194 :
名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :
総ては、無駄であった
あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄であった。
果てしなく続いた飢えや渇きも無駄であった。
しかも我々が死の恐怖に、震えながらなお義務をはたそうと、したあの時間も無駄であった。
その時倒れた200万の死も無駄であった。
息子や恋人を無くした母や乙女たちの涙も無駄であった。
かって祖国を信じ出征していった数百万の兵士達彼らは、こんな事の為に犠牲になったのだろうか?
こんな事のために、16歳の少年は、フランドルの地に埋もれなければならなかったのだろうか?
数日後私は、自己の運命を確信するに、至った・・・私は政治家になると・・・
アドルフ ヒトラー
1794年7月27日フランス革命政府崩壊・・・
翌7月28日午後7時革命広場。
熱月党のメルダに、顎を狙撃された瀕死のジャコバン党の首魁ロペス・ピエールが
ギロチンにかけられるため断頭台に、運ばれる。
彼を運ぶ運搬車に一人の老婆が飛びつくそして憎悪の咆哮を放つ!
『汝、の死はわしを心の底から嬉しがらせる!悪鬼め!
フランス中の、母と妻の呪いを背負って地獄へいけ!』