下着姿になると、タンスの引出しから白いTシャツと、黄色い薄手のトレーナーを取り出すと首を通した。
下の引出しから細いジーンズのズボンを引っ張り出すと、他の衣服が一緒に飛び出してきた。
愛はそれをたたみもせずにそのまま元の場所に押し込んだ。
愛は華やかな女性らしい外見とは裏腹に、かなり大雑把な性格のようだ。
よくみると部屋もあまり片付けられた様子が無い。
さすがに食べ残したお菓子などは転がっていないが、読みかけの本や楽譜が床に散乱しており、愛はそれらを邪険に足で部屋の隅に追いやった。
机の引出しを開けると、その中も部屋と同様にかなり散らかっている。
雑然とした引出しの中を暫くかき回していたが、ハンドクリームのような容器を探り出すと、すでにいろいろ詰め込まれて膨らんでいるバッグに仕舞った。
用意のできたバッグを持って、あさ美の家に向かう時には既に辺りは暗くなり始めていた。
「あ、いらっしゃい。もうすぐ出来るからキッチンで待ってて。」
あさ美は、清潔さを感じさせるライトブルーのチェック柄のエプロンをしたまま、玄関まで愛を出迎えに現れた。
愛が脱ぎ捨てた小さな革の靴を揃えたあさ美は、再び厨房に立つと料理の続きに取り掛かった。
「せっかく愛ちゃんが来るんだから、今日はポテトグラタンにしたんだよ。確か好物だったよね。」
あさ美は大きなミトンをはめた手で、オーブンから三つのグラタン皿を取り出した。
それをテーブルに並べ終えると、同じくご飯を三つよそいエプロンを外した。
外したエプロンをハンガーに掛け、二階に上がっていく。
和樹を呼びに行ったらしいがなかなか戻ってこない。愛がいる事で和樹がごねているのだろう
77 :
げや信奉者:02/05/08 02:40 ID:niaZaC3l
やっとあさ美に連れられてきた和樹は、明らかに愛の存在に戸惑っていた。
修学旅行に行っている恵美の椅子に座っている愛に、下目遣いの視線を投げかけるばかりで口を開こうとはしなかった。
あさ美はなんとか場の雰囲気を和まそうと、様々な話を持ちかけたがどの話も弾まなかった。
結局、一人無言でテーブルの上の物を平らげた和樹は、さっさと二階に戻ってしまった。
「ゴメンね、あの子まだ他の人は苦手みたいだから。」
あさ美は申し訳なさそうに愛にそう言った。
「しょうがないよ、アレでも昔より明るくなったんじゃない?昔だったら絶対私の前に顔見せなかったから。」
愛は最後の楽しみに残しておいたグラタン皿の淵に乗ったハッシュポテトを頬張った。
「うん、美味しかった〜。あさ美ちゃん、ごちそうさま。」
「はい、お粗末さま。まだ帰らないでしょ。」
あさ美は空になった食器を片付けながら、座って居住まいを正している愛に尋ねた。
「うん、今日はもうちょっと居座るつもりだよ。」
「じゃあ私の部屋で待っててよ、これ洗っちゃうから。」
あさ美は流し台に山のように積まれている洗い物を指差して言った
78 :
げや信奉者:02/05/08 02:42 ID:niaZaC3l
「うん、私が手伝うと足手まといだもんね。」
「そうよ、愛ちゃんに手伝ってもらうと、却って大変なんだもん。」
愛は笑いながら二階へ上がっていった。
幼い頃からこの家に良く遊びに来た愛には、ここがあまり他人の家だという気がしない。
あさ美がここで子供だけの生活をすることになった時も、愛は非常に嬉しく思ったものだ。
失ってしまうと思われた一番の友達が、またここへ戻って来たのだから無理もない。
階段を上がって突き当たりの左側があさ美の部屋である。
部屋の主人は台所にいるはずなのだが、愛が来た時には人の気配がした。
愛はそっとドアを開け、無人の筈の中の様子を覗った。
部屋の中に居たのは、弟の和樹だった。
彼が何をしているのか興味が湧いた愛は、しばらく様子を覗う事にした。
和樹は慣れた様子であさ美の部屋のタンスを漁り、洗濯したばかりのあさ美のショーツを探り出した。
タオルで顔を拭くようにしばらく鼻を押し付けて、人間には感じられる筈のない匂いを嗅いだ後、それを片手に持ってズボンを脱ぐと既にいきり立った肉棒をしごき始めた。
「ふ〜ん、なるほどね。」
楽しそうに呟いた愛は、わざと大きな音がするようにドアを開け放った。
ギクッと振り返った和樹は、そのままの姿勢で凍りついたように動けなくなってしまった。
79 :
げや信奉者:02/05/08 02:44 ID:niaZaC3l
「そんなに驚かなくていいのよ。わたしは和樹君の味方だから・・・そうなの、和樹君はお姉ちゃんのこと、好きなのね。」
泣きそうな顔の和樹は小さく、だがハッキリと首を縦にふった。
「じゃあ・・・ここに隠れてて。いい物を見せてあげるわよ。」
愛は和樹の手を引っ張り、半ば強引に彼を部屋の押入れに隠れさせた。
幸い押入れには殆ど何も仕舞われておらず、人一人くらい簡単に入れるくらいだった。
そこに和樹を隠れさせると障子を閉め、辺りを見回した。
頭の中で押入れとの位置関係を考えて計画を練る、いい考えが浮かんだようで愛は「くすっ」と小さく笑った。
「愛ちゃん、お待たせ〜。」
あさ美はお盆に二人分のミルクティーを乗せて部屋に入ってきた。愛は押入れに背を向けるように座っている。
あさ美は愛と向き合うようにベッドにもたれるようなかたちで床に座った。
「あさ美ちゃん、私のあげた首輪は?」
愛は何の前触れも無く、あさ美の傍に寄ると耳元で囁いた。
80 :
げや信奉者:02/05/08 02:47 ID:niaZaC3l
「机の・・・一番上の引き出しに・・・」
あさ美は何かに操られるように答えてしまった。本当なら無くしてしまった事にするつもりだったのに。
愛は引出しから首輪を取り出すと、そっとあさ美の首にはめた。
冷たい感触があさ美の首筋に伝わると、あさ美の体温がほんの少し上がったような気がした。
体全体が熱くなってきて力が抜けていく。
「愛ちゃん。お願い、今日はやめて。私まだアソコが痛いの・・・」
あさ美は昨日からずっと、下腹部の痛みに悩まされていた。
傷ついたそこは、未だ何かが挿入されているような異物感があり、時にヒリヒリと痛む時もあった。
「え、アソコってどこなの? ちゃんと言ってくれないと、わからないわよ。」
そう言いながらあさ美とベッドの間に体を割り込ませた愛は、背中に密着するように背中からあさ美の体を抱きしめた。
そして薄いTシャツ越しに、あさ美の胸を柔らかく揉み始めた。
「もっと足広げて。」
耳元から愛の命令が伝えられるがあさ美は従えない。いつもならとにかく今日はこれ以上痛みを感じたくなかった。
愛はTシャツの裾から腕を入れて、あさ美の腹やブラに包まれた胸の隆起をさすり続けた。
81 :
げや信奉者:02/05/08 02:50 ID:niaZaC3l
「やぁ、ね、今日はやめようよ・・・」
あさ美の乳首はブラ越しにもしっかり感じ取れるほどに固く尖っていた。愛はブラの中に強引に手を差し入れ、指で固くなった先端を潰したり転がしたりして楽しんでいる。
更にゆったりしたロングパンツの中に片手を入れると、閉じられた足の付け根をさわさわと弄る。
ほんの少しだが湿り気を帯びた雌蕊は、僅かに熱を帯びて温かな感触を愛の指に伝えてくる。
「やめて! 本当に痛いの、ソコ触らないで!」
あさ美は身を捩って愛の手から逃れようとするが、すでに体に力が入らないあさ美は大した抵抗も出来ない。
「どこが痛いの? ちゃんとわかるように説明したら許してあげるわよ。」
愛はちらりと押入れの障子を確認した。さっきぴったり閉めたはずの襖は、僅かに開かれている。
和樹が部屋の様子を覗っている事を悟ると、愛はますます楽しくなってきた。
あさ美は顔を真っ赤にして何か言おうと口を動かしている。言えば今日は許してくれるとは言え、やはりそんな事を口に出すのは恥ずかしいようだ。
「あさ美ちゃんが教えてくれないなら・・このまま指入れちゃおうかな?」
愛は意地悪くそう言うと、ゆっくりとあさ美のショーツの中に指を入れようとした。
「待って、ソコ・・オ○ンコが痛いの、だから・・・許して・・・・」
あさ美は許してもらいたい一心で、ついに恥ずかしい言葉を口にした。しかし愛はまだまだ満足しては居ない。
82 :
げや信奉者:02/05/08 02:52 ID:niaZaC3l
「オ○ンコ?オ○ンコのどこが痛いの?」
あさ美はますます顔を赤くした、しかし一度口にしてしまえばそれ程恥ずかしくないようにも思え、許して欲しさに恥ずかしい言葉が口をついてくる。
「オ○ンコの・・中が痛いの・・昨日から、まだ何か入ってるみたいに・・・」
「そう、じゃあココは許してあげる。その代わりに・・さ、服脱いで。」
愛はあさ美の着ているTシャツを強引に脱がせてしまった。
「後は自分で脱ぐのよ。ほら、ちゃんと立って。」
愛の命令に力無く立ち上がり、一枚一枚着ているものを脱いでいったあさ美。
しかし今はそれ以上痛みを与えられることから解放された安堵感の方が大きかったのか、それ程恥ずかしいとは思わなかった。
もちろんあさ美には、露わになって行く自分の体を和樹が食い入るように見つめているなど、知る由も無い。まして彼があさ美の体を眺めながらマスターベーションを行っているなどとは・・・
「じゃあ、今日は今までより恥ずかしい格好で縛ってあげる、嬉しいでしょ。」
ついに全裸になったあさ美にそう言うと、愛はいつもの赤いロープをバッグから取り出した。
83 :
げや信奉者:02/05/08 02:56 ID:niaZaC3l
「えっ、もう許してくれるんじゃ・・」
「だめよ、折角マゾのあさ美ちゃんに喜んでもらおうと思って、勉強してきたのよ。」
愛はあさ美の体に赤いロープを絡ませ始めた。真剣な顔つきで作業を進めると、あさ美の控え目な胸は上下に通されたロープで搾り出されるように変形した。
腕は後ろにまとめて動かないように背中のロープに括りつけられた。さらにベッドの足にまとめた手首を括りつけられると、あさ美はベッドにもたれかかったまま殆ど身動きが出来なくなってしまった。
更に足を伸ばせないように膝を折り曲げると、足首と太股をロープで縛った。これであさ美は歩くことはもちろん、立ち上がることさえできなくなった。
ロープを解いてもらえるまで、どんなコトをされようとも逃げることも、抵抗することもできないのだ。その姿に満足そうに頷いた愛は、手首とベッドの足を括ったロープだけは解いた。
愛は、部屋の隅に置かれた姿見を持ってきて、あさ美の前に置いた。
もちろん、和樹からあさ美の姿がよく見えるように、置く位置に気を使ってだ。
愛はあさ美の後ろに座ると、あさ美を抱きかかえるように手を回し、あさ美の両膝に手をかけた。そのままグイッと力を入れて、両足を大きく広げてしまった。
「ああぁっ、いや〜っ!!」
さすがに羞恥の声をあげるあさ美の耳元に、愛がそっと囁いた。
「どう?あさ美ちゃんのオ○ンコ、綺麗な色でしょ、じっくり見たことある?」
あさ美は、目の前に置かれた鏡を見まいと思うのだが、何故か目を閉じる事が出来なかった。
あさ美の芽は、羞恥から薄く口を開き微かに愛液が滲んでいた。そんな自分の雌蕊に目を釘付けにしたまま、あさ美の表情は徐々に恍惚としたものへ変わっていった。
84 :
げや信奉者:02/05/08 02:58 ID:niaZaC3l
「これ、こんなの・・信じられない・・・」
あさ美の言葉は自らの格好に対するものか、それともこんな格好で縛られる事に悦びを感じてしまう自身の性癖に対するものなのか。
確かにあさ美は快楽を感じていた。愛の責めと自身の恥ずかしい格好に対して。
しかし愛はさらにあさ美の快楽を引き出す術を隠していた。
片手であさ美の膝を抱えたまま、残る片手で自分のバッグを探ると、用意してきたハンドクリームのような容器を取り出した。
悪戦苦闘しつつ片手で蓋を開けると、中の黄色を帯びた半透明のクリームを人差し指に取り、露に濡れたあさ美の雌蕊に塗り込んだ。
「ん・・何これ・・・やっ!熱い・・・熱いよぉ!!」
ヒリヒリと焼けるような感覚があさ美の雌蕊を締め付ける。
「ふふふ・・・メンタムよ。だってあさ美ちゃん、ちゃんと消毒しておかなくちゃダメでしょ。」
塗り込まれた媚薬はあさ美の粘膜やふさがりかけた傷口から体内に浸み入り、忽ちあさ美の体を蝕み始めた。
敏感な神経に与えられた焼け入るような刺激に、あさ美の肉芽は充血し、真っ赤に色づいて厚いベールから頭をもたげている。あさ美の雌蕊は止めどもなく愛液を滴らせていた。
「ヒドイよ・・今日は許して・・・くれるって言った・・・っはぁぅ・・・」
85 :
げや信奉者:02/05/08 03:01 ID:niaZaC3l
「じゃあそのままちょっと待っててね。」
愛はあさ美の足を解放すると立ち上がり、和樹が隠れている押入れに向かって歩き出した。
そっと障子に手を掛けた愛はそのまま一気に障子を引き開けた。
「・・!!・・」
あさ美は信じられない光景に息をのんだ。先ほどまで紅潮していた顔から一気に血の気が引き、途端に青ざめていった。
しばらく呆然としていたあさ美は事態を理解し、思い出したように暴れだした。
「ダメえっっ!見ないでっっっ!」
あさ美は足を閉じて濡れた部分を隠そうとする。
しかし愛は再びあさ美とベッドの間に入り込み、背後からあさ美の両足を抱え込むと大きくその足を広げさせた。
あさ美の目の前まで来た和樹の目は、生まれて初めて目にする濡れた女性器にクギ付けになった。
「見ないで和樹・・・おねえちゃんの言うこと聞けないの・・・」
あさ美はヒリヒリするメンタムの、異常な刺激に正常な思考を妨げられそうになるのを必死で耐えていた。
しかし愛が軽く濡れた花びらを撫でただけでその理性は吹き飛んでしまう。
86 :
げや信奉者:02/05/08 03:03 ID:niaZaC3l
「あっ!はぁっっっ!!」
和樹は吸い寄せられるようにあさ美の前に座り込んでいる。やがて、何かにとり憑かれたように目の前にあるピンク色の花弁に指を這わせた。
「きゃうっっっ!」
何も知らない和樹の指が、偶然あさ美の敏感な蕾に触れた。
「そう、お姉ちゃんはそこを触られるのが好きなの、もっと触ってあげて。」
愛の言葉に従い、恐る恐るあさ美の蕾を指で突付いてみる。
「はぁっっ!!イイ・・・気持ち・・イイの・・・」
あさ美は完全に快楽に取り込まれ自我を喪失しかかっていた。和樹の指がクリトリスに触れるたびに、まるで其処がスイッチであるかのようにあさ美の小さな体が跳ねた。
もはや拒絶の姿勢は見られず、ただ湧き上がる快楽にその身を委ねていた。
「和樹君、そろそろいいんじゃないかしら?」
夢中であさ美の花弁を弄っていた和樹は愛の言葉の意味がわからず考え込んだ。
少し考えた後、その意味を理解した和樹は座ったままでさらにあさ美に近づいた。
和樹は限界以上に勃起した亀頭をあさ美の花弁にあてがった。
87 :
げや信奉者:02/05/08 03:05 ID:niaZaC3l
「やぁ・・・和樹・・やめて・・・」
僅かに残ったあさ美の理性が形ばかりの拒絶を示す。が、彼女の花弁は進入を誘うようにヒクヒクと蠢き、流れ出る愛液はさらに多くなったように思える。
和樹は無言のまま、あさ美の秘裂を押し割っていった。
「うぅ・・ふあぁっっっ!!」
メンタムの刺激と男根による快楽、血が繋がっていないとはいえ弟と呼ぶ男性との性交による背徳感、そんなものが混沌とした意識の中であさ美は大粒の涙を流した。
和樹はどうしていいものかわからず、ただ奥まで入り込んだままあさ美の体に抱きついている。
姉の肉襞は気持ち悪いほどに肉棒に絡みついてくる。
内壁はきつく締め付け、痛みを感じるほどだ。
ロープで搾り出され少し赤くなった乳房の感触が胸に伝わり、すぐ目の前には小さく荒い息を吐き出し続ける薄い唇がある。
和樹は夢中で目の前の唇を吸った。一度捕まえた獲物を逃がさまいとするように姉の細い体をきつく抱きしめ、甘い唇を味わった。
「むうぅ・・んん・・・・」
あさ美は夢中で和樹の舌に自分の舌を絡めた。もう頭が真っ白になって自分でもどうしていいのかわからない。
一つだけはっきりしている事は今、自分の体は快楽に飢えているということだけだ。
ロープで拘束され、異常な刺激を与えられ・・弟の肉棒に心を奪われる。
あさ美は自分が淫乱だなどとは認めたくないが、しかしこれは現実だった。
88 :
げや信奉者:02/05/08 03:07 ID:niaZaC3l
「和樹君、もっと動いてあげないとダメよ。」
愛の声に従い、和樹はぎこちなく腰を動かし始めた。
すでに限界近くまで昂ぶっていた和樹は二、三度動いただけですぐに射精してしまった。
「あぁっっっ!熱い・・・溶けちゃうよぉ!!」
あさ美は流し込まれた和樹の体温を感じて身悶えした。熱い精液を流し込まれた結合部から二人の分泌した液体が溢れ出している。
和樹はあさ美から離れると、慌てて拘束されたあさ美から離れた場所に座り込んだ。
自らの仕出かしてしまったあまりの出来事に、和樹の方がショックを受けたようだ。呆然と座り込んだまま、動こうとはしなかった。
「じゃあ、後は私に任せてね。」
和樹の肩にそっと手を置いて退かせると、愛はあさ美の正面に座った。そして二人分の汁が流れ出すあさ美の雌蕊に顔を埋めると、舌で蕾を転がした。
さらに吸い付いたり、わざと少しだけ歯を立てたりしてみた。
「やだっ・・あっ!あぁっっっ!」
とろけそうなほど柔らかくなった花弁に纏わりつく粘液を指に絡め取り、あさ美の胸全体に擦り付ける。
根本を括るように締め上げられ、限界まで過敏になっているあさ美の胸・・そこを少し触れられただけで、ズキンと痛痒い感覚が背筋を駆け抜けていった。
89 :
げや信奉者:02/05/08 03:09 ID:niaZaC3l
「んんっっ!」
愛は、あさ美の手首を拘束しているロープの余りを手にすると、背中からあさ美の股間を通してグイッとあさ美の花弁に食い込ませた。
赤いロープは同じく赤く充血した花弁に絡みつき、硬い縄目が肥大化した蕾を擦り上げる。
「あっ!あぁっっっ!!」
あさ美が切なそうな声を上げ、気をよくした愛の持つロープがますますあさ美の割れ目に食い込んでいく。
「あぁっっ!い・・イヤ!落ちちゃうよぉっっっ!!」
びくびくと体を振るわせるあさ美。容赦なく、一層激しくロープを操る愛・・・
「あああぁぁぁっっっ!! ああぁっ!・・・」
最後に体を大きく仰け反らせながら、あさ美が果てた
90 :
げや信奉者:02/05/08 03:10 ID:niaZaC3l
「あさ美ちゃん、今日も可愛かったわよ。」
愛は今日もあさ美の頬に軽く口付けをし、体に纏わりついているロープを外してやった。
あさ美は体が自由になるとふらつく足取りで和樹の傍に行き、小刻みに震えている背中を抱いた。
「大丈夫だから・・・うん、大丈夫・・・」
呪文のように言い聞かせるあさ美の瞳から止め処なく涙が溢れ出した。
91 :
げや信奉者:02/05/08 03:10 ID:niaZaC3l
後生完了
92 :
げや信奉者:02/05/08 03:16 ID:niaZaC3l
6章
93 :
げや信奉者:02/05/08 03:18 ID:niaZaC3l
昼下がりの教室、目の前では中年の教師が意味不明な数式を偉そうに解説している。しかしちょうど真ん中よりも少し後ろ、窓際に座っている紺野あさ美の耳にはその言葉は届いていない。
梅雨に入った空はどんよりと曇っており、より一層気持ちを沈ませる。
(もう友達ではいられないのかな・・・)
あさ美は去年までの愛との事を考えていた。
毎日が楽しくてあっという間に時間が過ぎていった日々、普通の友達でいた頃が遠い過去の出来事のように思える。
恵美が修学旅行に行った晩、愛が泊まりに来たあの夜から一週間、二人はほとんど口をきいていない。
正確にはあさ美が愛に話し掛けることが無くなったのだ。
愛は今までと何も変わらずに接してくる。が、あさ美はどうしても受け入れることが出来なかった。
怒りとか軽蔑とかそんなのではない、自分でもよくわからないが無意識のうちに愛を避けるようになっていた。
(今日はちゃんと話して仲直りしよう。愛ちゃんならきっとわかってくれる。)
このところ毎日そんな事を考えているが未だその想いを果たしてはいない。
部活や学校の行き帰りで愛の姿を見かけると萎縮してしまい何も言えなくなってしまう。
キーーンコーーンカーーンコーーン
あさ美の悲痛な想いとは遠くかけ離れた能天気なチャイムの音、今日の授業がすべて終わったことを知らせる合図だ。
(うん、今日は絶対愛ちゃんと仲直りしよう。)
毎日立てては自ら放棄している誓いを繰り返しながら、あさ美は音楽室に向かって歩き出した
94 :
げや信奉者:02/05/08 03:20 ID:niaZaC3l
集まってきた部員達が自分の楽器を用意している。
弦の張り方一つで音階が変わってしまう弦楽器は、他の楽器よりも精密なチューニングが必要になる。
昔は音叉と呼ばれるU字型の金属を叩いてその音に合わせていたが、今はほとんどがチューニングマシンを使用して音合わせを行っている。
より正確かつ素早く音合わせを行えるチューニングマシンが現れてからは、音叉はどちらかというと音楽室より理科室で音波の実験をする為に使うことが多くなった。
ビオラのチューニングを終えたあさ美は、いつもの椅子に腰掛けて肩慣らしに軽く音を奏でてみる。
そのうちに全員が自分の楽器を持って席につき、それを確認した愛がいつものように皆の中心に立った。
「もう今月は発表会だから、しっかり練習しないと自分達が恥かくことになるわよ。」
六月下旬の本番に照準を合わせ、毎日の練習は徐々に熱を帯びてきていた。
その甲斐あって全員のレベルは着実に上がりつつある。
当然あさ美も例外ではなく随分と上達したものだ。しかし最近はどうも練習に集中しきれない。
その理由はもちろん愛の事である。
「じゃあまずはいつものね。」
“いつもの”とはこの管弦楽部にいつからか伝わっている練習曲である。
おそらく歴代の先輩か顧問が作ったと思われる曲はエチュード(練習曲)とそのものズバリの名前で伝えられ、練習前にはこの曲で肩慣らしをするのが城星学園高校管弦楽部の伝統である。
その後は課題曲、自由曲の練習が行われ、梅雨空もしだいに暗くなり始めた。
練習は大体六時に終了するのだが、いつに無く真剣な練習が行われた今日は少々時間オーバーして、全員が片付け終わったのは6時20分程だった。
いつものように音楽室に鍵をかけてその鍵を職員室に返しに行く愛、あさ美は廊下で愛が戻ってくるのを待っていた。
「じゃ、帰ろっか。」
95 :
げや信奉者:02/05/08 03:22 ID:niaZaC3l
一時的に雨の止んだ暗い空の下を二人は並んで歩き出した。
何から話そうか、あさ美がいつもそれを考えているうちに家に到着してしまい、結局何も話せずに終わってしまうのだ。
二人の家が見えてきた・・今日もいつものように仲直り出来ずに終わるのか。
あさ美がそう思い始めた頃、愛の口から思わぬ言葉が飛び出した。
「あさ美ちゃん、最近冷たくない?」
突然の愛の言葉にギョッとしたように立ち止まるあさ美。
「だって!それは愛ちゃんが変な事するから・・・」
「変な事ってどんな?」
「それは・・・エッチな事とか・・・」
あさ美は恥かしさに声のトーンを落とした。
今までの事を思い出すと、恥かしくてここから逃げ出したくなる。
「だっておかしいよ。私も愛ちゃんも女の子なのに、最近の愛ちゃん絶対おかしいよ。」
「女の子同士じゃダメなの?」
愛はあさ美が逆に面食らうほど、冷静にあさ美の言葉に対応している。
まるであさ美が何を言うのかあらかじめ予想しているかのようだ。
96 :
げや信奉者:02/05/08 03:24 ID:niaZaC3l
「そんなの普通じゃないよ、女の子同士なんて絶対変。」
「でもあさ美ちゃん気持ちよかったでしょ?」
「それは・・しょうがないじゃない。でも・・・!!」
不意にあさ美の言葉を遮って、愛があさ美の体を抱きしめた。
抱きしめたというより捕まえたと言っても良いほど、その腕に力がこもっている。
身動きが取れないあさ美は胸を押さえつけられた事で呼吸を阻害され、苦しそうに口で息をしている。
「イヤ、離して!!」
辺りが暗いとはいえここは屋外である。誰に見られているかわからない。
あさ美は必死で逃れようとするが、押さえ込まれた体はそう簡単に逃れられなかった。
愛は荒い呼吸を繰り返すあさ美の唇に軽いキスをした。自分のものと微妙に違う口紅の味にあさ美の羞恥心が頂点に達する。
渾身の力で愛の腕を振り解く。なんとか愛の手から逃れたあさ美は、そのまま逃げるように自分の家に駆け込んだ。
独り残された愛も悲しそうな表情で自分の家に入っていった。
「お帰り姉ちゃん、なんかあったの?」
97 :
げや信奉者:02/05/08 03:26 ID:niaZaC3l
和樹が心配そうに、帰って来るなり様子のおかしいあさ美の顔を覗き込む。
あの晩から和樹は目に見えて明るくなったように思える。
あさ美も初めは和樹が虚勢を張っているのかと思い心配したがそうでは無いらしい。
自分の不甲斐無さ、情け無さを痛い程に思い知らされた少年は少しだけ大人になったのかも知れない。
それにしても二人が失ったものはあまりにも大きかったのだが。
「ううん・・・なんでも無いの、大丈夫。」
溢れ出す涙を見られまいと俯いたまま階段を駆け上がり自分の部屋に飛び込んだあさ美。
「もう嫌・・・なんでこんな事になっちゃうの・・・うっ、うっ・・・」
あさ美は制服のままベッドにうつ伏せに寝転ぶと子供のように泣きじゃくった。
次の日は梅雨の合間のよく晴れ上がった清々しい天気だった。
あさ美は昨日までと同じようにぼんやりと外を眺めている。
と、不意に机の中に入れておいた携帯電話が暴れだした。
ガタガタと大きな音を立てて机の中の物にぶつかる電話を取り出してボタンを押す。
バイブに設定されていた電話がおとなしくなり、液晶にメールの内容が映し出された。
「愛ちゃん?」
【久しぶりに屋上でお弁当食べない?】
愛からのメッセージにこめられた真意を読み取れず、半信半疑のまま取りあえず自分の弁当を持って屋上に向かった。
98 :
げや信奉者:02/05/08 03:28 ID:niaZaC3l
屋上には愛一人しか居なかった。
その愛は二人分のピクニックマットを床に敷いて座っている。
相変わらず会話が弾まない、箸の当たる音、物を食べる音だけが響き、時間が過ぎていく。
あさ美は隣に座ると弁当を食べながら愛の様子を窺った。愛の周囲に視線を走らせるあさ美の顔から、音を立てて血の気が引いていった。
愛が傍らに置いていたのは例のアルバムだった。
かわいい動物柄のアルバムの中には、その柄に不似合いな淫靡な写真が収められている。
先に弁当を食べ終わった愛は、アルバムの中から一枚の写真を選び出しあさ美に見せた。
「あさ美ちゃん、この写真・・・顔が写ってないから要らないよね。」
愛はフェンスの方に歩いていくと、あさ美の控えめな乳房が大写しにされたその写真をフェンスの外に投げ捨てた。
「・・・?!!」
あさ美は愛の予想外の行動に思わずフェンスに駆け寄った。
手を伸ばし、写真を取ろうとするが間に合わない。
無情にもあさ美の手を逃れた写真は、ひらひらとグラウンドに舞い降りていった。
「愛ちゃん・・・ヒドイよ、約束したじゃない!」
「あさ美ちゃんだって約束守ってくれないじゃない。私の言う事聞いてくれるんじゃなかったの?」
愛はわざと意地悪そうにそういった。
怒りと恥かしさに真っ赤になったあさ美は、小さな体を震わせ今にも泣き出しそうだ。
99 :
げや信奉者:02/05/08 03:32 ID:niaZaC3l
「あさ美ちゃんは淫乱なマゾだから、私も喜んで貰おうと思って頑張ってるのよ。」
「違うわ!私は普通の女の子よ!」
「じゃあ、試してみましょうか?」
まるであさ美のその言葉を待っていたかのように愛が提案した。
「私が見た所、あさ美ちゃんは縛られると感じるマゾなの。だからそれが本当かどうか試さない?」
「嫌!なんでそんな事しなきゃいけないのよ!」
「もしあさ美ちゃんがマゾじゃないんなら、もうエッチな事するのも止めるし写真も全部返すわ、どう?」
あさ美には愛の話に乗るしか選択肢が残されていなかった。
「どう?ちょっとキツイかしら。」
クーラー用の冷却タンクの陰に、あさ美の小さな体が縛りつけられていた。
両腕は動かないように、タンクに上る鉄の梯子を背中に抱いて縛られている。
梯子の上の方の段に結わえられたロープがピンと張り、あさ美の片足を高々と吊り上げていた。吹き抜ける風に、スカートの裾がぱたぱたと煽られている。
ぱっと見た所それ程に衣服は乱れていない。しかしよく見ると、高く上げられた片足の踝に白い布がぶら下がっている。それは・・・あさ美のショーツだった。
もし誰かが覗き込めば、あさ美の一番大切な部分が丸見えになってしまう。
あさ美のその部分が、何一つ遮るもののない無防備な状態であることを、踝から下がる白い布が無言で物語っていた。
寒さはさほど感じないが、下着を着けずに青空の下にいるのはかなり心許無い。その心許無さに、あさ美はむしろ高ぶりを覚え、いくらか顔を上気させていた。
しばらくあさ美を見つめていた愛は、ふいにあさ美のブラウスに手をかけると乱暴にボタンを外して、縄で縛められた胸元をはだけさせた。
さらにブラウスの中に両手を入れると、ブラのホックを外して、真白い乳房を半分ほど剥き出しにした。
クスッと笑った愛が、制服の隙間から覗くピンク色の乳首を摘んで、子供の悪戯のように引っ張った。
「くぅっっ!!」
あさ美が短い悲鳴を上げる。しかしその表情はそれ程嫌がっているようには見えない。
愛は小さな胸の谷間にあさ美の携帯電話を差し込んだ。
「じゃあ、放課後にまた来るからね。」
愛はその場を立ち去ったふりをして、階段の影に隠れた。
第五限開始のチャイムが鳴り響いた。
拘束されて時計すら確認できないあさ美が、時間を知ることが出来るのはこのチャイムだけだ。
第六限終了のチャイムが鳴ればこんなつまらない事も終わる、愛とも仲直り出来るかも知れない。
そんな事を考えていたあさ美の耳に、ドアの開く音が聞こえた。
「まったく授業なんてやってらんねえって、なぁ?」
その話し声に、あさ美は背中が凍り付く思いだった。
あまり素行の良さそうでない男子生徒が三人、授業をサボって久しぶりの青空を拝みに来たようだ。なにやらライターを擦るような音が聞こえる。
あさ美はタンクの陰に縛られている為、三人があさ美の存在に気づくことは無い。
もちろん三人があさ美の方へ来なければ、の話ではあるが。
階段の陰に隠れた愛は三人の存在を認めると、自分の携帯電話を操作しはじめた。
「はぁっ!・・・!!」
突然自分の胸で暴れ始めた携帯電話に、あさ美が思わず叫び声を上げた。
しかしすぐに我に返り、必死に声を押し殺す。
煙を吐き出した男の一人が声に気づいたようだ。
「なあ、今なんか女の声しなかったか?」
「んなワケねえだろ?お前幻聴が聴こえるほど溜まってんのかよ。」
「バカ言ってんじゃねえって。」
幸い男達はあさ美の存在には気づかなかったようだ。
(こんな格好、見られちゃったら・・・)
あさ美は恐怖に声を上げたくなるのを必死に堪えていた。
その心臓は胸を突き破りそうな程に強く、激しく動いていた。
(なんで?ドキドキする・・・なんか変・・・)
あさ美の下半身に熱い何かが込み上げてきていた。
見られるわけにはいかない、それは当然なのだが何か別の感情があさ美の中に働いている。
(ん、え?やだ・・・)
あさ美は無防備に晒された秘裂が、湿り気を帯びてきているのを感じた。
縛られた体をもじもじとくねらせる度に、剥き出された白い肌が紅潮してくるのが目に見えてわかる。
そろそろ第五限も終了が近いようだ。
三人の男子生徒は階段を下りて帰っていった。
三人が出て行く足音を確認したあさ美も少しホッとしたような表情になる。
しかしその秘部は確実に少しづつ液量を増している。
(私・・・なんで感じてるの?)
「あさ美ちゃん。」
「え?」
突然愛の声が聞こえてあさ美は驚いて声の方を向いた。
「あさ美ちゃん、なんで感じてるの?」
愛の言葉にあさ美の顔が真っ赤に染まった。
「え?感じてなんて・・・無いよ。」
「じゃあなんでココが濡れてるの?」
ゆっくりと歩み寄ってきた愛は、あさ美の秘部に人差し指を差し入れ、音を立ててかき回した。
すでに滑りのよくなった肉壁は、愛の指を、いとも簡単に受け入れる。
「違うよ・・・感じてなんて・・・」
弱々しいあさ美の声は第五限終了のチャイムにかき消された。
「ああぁぁっっ・・・やめて・・・冷たいよぉぉっっ・・・」
あさ美の押し殺した喘ぎが、屋上の片隅に流れている。
まだ先ほどの姿に縛られたままのあさ美。しかしそのスカートは、前を大きく捲り上げられて、裾をベルトに挟み込まれていた。あさ美の秘所は一切の覆いを失い、そのすべてを愛の目に曝している。
そんなあさ美の体を、愛の手が這いまわっている。愛の手には大きな銀色の金属・・・音叉が握られていた。音叉の、U字型をした片方の先端が、あさ美の敏感な局所に浅く潜り込んでいた。
「あさ美ちゃんはやっぱりマゾだよ、縛られただけでこんなに濡れてるんだから。」
音叉のひんやりとした感触が、徐々にあさ美の肉襞を押しのけ内部に侵入していく。
「あ・・冷たい・・・冷たいよぉ・・・」
あさ美のきつい秘肉に咥え込まれた音叉は、愛が手を離しても落ちてくる事が無い。
(私・・・なんで・・・)
冷たい金属に秘肉を嬲られながら、それでもあの‘落ちる’感覚にとまどうあさ美。
ふいに愛は音叉の片方を、持ってきたスティックで強く叩いた。
キン!!・・と乾いた金属音がして、振動があさ美の肉襞一枚一枚を震わせる。
「あっ!あぁっっっ!!」
あさ美が身を震わせた拍子に差し込まれていた音叉が抜け落ち、甲高い音を立てた。
それを拾い上げた愛は愛液に濡れた部分をぺろりと舐め、うっとりとした表情になる。
「あさ美ちゃんの味・・本当に美味しいわ。今度は直に舐めてあげましょうか。」
片手であさ美の花弁をめくり上げて内部の肉襞に舌を這わすと、縛られたあさ美の体がビクビクと痙攣したように震える。
愛はあさ美のそんな反応が楽しくて、わざとあさ美の蜜壷をズルズルと音を立てて吸ってみた。
口いっぱいに広がるあさ美の薄い淫臭を楽しみながら、花弁を丹念に舐めまわす。
同時に反対の手に持った音叉の角を使い、勃起した蕾をつつくとあさ美の体は過敏な程の反応を示した。
「やっ!く・・・あぁっっ!気持ちいいっっ!」
ぴちゃぴちゃと音を立てて這い回る舌の動きに合わせるように、あさ美が甘い嬌声を発する。
すでに焦点の定まらない目を愛の方に向けているが、はっきりと物が見えているのかどうかはわからない。
「ダメ・・止めてぇっ・・止めてぇっ!」
背中に電流を流されるような、頭の中が真っ白になっていく感覚・・・何度味わってもあさ美はこの感覚に恐怖をおぼえる。
愛の責めは更に激しくなっていく。
角張った音叉を愛液で満たされた秘部に出し入れする度、擦れた肉襞が千切れそうな程にかき回され、溢れ出す愛液が卑猥な音を立てる。
「ダメぇっ!・・落ちるっ!落ちちゃうよぉっっ!!」
ついに大きな声を上げると、ガクッと首を垂れたあさ美は静かになった。
肩を大きく上下させ、乱れた息遣いを繰り返すあさ美。さすがに手を止め、様子を窺う愛。
しかしあさ美が安心する間もなく、再び愛の手が動き始めた。
すでに愛液でぬるぬるになった音叉の角を花弁に擦りつける。
「イヤ、もう・・・やめてぇ・・・」
痛々しい程に充血した花弁を擦られるあさ美は、下半身から込み上げる熱いものを持て余し体を震わせている。
あさ美の言葉にも愛の手は休まるどころか、更に激しく動きを増していった。
いつの間にか雲に覆われた空から、時折細かい雨が降ってきているようだ。
痛い程の快楽に晒されたあさ美の小さなクリトリスは、怯えるように周囲の肉に埋もれピクピクと震えている。
愛はそこを指で摘むと僅かに力を入れコリコリと弄った。
「やだ・・また・・イヤぁっっっ!!」
あさ美の体が大きく震え、あの絶頂に再び追い詰められて行くあさ美。・・しかし、今度はイク事は無かった。
まさに落ちようとしたその瞬間、愛の手はそこで凍りついたように止まってしまった。
「・・・うぅん・・愛・・ちゃん?・・・・」
「何、もっとして欲しいの?」
あさ美は何も言えなかった。
言いたい事はあるのだが、何と言えば良いのかわからないし、何より恥かしかった。
止まっていた愛の手はあさ美の体の滾りを保つように、しかし絶頂まで登りつめる事が無いようにやんわりと緩い動きを繰り返す。
「・・・もっと・・・・・」
「え?何か言った?」
「もっとして欲しい・・・」
弱々しいあさ美の声に、愛は神経を集中させている。
「あさ美ちゃんは淫乱じゃないし、マゾでもないんでしょ?・・だったら、我慢したら。」
すでに勝利を確信した愛は、自信たっぷりに言い放つ。
「あさ美ちゃん、どっちなの? あなたは縛られて感じる子なのか、そうじゃないのか。はっきりさせてくれたら、何でも言うこと聞いてあげるわよ。」
「そんな・・・私・・・」
あさ美の声はどんどん弱々しく、表情も切ないものになっていく。それとは逆に自信に満ちた愛は実に楽しそうだ。
「あさ美ちゃん。縛ったまま放置されて、感じちゃったんでしょ。」
あさ美は何も言わない、言えないのだ。恥かしさに顔だけ俯いて、愛と目を合わせないようにしている。
「じゃあ、ここで終わりにしようかしらね。」
はっきりしないあさ美を縛めるロープを解こうとした愛の耳に、待ち望んでいた言葉が弱々しく聞こえてきた。
「あさ美ちゃん、感じてたのね。」
「感じてた、縛られて・・・見られたらどうしようって思ったら熱くなっちゃった・・・」
「もうわかったでしょ、あさ美ちゃんはマゾなのよ。」
あさ美は何も言わなかった、しかしこの沈黙は肯定しているのと同じだ。二人ともそのように理解した。
「イかせてあげる、あさ美ちゃん・・・」
愛の持つ音叉が再びあさ美の蜜壷に押し込まれた。行き場を失った愛液が溢れ出し、愛の腕に垂れ袖を汚すが愛は気にする風もない。
「あぁっ!あぁっ!気持ちいいっっ!!」
すでに寸前の状態で保たれていたあさ美の糸は簡単に切れてしまった。
あっけないほど簡単にイってしまったあさ美。
「あさ美ちゃん、これで仲直りね。」
果たして愛の言葉があさ美の耳に届いたのか。
恍惚とした表情のあさ美が愛の言葉に反応することは無かった。
愛が仲直りの印にとあさ美の唇に軽い口付けを施した時、六限目終了のチャイムが鳴り響いた
緑青終了
ほ
てs
7章・・・の前に
〆〃ハハ
∬∬´▽`)<・・・男役で出ます
7章
日差しも強くなり始め学生たちが夏休みを意識しだした頃、管弦楽部は熱のこもった練習を行っていた。
先日まで空席で、もはや発表会までには、いや永久に埋まる筈がないと皆が諦めていたピアノの前に、今日は一人の男子生徒が座っている。
その男子生徒が弾くピアノの旋律は、彼の小柄な体からは想像もつかないほど激しく、また時に穏やかに周囲の音と共鳴し完全に溶け込んでいた。
彼、小川麻琴が入部してきたのは一昨日の事である。
その日の練習前、部員達がめいめいの楽器を用意している所に突然音楽室にやってきた彼、あさ美はその顔に見覚えがあった。
あさ美と同じクラスの、どちらかというと目立たない存在の男子生徒。
だがあさ美はなぜだか彼のことが無性に気になっていた。
その人見知りするような雰囲気が、弟の和樹と似ていたからかも知れない。
普段はオドオドしていまいち頼り無い印象を受ける麻琴も、ピアノに関しては素晴らしい才能を発揮した。
それもその筈、彼の父は有名なピアニストで彼自身も幼い頃から父の教育を受けて育ってきたのだ。
「もう完全にマスターしたみたいね、あなたにはこんな曲じゃ物足りないかしら。」
愛は麻琴の背後からその指使いを眺めていた。
彼の技術は完璧だ、自分が心配する必要など全く無いように思えた。
「明日の発表会、何とかなりそうね。」
他の部員はすでに支度を済ませて出て行った。
残っているのはあさ美と愛、麻琴だけである。
「小川君、あとは私たちでやるから帰っていいよ。」
「でも僕新人だから・・・手伝いますよ。」
「じゃあ私ちょっと職員室に行ってくるから二人で椅子片付けてくれる?」
愛が出て行った音楽室に残った二人は、そそくさと片付けを済ませると、入り口の前で彼女が戻ってくるのを待っていた。
「小川君はなんで急にうちの部に入ろうと思ったの?」
あさ美が沈黙を打開しようと彼に話し掛けた。
「それは・・・・・」
下を向いて黙ってしまった彼に、何か別の話題は無いかと考えるあさ美。
「・・・・・・」
「紺野さんが居たから・・・」
「えっ?!」
突然の麻琴の言葉にあさ美は絶句した。
「な・・・何?!」
「ごめんなさい、僕先に帰ります!」
あさ美の制止を振り切って走り出した麻琴は、ちょうど帰ってきた愛とぶつかりそうになり慌てて走っていった。
「ふうん、なるほどね。」
真っ赤になって取り残されたあさ美を見て、大体の状況を把握した愛は楽しそうにほくそえんだ。
「あさ美ちゃん、帰るよ・・・あさ美ちゃん!」
「え?え?!何?」
すっかり混乱したあさ美は愛の言葉にまともに反応することすら出来なかった。
「いよいよ明日だね、あさ美ちゃん大丈夫?」
「うん、あんまり自信は無いけど・・・多分大丈夫。」
いつも通りの帰り道を歩く二人、話題は自然と明日の発表会の事に集中する。
「今のあさ美ちゃんなら落ち着いてやれば大丈夫、あと緊張しなければね。」
愛は突然隣を歩くあさ美の体に抱きついた。そのまま右手をスカートの中へ、ショーツの中へと潜り込ませる。
「やだ、こんなとこで・・・止めて!」
初夏の夕暮れは、七時近くなってもまだ薄明るい。二人の姿は周囲から丸見えである。
幸い誰も見ている人間はいないようだったが、そういう問題ではない。
明るい、しかも屋外でこんな事をされるのが、あさ美にはたまらなく恥ずかしかった。
突然、あさ美の秘部に鋭い痛みが走る。スカートから抜き出し、あさ美の目の前に突きつけられた愛の指には、引き抜いたあさ美の細い淫毛がしっかりとつままれていた。
「明日は大事な発表会なんだから、綺麗に手入れしておかないと駄目よ。ちゃんとつるつるにしておくの、いいわね。」
それだけ言うと、愛はあさ美の体から離れて再び並んで歩き出した。
あさ美はようやく解放された安堵感から大きな溜め息をつく。
「何で?・・そんなの、関係あるの?」
「あさ美ちゃんは私の言う事聞いてればいいの、もう忘れちゃったの?」
あさ美は返す言葉が無く黙りこくってしまった。
「別に・・・ばれるわけ無いんだからいいよね。」
夕飯を食べ、シャワーを済ませたあさ美は愛の言葉を思い出して独り呟いた。
パジャマに着替えてベッドに寝転んだあさ美は、今日の出来事をぼうっと考えている。
「小川君って、私のこと・・・どうしよう。」
(私も小川君は嫌いなタイプじゃないけどね。)
(「ずっと・・・好きだったのよ。あさ美ちゃん。」)
「でも愛ちゃんが・・・女の子同士だし、どこまで本気なのかわかんないけど・・・」
自分の中に湧き上がり始めているほのかな二つの恋心に気付く事が出来ず、あさ美は言いようの無い心境に不安を抱いていた。
「明日は本番なんだから、もう寝なくっちゃ。」
時計の針はすでに12時を半分ほど過ぎていた。
明日は大事な発表会である、寝不足で臨むわけにはいかない。
頭まですっぽりとシーツをかぶったあさ美は、しかし考える事が余りにも多すぎて、いつまでも眠れぬ夜に悩まされていた。
「どう、昨日はちゃんと寝られた?」
愛がビオラのチューニングを行うあさ美の隣に座った。いくつもの高校が、合同で行う発表会の会場に充てられたホールの、あさ美たちの控え室である。
あさ美は玄関にある売店で買って来た缶ジュースを、半分ほど残してドレッサーに置いていた。
ドレッサーをテーブル代わりに使って、楽譜やチューニングマシン等を並べて弦の張りを調整している。
数人しかいない部員にたいしては広すぎる控え室で、あさ美たちは準備を始めていた。
控え室には壁際にドレッサーが並んでおり、向かいの壁には衣装をかけられるようにロッカーが並んでいる。
部屋の隅には掃除道具が仕舞われたドアがあった。
いつもより念入りなチューニングを施した楽器を抱えて音を抑えて練習する者、楽器を胸に抱きしめたまま何か考え事をしているかのような者など、皆一様に緊張の表情を隠せない。
「じゃあ紺野さん、検査するから脱いで。」
愛が突然、あさ美に声をかけた。
「え・・・検査って?」
愛の言っている意味がわからず、きょとんとした表情で見つめ返すあさ美。
「昨日言ったでしょ、ちゃんと処理してきなさいって。まさかやってないんじゃ・・・」
「んん・・そんな事ないよ、ちゃんとやってきたから大丈夫。」
あきらかに裏返った声で平静を装ってはいるが、完全に動揺したあさ美は椅子に座る足が諤々と震えていた。
「じゃあ検査してもいいわよね、早く脱いで。時間になっちゃうわよ。」
「でも・・・こんなトコで・・・みんな見てるし・・・」
あさ美は少し離れたところで、ドレッサーをピアノに見立てて指慣らしをしている麻琴を見た。
愛にはあさ美の言いたい事は最初からわかっていた。だがそんな事で許す筈も無い。
あさ美にだけ聞こえるように小声で囁いた。
「あさ美ちゃん、言う事聞かないとどうなるか・・忘れちゃったの?」
「・・・!!」
愛の方を振り向いて言葉を失ってしまったあさ美。学校の屋上で、自分が愛に逆らう事が出来ないのだと思い知らされたのは、ほんの半月ほど前の事だった。
「・・・・・わか・・っ・・たわ。」
消え入りそうな声を絞り出すように返事をすると、のろのろと椅子から立ち上がるあさ美。愛の前で、綺麗にアイロン掛けされたスカートに手を掛ける。
一瞬の後、パサッと軽い音を立ててあさ美の足下にスカートが広がった。
「私の方を向いててもしょうがないのよ、皆に見えるようにしないと。」
愛はあさ美の腰を掴んで反対側を向かせる。
「じゃあ皆さん、こっちを見て下さい。」
愛の声に何事かと振り返った部員達はスカートを下ろしたあさ美に言葉を失った。
一番過剰な反応を示したのは、もちろんただ一人の男子部員である麻琴だった。
「こ!紺野さん・・・な、何してるんですか?!」
初めて見る女性の下着姿、雑誌などでは見たことがあるものの生で見るのは初めての事で、自然と麻琴の視線はあさ美の白いショーツへと注がれた。
「さ、紺野さん、それも早く脱いで。皆に検査してもらうのよ。」
あさ美が愛の命令に逆らう事は出来ない。しかし異性の、食い入るように見つめている麻琴の視線を浴びながらでは、ショーツにかかったあさ美の手は動かなかった。
「ボ、ボク・・・外へ出ていますから。」
顔を真っ赤にした麻琴が、耐えかねたように掠れた声を上げる。
「いいの、小川君はそこにいて。紺野さんのためにもね。・・さ、早くしないと時間がないわ。」
愛の言葉に観念したあさ美は、諦めたようにゆっくりとショーツを脱ぎ、隣の椅子の上に置いた。
愛はあさ美の前に座り込んだ。予想通りの物を見た愛は、自分のバッグからクリームの入った容器と剃刀を取り出した。
「なんでちゃんと剃って来ないの?その上、ウソまでついて・・・小川君、ちょっとこっちに来てくれる?」
あさ美はきつく目をつぶって恥辱に耐えていた。
ズボンの膨らみを隠しながら、よろよろと麻琴が愛の脇にやってくる。
「今から紺野さんのオ●ンコの毛を剃ってあげるから。小川君はこの邪魔なびらびらを押さえてて頂戴。」
愛はあさ美の柔らかな花弁を摘むと、いっぱいまで左右に引っ張ってそう言った。
初めて見る女性器、それも普段は大切に隠されている奥の奥までさらけ出されている女性器に、麻琴は興奮を隠し切れなかった。
愛に言われるまま、おずおずと手を伸ばすと、あさ美の花弁を指で引っ張った。
薄目を開けて二人の様子を窺っているあさ美の目から、涙が滲み出た。
二人だけでいる時に、愛に触られる事はなんとか耐えられるようになっていたあさ美だが、他の部員の前ではやはり辛かった。馴れることはできなかった。
まして麻琴には、このような形で自分の肌を、最も大切な部分を晒したくは無かった。
自分でも気付かないほどの淡い恋心を打ち砕かれたあさ美は、自然と溢れ出る涙を押さえる事が出来なかった。
ひんやりとしたクリームが塗られ、冷たい金属の感触があさ美の秘部を撫でていく。
「じゃあ、今度はこっちに持ち上げて。」
愛はあさ美の花弁を押さえている麻琴に指示を出しながら、剃り残しの無いように丹念に剃っていく。
もちろん麻琴の手を借りずとも、愛一人でやろうと思えばできる事なのだが、麻琴に手伝ってもらう方が面白いと思ったのだ。
「じゃあ小川君、今度はクリちゃんを押さえてて、こうやって。」
愛は、あさ美の蕾を親指で押さえ込むようにしながら、麻琴に解説していた。
「ここがね、女の子の一番大事なところだから・・しっかり押さえててね。」
麻琴は自分が想像していたよりもずっと小さく、可愛らしいあさ美の小さな蕾をしっかりと押さえた。
「はぁ・・・ぅ・・・・・。」
あさ美の薄く開かれた唇から、儚げな吐息が漏れ出した。
恥じらいと秘部への刺激で朱に染まった肌が、しっとりと汗ばんでいる。
「紺野さん、感じてるの?」
愛が手を止めて意地悪い質問をする。
「そんな・・感じてなんて無いよ・・・」
今のあさ美の様子を見れば、それが明らかに嘘である事は容易に見破れる。だが愛はあえて追求しなかった。
再び手を動かし、あさ美の柔らかい淫毛を剃り落としていく。
「もういいわ、小川君。・・そこのタオル、とってくれる?」
麻琴の差し出したタオルで、愛があさ美のその部分を拭う。
タオルがどけられると、すべての飾りを失ったあさ美の秘所が姿を現した。
日に当たることのないその部分は、ほんのりと青みがかっている。その中を、くっきりと一本の秘裂が走っていた。
「あっ!」
愛が大げさな声を上げた。
ドレッサーの上に置いてあった、あさ美の飲みかけの缶ジュースをこぼしてしまったのだ。
しかもあさ美の座っていた椅子の上に、そこにはあさ美の脱いだショーツが置かれていた。
「ごめんなさい、紺野さん。ショーツ穿けなくなっちゃったわね。」
もちろん愛の行動は計算しての事である、わざとやったのだ。
だがあさ美がそれを咎める事は出来ない。そんな事許されないのはあさ美にもわかっていた。
「さ、出来たわよ。鏡で見てみなさい。」
愛は再びあさ美の腰を掴んで鏡の方を向かせた。
まるで小さな子供のようにつるつるになった秘部を見ていると、なんだかそこが熱くなってくるようですぐに目を逸らした。
「じゃあそろそろ始まるから、急いで準備しましょう。」
あさ美は、たっぷりとジュースを吸ってべとべとになったショーツを眺めて、呆然としていた。
「スカート穿くんだから大丈夫、わからないわよ。」
愛の言葉は、要するに「ノーパンのまま舞台に上がれ」と言っていた。
数人の部員達がそれぞれのポジションにつく。
他の学校と比べて明らかに部員が少ない為、余った椅子を片付けるのに時間を要した。
あさ美の体は緊張のあまりオイルの切れた機械のように固くなっていた。
ただでさえ緊張する本番、控え室であんな事があった上に、今はスカートの下に何も身につけていないのだ。
「次は○○学園高校管弦楽部の皆さんです。」
あさ美たちと同世代と思われる司会の女の子に紹介され、幕が開いた。
愛の先導で始まった演奏は、まずまずの滑り出しだった。
しかし異変はすぐに起こり始めた。控え室の出来事ですっかり動転していた麻琴が、練習の時には考えられない平凡なミスを連発した。
それでも最後の三曲目まで持ちこたえ、それぞれのソロも無難にこなしていく。
最後の曲目になり、あさ美のソロパートも好調な滑り出しだった。
固くなった体をなんとか動かしながら演奏を続けている。静まり返った聴衆に、あさ美の奏でるビオラの音色が嫋々と流れていた。
「あっ!!」
・・・突然、ピシッという鋭い音とともに、あさ美の音が消えてしまった。あさ美のビオラの弦が、切れてしまったのだ。
大人数のオーケストラであれば、アクシデントの起こった楽器を同じパートで受け渡し、難を逃れる事も出来る。
だがこの少ない人数ではどうしようも無かった。
呆然としたまま立ちつくすあさ美を、労るように見つめる愛。しかしその瞳に妖しい炎が踊っているのを、誰も気がつく者はいなかった。
名無しぃょぅ終了
遅刻(w
期待sage
8章
「仕方ないわよ、弦が切れちゃったんじゃどうしようもないわ。」
音楽ホールの控え室。他の生徒は既に帰っていった後だった。
がっくりと肩を落とすあさ美を気遣うように、二人だけ取り残されたこの控え室で、椅子に腰掛けていた愛が声をかけた。
「あの、ジュース・・・飲みますか?」
麻琴が三本の缶ジュースを持って、控え室に入ってきた。
平静を装っているが息が上がっている。おそらく走ってきたのだろう。
「ごめんなさい、僕が間違えてばっかりいたから・・・」
「誰のせいでも無いのよ、仕方ないわ。」
全員の前で口にしたのと同じセリフをもう一度口にする愛。しかしあさ美と麻琴はそれに応えることができなかった。
「でも、やっぱり私のせいだよね・・・・・」
しばらくして、重い沈黙が耐えられなくなったように、あさ美が言いかけた。まるでそれを予期していたように、キッとあさ美を見据える愛。
「紺野さん、正直に言ってみて。なんであんな事になっちゃったの?」
「それは・・・・・言えません、ごめんなさい。」
耳まで真っ赤になって俯くあさ美。
「感じてたんじゃないの?」
「っっ!!」
はっとなったあさ美の顔はますます赤くなっていた。ふいに、あさ美のスカートに手を差し入れる愛。その顔には、勝ち誇ったような笑みが浮かんだ。
「やっぱり・・・まだ濡れてるじゃないの。」
スカートの中に差し入れられた愛の手は、あさ美のそこが愛液でべとべとになっているのを感じていた。
「や・・止めて・・・」
「ダメ、紺野さん自分のせいだって言ったでしょ、だったら罰を受けないといけないわね。・・・小川君、どう思う?」
「えっ・・あ、あの・・ボクは・・」
突然話しかけられた麻琴は、ビックリしたようになにか言いかけたが、言葉が続かなかった。
「ね、小川君だって紺野さんのせいで失敗したんだから・・紺野さんが罰を受けるところ、見たいでしょ。」
「でも・・そ、それは・・」
「紺野さんもね、ちゃんと償いをした方がいいのよ。大丈夫・・」
そこで愛は一度言葉を切ると、あさ美には聞こえないように麻琴の耳に囁きかけた。
「それに小川君って、紺野さんのコト好きなんでしょ。だったら、いい思いをさせてあげるわ。とっても素敵な紺野さんを見せてあげるから・・・ね、いいわね。」
顔を真っ赤にした麻琴が、かすかに頷く。それを確認した愛は、勝ち誇るように言い放った。
「それじゃ、小川君に決めてもらいましょう。紺野さんは失敗した償いのために、厳しいお仕置きが必要ですか?」
「・・・、・・・・・はい。」
赤い顔のまま、しばらく言葉が出ずに口をパクパクさせていた麻琴だが、ゴクッと唾を飲み込むと最後に掠れた声を出した。それを聞いたあさ美が、がっくりと顔を伏せる。
「それじゃ紺野さん、そこに立って。」
愛に促されるまま立ち上がったあさ美。さっそく愛の手があさ美のスカートに掛かり、ただ一枚大事な部分を隠していたスカートを下ろしてしまう。
麻琴は二人の行為にじっと見入っていた。まだあさ美の上半身は、きちんとブレザーを着けている。その下から、真っ白なブラウスの裾が覗いている。
しかし下半身を覆うモノはなにもない・・衣服も、最も恥ずかしい部分を守る飾り毛すらも。
見てはいけない・・頭ではそう思うのだが、麻琴はどうしてもあさ美の白い肌から目を逸らす事が出来なかった。
「さ、全部脱いで。私が手伝ってあげる。」
愛はあさ美の上半身を覆う制服を脱がしに掛かった。
あさ美の腕を上げさせると、ブレザーを腕から引き抜く。
あさ美の肌に同化したような白いブラウス、薄く滲んだ汗で肌に張り付いたブラウスのボタンを一つづつ、ゆっくりと外していく。
あさ美と麻琴を焦らすようにしばらくそのままにしていたが、やがて大きく前を肌蹴させる
「紺野さん。ほら、小川君が見てるわよ。」
じっと目を閉じて羞恥に耐えていたあさ美は、少しだけ目を開け麻琴の様子をうかがった。
麻琴は愛に絡め取られたあさ美の体を、まるで美しい美術品でも鑑賞するかのようにじっと見つめていた。
(や・・なんで・・・・)
麻琴の視線を意識したあさ美の体に熱いものが込み上げてきた。
先ほどの演奏の時と同じ、いやそれ以上の羞恥心、それとあさ美の体を熱くさせる何か。
あさ美に残された最後の一枚、白いブラにはくっきりと敏感な突起の位置を示していた。
直接の刺激を受けたわけでは無いのだが、あさ美の心に潜む何かが麻琴の視線を感じ、少女の全身に快楽の信号を与えつづけていた。
「こんなに固くなっちゃって、苦しいでしょう?」
愛はあさ美の背中に手を回しブラのホックを外した。
ブラがパサリと床に落ちると、あさ美の肌を隠すものはすべて取り去られてしまった。
「小川君、紺野さんの体、綺麗でしょう?」
麻琴は愛の言葉が届かないほどあさ美の肌に没頭していた。
代わりにあさ美が愛の言葉に反応し、白い肌をますます紅く染めさせる。
再び愛の手があさ美の秘部を弄った。
くちゅくちゅと音を立てて敏感なそこを嬲っていると、一筋の愛液が床に零れ落ちた。
「これ、紺野さんが切っちゃった弦よ。」
愛が恥ずかしげに立つあさ美に、しなやかなワイヤーのようなものを見せつけた。銀色に鈍く光るそれは、切り端がささくれたようになっている。
発表会の演奏中に、切れてしまったあさ美のビオラの弦である。
あさ美は、頭の後ろで組まされた両手を赤いロープで縛られ、更にそのロープは壁際に並んだロッカーの一つに、その衣装かけのパイプに縛り付けられていた。
ピンと短く突き出す様に弦を握った愛は、それで庇うことの出来ないあさ美の、胸の頂点を突ついた。
恐怖と、そして激しい羞恥に、最初は胸の中に半分埋まっていたようなあさ美の蕾は、愛の玩弄に忽ち起きあがり、堅く尖り勃った。
愛の手が動くに連れ柔らかな胸の肉が震え、あさ美の体から力が抜けていく。
「紺野さんが失敗したのはココのせいかしら?」
今度は愛が、あさ美の前にしゃがみ込む。
ロッカーに寄りかかるように、なんとか立っているあさ美の秘裂をなぞるように弦を動かすと、あさ美の全身が過敏な程の反応を示す。
「あっ・・ああっ・・・ああああっっ」
あさ美が、悲鳴のような嗚咽を漏らす。愛の握った弦が、あさ美の敏感なクリト○スを突き刺すように押し当てられている。
「やっぱりココが悪いみたいね、ちょっと懲らしめてあげようかしら。」
麻琴は膨らんだズボンの前を隠そうともせずに愛の行動を凝視していた。
彼が見ている事によりあさ美の心により激しい波が押し寄せる。見られている事により、いつもよりも過敏になった体は愛の手に実に正直な反応を示す。
先ほどの演奏中もそうだった。
ステージの下にいる人間にスカートの中を覗かれているのではないか、自分の大事な部分を見られているのではないか、そんな事を考えていたら下腹部が熱くなってしまったのだ。
演奏が終わった後、水溜りのようになった椅子を誰にも気付かれないように急いでハンカチで拭いてきたくらいだ。
「中々上手くいかないわね、いい方法は無いかしら。」
愛はあさ美の蕾を弦で縛ろうとしていた。
だがしっかりと肉に埋もれた蕾を縛るのは容易では無く苦心していた。
「そうだ、確かアレがあったわね。」
愛は一度控え室の隅に行くとドアを開けた。目的の物を発見し、それをあさ美の傍に置き、壁のコンセントに差し込む。
「嫌・・そんなもの、どうするの・・・?」
あさ美の顔は恐怖に引きつっていた。愛はあさ美のそんな反応を楽しむようにスイッチの入っていないそれをあさ美の秘部に近づけた。
「小川君、スイッチ入れてくれるかしら?」
二人の行為に見入っていた麻琴は少しだけ我に帰り、脇に置かれた旧式の大きな掃除機のスイッチを入れた。
旧式の掃除機は轟々と大きな音を響かせてあさ美の太腿に吸い付いた。
何も取り付けられていない、パイプのような先端があさ美の白い肌に吸い付き、赤い円形を残す。
「じゃあこれで・・・」
愛の持つノズルが、今度はあさ美の無毛の秘部を捕らえた。
「きゃぁっっっっっ!!」
秘部に吸い付いたノズルはあさ美の花弁、蕾、更には子宮まで吸い出そうとしているかに感じられた。
その恐ろしいほどの感覚に、あさ美は悲鳴を上げるしかなかった。
「嫌!止めて!止めてぇっっっ!!」
あさ美の声を無視して愛はノズルをあさ美の中へと押し込もうとするが、しっかりと肌に吸い付くノズルを自由に操るのは女の力では容易でない。
挿入を諦めた愛はもう一度、小さな蕾の付け根に狙いを定めた。
「嫌ぁっ!止めてぇっっっっっ!!!」
「あんまり大声出すと誰か来ちゃうわよ。」
「・・・っっ!!」
愛の言葉にあさ美は息を飲んだ。
敏感な蕾に、立て続けに与えられる刺激にも声を上げないように、あさ美は歯を食いしばって耐えた。
ようやく掃除機の轟音が止まり、あさ美に加えられる責めも止まった。
「ふう・・・・・」
大きく溜め息を吐いたあさ美。愛はあさ美の秘部を弄り、肉のベールの間から吸い出された蕾を指で摘んでみる。
「これなら大丈夫ね。小川君、こっちを手伝ってくれる?」
あさ美の秘裂を押し開くようにした愛は、おずおずと近づいた麻琴に、
「ここを、しっかり摘んでいて。」
と言いつけた。
「や、やめて・・あいいっっ・・・・痛いっ!!」
あさ美が身を捩る。初めて女体に触れて、頭に血の昇った麻琴は加減が判らず、力一杯にあさ美のそれを摘んでいる。
愛は、ビオラの弦でくるっと輪を作ると、あさ美を摘んでいる麻琴の指ごと包み込むように巻き付け、結び目を作った。
「そう、小川君そのまま・・もっと爪をたてるようにして・・強く引っ張って!」
しなやかなワイヤーの輪を麻琴の爪の上を滑らせて、あさ美の根本に近づける愛。
ついに輪があさ美の蕾に達すると、結び目をきりきりと引き絞り、堅く縛り上げてしまった。
捕らえられた蕾は、根本を締め上げられて赤く充血し、これからの刺激を期待するかのようにぴくぴくと小さく痙攣している。
「痛い・・痛い・・・もう、許して・・・」
必死に悲鳴を噛み殺しながら、苦しげに呻きを上げるあさ美。
しかし愛は反対の端を持ち、弦をピンと張るとビオラを弾くように弓で擦リ始めた。
「・・ん!くぅっ!!」
ビリビリと伝わってくる刺激に、あさ美が一層苦しげな声を上げる。
「もちろん、このくらいじゃ罰にならないわよね。どう、小川君?」
「えっ・・あ、あの・・も、も、も・・もちろん・・・」
愛に話しかけられた麻琴は、顔を真っ赤にして吃った。吃りながらも麻琴の鼓動の高まりは、ここで止めることを許さなかった。
「やっぱりね。じゃあ、続きは小川君にお願いするわ。ちょっと待って。」
愛はそう言うと、あさ美の手提げカバンをかき回し、携帯を取り出した。
バイブモードになっていることを確認すると、あさ美の蕾を縛り上げている弦に結びつける。
「いっ・・たあぃぃっ!」
あさ美の股間でブラブラと揺れる携帯が、あさ美に新たな苦痛を与えた。
「それじゃ小川君、これを持って。」
麻琴に自分の携帯を渡した愛は、麻琴の手の中でボタンを操作した。
「いいわよ。このボタンを押すと、紺野さんの携帯にかかるわ。さあ押して。」
愛の言葉が理解できたのかどうか、まるで夢遊病者のようにボタンを押す麻琴。と、突然・・・
「あああぁぁぁっっ・・・」
あさ美の悲鳴が上がる。ブルブルと暴れ出した携帯が、ワイヤーを通して信じられない刺激を送り込んだのだ。
その悲鳴に、ハッとしたように電話を切る麻琴・・。
「あら、もう許してあげるの? 小川君、あなた・・紺野さんのこと、好きなんでしょ? それなら、最後まで行かせてあげなくちゃ、却ってかわいそうよ。」
愛の囁きに、意を決したように再び麻琴がボタンを押す。
「ああぁぁっっ!! もう・・ダメ・・・!!」
ここまで責められ続けたあさ美の体は、いともあっさりと落ちてしまった。
「紺野さん、自分だけ満足してちゃ罰にならないわ。」
愛はそう言って脇に立っている麻琴のズボンのチャックを開け、肉棒を取り出した。
「え?高橋さん?!」
麻琴は突然の愛の行動に慌てふためき、慌てていきり立った肉棒を隠した。
「隠さなくてもいいのよ、紺野さんが気持ちよくしてくれるから、ね。」
愛はあさ美のロープを解くと頬を軽く撫で、目の前に差し出されたものを加えるように促した。
既に先端がぬるぬるした肉棒を口に頬張ったあさ美は、丁寧に舌を這わせている。
麻琴の頼り無い風貌には不釣合いな逞しい肉棒を無心に頬張るあさ美は、もはや自分が何をしているかがほとんど理解できていなかった。
右手を目の前の肉棒にそえ、左手は知らぬうちに自らの秘部を慰めていた。
舌の動く音と自らの秘部を掻き回す音だけが控え室に響き、淫靡な雰囲気を醸し出す。
麻琴は恍惚とした表情であさ美の奉仕に没頭している。
「こ、紺野さん・・・もう・・・!!」
麻琴の肉棒から大量の精液が吐き出された。
咄嗟に口を離したあさ美だったがかえってその行動のために数度にわたって吐き出された精液を顔全体に浴びる事になってしまった。
黒くしなやかな前髪や、低いながら形のよい鼻が生臭いパックに包まれる。
「ごめんなさい・・・紺野さん。」
麻琴は自分の精液で汚してしまったあさ美の顔を見て申し訳なく思うと同時に別の感情が湧きあがってくるのを感じていた。
「紺野さん、もう満足したかしら?」
愛はあさ美に尋ねるがあさ美は何も言わない、左手は僅かながらまだ動いていた。
愛は跪くような格好のあさ美の体を抱えると、四つんばいに立て直す。
体から力の抜けたあさ美の体は、ほとんど抵抗を示さない。
「小川君、紺野さんまだ満足してないみたいだから、もっと気持ちよくしてあげて。」
愛の言葉の意味を理解した麻琴は、四つんばいになったまま呆然としているあさ美を、沸きあがる性欲のままに後ろから貫いた。
既に十分な潤滑液を与えられたあさ美の内部は、ほとんど抵抗無く侵入者を受け入れた。
しかしこれだけのサイズの物を受け入れた事は無く、肉壁は痛々しく押し広げられた。
麻琴のぎこちない動きに反応し、あさ美もぎこちなく腰を振る。
「紺野さん、気持ちいい?」
「あぁっっ!気持ちいい、気持ちいいっっっ!!」
声を出すのもはばからずあさ美が快感に震える。
機械のように無機質に腰を動かす麻琴、あさ美は野太い肉棒で内部を掻き回される快感に意識を失いそうだった。
意識を失わないように、必死で僅かに心に残された何かにしがみ付くあさ美。
しかし縛られたままの蕾が擦れ、内部の肉襞を掻き回される感覚は、あさ美の意識を振り落とそうとするかのように、彼女の心と体を責め立てる。
麻琴は先ほど出したばかりだが既に限界が近いようだ。
その動きはますます早まり、あさ美に快感を与えると同時に自らの快感を引き出していく。
「もう・・ダメ!あぁっ・・・あっ!落ちちゃうっっっ!!」
「う・・・あぁっ!」
あさ美がイクとほぼ同時に、大きく背伸びするように麻琴が二度目の射精を行った。
流し込まれた精液はあさ美の愛液と交じり合い、麻琴が肉棒を抜くと同時に糸を引いて床に流れ落ちた。
「これで大丈夫よね。」
部屋の掃除をして綺麗にした三人は、控え室を出てそれぞれの家へ帰っていった。
麻琴は方向が違うので、帰りはいつも通り愛とあさ美の二人である。
「あさ美ちゃん、小川君の・・気持ち良かった?」
あさ美は乱れに乱れた自分を思い出し、真っ赤になって俯いた。
麻琴の事を考えると、自分の鼓動が高まるのがはっきりと感じられる。
あさ美は、自分が麻琴に抱いていた思いに気が付いたようだ。
愛は自分が企んだ事とはいえ、あさ美の麻琴に対する思いに嫉妬の炎が燃え上がるのを感じていた。
(あさ美ちゃんは私の物、今後は絶対に他人には渡さない。)
いつに無く真剣な表情の愛が恐ろしい事を考えているとは、今のあさ美には想像もつかなかった。
発症完了
149 :
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150 :
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151 :
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152 :
名無し募集中。。。:02/05/15 20:04 ID:RMSnsHW0
あーーーーーーーーーーーーーーー
続きは・・・?
154 :
名無し募集中。。。:02/05/17 12:43 ID:5IdaxMLy
age荒らし
155 :
名無し募集中。。。:02/05/18 20:52 ID:mwIY6Ubj
元ネタなに?
156 :
名無し募集中。。。:
sageるためにage