【伝説】保田圭がそばにいる生活【再び】

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103ぺったんこ
「…ねぇ」
「ん?」
「…このままさ、ウチら帰んなかったらさ、みんなどう思うかな?」
「はぁ?」
「みんなさ、怪しむかな?」
「……試してみっか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「…なんてね。なにマジになってんのよっ」


買い出しのコンビニの帰り道。
一瞬訪れた『間』が、俺を男に変える。

「…思い切りさ、怪しませてやろうぜ…」
「……しーらないっ…」

つかんだ保田の手首が、ひんやり冷たかった。