仮面ライダーののV3

このエントリーをはてなブックマークに追加
867名無しんじー
いんたーみっしょん!
          【ご来店お待ちしています。】

開店当初はそこそこ、繁盛していたお店も客足が途絶えてしまった。
「お客さんが来ないのはいつから?」
この状況にめぐみは苛立っていた。
「チラシも配った。ホームページも作った。」
「そうすれば、お客さんが来るって、まさえ、言ったよね?」
「本当にどれくらい、待ってればお客さん来るの?」
「ねぇ、教えてよ、どれくらいなの?」
868名無しんじー:02/10/05 22:54 ID:LcnAc7yW
苛立つめぐみに、まさえが言った。
「もっと、うまく宣伝すれば良かったかな?」
「まだ売れると思うんだけど、駄目かな?」
「店の奥に残ってる在庫。」
「でも、本当に、お客さん来ないのいつからだろう?」
「やつらが現れれば、結局お店閉めて、出かける方を選ぶし。」
まさえも考え始めた。
869名無しんじー:02/10/05 23:08 ID:Pl8ruZC2
「せっかく作った、家具とかだって、全然売れないよ、もう泣きそうだよ。」
めぐみは、かなり落ち込んでいる。
「もっと早く気がつくべきだったね、お客さん減ったの。」
「でも、めぐみの家具好きって言ってくれる人だっているの知ってるでしょ?」
「きっと、また来てくれるよ。」
「お客さんが来ないのはいつからでしょうなんて言ってないでさ、頑張ろう。」
まさえは、そう言うと、新しいチラシを作り始めた。
「そうだね、焦ってもしょうがないか、でもなー、もう待てませーん。」

    いんたーみっしょん。おわり   
             つづけ・・