バギーにのり観測に出かけたセイラ。 そこで出会ったのは・・・。
セイラ 「ああ、兄さん!」
シャア 「辻か加護どちらかのヲタに集中しろと言ったはずだ。それが辻加護ヲタとはな。」
セイラ 「兄さんこそ、あいののが最高だと言っていたのに
辻限定ヲタになってしまうなんて筋違いじゃなくって?」
シャア 「お前の兄がその程度の男だと思っているのか、アルテイシア。」
セイラ 「え?」
シャア 「そもそもモー娘ファンとなりヲタに進んだのはスリムで無邪気な辻希美に惹かれたからだ。
しかしな、アルテイシア。 私もそれから少しは大人になった・・・・
ののを応援するだけでは写真集は得られないと悟ったのだ。」
セイラ 「それは肥満?」
シャア 「そんな回りくどい言い方はして欲しくないな。腹部のゆるやかな隆起現象だ。
しかし、それだけではない。本当の問題はニューコンビの発生だ!」
セイラ 「加護、高橋がニューコンビだから? でも、それで辻賛美はスレ違いじゃなくって?」
ジンバ・ラルは言ったわ、5月のあいのの写真集発売は鉄板だと。」
シャア 「それよりも私は “パパイア→鈴木”な加護のセンスは
高橋の”人妻→殺人事件”あたりと近いと言っているのだ。」
セイラ 「昨日のオチが兄さん好みでは無いからといってあいぼんの才能は・・・。」
シャア 「それを言うな! 隣りの席にいながらアイコンタクトも無い二人をコンビとは言えん。
アルテイシアは辻加護ヲタを降りるんだ!」
セイラ 「でも写真集はどうなるの?」
シャア 「技巧に疲れた私のような人間が心から笑えるのは辻の笑いと笑顔だ。
作られたコンビではない!
このスレから脱出できるだけの保田圭写真集【Kei】を残していく。
心からの達成感を味わう女豹=保田を見て写真集の意味を反芻しろ。」
セイラ 「兄さん!」
シャア 「マスクをしている意味がわかるか? 私は自ら書店に出向き【Kei】を買ったのだ。」
セイラ 「兄さん!」
それはあまりにも悲しい再開だった。
「ネタが無いのに膨らませるのは辛い事じゃないかしら、
ネタが無いのに膨らませるのは長文ウザイではなくって?」
聞き覚えのある声が宇宙(そら)にこだまする。