妄想小説。

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374名無し募集中。。。♂

此処は 六本木の裏通りに有る喫茶店二人の若い男が
店の端の席に座り小さなテーブルを挟んで小声で話をしている。
真夜中の店内には…客の姿もまばらである。
二人とも…小粋なダークスーツに身を包み…
精悍な顔立ちの男達である。
そしてこの二人の周囲には周りを威圧するその
世界の男たち特有の雰囲気が漂っている。
色黒で短髪の若者がもうの一人茶髪ロン毛の男に声をかけた。

「オメエのところは何人だ?」
「4人です…」
「若頭(かしら)には、どう説明してる?」
「はあーーっヘタをうって女と飛んだとか…適当に…」
「4人いっぺんにかよーばれるのも時間の問題だな」
「はい。綿貫さんのとこは?」
「おう、まだ誰もさらわれていねえーよ 
大体8人しか居ないし一人でも消えたら大騒ぎになるわ」
「でも…喧嘩は六本木一ですよ…綿貫さんのところは…」
「ウチに仕掛けてくれば 皆殺しにしたるんだがーー」
「頼もしいですね…だが敵は正体不明でそして…」
「…なんだ?」
「異常者の集まりですよーー俺達不良に戦争をかますなんざーーっ」
「上等だよ!絶対俺んところが潰したるから任せろや」

その時 綿貫と呼ばれた 若者の携帯の着信音が鳴った。

「チッ!誰だ」
そう言いながら 綿貫が携帯のディスプレイを見る。
その瞬間…綿貫の表情が変わったそしてこう呟いた。

「東…悪い緊急の用事が入った…ちょっと出るわ」
「アッ!綿貫さんー」

そう言うと 若者は弾けるように外に飛び出した…
375名無し募集中。。。♂:02/06/07 15:39 ID:4c/wQ/K/

「イエエ〜〜イ いい部屋じゃん!よっすいーー」
「…ああの〜」
「なにーーっ」
「…いえ」
(…もうなんで…急に来るんだよ…真希ちゃんがきたら…)
困惑する 吉澤を尻目に華々しいオーラを発散させながら
矢口 真理がウィンクをしながらこう囁いた。
「お前等あ〜〜〜ここん所あたいなんかを 放置しすぎだよおーー
いつも 後藤やなっちなんかとばかりつるんでさあ〜〜なんでこのあたいが
ハブにされなきゃあーいけねいわけーーアアン?」
「そういう訳じゃないですよーー最近色々あって…」
「遊びに誘ってもー全然つれないじゃん? 
いつも断ってさあーーなにこそこそしてるのー?よっすいーー」
「そうでしたったけ?」
「そうだよ!だからさあ〜〜こうして夜撃ち、朝駆けじゃないと
遊んでくれないと思って突然来た訳よーー解るよっすい?」
「………」
今 時刻は夜の11時…
吉澤の一人暮らしをしているマンションに、矢口がアポ無しででたずねてきたのだ。
後藤が心配して毎日のように 吉澤の部屋に来てるので…
吉澤はできるだけ 誰も訪ねて来ないように している。

(でも今日は確か…真希ちゃん用事があるっていってたなあーー)

「どうしたの?ボ〜〜ッとしちゃって?」
「いやなんでもないです…」
「今日は泊めてもらうからね〜〜」
「彼氏が心配するんじゃないですか?」
「いいんだよ!」
「そうですか…」
(まあー… いいか一人じゃ怖いもん寝れなくなっちゃうし確かに
矢口さんなんかとは この半年ばかり全然仕事場以外では会わなくなってるもんなー)
そう考えた 吉澤は矢口に向かいこう言った。
「あたしも矢口さんとは最近全然話しもしなくなって たまには
マターリしたかったんですよ〜〜っ矢口さんと」
「ほうとう?」
「だから 今夜は語り合いましょうか朝まで…明日はオフですし」
「いいよーーつきあうよーーとことん!」

そう言いあいながら 二人は顔を見合わせて笑い出した。
376名無し募集中。。。♂:02/06/07 18:29 ID:bQhgjhzH
しばらく 楽しくお喋りをしていた 二人だが
矢口に自分の料理を振舞おうと思い立った吉澤が言い出した。
「アッ!そうだー何か 作りますねーあたし…」
「ああ いいよいいよあんたは料理全然だめでしょう?」
「そんなことないですよーーこれでも最近自炊するようになって腕があがってるんですよ」
そう言いながら 吉澤は立ちあがり キッチンに行き夜食の料理を作る事にした。
「出来るまでーテレビでも見てて下さい矢口さん」
リビングの矢口にそう声をかけると吉澤は、冷蔵庫を開け料理の材料をとり準備に取り掛かる。
(真希ちゃんに教わって 料理の腕は上がってるんだからーーなに作るうかなーようしこれがいいわ)
そう思いながらエプロン姿も可愛い 吉澤がパスタを 鍋に入れ包丁で野菜を切り出した。

「矢口さあーーん出来ましたよ…」
吉澤がそう言いながらボールに入れたサラダと大皿に盛ったナポリタンを持ってリビングのテーブルに
運んできた。
(あれー何所行ったのかしら)
さっきまでリビングのソファに座り…お笑い番組を見て大声を出して笑っていた。矢口がいなくなってる
(トイレかな…ああそうだワインも取ってこようー)
吉澤がそう思い 冷蔵庫の脇のワインセラーに行こうとしたら矢口がリビングに戻ってきた。
「ああ 矢口さん…どこいってたのーー」
「トイレだよ」
「そう 出来たから座ってください今ワインも持ってきますね」
「うん。解ったよよっすいーへえーーッ凄い美味しそうじゃない」
そう言いながら 矢口はソファに座りだした。
そして ワインを取りに行く ジーパン姿の吉澤の背中に視線を送る。
(色々と部屋を、見て回っちゃったよーーごめんねーよっすいでもあんた…遊んでるんじゃん意外と)
トイレに行ったのは 本当だがついでに矢口は吉澤のプライバシーに興味が有ったので
ベッドルームやランジェリー用のクローゼットなんかを見たまわったのだ。
それで…矢口は何かに感ずいたようで…
少し顔を赤らませながら 吉澤の艶やかな後ろ姿に熱い視線を送り続けた。
377名無し募集中。。。♂:02/06/08 02:51 ID:JQmofg29
「どうですかー矢口さん美味しいー」
「うん。でもちょっと・・・辛いかなあ〜っ」
「そう、あたしは丁度いいとおもうけど」
(どこがだよ タバスコ入れすぎだよーーでもこの子が一生懸命あたいのために作ったんだから〜)
そう思い矢口は、ニコニコしながら吉澤の作った。スパゲッティをきれいに平らげた。

「うえ〜〜んよっすいーー水ぅぅぅ〜〜〜」
「はい」
辛いのが苦手なのに無理して食った。矢口がそう吉澤に涙ぐみながら声をかけた。
(やっっぱり辛かったんだーーあたし自分の好みで作りすぎるからごめんなさい・・・)
自分の手渡した ペットボトルのミネラル水をがぶ飲みする矢口を見ながら吉澤がそう思っている。
「ウエッ!ゲホオ!」慌てて 飲んだ為矢口が咽て水を吐き出してしまった。
「ああ〜〜大丈夫う〜矢口さん」
それを見た 吉澤が慌てて ハンカチで矢口の口と濡れた服を拭きだした。
「この シャツも高いんでしょうーー矢口さんはお洒落さんだから」
そう言いながら 矢口の服を優しくハンカチで拭く吉澤に・・・矢口が声をかけた。
「・・・やさしいーーなあーーよっすいって」
「エッ、そうかな〜〜」
「ねえーひとみん」
「アハッなんですかあ〜〜それ」
「あんたの部屋によく来る奴がいるみたいだねーー」
「エエ〜〜ッなんでですかあーー」
「一人で寝るにはずい分大きいベットだねーー」
「あたし、寝相がわるいんですよーー」
「枕が二つ並んでるじゃないー 歯ブラシもなんで必ず2本あるのーーあとさーー・・・」
「・・・・・・!!」
矢口の突然のきわどい質問の数々に吉澤が戸惑いながら顔を赤くしてモジモジしはじめた。
それを見た矢口は・・・

(間違いない この子だれかと毎日ここに招いてエッチしてるんだあーーもう色んな事を
させられてるんでしょうーくそーーあたいも ひとみんの事昔から好きだったのに〜〜っ)

矢口の顔が淫靡に妖しい感じになり 瞳が輝きだした。
378名無し募集中。。。♂:02/06/08 04:32 ID:JQmofg29
「それよりーー服を拭かないとー」
あたしが 話しを誤魔化す為そう言いながらハンカチで矢口さんのシルクのシャツを
拭いていたら矢口さんがこう言うの
「いいよ・・いいよこのシャツ脱いで乾かすから」 
「・・・・!」
矢口さんがシャツを脱いでブラジャー姿になっちゃった。
うわあ〜〜ッ 豹柄だわーーさすがーセクシー・・・トランジスターグラマーだよなこの人

「どう ひとみん? セクシーでしょう この下着アニマル柄っていって今はやってるんだよ」
「下も 豹柄なんですか?」
「うん尻尾つきだよーーー」
「ええ〜〜可愛いですねえ〜〜それ」
「見る?」
「・・・どうしようかな・・・」
「見たいっていいな!」
「はい、見たいです」
「もう・・しょうがないなあ〜〜エッチなんだからーー」
「・・・・!」
なによーー自分で言えって いったんじゃない
あああ〜〜 矢口さんが凄い嬉しそうに皮のミニスカートを脱ぎ出しちゃった。
いやんどうしよう・・・この展開は・・・この展開は・・・なんでこうなるのかなー
でも凄い ドキドキしちゃう・・・始めての人だと・・・
久しぶりの未知との遭遇だわーー矢口さんならーー全然OKだしーーっ!
379名無し募集中。。。♂ ◆omrjqybU :02/06/08 08:03 ID:R0qjScRu
ああん・・・これからどうなるのかなーーそうあたしがドキドキしてると
下着姿のセクシーな矢口さんが、隣に座ってきた・・・それでこんな事を言ってきた。
「それじゃさーー」
「・・・・・はい!」
「これから・・どうしようか〜〜ひとみん」
「・・・恥ずかしいよー矢口さあ〜〜ん」
あたしは 純情ぶってそんな事を言って恥ずかしがる演技をしたんだけど・・・
本当はすげえー燃えちゃってるの 脱げって言うのかな・・・脱がしてくれるのかな
・・・どうするんだろう?
そう ワクワクしてたら すげえーー面白いことを言ってきたのーー矢口さんが

「イメージプレイでもしようかあ〜〜」
「・・・イメージプレイ?」
「そうだよーー役柄になりきって エッチなことをするプレイのことだよーー」
「・・・・・・・・」
さすがは 矢口さん真希ちゃんともなっちお姉さまとも亜弥とも全然違う事を言ってきた。
「アッ、その前にさ〜〜〜」
「なんですか?」
「あたいはもう知ってるんだよーー」
「・・・ハッ?」
「石川を、問い詰めて聞いたんだよーーあんたがマジのバイセクシャル(両性愛者)だってことを!」
「・・・・・・!!」
「なんで隠してたんだよーばかあんあんな小娘(石川)じゃあーーもの足りなかったでしょう?」
「ああ・・あのうーそのーーう」
「キャハハ、あせちゃってーー可愛いじゃん」

はあーーーん 矢口さんがそう言いながら顔を近づけてきたーーキスをするのかと思ったら
ギリギリのところで顔を止めて・・・そしてあたしの顔に甘い吐息を吐きかけながらこう囁くの
「それじゃあー始めるよ・・・ダーリン?」
「はい。矢口さん」
「いやあん 真里って呼んでエ〜〜ばかあ〜〜ん」
「・・・・!」
アン・・・もう始まってるんだ・・・もう頭がぽ〜〜ッとしてきちゃった。
キャラメルのような甘い香り、ゴージャスな雰囲気がある・・このコロンはBOUDOIR だ!
なっちお姉さまと同じ 香水を付けてるんだーー矢口さん・・・