326 :
名無し募集中。。。:
昨日から寝込んでるアイツ。
風邪をひいたらしい。
「熱、測ってみる?」
「・・・うん」
ほれっと体温計を手渡す。
彼女の頬は赤くて、風呂上りみたいにぽかぽかしている。
「・・・うーん。頭痛い」
体温計を脇に挟んだアイツが呟く。
小さいため息も耳に入る。
「あっ、俺の心配なんかするなよ?有休使ってるんだから」
「でもさぁ・・・」
「オマエを1人にするわけいかないだろ?なんか無理して倒れられても困るし」
「・・・・・・」
「病人は寝てろ」
ほんの少しの沈黙。
「ありがと・・・」
それが保田。