妄想小説。

このエントリーをはてなブックマークに追加
194名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU

総ては、無駄であった

あらゆる犠牲もあらゆる労苦も無駄であった。

果てしなく続いた飢えや渇きも無駄であった。

しかも我々が死の恐怖に、震えながらなお義務をはたそうと、したあの時間も無駄であった。

その時倒れた200万の死も無駄であった。

息子や恋人を無くした母や乙女たちの涙も無駄であった。

かって祖国を信じ出征していった数百万の兵士達彼らは、こんな事の為に犠牲になったのだろうか?
こんな事のために、16歳の少年は、フランドルの地に埋もれなければならなかったのだろうか?

数日後私は、自己の運命を確信するに、至った・・・私は政治家になると・・・

                               アドルフ ヒトラー
195名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/04/11 16:07 ID:Jz5aQgVu
 
1794年7月27日フランス革命政府崩壊・・・
翌7月28日午後7時革命広場。
熱月党のメルダに、顎を狙撃された瀕死のジャコバン党の首魁ロペス・ピエールが
ギロチンにかけられるため断頭台に、運ばれる。
彼を運ぶ運搬車に一人の老婆が飛びつくそして憎悪の咆哮を放つ!
『汝、の死はわしを心の底から嬉しがらせる!悪鬼め!
 フランス中の、母と妻の呪いを背負って地獄へいけ!』