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今更ながら、良いね。ほんとに。
良シリーズほぜむ
やす
だ
も
え?
ここへ書き込むのは、なかなか難しいな
>>309 自分も考えてみたけど全然だめだったってこと
hozen
煙草の煙で、ふとあいつのことを思い出した。
異様なくらい煙草の煙に拒否反応を示すような女だった。
いつもは明るく闊達なあいつが
「やめて、煙草はのどに悪いから…」
気怠い厭世の表情を浮かべながらつぶやいた。
なにかギャグで応対するのもはばかられる雰囲気。
「どうせ出番少ないんだろう」
……そんなこと言えやしなかった。
煙草の煙が空気そのものを重くしてしまったみたいだった。
大人っぽいの表情の中から垣間見えるイノセンス。
それがあいつの魅力の一端だった。
少なくとも俺にとっては100%の無邪気さよりも何倍も魅力的。
しかし、あの煙草が絡んだ時の表情。
あれは、あの表情の何処を解析しても大人にしか見えなかった。
むしろ、人生をあきらめかけた老年のものと言えたかもしれない。
とは言え、そこには改めてあいつの魅力を再確認した。
いかにも悩んでいる風なあいつの表情に、大人100%なあいつに、
不覚にも見とれてしまったものだ。
そして二人が別れたあの日。
あいつは煙草を吸って俺を待っていた。
その日会話は一つもなかった。
だが、それ以上の言葉をあいつの煙草が語っていた。
あいつはすべてを捨ててしまった。
すべてをあきらめてしまったいたのだ。
そんなあいつの横顔。
すごくきれいだった。
それが保田
No.19
難しいと言われているところへ
性懲りもなく書き込んで申し訳ない
>>314 308だけど、そんなつもりじゃ
これからも書き込んでくれ
深く静かにthinking
( `.∀´)ほ( `.∀´)ぜ( `.∀´)ん
test
保全
イ呆ぜん
もうしわけありません。12日0時から、の誤りです。
お詫びして訂正します。
おいおい、胸の上で丸まってんじゃねーよ!
道理で変な夢でうなされると思ったよ。
寒いんだから素直に布団に入ってくればいいだろうが。
それが保田
「ブラックのコーヒーが飲める人って大人だよね」と
口癖のようにいつも言っていた彼女なのに
今日は俺と同じブラックのコーヒーを注文した。
「やっぱり苦いね。」
そう言って苦笑いしながら彼女はお気に入りのドーナッツにかぶりつく。
ちょっぴり背伸びをしたその仕草に
こいつすげー可愛いかもとかついつい思ってしまう。
それが保田。
小さなシングルベッド。
そこに2人で寄り添いながら眠っていた。
あいつはベッドに入ったまま、ただじっと俺の顔を見つめていた。
いったいどうしたんだ?
まだ覚醒しきらない俺は一言発するのがやっと。
「どうしたの?」
あいつはそのままの姿勢で、静かに首を横に振るだけ。
声には出さないけど小さな唇の動きだけで伝わってきた。
「なんでもない」
そんななんでもない朝のはじまり。
それが保田とのささやかな生活
No.20
326 :
名無し募集中。。。:02/11/16 11:15 ID:HqFXoKm/
昨日から寝込んでるアイツ。
風邪をひいたらしい。
「熱、測ってみる?」
「・・・うん」
ほれっと体温計を手渡す。
彼女の頬は赤くて、風呂上りみたいにぽかぽかしている。
「・・・うーん。頭痛い」
体温計を脇に挟んだアイツが呟く。
小さいため息も耳に入る。
「あっ、俺の心配なんかするなよ?有休使ってるんだから」
「でもさぁ・・・」
「オマエを1人にするわけいかないだろ?なんか無理して倒れられても困るし」
「・・・・・・」
「病人は寝てろ」
ほんの少しの沈黙。
「ありがと・・・」
それが保田。
( ´.∀`)ぜん
( `.∀´)ぜん
( `.∀´)
( `∀.´)
( `.∀´)
保田とスタンガンプレイ
(`∀.´ )
( `.∀´)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ / ̄\ ヽ ◆ 2 0 0 2 ◆
/ / ヽ、、、ヽ ★ Kei Yasuda 22th birthday ★
| / \ / | |
| | ⌒ヽ /⌒ | |
| | ___ | | 今年もついにこのイベントが
ノノイ\ .\_/ /_/⌒ヽ、 やってまいりました。
/⌒ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈´ ノ 来たる12月6日はわれらが
ヘ \ / / 保田圭の22回目の誕生日です。
\ \/ / モー板住民としての自覚を持ちつつ、
\ / 各自派手に盛り上がりましょう。
\_/ みなさんふるってご参加下さい。
〜 プログラム 〜
・12/5日(木)
19:00〜22:19 フジTV FNS歌謡祭
23:00 ヤスヲタ集合・点呼
23:30 ヤススレ一斉上げ・新規スレ立て開始
23:55 カウントダウン
・12/6日(金)
00:00 祝砲
00:10 ダーヤスおめでとうだけで1000逝くスレなど
01:00 ( `.∀´)の1年をふりかえる
06:00 目指せ3ケタ!6時コール(お圭さんスレ)
23:59 フィナーレ
・12/7日(土)
00:00 絞め。反省会
本部スレッド
http://ex2.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1038419844/l50
337 :
ぺったんこ:02/12/06 00:02 ID:dG15Oqbr
「あれ…?」
暗くなったバス停のベンチ。赤いマフラーで隠れた顔半分。
「あぁ…」
でも声でそれが誰だか解る。
「帰り、遅いんだな」
「そっちこそ…」
少しだけ隙間を空けて、横に座る。
「寒いな…」
「そうだね…」
同じクラスなのに。
もう2学期の終わりなのに。
こんなに近くで話したのは初めてだ。
338 :
ぺったんこ:02/12/06 00:03 ID:dG15Oqbr
「あたしね…」
「うん…」
「今日ね…」
「うん…」
「誕生日…だったの」
「…そっか…」
風が吹き抜ける。
髪のいい香りを運んでくる。
「おめでとー! …って言った方がいい?」
「…いいわよ、別に…」
少し笑い声でそう言って、
保田は赤いマフラーを首まで下げた。
本当はもっと大きな声で言いたかった。
おめでとう!って。
そう言える日が来ればいいなんて考えながら
道路の遠くの方を見つめる。
バスはまだ来ない。
339 :
ぺったんこ:02/12/06 00:04 ID:dG15Oqbr
それが保田。
おめでとう。
ぺったんこさん ぐっじょぶ
自分は今日までに作ることができませんでした
とりあえず誕生日おめ
341 :
名無し募集中。。。 :02/12/06 00:41 ID:3K9a1IRS
日経エンタティメントで
保田は2002年でやめたことに・・・
(誤植)
342 :
名無し募集中。:02/12/06 00:47 ID:e32BuiPL
とりあえず22回目の誕生日おめでとう。
343 :
名無し募集中。。。 :02/12/06 00:51 ID:uOJmbNQU
圭ちゃん22回目のお誕生日おめでとう!
344 :
名無し募集中。。。:02/12/06 01:27 ID:UIH20dnx
保田おたおめ
345 :
名無し募集中。。。:02/12/06 01:42 ID:ATfvfIGe
圭ちゃん誕生日おめでとう!!
346 :
:02/12/06 21:41 ID:88pl1Q/Q
やすおめっ
あいつはいつでも突然現れる。
そうあの日もそうだった。
冬の冷たい雨が降っていた夜。
あいつは俺の部屋へやってきた。
ショートケーキ2つをオミヤゲにしてやってきた。
きょうはあいつの誕生日。
本来なら、いっしょに過ごすべき相手が違う。
「コンバンワァ、いっしょにケーキ食べようぜぇ」
あいつがやってくるとこの部屋は一気に明るくなるようだ。
けど、あいつが俺のとこへやってくる理由なんてわかりきっている。
どうせ彼氏とケンカでもしたんだろう?
よりによってこんな日に…
俺はいつでもあいつの慰安に使われているのだ。
でも、それで悪い気はしない。
むしろあいつが俺を慕ってくれていることがうれしい。
誰か他の男と付き合っていても
俺のことだけは忘れないでいてくれる。
ピアス、大酒、いろいろ変わってきたあいつだけど、
それだけは昔から全く変わらない。
もしかしたら、俺にも可能性があるんじゃないか?
そう思わせてくれるのだから…
いや、そんなことがありえないことぐらい知っている。
あいつは俺の気持ちなんかとっくにお見通し。
言いたくても言い出せないことを十分知っている。
あいつは、俺が言い出せないことも知っている。
もしも、俺がそのことを切り出そうとしても、
あいつは指と唇をクロスさせて『言わなくていいよ』
そう伝えてくるのだろう。
あいつはあの男のことにはまったく触れず、
TVのこと、仕事のことを俺にまくし立てながらケーキを食べている。
目の前には、いつもより腫れぼったい目。
ついさっきまで泣いていたことを示している。
俺はそのことを問いただせない。
そんなことをしたら、手の中にいる小鳥が逃げてしまいそうで、
俺にかけられたとびっきりの魔法が解けてしまいそうで、
俺は黙って彼女を見ているしかなかった。
「ありがとう」突然、あいつは今までとは違う調子で切り出した。
あっけにとられる俺にかまわずあいつは続ける。
「何も聴かないでくれるのがうれしいよ」
「あなたとはいつまでも、この信頼関係でいたいから」
…残酷な宣告だ。
俺にはこれ以上の関係にはなりたくないと断定しているのだから。
ある種、死刑判決と変わらないだろう。
だが、それを納得させる力があいつにはある。
俺はあの男に劣っているとは思わないが、あいつにだけはかなわない。
あいつとケンカもさせてもらえない関係だと言うことに、
不満がないわけではないが、
そういうわけであいつと誕生日を一緒に過ごせたのだとすると、
それもよしとしなければならないのかもしれないのだろう。
他のヤツにこんなことをされたら
トラウマの傷になってしまうかもしれない。
だけど、あいつとの関係の中でそれは、
心地よい痛みとして存在していた。
そんなことをできるのはあいつだけだ。
そう、だからこそ、あいつのことを好きになったのだから。
「もう行くね」
あいつは出て行く。
12月6日があと1時間で終わろうとする頃、
あいつは出て行く。
何も聴かなくてもわかっている。
あいつは残り少ない誕生日の残り時間を
あの男とを過ごすために出て行く。
止めることなんかできやしない。
12月6日の幸運を分けてくれた天使に向かって、
そんなことはできやしない。
あいつは誰も傷つけてはいないのだから。
俺は残酷な幸せを味わいながらあいつを見送る。
一言も声をかけられないまま。
保田圭
誕生日おめでとう
No.21