【伝説】保田圭がそばにいる生活【再び】

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135名無娘。。。
きょう あいつからMAILをもらった。

こっちはあいつの後に付き合った彼女にフラレたばかり。
落ち込んでいたところに来たMAIL。
そっけない、とおりいっぺんの言葉が連ねてあったが、
なんかそこにあいつの優しさを再認識して慰められた。

もう別れて1年以上経つんだな。
あいつも俺の後に付き合ったヤツがいるのかな?
聞きたくてしょうがなかったが聞けなかった。
だいいち聞いてどうするんだ?

あいつは誰に対しても優しい。
それを独り占めしたくて付き合って、
でも結局それが辛くなって別れた。
あいつを頼ろうとするヤツはたくさんいて、
俺が独り占めしようとしたことで
まわりがギクシャクして見えた。
独り占めするなんて所詮無理だし、
そのうち、あいつの表情も曇りがちに見えた。

前の彼女には悪いけど、いまでもあいつのことを好きだ。
彼女と復縁することより、
あいつからのMAILのほうがどれだけ力になることか。
でもダメだな。
俺にはあいつは大きすぎる器の女なんだ。
返信は一言だけにとどめておこいた。
「息災」
これ以上なにも書けやしない。

あいつは俺の気持ちなんかの遥か上の世界で、
きょうも愛情を与えているのだろう。

それが保田。