55 :
格闘家:02/04/02 08:03 ID:Tuswc4rq
すいません。これから旅行なので次の更新は6日以降ですがもしもよろしければそれまで
保全をお願いします。
56 :
名無し募集中。。。:02/04/03 01:41 ID:4+Mxeyyn
旅行ですか…
更新されないのが、悲しいですが楽しんでください。
保全ついでに、age
じゃあ代わりに私が書きましょう!
と思ったけど、作者さんみたいに天然な文章を書くのは難しそう!
さっさと書いてください! 雑魚の試合なんて書かなくていいよ!
だって255試合もあるんだから!
予選だけで一スレ消化が義務です!!
保全
ほぜ
バキのように、完全な端役の試合も書ききってください。
といいつつ保全
62 :
禿げます会:02/04/06 13:05 ID:cILA0bIW
>1
フレー フレー ガ・ン・ガ・レ
フレフレ ガンガレ
フレフレ ガンガレ!!!
63 :
格闘家:02/04/06 22:49 ID:ZIrzc+h6
すいません。一応帰宅はしましたが、ストーリーの展開で少々手直しが必要です。
それと
>>45の話数は第二話でした。
>>5からが第一話というのを勘違いしてました。
では今回はそれだけ伝えておきます。
時間をかけて一気に更新より、
短時間でコツコツ更新してください。
お願いします。
保全
保全
67 :
格闘家:02/04/09 19:01 ID:AwwqEI5i
安倍はタカヨが剣を抜いたのに反応して身構えた。
「行くわよ」タカヨは素早い動きで間合いに入った。
(なっ!?)なんと安倍はあまりの早さに驚いたがさらに、なんと安倍にはタカヨの剣が消えるように見えた。
「ちっ」安倍は一足飛びで間合いから離れた。
「おーっと。タカヨ選手の攻撃を安倍選手は素早く避けました。お二人は今の動きをどう見ます?」藤井は熱くしゃべりかけた。
「私はですね。今のは避けたというか逃げた感じですね。安倍さんの表情からもそれが分かります」
「わてはな。安倍の師匠やしへんな事は言えんけどな、多分タカヨちゃんか。ちょっと勝てんな」小室の淡々とした口調に合わせるように言った。
「そうですか。お二人の対照的な言葉でした」
「どうやらあなたの師匠はかなり馬鹿ね私の実力も知らないなんて」
「・・・どうやら私も本気を出さないと駄目みたいね」そう言うと安倍はリストバンドを外した。
リストバンドを地面に落とすと大きな音がした。
「!?」タカヨは驚きの表情を隠せなかった。
「じゃあ行くよ」すると安倍は一瞬でタカヨの眼前に迫り全体重を掛けてボディブローを打った。
68 :
格闘家:02/04/09 19:13 ID:AwwqEI5i
第三話「ベテラン健在」
「ぐっ」
タカヨは安倍のボディブローで倒れこんだ。
「ダウン!カウントを取ります。1、2、3、4、・・・10!勝者安倍なつみ」
審判は安倍の手を掲げた。
「おーっと、逆転で安倍選手本戦出場決定。逆にゾーンのリーダーはまさかの予選敗退です」
相変わらず藤井はハイテンションで実況を続けた。
「タカヨちゃんっ」ゾーンの4人はタカヨに近寄った。
「・・・ありがとう。大丈夫よ」そう言ってタカヨは立ち上がった。
「うっ。痛たた」
「無理しないで」
「ありがとう。でもこれくらい平気。ちょっと安倍さんと話したいの。向こうに言ってて」
そう言うとタカヨは安倍に声を掛けた。
「・・・参ったわ。でも一つだけ聞かして。私が最初に剣で攻撃した時の表情は演技?それとも本心?」
「えっ?・・・・・実は・・本気で危なかった。ちょっと油断してて」
「そう。ありがとう。それだけ聞きたかったの。ありがとう」
そう言うとタカヨは立ち去った。その横では予選の次のカード、
中澤裕子と勝又亜衣子がリングに上がっていた。
69 :
格闘家:02/04/11 00:49 ID:j1oR6JF7
「それでは12人目の本戦出場者を決めたいと思います。始めっ」
審判の声で勝又は中澤に突進した。
「おらぁ」しかし中澤は無表情で見つめていた。
「はっ」勝又はフルスイングでパンチを繰り出したが中澤は難なく避けた。
「くっ」勝又は折り返し様にキックも出したがやはり簡単に避ける。
そして中澤は勝又の腹部に膝蹴りを繰り出した。
「ぐっ」勝又はそのまま倒れこんだ。
「・・・・・・」中澤は一言もしゃべらずに勝又を見下ろしている。
「これは凄い。中澤さん強いですね」
「ええ。藤井君の言う通りですね。無表情とはかなり威圧感があります」
「当たり前やんか。わてが教えたんやで。とくに中澤はわての弟子でも優秀やからな」
かなりつんくの自慢話に近い解説の横でテンカウントが終わりを迎えていた。
「・・・9、10!勝者中澤選手」
「・・・ふっ」中澤は一瞬微笑を浮かべてリングを降りた。
勝又は気を失っていた。
70 :
格闘家:02/04/11 00:56 ID:j1oR6JF7
「では予選の次のカード。加護亜衣選手と相川七瀬選手お願いします」
相川七瀬と加護亜衣はリングの中央に立ってお互いを見据えている。
「お願いします」加護は丁寧な標準語でお辞儀をした。
「はあガキだね」
「えっ!?」加護は驚いて聞き直した。
「だからガキ。正直私はちゃんとした喧嘩がしたかったのにこんなガキじゃね。
まあ運良くここまで勝ち上がったみたいだし私が適当にあしらってあげるよ。かかっておいで」
相川は加護を馬鹿にするとタバコを加えて火を付けた。
「人をなめくさってぇ〜。あんたいい年して不良スタイルってアホやろ。覚悟しい」
加護は言い返すと審判が
「試合始めっ!」と言いそれと同時に加護は相川に襲い掛かった。
71 :
格闘家:02/04/11 00:59 ID:j1oR6JF7
とりあえず今回の更新は終了です。
特に言う事もないので次回の予告だけ。
第四話「勇気ある降参。まさかの予選大波乱」
かなり意外な展開になるかもしれません。期待して下さい。
保全
73 :
格闘家:02/04/13 13:53 ID:X1AvkgO3
第四話「勇気ある降参。まさかの予選大波乱」
加護は相川の接近してパンチを繰り出そうとした。
だがその時、相川は加えていたタバコを加護に投げた。
「えっ!?」加護は驚いて身を引いて避けた。
だが次の瞬間に相川はその行動を読んでいたかのように加護の顔面に肘打ちを打った。
「ぐわあぁぁ」加護はその場にうずくまった。
「ふっ」相川はキザに笑いをしてその場を離れた。加護は動けずにテンカウントを取られてモーニングチーム最初の予選敗退者となった。
「あっという間でしたね。つんくさんあの試合をどう見ます?」
「なんかなぁ。相川七瀬か。かなり強いな。まだ切り札もっとりそうやしこれは台風の目になりそうやな」
「ありがとうございました。・・・あっ。次の試合が始まりそうです。次はミユちゃんと辻ちゃんですね」
「中学生同士ですか。ミユちゃんはリーダーの分まで頑張りたいでしょうし辻ちゃんも友達に加護ちゃんの代わりに本戦に行きたいでしょう。
これは注目のカードですね」
「小室さん。長い解説どうもすいませんね。」
「のの」加護はリングに上がっている辻に声をかける。
「!あいぼん。医務室に行った方がいいよ」
「わかっとるわ。のの。負けんなよ」
「分かってるって。心配しないで」
「そうやな」加護と辻は一度目を合わせると加護は医務室に歩いた。
「ミユ。無理はやめてよ。死んだら意味ないから」
「もう。リーダーは心配性ですね。負けませんよ。」
「そうなら良いけど」
「そうですよ。リーダー。もしミユが負けても私もいるしマイコもいる。大丈夫ですったら」
ミズホとマイコもタカヨに声を掛ける。
「・・・そう。じゃあとりあえず全力は出して頑張ってよ。」タカヨはそう締めくくるとミユも笑顔で答えてリングの中央に向かった。
「試合開始っ」審判の声で二人は真剣な表情になり構えを取った。
74 :
格闘家:02/04/13 14:03 ID:X1AvkgO3
試合開始のと審判が言って5分経ったが二人は約十メートルの距離を保ちつつ様子を疑っている。
「・・・掛かって来ないの?今がチャンスよ。私は武器を使うタイプだから丸腰の今が」
「そんな挑発には乗りませんよ。今まで先に仕掛けた方が全て負けている。私は待ちますよ」ミユの声も辻はすぐに反論した。が
「そう。残念ね。」そう言うとミユは腰に差した2本の刀の短い方(脇差)を抜いた。
「ちょっと。まさか脇差で私と戦うつもり」
「ええ。だってあなたは脇差で充分だし」
「ふざけるな」辻はミユの侮辱とも取れる言葉に怒鳴った。
75 :
格闘家:02/04/13 14:23 ID:X1AvkgO3
だが辻が怒鳴った瞬間にミユは辻に向かって走った。
「くっ」辻は素早く崩れていた構えを取り直した。
「はっ」ミユは素早く脇差で『衝き』
「ひっ」辻は何とか避けたが頬を掠めてわずかに血が出た。
「遅いよ」ミユはその一瞬で辻の背後に迫り背中を切りつけた。
「ぐわぁ」辻は倒れこんだ。
しかしミユは素早く辻の眉間の手前に刀の切っ先を付けた。
「・・・・・・。なっ」辻は唖然としていた。それは周囲も同じだった。
「さあ。どうする。このままこの刃があなたを貫くかそれとも負けを認めるか。どっちにする?」
「・・・・・分かったよ。」辻は悔しそうに言った。
「そう。」ミユは安心した表情でタカヨ達の方に振り返った。
だが次の瞬間に悲劇は起きた。何と辻は刀を振り払いミユの脇腹に蹴りを入れた。
「ぐっ」ミユは倒れる。
「えっ」周りは驚きの声を上げる。
ZONEの3人はもちろん、安倍達も。
「・・・何で!?」
「何で?私はこの大会で予選突破しないと減給になるの?しかも3割よ。子供キャラでやってんのにね。
本当にやってられない。だから多少は卑怯な事もさしてもらうわ。」
辻は淡々と話しながら落ちた脇差を拾い、構えた。
「あなたの首を切れば私が予選突破。悪いけど死んでもらうわ」
「・・・・・・・そんな金で左右なれるなんて愚かよ。・・残念ね。あまり酷い事はしたく無かったけどしょうがない」
ミユはそう言うと長い方の日本刀。(長刀)を抜いた。
76 :
格闘家:02/04/13 14:36 ID:X1AvkgO3
「そんなの抜いても同じよ。」辻はそう言うと脇差でミユに切り付けようとした。が
ミユは簡単に避けて、辻の腹部に深く切った。
「ぐわぁ」辻は悲鳴を上げて倒れる。
ミユはその辻を見ると刀を振り上げる。
「ひっ」辻は小さい悲鳴を上げて刀を捨てた。
「ごっ、ごめんなさい。もうしません。本当にごめんなさい。」(ふっ。もう一度背中を向けろ。次は首を折ってやる)
「・・・ふう」ミユは溜息を付いた。そして言葉を続ける。
「ごめんね。悪党の言葉はすぐに分かるの。嘘か本当か」そう言うとミユは微笑を浮かべて背を向けた。
(今だ)そう思い辻は右手を伸ばした。
「甘いよ」ミユはそれを見切り辻の手をかわした。
「残念だね。もう助けられない。判決は・・・」言い終える前にミユは辻の右手首に光の線の重ねた。
「右手首切断」辻の右手首はゆっくりと落ちた。
「ぎゃぁぁあぁ。手がぁぁ・・・」辻は悲鳴を上げて失神した。
その瞬間、ミユの予選突破が決まった。
77 :
格闘家:02/04/13 14:39 ID:X1AvkgO3
とりあえず今回の更新は終わりです。
すいませんね。当初は辻はカッコ良く書くつもりが・・・。話の展開上予選でどうしても弱いヒールが必要で。
このようなやられ役で・・・。まあこれには意外なオチがあるので期待して下さい。
79 :
格闘家:02/04/14 13:25 ID:2cFGDnD/
はい。もちろん良いです。ありがとうございます。
80 :
:02/04/15 12:19 ID:xXoedVh1
>79
おめでとう
81 :
名無し募集中。。。:02/04/15 20:25 ID:oorZPDU2
素直におもしろいです。
特に更新の最後にちょっとした裏事情書いてくれるのがいいな〜。
後残りの全試合楽しみです。
82 :
格闘家:02/04/16 18:55 ID:Re/sPCSC
第五話「ルーキーの戦い」
「辻っ」飯田は走って辻の元に行った。
「ちょっとあんた。辻はまだ14よ。それを腕を切るなんて」
「・・・・・」ミユは無言で辻の腕を拾い切断面を重ねると元通りにくっついた。
「えっ!?」飯田は驚きの表情をした。
安倍達もさすがに驚愕の表情を隠せなかった。
「・・・・・何で」
「戻し切り。戦国時代の優秀な侍さんがやったっていう。神経や細胞を傷つけないように切ったの。
そうしたら傷跡も後遺症も残らない。目が覚めたら腕が一度切れた事も忘れてるはずよ。」
「どうして・・・そこまで」
「私と一つしか違わないしね。やっぱり切り落としてそのままはね」
そう言うとミユはリングから降りた。
そして担架が来て辻を乗せて医務室に連れて行った。
「何という壮絶で華麗な幕切れ。ミユ選手。圧倒的強さで本戦進出。」
「本当ですね。まさかあそこで戻し切りが出来るとは・・・」
「まさかでもなあ。うちの辻が負けるなんて・・・なあ。でも小川は負けへんで」
小川はリングに上がる際につんくを見て手を振り
「私は本戦に行きますっ!」そう言ってリング中央に向かった。
「おうっ」つんくもしっかり小川に答えた。
「・・・・・・・」マイコは無表情で腕を組みながらそのやり取りを見ていた。
83 :
格闘家:02/04/16 19:09 ID:Re/sPCSC
「試合開始っ」審判が言った。だが二人は動かずにお互いを見ている。
「あなたが私の相手ね。前のタカヨさんやミユさんもあなたと同じ門下らしいわね」
「ええ。私の名前はマイコ。あなたは小川さんね。でもあなたは私に勝てない。」
「・・・ふっ。どうやらかなりの自信家ね。でも私の実力を見たら・・・」
その瞬間、小川は後ろに倒された。
「くっ」小川は立ち上がったが背中を肘打ちで再び倒された。
「おーっと。マイコ選手早くも小川選手を圧倒。」
「いやでもなっ。あれはほとんど不意打ちやって。まともにやれば小川の方が」
「試合は始まってましたしあれは小川選手の油断でしょう」
「1、2、3」審判はカウントを取るが起き上がる気配は無い。
「終わった」マイコは勝ちを確信して背を向けた。
「6、7・・・」
「!?」マイコは途切れたカウントを不信に思い向き直ったら、小川の右ストレートが目前に迫っていた。
「くっ」マイコは必死で避けたが、小川がマイコの右足を蹴りをマイコのバランスを崩し左のエルボーで後頭部を打った。
マイコは倒れる手前で手を付いて飛び上がり、そのまま約5メートルの距離の地点に着地した。
「ちっ」小川は舌打ちをした。
会場は白熱した試合に歓声が響いていた。
84 :
格闘家:02/04/17 17:36 ID:vvsvQ4W5
「ええ〜。小川選手対マイコ選手の戦い。今のところはどちらが有利何でしょうか?」
「今のところは互角でしょう。しかしマイコ選手は勝ちを確信した後のダメージですから精神的ショックでは小川選手が有利ですか」
「まあな。うちの弟子はしっかりしか訓練を積んでるから粘り強いんや。はっはっは」
解説陣は話している間も小川とマイコはお互いに作戦を立てていた。そして
「はっ」小川は素早くマイコに殴り掛かった。
「くっ」マイコはカウンターを狙った。そして小川のストレートで頬を掠めながらもカウンターで小川の顔面にパンチを炸裂さした。
「・・・ぐっ」小川はゆっくりと倒れた。マイコは今度は油断せずに小川を見つめた。
「1、2,3、4、5」小川はその瞬間に再び立ち上がりマイコに蹴りを入れた。
「ふっ。はぁ」マイコは小川の蹴りも避けて逆に小川のボディに全力でパンチを当てた。
小川はそのまま場外に飛ばされた。
「勝者。マイコ」小川は気を失っていた。
「やっと私か。」橘加奈は高橋愛を見つめていた。
「まこっちゃん」高橋は担架に乗せられている小川を心配そうに見つめていた。
85 :
格闘家:02/04/17 17:41 ID:vvsvQ4W5
とりあえず今回の更新は終わりますが、
次は高橋愛と橘加奈の戦いです。
それと感想と私へのご意見もどうぞ書き込んでください。
あまり辛口は勘弁して欲しいですが(笑)
ではまた次回も楽しみにして下さい。
保全
保全
88 :
名無し募集中。。。:02/04/22 22:38 ID:UlkAp6n+
保全
89 :
モーニング娘。の格闘ゲーム:02/04/22 22:50 ID:44a72Gm9
90 :
99:02/04/22 22:51 ID:Kc2HlxVC
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91 :
格闘家:02/04/23 05:41 ID:+ZlEXLbg
高橋愛と橘加奈はリング上に上がっていた。
「さあこの試合。どちらが予選通過となるでしょうか」
「そうですね。やっぱり橘さんは精神的には焦りがあるでしょう。同門の松室さんと長谷部さんは
楽々と予選突破を決めましたし。でもまあここは順当に橘さんと言っておきます」
「わては弟子を応援するで。小川が負けたんやから自分は勝つという思いが相手を上回るはずやからな」
「試合開始っ!」審判の声が響いたが二人は構えを崩さずに相手を見つめ合っている。
(こいつは他の二人よりは弱い。何とか勝てる範囲だ)高橋は心でそう思った。
「行くぞっ!」橘はいきなり攻撃を仕掛けた。
「ふっ。甘い」高橋は拳の振りの速さで先にジャブをヒットさした。
「ぐっ」橘は不意を着かれてバランスを崩した。
「はあっ」高橋は橘の首に蹴りを入れた。橘はゆっくり崩れ落ちた。
「ダウン。カウントを取ります。1、2、3、・・・9,10.勝者高橋っ」高橋は楽々と予選突破を決めた。
「・・・マジ。加奈ちゃん負けちゃった」
「まあ私と優が残れただけでもマシじゃない。」
長谷部と松室は客席から試合をみて呟いていた。
92 :
格闘家:02/04/23 05:47 ID:+ZlEXLbg
第六話「悪魔が現れた」
「あっけない幕切れでしたが高橋選手が勝ちました。次は浜崎あゆみさんの出番ですね」
「ええ。対戦相手のミズホさんもかなりの実力派ですから面白い展開が予想出来ます」
「そうやな。でもこれやと番狂わせでも起きてミズホちゃんが勝つかもな」
「頑張ってね。ミズホ」
「そうだよ。ミズホっち」
「大会終ったら高校もあるから大怪我は注意しなよ」
「分かってるって。じゃあ行くね」
ミズホはZONEの4人からのメッセージを受けてリングに上がった。
すでにリング上では浜崎が戦闘準備に取り掛かっていた。
93 :
格闘家:02/04/23 05:59 ID:+ZlEXLbg
「あなたが相手ね。面白そうね」
「はい」
「試合開始っ」
「じゃあ行くね」浜崎は試合直前とまったく同じ口調でミズホにパンチを打った。
バシっっ。リングに鈍い音が響いたと同時にミズホが倒れた。
「あゆの必殺技音速パンチ。これなら立てないでしょ」浜崎はミズホに背を向けた。
「3、4、5・・・」
「!?」カウントが止まると同時に浜崎は振り向いた。がミズホのパンチは浜崎の頬を直撃して
浜崎は尻餅をついて倒れた。
「舐めないでよ。私だってパンチ一発で沈むほど弱くないわ」
ミズホが浜崎に怒鳴っているのを無視するように浜崎はゆっくり立ち上がった。
「やったね。あゆの顔を殴ったね。じゃあ罰を与えるわ」浜崎はそう言うと同時に浜崎はミズホの
目前に現れた。
(早っ!)ミズホがそう思った瞬間に腹部にエルボーが決まりミズホは前のめりになった。
「ふっ」浜崎は笑うとミズホの首にかかと落としを食らわした。
ミズホはそのまま倒れる。
「ダウン。カウントを取ります」審判はカウントを取った。
「ダウン?そんなのじゃあゆの怒りは収まらないわ。」そう言うと浜崎はミズホの服の襟を掴み上げた。
「!?」ZONEの4人も驚いた。
「これでダウンじゃない。カウントも取れない」そう言うと浜崎はミズホの顔を持って
膝蹴りの10連発をミズホの顔の叩き込んだ。
94 :
格闘家:02/04/23 06:10 ID:+ZlEXLbg
「まだこんなんじゃ終らないよ」浜崎はそう言うとミズホの喉に抜き手をした。
「ぐっ」ミズホはうめき声を上げてぐったりしている。
「まだまだ。浜崎はミズホを持ち上げて地面に叩きつけて頬にかかと落としをした。
嫌な音が場内に響く。
そして浜崎はミズホの首を掴んだ。
「はあ。音速パンチ乱れ打ち」浜崎は右手でミズホの体にパンチを打ちつづけた。
もちろん拳には金具を付けて・・・。
「許せない。あれは試合じゃない」ミユとタカヨとマイコは試合を見ながら怒りを堪えていた。が
「おらぁ。ひゃはは」浜崎はミズホの顔面に金具をつけた手でパンチを打った。
「・・・ミユ。マイコ。医者を呼びなさい。ミズホは既に喉もつぶれているし肋骨も折ってるわ」
「えっ?」二人がタカヨを見直したと思ったらタカヨはリングに上がって浜崎に向かって走っていた。
「浜崎ぃぃ」タカヨは浜崎に絶叫しながら突進した。
「へん。予選落ちに負け犬じゃん」浜崎はミズホから手を放してタカヨにパンチを打った。
「・・・」タカヨは浜崎のパンチを避けて逆に体重を掛けた右ストレートが浜崎の頬に直撃した。
「ぐわぁ」浜崎は場外に吹っ飛んで気を失っていた。
95 :
格闘家:02/04/23 06:20 ID:+ZlEXLbg
「ミズホ選手。他者の力を借りた為浜崎選手の勝ちっ」審判が教科書通りの勝ち名乗りを上げたのは誰も聞いていなかった。
「大丈夫ミズホ。もうすぐ医者が来るから。大丈夫だよ」
タカヨは変わり果てたミズホに必死に声を掛ける。だがミズホはあまり意思が無い。
「医者が来たよっ」ミユの声で振り向くと医者が走ってきた。
「これはひどい。すぐに集中治療室に運ぶ担架を」
看護婦がミズホを乗せて集中治療室に運んだ。ZONEの3人はただ見守るしかなかった。
「うっ。痛っ。・・・あいつ」浜崎は起き上がりタカヨを見た。
「ちょっとあなた。あゆの試合の邪魔しないでよ」
「試合?ただの暴力じゃない。勝負は着いてた。無駄にダメージを与えただけでしょ」
「ふう。せっかくこの大会初の死亡者を出したかったのになあ。まあ良いや。本戦で殺すから」
「あなた。本当にミズホちゃんを殺す気だったのね。・・・いいわ私が。マイコがあなたを倒すわ」
今まで黙っていたマイコが重い口を開いた。
「ふん。何を寝ぼけた事を。まあ良いわ。本戦が楽しみね」
浜崎はそう言い残してリングを去った。
保守
97 :
:02/04/25 21:16 ID:u7Rkqx19
俺的にはあゆにゾネを壊滅させてほしい。
決勝はあゆ対後藤で
保守
99 :
:02/04/28 11:08 ID:5RRz/62X
to you
for you
100 :
:02/04/28 11:10 ID:5RRz/62X
and me
101 :
格闘家:02/04/30 00:20 ID:vuYMEhwh
すいません。
結構いろいろとあって更新出来ませんでした。
何とか今週中に更新できると思いますので楽しみにして下さい。
保守
103 :
名無し募集中。。。:02/05/03 17:44 ID:D6wqEbOh
保守
104 :
名無し募集中。。。:
保守