妄想小説。

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184名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU

「怒っちゃた?」
ひとみが、わたしに恐る恐るそう訊いてきました。
わたしは、余程険しい顔をしていたようです
「ねえ・・・お姉さま・・・」
「・・・ねえ、ひとみ?」
「エッ・・」
わたしは、是から嫌われるのを覚悟でひとみに自分の本音をぶつけるつもりです。
時には、相手の気持ちを無視する強引さが必要な時があります。
特にこういう状況では、・・・・・・ごめんね・・ひとみ・・泣かないでね・・・

「オマエは騙されてるんだよ・後藤に?」
「・・どう言う意味?」
「あの子は、男の子が好きな子だよ・・・オマエは、本命じゃあないよ
わたしは、ひとみ一筋だよ少なくともあの合宿からは・・・」
私がそう言うと、ひとみは少し黙り込んでしまいました。
「それでも・・オマエの気持ちが、後藤に行ったままなら・・どうしようもないけど」
「・・・・わ・・たしは・・・」
「どうしたの、ひとみ?」
「真希ちゃんを信じてる・・」
「!!」
そう言って強い眼でひとみが、わたしを見ます
・・・この子が、こんなに後藤のことを・・思ってたなんて・・知らなかった・・ああ
こういう言い方は、逆効果だな・・・うんやりかたを変えよう
わたしは、攻めかた変える事にしました。
185名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/04/07 22:58 ID:OBz6pfHh

ハアーーーーーーーッ・・・・でも聞きたくないよそんなセリフ!
しかし優柔不断なこの子が、こんなにはっきり意思表示するなんて
よほど・・後藤と・・・・くそおおお・・・わたしをコケにしやがって後藤めえ〜
わたしは、そういう気持ちを押し殺して努めて冷静に振舞います。

「そう、分かったわ」
「・・・・・・・・」
「もう、ひとみを求めるのは・・暫くやめるわ・・・辛いけど」
「・・・・・・・・」
「でも・・わたしは、ひとみを好きでいるよ・・それはいいでしょう?」
「う、うん」
「・・もう寝ようか・・一緒に寝ようね?何もしないからいいでしょう?」
「うん、いいよ」
「こっちにおいで〜何もしないから・・・」
「・・・・・・・」
わたしが、そう言うとひとみが黙ってわたしの隣に、座ってきました。
わたしは、ひとみの綺麗な顔を手で撫ぜながら囁きます。
「寝る前に、シャワーを、浴びれば?着替えを用意しとくよー」
「うん、そうする」
わたしにそう言われるとひとみは、ほっとした感じでシャワーを浴びにバスルームに行きました。

部屋に一人残ったわたしは、是からの事を考えます。
ひとみを、後藤から取り戻すためなら手段を選ばない覚悟をとっくに決めています。

こうなったら・・・どんな卑劣なことも
わたしはするわよ!ひとみあなたが好きだから失いたくないから
・・・アイツを、使おう・・・・
186名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/04/07 23:09 ID:OBz6pfHh

「梨華ちゃん、大丈夫だった?」
「・・・う、うん」
「怪我の状態は?」
「・・・たいしたことないよ・・」
「怖かったでしょう?」
「・・・・・・・・」
「可哀想・・・うう、り、りかちゃぁぁぁぁぁん〜〜〜」
「わああ〜〜〜〜ん怖かったよぉぉぉぉぉーーーひとみちゃん!」
梨華ちゃんが、泣きながらわたしに抱きついてきました。
ここは、梨華ちゃんが一人暮らしをしているマンションです。
わたしは、仕事をかたずけるとすぐ駆けつけました。
他メンのみんなは昨日のうちにお見舞いしているのに・・・ごめんね
わたしに抱きついて泣いている梨華ちゃんが、呟きます。
「お姉さまや・・ごっちんは、一緒じゃあないの?」
「お姉さまは、用事が有るらしいの・・ごっちんは、ドラマのロケで
軽井沢の、ほうに泊まりがけで行ってるの・・・でもお大事にって言っていたわ」
「そう、わかった・・」
「お母さんは?」
「もう帰ってもらったわだってーーー」
「エッ」
「せっかく、ひとみちゃんたちが、来るんだもん」
「私だけだけどね?」
「そのほうが、いーいよー今日泊まっていくんでしょう?」
「もちろん!」
「うれしいいーーー」
そう言い合いながら私たちは、また抱き合いました。
「キスしてえーーーひとみちゃん」
「エッ!」
「何、驚いてるの?」

そうだよね・・・今夜は慰めてあげないと・・・梨華ちゃんのことを
「うん、キスしようか?」
「なんか、変なに遠慮してるの?」
「梨華ちゃん可愛いーー」
「ああん、」
わたしは、梨華ちゃんの、口の中を夢中で舐めます。
ああ  梨華ちゃん・・・可哀想・・もっとわたしに、しがみついて!