「おばちゃん、おはよー!」
「保田さぁん、夏合宿の日程のことで相談なんですけどぉ……」
「圭ちゃん、英語の辞書借りてくよー!」
3年になって部活を引退してからも、保田を慕って話しかけてくる後輩は多い。
アイツはその度に、苦笑いしながらも頭を撫でてやって挨拶を返したり、
親身になって日程表を眺めつつ、ああでもないこうでもないと頭を捻ったり
足の速い後輩を慌てて追いかけて、和英辞典も一緒に渡してやったりと忙しい。
「俺なんか、下の奴らのこと放ったらかしだけどなぁ……」
感心して呟いたら、保田は首を竦めて笑った。
「あいつらはねぇ、あたしのこと先輩だとか思ってないね、絶対」
言葉とは裏腹の、どこか誇らしげな眼差し。
あのさ。断言してやるよ。
卒業式には、あの子たち大泣きするぞ。覚悟しとけよ、保田。
うぅぅ、このスレ読んでたら、止まったはずの涙が……。
俺、圭ちゃんのこと大好きだよ!!
皮肉なことに
こんなことでここも盛況しているね
哀しいことを乗り越えて保田嬢は強くなってきた気がするから
彼女にとってはいいんじゃないでしょうか
210 :
名無し募集中。。。:02/08/02 22:29 ID:BX2Oz9wv
春、桜が咲き乱れる校庭。
講堂で卒業式が終わった後。
みんながあふれる涙を抑えきれずに目を真っ赤にしてる中で、
君だけが笑顔を振りまいてたね。
みんな、君の事「強い女」だって思ってるみたいだけど、
俺は知ってるよ。
みんなと別れたて一人になった帰り道、
人目をはばからず大粒の涙をぼろぼろ流してる君を。
ホントは人一倍泣き虫のくせに、
みんなのことを気を使って泣く暇もないんだね。
もう、思いっきり泣いてもいいんだよ。
それが保田。
211 :
消滅:02/08/02 22:46 ID:ffY/C4+/
人気がない、
それが保田。
212 :
いける!:02/08/02 23:48 ID:bkLcAflJ
やっちゃんの最初の旅は終わる。
いろんなことあったけど、これはこれで成功。
100%満足じゃないけどね。
でも「ぷりんぷりんぷりん」なんてやっちゃんに
歌ってほしい歌じゃない。
やっちゃんはこれからはまた一から勉強して
魂のこもった歌を聴かせられる歌手になる
でしょう。
やっちゃんの第二の旅が、始まる。