モーニング格闘技戦

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84格闘家
「ええ〜。小川選手対マイコ選手の戦い。今のところはどちらが有利何でしょうか?」
「今のところは互角でしょう。しかしマイコ選手は勝ちを確信した後のダメージですから精神的ショックでは小川選手が有利ですか」
「まあな。うちの弟子はしっかりしか訓練を積んでるから粘り強いんや。はっはっは」

解説陣は話している間も小川とマイコはお互いに作戦を立てていた。そして
「はっ」小川は素早くマイコに殴り掛かった。
「くっ」マイコはカウンターを狙った。そして小川のストレートで頬を掠めながらもカウンターで小川の顔面にパンチを炸裂さした。
「・・・ぐっ」小川はゆっくりと倒れた。マイコは今度は油断せずに小川を見つめた。
「1、2,3、4、5」小川はその瞬間に再び立ち上がりマイコに蹴りを入れた。
「ふっ。はぁ」マイコは小川の蹴りも避けて逆に小川のボディに全力でパンチを当てた。
小川はそのまま場外に飛ばされた。
「勝者。マイコ」小川は気を失っていた。

「やっと私か。」橘加奈は高橋愛を見つめていた。
「まこっちゃん」高橋は担架に乗せられている小川を心配そうに見つめていた。