妄想小説。

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321名無し募集中。。。

「すみません 買い物に付き合ってもらって。帰りまで送ってもらって」
「別にいいよ でも君ってすごいリッチだね?カードで
何万も服を、買って…見たところまだ高校生なんじゃあ?」
「一応 これでも働いているんですよーー」
「学生やりながら モデルでもやってるの綺麗だもんな?」
「…あたしの事…分かりません?」
「エッ?…」
「!!…」
この人あたしのことを、知らないの?マジーー
「でも…」
「なに?」
「お兄さんだって凄いじゃないですか この車なんていうの?」
「…ジャガーXJS コンバーチブル。…オープンカーなんだよ」
「本当!じゃあーオープンにしてください」
「今の季節…昼間は、日差しが強いよ 
夜や涼しい高原なんかを、走る時ならいいだろうけど」
「そうですか…」

それなら 「高田君」と高原をドライブしたいなあ〜〜〜〜ッ
でもなかなか 電話番号を訊いてこないよ…なんでえ〜〜
あたしの方から…訊いちゃおうかなあーはやく 訊いて お願い…
322名無し募集中。。。:02/05/22 04:07 ID:sND1XI3A

「あとさあー これだけは信じてくれるかな…?」
「はい」
「きょう 君に声を、かけたのは君がさあーー」
「………」
「あまりにも可愛かったからなんだ、
いつもはこんな事は、絶対しないんだけど…」
「でも 帽子を被ってたから顔は、
あまり見えなかったんじゃあー?」
「君には、オーラが漂ってたよ。
後姿を見ただけで魅かれたよ…」
「!エッエ〜〜……」
そんな事を 言われたら あたし、あたし、あたし
顔が真っ赤になっちゃうよーーーッ
でも 確かにナンパなんかするような人には、見えない
まわりの女の子が絶対放っておかないよーこんなカッコイイ人
そして 「高田君」は、あたしを見つめながら囁くように…あたしに
「また 会ってくれる?」
そう 言うの!やったあ!うれしいーまた会えるんだーッ
「…は、はい…」
あたしは、うれしいのを表さず冷静な感じでそう返事をしました。
本当はすごいドキドキしてたんだけどそして 
携帯番号とメールアドレスの交換を…
「僕は、吉澤…吉澤武蔵っていうんだ年は22歳」
「エッーー偶然ですねえーあたしの苗字も
吉澤なんですよあたしは吉澤ひとみ、17歳です」
「…ひとみちゃんかあ〜っ可愛い名前だね」
「エッへそうですか…むさしってあの宮本武蔵と同じ字ですか?」
「う、うん…この名前あんまり好きじゃないんだけど」
「そんなことないですよ…男前でカッコイイ名前ですよ〜」

こんな ときめく出会いが…まさか悪夢に変わるなんて
この時は、夢にも思わなかった。
323名無し募集中。。。:02/05/22 04:52 ID:sND1XI3A
「最近 よっすいは、何か楽しそうじゃない」
「そうですか…安倍さん」
「適当に、座ってくつろいでね?」
「はい…」
なっちお姉さまから エンジェル・モーニングの話しを 
初めて聞いたのもこの頃だったな…
ああ まだお姉さまじゃなくて…安倍さんって呼んでたなーー
マンションに遊びにおいでって言われた時は、
すごいドキドキしちゃった。
憧れの人だったもんな当時は、気軽に話しも出来なかったし

「あたしの、部屋に来たのは初めてじゃない?」
「はい…凄いですね〜〜家賃はいくらなんですか?」
「う〜〜ん…50万くらいかなー少し安くして貰ってるんだ
都内の一等地でこの広さで、この値段ならまあまあじゃあない」
「凄いですねえーー憧れちゃうなあーーー」
あたしは、広いリビングをキョロキョロ見てまわっちゃた。
大型のハイビジョンテレビ、オーディオ…高そうなソファセット
うわあーこの観葉植物スゲエ でかい2メートルくらい有りそう。

「こっちおいで…話しが有るんだお紅茶も淹れたよ。」
「はい、安倍さん」
あたしは、 お姉さまにそう言われて ソファに座ったの。
そして お紅茶を飲んでると…
お姉さまがあたしにこう言ってきたの
「今日はねえーーー極秘の話しがあるんだ…よっすいに」
「…ごくひ?」
「うん、あなたとあと…梨華ちゃんにね?」
「?…」
「よっすいも明日あたり チーフマネージャーに呼ばれるとおもうけど…」
「…なんですか…?」

なんか 怖いあたし なにも悪いことしてませんよーーッ
この時は、全然新しいユニットの話しだなんて 思わなかったから
すげえーービビちゃった………。