なちまり☆小説

このエントリーをはてなブックマークに追加
111LOVE
なち真里小説―Sweet Lover―

裕ちゃんの卒業式から1週間、ラストライブから4日経った。
おいら達は5月から始まるミュージカルのレッスンのために、裕ちゃんとは
ほぼ毎日のように顔を合わせてる。そのせいもあって、裕ちゃんが卒業したって
実感あんまりしないんだ・・・。
グループ内ユニットが多くて、メンバー揃ってお仕事ってのも少なかったし・・・。
112LOVE:02/05/28 17:27 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

―――――――
そんな忙しいおいら達に天からの恵み (?) かな今日はオフなの。もちろん、おい
らのオフの過ごし方はなっちとお家でLOVE×2。ちなみに今日はなっちのお家。

「なっちぃ、セリフ全部覚えた?」
ソファーに座るなっちに後ろから抱きついて聞いてみた。
「う〜んとぉ、あと4分の1くらい覚えたら全部かな。」
「えぇ〜っ、すごぉ〜い。」
113LOVE:02/05/28 17:29 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

オーバーなリアクションでなっちをぎゅっと抱き寄せた。
「もぉ〜、いっつもリアクション大きいね〜。まぁ、そこがやぐたんの
 可愛いとこだけどね。」
なっちはそう言っておいらのホッペにちゅってしてきた。おいらはなっちからの
久しぶりのキスに顔が熱くなるのを感じた。
「ふふっ、顔赤いよ。ねぇ…ソファー越しにじゃなくて、こっち側おいでよ。
 やぐたんのすぐ隣りがいい…」
なっちは少し恥ずかしそうに、少し俯いてつぶやいた。おいらは何もいわずに
ソファーを乗り越えてなっちの膝の上に座った。
114LOVE:02/05/28 17:30 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

「隣りよりここのほうが近いでしょ。」
なっちを見て満面の笑みで微笑む。
「甘えんぼなんだからぁ。」
なっちはそう言いながら、おいらの頭を撫でなでした。
しばらくそんな状態で沈黙が続く。重い空気の沈黙でなくて、なんていうか
甘〜い沈黙。声に出さなくたって相手の全部が伝わってくるようなやつ。
おいら、ずっとこうしてたいよ・・・。
115LOVE:02/05/28 17:31 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―


「…まりぃ」

そんな甘い沈黙を破ったのはなっちだった。
「…久しぶりに…ねぇ、しようよ」
なっちは少し頬を赤くさせながら言った。
やっぱりこの子、仔ウサギだね。って、おいらの方がちっちゃいけど。
「‘しよう’って、何を?」
おいらの質問になっちの頬がまた赤くなる。
「なっ!?なっち、そんなの言えないよぉ」
「言ってくれないならしない。だってさ、おいらとなっちの考えてることが
 違ったら困るしね。」
116LOVE:02/05/28 17:33 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

なっちの瞳はおいらに‘いじわるぅ’って言ってる。可愛いから襲っちゃいたい
気持ちもあるけど、やっぱり焦らしてあげなくっちゃね。
「・・・えっち」
なっちが消えそうなほどの小さい声で言った。
「ちゃんと言ってよ。聞こえない。」
「…エッチ!!なっち、やぐたんとエッチしたいの!」
なっちは少し大きめの声でそう言うと、相当恥ずかしかったのかおいらの胸に
顔を埋めてしまった。
「じゃあ、しよっか。」
「うん」
おいらの声に頷くと同時に、なっちはおいらをお姫様抱っこで持ち上げた。
117LOVE:02/05/28 17:33 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

「なっち?!」
なっちに抱っこされた状態でおいらはマヌケな声を出した。
「えっちはベットで…ねっ。」
‘ねっ’って言った時のなっちの笑顔においらは見入ってしまっていた。
…なっちは天使!…なんてね。
「やぐたん。なっちの顔、変?」
「えっ?」
「だって、ずっと顔見てるんだもん。」
「可愛いなぁって思って・・・」
「ばかぁ…」
なっちは照れ隠しみたいに言うと、おいらをベットの上に下ろした。
118LOVE:02/05/28 17:35 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

なっちがおいらのすぐ横に座ると、瞳を閉じておいらにキスをせがんできた。
おいらはそんななっちにすい込まれるようになっちに近づいて唇を重ねた。
「んんっ…」
なっちのやわい唇の感触を楽しんでたら、なっちの舌がおいらの唇に触れた。
そのままなっちを受け入れて舌を絡める。
「んっ…んんっ…んふっ」
2人から漏れる吐息がだんだんおいらの思考回路がどんどん壊れてく。
「んんっ、ふあっ…んあっ!」
なっちとのディープなキスに酔い痴れてたら、なっちが隙をついたようにおいら
の胸を揉んできた。
「はあっ…」
おいらが声を出したことで二人の唇が自然に離れる。それでもなっちはおい
らの胸に手を離そうとしない。
「やぐたん、服脱がしたげようか。」
119LOVE:02/05/28 17:36 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

なっちがにやにやしながら聞いてくる。
「いい。自分で脱ぐぅ…」
なっちに脱がされる前に自分から脱ごうと服に手をかけた。
「だ〜めっ。なっちが脱がしたげるから。」
なっちはおいらの手を制した。そして、素早くおいらの服を脱がして
ブラを取ると、上半身だけ露わになったおいらの身体をじっと見つめた。
「見るなぁ。…恥ずかしいよぉ。」
「キレイだね、やぐたんの体はいつ見ても。」
120LOVE:02/05/28 17:38 ID:whjES+l+
なち真里小説―Sweet Lover―

なっちはおいらをそのままゆっくりと押し倒すと、おいらの身体に
身体を重ねて胸の突起を口に含んだ。
「はぅっ…あっあんっ…」
なっちの攻めに自然と声が漏れる。
「はぁっ、んふっ…なっち、だめぇ…」
おいらの声になっちが顔を上げる。
「ダメってコトは、そろそろこっちがイイってコト?」
なっちはゆっくりと焦らすように下着の上から秘部を撫でた。