【伝説】保田圭がそばにいる生活【再び】

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325 ◆CtFairyOo.
小さなシングルベッド。
そこに2人で寄り添いながら眠っていた。

あいつはベッドに入ったまま、ただじっと俺の顔を見つめていた。
いったいどうしたんだ?

まだ覚醒しきらない俺は一言発するのがやっと。
「どうしたの?」

あいつはそのままの姿勢で、静かに首を横に振るだけ。
声には出さないけど小さな唇の動きだけで伝わってきた。
「なんでもない」
そんななんでもない朝のはじまり。


それが保田とのささやかな生活



No.20