【伝説】保田圭がそばにいる生活【再び】

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あのさ。優しいんだよ。
なんて言うのかな。他の人と、どう違うのかと言うと。
すごくタイミングのいい優しさを持ってる。

一人になって、ふと寂しくなる。不安になる。そんなときに届くメール。
人恋しくなる。なのに、素直に甘えられなくて。そんな自分の肩を、そっと抱く腕。
自分でも良くないと思ってる癖を、きちんと窘めてくれる人は他にいない。

わざと憎まれ口をきいて、困った顔の後で許されるのが好きだった。
何気ない仕草に笑ってしまってごめんね。
それでも好きだって言ってくれる安心感に、いつだって包まれていた。
肌触りのいい毛布みたいに、その中では子供のままでいられた。

誰に対しても同じだっていうのは、ちゃんと知ってる。
本当はちょっとだけ、その優しさを特別に貰える存在になりたかった。
そんなワガママを、もしかしたら気づいていたのかな。
具合が悪いときに、すぐに心配してくれてありがとう。

最後の言葉を交わすとき、次に会うための約束をくれる人。

それが、けーちゃん。