「もう駄目〜ッ中止だ!中止い〜っ!」
「どうしたの・・亜弥 ?」
「なに〜亜弥ちゃあ〜ん」
「愛ちゃんやめてえーーもう!」
「・・・うん、わかったよ亜弥ちゃん」
私は、そう言いながら愛ちゃんを自分のほうに、引き寄せます
「亜弥が言いだしたんじゃない?」
私の、行動を見ていたお姉さまが不思議そうな、顔をしてそう言うの・・
アアッ顔が興奮して赤くなってる眼も潤んでるわお姉さまが、本気になってる時の・・・顔じゃん!
「・・・そうだけどおーー」
でも 5分以上もする事はないじゃん!好きとかなんであんなに何回も聞くの私の愛ちゃんに?
「ハァ、ハァハァ・・・」
愛ちゃんの・・・息使いも荒いわあ〜もう愛ちゃんのばかー暴走しすぎだよ
「じゃあーもういいんだねえ?」
「なにが?」
「キスだよーー」
「・・・・・・・!」
どうしようかな・・そういえば今度は、私の番なんだ・・・
「愛の次は、亜弥なんだけど〜久しぶりだったのに・・亜弥とキスするの〜残念だなあ」
「・・・・・・・・」
「どうするの?」
「亜弥は・・・」
「なに?」
「お姉さまより・・今は、愛ちゃんのほうが、好きなの お姉さまとキスしたいけど・・
愛ちゃんを、誘惑しようとするなら亜弥から奪おうとするならもう嫌い!キスもできない」
「でも亜弥が、言いだしたんでしょう?三人で寝ることに、なってたらもっと凄いことに成ってたんだよ?」
「!・・・・」
言われてみれば私って・・・ひょっとして軽はずみ過ぎるのかな?
「亜弥あ?」
「・・・・・・・・」
・・・アッ!・・お姉さま・・ひょっとして私に、何かを解らせたかったの?それで・・・
「愛のことが、本気で好きならもうこんなことを絶対言いだしたらだめだよ・・
人の気持ちは、どこで火がつくか分からないんだからーーあたしがかなり本気で愛も
いい感じだったのは・・分かったでしょう?」
「・・・・・・・・・」
「恋愛はゲームじゃないんだよなにがどうなるか分からない・・闘いなの?」
「・・・うん」
「もう、そんな顔しなくてえもいいよー分かった亜弥?愛のことを大切にするんだよ
もう・・・二人とも寝室に行きなさい眠たいんだもんねー亜弥は?」
私が泣きそうな顔に成っちゃったら・・お姉さまがそう言いながら優しく頭をなでてくれるの
お姉さま・・前とは違う・・違う・・・優しいだけじゃなくて・・・強さもでてきたみたい