妄想小説。

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70名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU
「暗くなってきたね・・急ごうよっすい」
真希ちゃんがそう言いながら私の手を引っぱります。
「ごめんね私がグズってたからだよねえ〜〜」
「いいよそんなこと、気にしないで・・・」
もう辺りはすっかり暗くなり太陽も沈み黄昏が迫ってきています。
ああっ、夜が迫りつつある森って不気味昼間とはまるで、別世界
怖いよ・・・私は真希ちゃんの手を思わず強く握ります。
「こわいの?・・大丈夫よ私がいるから」
「まわりが、真っ黒になってきたよ〜〜何処まで来たのあとどのくらい?」
「まだ・・・・3分の1くらいしかきてないよ・・・後15分くらいで、完全に夜になるね」
「電話で、安倍さんたちを呼ぼうよ〜〜」」
「森の中じゃあ、つながらないわもう滝にも戻れないし・・・道を間違えないように早く帰らないと
でもさ〜〜よっすいって怖がりなんだね?それに凄い甘えん坊だし・・・真実の顔は全然違うよね」
「ごっちんは怖くないの〜〜」
私がそう不服を言うと真希ちゃんが
「私まで、怖がってたらどうするの?安心してよっすい」
はあーーーーっ綺麗でかっこよくて、優しくて・・・頼りがいがあって、一緒にいると、とても安らげてやっぱり
あなたが・・・私にとっていちばん・・いちばん・・・大切な人、もう友達だけじゃ、やだぁぁぁ!
昨日からの刺激的体験が、私がいままで抑えていたものを弾けさせました!
そして私は真希ちゃんの顔を見つめながら隠していた気持ちを言ってしまいました。
「ねえ、ごっちん?」
「エッどうしたの・・疲れた?」
「疲れてはないよ・・・あのさあ〜さっき言ったじゃあん私に?」
「何を?」
私は顔を赤らめながらさらに・・・ああっこんな時だっていうのに
「私とエッチをするのかしないのか後で考えるって?」
私がそう言うとごっちんは立ちどまり私の方を振り返りました。
「そうだね」
「私はしたい!友達でいられなくなってもいい!す、好きだったの大好きだったのま、まえからあなたが」

ああっ  とうとう同性の子に告白しちゃった〜されるのは数え切れないほどあったけど
するのって・・・こんなに切ないものだったんだ・・・泣きたくなっちゃった。
71名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/03/12 00:56 ID:fXkN5Nb5
「いきなりこんな時に、告られても・・・よっすいって面白いね」
真希ちゃんはあくまでも、冷静です。
「冗談なんかじゃない・・・・冗談なんかじゃないよ〜〜私は真剣なの」
私は、これがどんなに大胆で危険な事かは分かってるつもりです。
でももう後には戻れません・・・さいは投げられたのです。
「今すぐ、返事をしなきゃ駄目?」
「別に・・・今じゃなくてもいいけど・・・」
「あなたは私の大事な友達であり仲間いつも一緒だよね・・・・男の子の話しもよくしたね」
「・・・でも本当は私、あなたのことが・・・本当は・・・」
私がそう言うと真希ちゃんは私の手を両手で掴んできました。
「分かった私も真面目に考えるわ返事は東京に帰ってからでいい?でも
私が断ったらどうするの?もう告白前には戻れないよひょっとしたら
もう一緒に仕事が出来なくなるかも」
「それでもいいよ私は恋とともに滅びるんだ!」
ああっ・・・なにを言ってるんだ私・・・真希ちゃんが困った顔をしてるじゃないもう最低・・・
「エッチするだけじゃ駄目ぇなの?でも結婚はできないよ〜〜〜ここはオランダじゃないから」
「私を愛してくれてるならそれだけでいいの他にはなにも要らないそれだけでいいの」
「どうやってそれを証明すればいいの?」
「・・・それは・・」
「愛は時間じゃあないよね大事なのは絆の強さとふかさだよそして燃焼すること、絶対に後悔しないこと
ねえ、よっすい私の顔を見て暗いから良く見えないと思うけど」
私は真希ちゃんの顔に自分の顔を近づけました。
「今度デートしようよ遊びじゃあない真面目なデートを・・・・その時に今日の返事をするわ」
「わかった私はもう・・・結末は考えないよ・・・」
もう・・・すっかり辺りは真っ暗夜空には大きな月と宝石のような星々が証人の様に私たちを見つめていました。
私たちが別荘に戻ったのはそれから30分後のことでした。
72名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/03/12 19:11 ID:eoir8B9A
あなたが私を知らなくても私は、あなたを愛するのです そう永遠に
あなたが私を嫌っても私は、あなたを愛するのです   そう永遠に
あなたが私を憎んでも私は、あなたを愛するのです   そう永遠に
73名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/03/12 19:15 ID:eoir8B9A
高みが高ければ高いほど・・・状況が絶望的であればあるほど・・・征服した時の歓喜は大きい。

状況は私にとっては、かなり不利なようです。
安倍さん、石川さん、後藤さん・・・この三人の眼を盗んでどうやって接近すればいのか?
さっき私たちが買出しから帰ってきたとき誰もいませんでした。
二人でどこかに行ったみたい・・・くそっ〜〜私も残ればよかったでもいちばん私が後輩だもん
気をきかせていろいろと、しないと駄目だもんな・・・・さっきやっと帰ってきた二人はなんかとっても
いい感じ、なにか有ったのは間違いありません・・・・そして昨日から一緒だった安倍さんたちとも
ああっ亜弥のことを忘れないで!お姉さま!忘れちゃ〜〜やだあ〜〜〜
どうしよう、どうしよう、どうしよう・・・どうすればいいの〜〜〜もうわざわざ来たのに、こんなことなら
来なきゃよかったな・・・・でも、やっぱり逢いたかったんだもん。
でも今日はなんか冷たいのあんまり話しかけてくれないし見つめていても視線を合わせてくれない。

今時刻は夜の10時
私たちは食事を終えお風呂にも入りそして其の後はリビングでみんなで眠くなるまで飲むことにしました。
「安倍さん、いいんですかね?」
「何が?梨華ちゃん」
「こんなふうに遊んじゃって・・・」
「いいのよ〜〜新人じゃあ、有るまいし今更なにをやるの!単なるハッタリなんだからテレビに出た時に話す
この合宿での苦労話しは後で作ってもらうから」
「でもよく事務所が完全放置を認めたよね〜〜〜」
後藤さんがそう安倍さんに話しをふりました。
「そうだべ!そっちのほうがよっぽどすげえべ!普通なら絶対撮影スタッフ同行あとでDVDにするから
そのつもりでいろって私は絶対言われると思ったべ・・・それが完全プライベート・・信じられんべ・・・
あの銭ゲバが・・・天変地異の前触れか?また同時多発テロがおきるべさ〜〜〜やばいよ!」
「盗聴器や隠しカメラがあったりして?」
「それも考えたぜ後藤、探して見たけどなかったべ・・・でも疑ったらきりねえもんなあ〜〜いくらあの鬼畜どもとはいえ」
はあ・・・さっきから安倍さん後藤さん石川さんの三人はお酒を飲みながら
特に安倍さんが事務所やテレビ局、他の芸能人の悪口を言いまくっています。
お姉さまは黙って三人につきあって飲んでます。
お姉さまは絶対裏で人の悪口なんかは言いません・・・さっきから苦笑いをうかべています。
「亜弥ちゃんは飲まないの〜〜」
石川さんが私にカクテルドリンクを勧めます
「いえ・・けっこうです・・映画の撮影中ですから体調管理には気をつけないと」
「なに〜〜!それじゃあ私たちがいいかげんみたいじゃないべさ〜〜!」
「いいえ、そんなつもりじゃ・・」
すごいピッチで飲みまくってる安倍さんが段々私にからんできました・・・どうしよう
しかし凄い飲んでるな・・・もう10本は空き缶が転がってる・・・
「松浦、あんたに私は話しがあるべさ」
「エッ、なんですか・・・安倍さん?」
安倍さんが私に声をかけてきました。なんだろう怖いよ助けてお姉さま!
74名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/03/12 19:32 ID:eoir8B9A
「あんたさ〜〜何しにきたんだよ?」
「それは、みなさんに会いたいから・・・」
「うそ、つくな!」
「!!」
私はそう言われてショックで、身体が氷ついてしまいました。
「私があんたのことを嫌ってるのはあんた、しってるでしょう?
私たちの組とあんたの組はスタッフも含めて敵対関係にあるんだよ
おなじ事務所でも、食うか食われるかの関係なんだ!
あんたソロ活動が順調だからって調子に乗らないでよ私は絶対負けないからね!」
・・・・・・ううっ・・・・・そんな・・・ことを・・・おもったこと・・・・ないです私は
「・・・・・・」
心の中でそう呟いたけど私は何も言えません
「だからさ〜〜私はこう思うんだ・・・」
「・・・なんですか・・」
私はかろうじてそう言いました。
「あんた誰かに命令されて私たちの様子を探りに来たんだろう?
まあ早い話がようするにスパイね?粛清するよこのやろう!」
「そんな!誤解です!」
「誰に言われた身体検査させなさい何か持ってるんでしょう?」
「なにも持ってません!なんでそんなことを言うの〜〜ひどい安倍さん!」
「だったら身体検査させなさい!裸になりな!」
「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、もう私、帰ります!!」
「泣くんじゃないよ!裸になりな!」
「わぁぁぁぁぁ〜〜〜やだぁぁぁ〜〜」
「安倍さん、ちょっと待ってください」
呆然としてる、後藤さん石川さんを尻目にお姉さまが私を、なじ・る安倍さんに、そう声をかけました。
「なあ〜に、ひとみ?」
「いいですか」
お姉さまがニコニコしながら私と安倍さんの傍に来ました
「亜弥ちゃんを呼んだのは私です、近くで撮影があるって聞いたから
もしよかったら遊びにおいでって・・・すいません勝手なことをして」
「!そうなの・・」
「はい」
「・・・・ああっ、泣かしちゃったよ・・・酷いこといってどうしよう」
安倍さんがバツが悪そうに頭をかきました。
「ウッぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜ぇぇぇぇぇん〜〜」
私は顔を押さえて泣き続けています・・・・もうやだ・・・・もうやだ
そうしたらお姉さまが私に声をかけだしました。
「ねえ、亜弥ちゃんちょっと外にいこうよ?みんな私と亜弥ちゃん
二人っきりにさせてくれるかな・・・」
「いいよあんたにまかせるよひとみ」
「ありがとうございます、安倍さん」
「それじゃあ、行こうか〜〜ほら泣かないで立って亜弥ちゃん」
お姉さまがそう言いながら私の手を握って私を立たせてくれました。
「それじゃ〜〜行ってくるよ、ごっちん、梨華ちゃん」
「フンッ、かっこいいじゃんよっすい・・」
「からかわないでよ〜〜ごっちん」
「大丈夫?」
「大丈夫だよ、梨華ちゃん、さあ行こうか亜弥ちゃん?」
私とお姉さまは二人だけで、外に出て行きました。