「・・・あ、シャワー浴びていいかな?」
紺野の声に、辻が「いいよ〜」と言う。何をしているのだろう。
「・・・ね、あさ美、一緒に入ろうか?」
高橋がイタズラっぽく笑う。つんくが「何!?」という顔で高橋を見る。
「あ〜!じゃあののも!」
口に青糊をつけた辻が台所から出てきて言う。
紺野はちょっと困った顔をしていた。
「そ・・・そんなら俺も・・・」
「ダメです」
高橋に突っ込まれ、「冗談や」と言って、つんくはしぶしぶとトイレに入っていく。
「・・・じゃあ、入ろうか?」
紺野の声に、高橋と辻は、きゃあきゃあ言いながら服を脱ぎ捨てた。
「・・・もう、ちゃんと畳まなきゃ」
シャワー室に入って行く二人。紺野は二人の衣類を持って、シャワー室に入った。
「うわぁ〜!あさ美ちゃん胸おっきい〜!」
「あん・・・もう〜だめだよ・・・」
「辻ちゃんの胸だって小さくて可愛いよ」
「きゃっ!愛ちゃんのエッチ〜」
シャワー室でじゃれ合う三人。その隣りでは・・・。
つんくがトイレの壁に耳を押し当て、右手で一心にナニをしごいていた。
「ハァハァ・・・・・・ここ最近ごぶさたやったからな・・・」
そして「メグミちゃ〜ん!今日は行ったるで〜!」そう言って果てた。
あれから数日―――
仕事の合間の休憩時間、高橋たち三人は机に向かい、何やら書いている。
「・・・ここはもっとこうしたら・・・」
「え〜、そう?そうしたら、ここの良さが消えない?」
「ののは、もっと可愛くしたらいいと思うなぁ」
周りのメンバーも何をしているのか気になっている様子だ。
「・・・これをここに持ってくるとかは・・・」
「ねえ、さっきから三人で何してんの?」
後ろから声がし、慌てて三人が振り向く。そこには飯田の顔があった。
「わあっ!」
高橋が、慌てて紙を隠し、「何でもないです・・・」と苦笑いをした。
「・・・何でもないなら、なんで隠すの?」
「そ・・・それは・・・その・・・」
オロオロとする高橋。
「ダメェ!今、とっても大切な大切なもの書いてるんだから!」
辻の真剣な表情に、飯田はわかったわかったと言って三人から離れた。
「・・・ふうっ、危なかったね・・・」
高橋がため息をついた。
「・・・まだこれは見せれないもんね」
辻が二人を見て笑う。
「うん、これを見せる時は、ワタモニ完成の時だからね」
紺野の声に、高橋、辻も、ぷくくくっと笑う。
メンバーには、三人が何をやっているのかわからない。
しかし誰にも、何をしているのかをこれ以上詮索する気はなかった。
三人の目は、とても生き生きしていた。
コンコン
「失礼します」
つんくの控え室のドアがノックされ、高橋、辻、紺野の三人が入ってくる。
「おう、来たか」
つんくは近くにあった椅子に座り、タバコに火をつけた。
そして、煙をフーッと吐き出すと、三人を見た。
「ここに三人を呼んだっちゅーことは、何だかわかるやろ?」
つんくの言葉に、三人はコクンと頷いた。
しばらくの沈黙が室内に流れる。と。
「――― 単刀直入に言ってな、紺野、お前にワタモニのリーダーをやってもらいたい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
紺野は驚きを隠せなかった。何で自分が?という思いが頭を駆け巡る。
紺野は高橋を見る。高橋は無言で頷いた。辻も同様だ。
「・・・紺野、お前、今なんて思ってる?」
つんくが紺野を見て言う。紺野は答えない。
「・・・私なんかが、劣等性なんかが、リーダーなんて無理。
先輩の辻か、年上の高橋がリーダーに適任。そう思っとるやろ?」
紺野はうつむいた。その通りだったからだ。
紺野は何も喋らない。つんくは、しばらくの間を置いてから言った。
「あんなあ紺野。お前は確かに歌は下手やしダンスも下手。おまけにトロ臭いときてる。
芸能人としたら落第点だらけや」
つんくの言葉が、紺野の胸にチクチクと刺さる。紺野は全くその通りだと思った。
「・・・せやけどな、紺野。お前じゃないとダメなんや。
お前の持っているその空気は、フワフワしてる辻にも高橋にも出せん。
それをまだ、お前はうまく使いこなせてないだけや。
お前はきっとこの先、娘。に必要な人間になる。もっと自信持てや」
「・・・・・・はい」
「声が小さい!」
「はいっ!」
紺野の声に、つんくは満足そうに頷いた。そして、再び真剣な目になり、
「・・・せやけど、お前はまだ未熟もんや。
お前なんかをリーダーにしたら、どんなことになるかわからん。せらから」
そう言って、今度は高橋を見る。
「高橋、お前がサブリーダーになって、紺野が一人前になるまでサポートしたれや」
高橋も、まっすぐにつんくの目を見る。
「・・・はいっ!」
その声に、つんくは再びコクンと頷いた。
「それでやな・・・」
「・・・ねえねえ、ののは?」
話を始めようとしたつんくを、辻が遮る。
「辻か?辻はミニモニとか色々大変やろ?あんま無理さすわけにもいかんからな」
つんくの言葉に、辻は「わかった」とだけ言った。
「・・・でな、もう曲だけはできとるから、明日から振り付けの練習に入ってくれ」
手を上げて「以上!」と言うつんく。しかし、三人は動かない。
「ん?どないした?もう行ってもええよ」
「・・・あの、実は曲のことなんですけど・・・」
紺野が言う。そして何やら封筒のようなものを出した。
「何や?それ」
「実は、私たちで詞を書いてみたんです。ワタモニの」
「それでね、ののたちこの歌詞で歌いたいな〜って思うの」
高橋、辻も続く。つんくは片手を差し出し、「見せてみい」と紺野に言う。
紺野はつんくに歩み寄り、封筒を差し出して手渡す。
「・・・・・・・・・ふ〜ん・・・・・・」
つんくはまじまじと歌詞が書かれた紙を見つめる。
それを緊張しながら見ている三人。
「・・・これ、もしかして、例の体験のことを詞にしたんか?」
つんくが目だけ向けて聞く。紺野が頷く。そして再び紙に目を戻す。
「・・・詞の意味、俺にはわかるで。
でもな、これを知らん奴には何言ってるかわからんかもしれん。
もしかしたら、お前らの芸能活動に影響が出るほどダメージを受けるかもしれん」
つんくは紙を膝の上に置き、三人を見つめる。
その目は「もし最悪の事態になっても、それでもええんか?」と言っているように見える。
「・・・・・・はい、あの体験無しにはワタモニはありません。
それが皆さんに伝わらなくても、言葉だけを頭の片隅に置いてほしいんです」
紺野は、つんくの目を真っ直ぐみつめながら言った。
つんくは紺野を見、紙を見、高橋を見、紙を見、辻を見、紙を見・・・。
「・・・わかった。これで歌詞をつけてみる」
つんくの声に、三人の顔が輝く。
「は、はい!ありがとうございます!」
そう言って部屋を出ていく三人。
と、辻が戻ってきた。
「おう、どないしたん、辻」
「・・・あ・・・あのね・・・」
辻は何やら口ごもって答えない。
つんくは机の上にあったセンベイを取り上げ、
「センベイ、食うか?」
と言って辻に差し出した。
「わあ!つんくさんありがとう!」
そう言って、袋ごと持っていって部屋を出ていった。
つんくは差し出したままの姿勢で固まった。
「・・・・・・一枚だけちゃうんか」
椅子の背もたれに寄りかかり、つんくは呟いた。
そして、天井をみあげながら、ハハッと笑った。
――― エピローグ
飯田、安倍はTV局の廊下を歩いていた。
「大丈夫かなぁ、あの三人」
飯田が呟く。
「大丈夫だよ、・・・多分」
安倍はそう言うものの、どこか不安そうだ。
今日は、ワタモニの曲の初披露の日だ。しかも生。
きっと緊張しているに違いない。と思い、仕事の合間を縫って、二人は三人の控え室に向かっていた。
コンコン
安倍がドアをノックする。
「みんな、いる?」
しかし返事がない。
やっぱり緊張してるのかなぁ。安倍は飯田と目を合わせる。
「ドア、開けてもいいかな」
「いいんじゃない?」
ガチャッ
ドアを開け、二人が控え室に入ると、三人とも緊張して。
「あれ〜?安倍さんに飯田さん?」
いなかった。
三人とも、お菓子を食べながら、何やら雑談をしている。
「・・・お菓子、食べます?」
そう言って、紺野がかっぱえびせんの袋を差し出す。
二人は、あっけに取られたような顔で、三人を見ている。
「・・・あんたたち、随分リラックスしてるわね」
飯田が呆れたように呟く(ついでに、お菓子もつまみ食い)。
安倍も「緊張とか、ないの?」言う。
「緊張してるよ〜!もうバクバク!」
辻がそう言って笑う。どう見ても緊張しているようには見えない。
安倍、飯田は顔を見合わせ、苦笑いをした。
ガチャッ
控え室のドアが回る。
「ワタモニの皆さん、そろそろスタジオの方にお願いします」
ディレクターだ。高橋は「よ〜し、行こうか」と言い、椅子から立ちあがる。
高橋と辻が控え室から出ていく。紺野はお菓子の袋を片付けている。
「あ〜!いいよ紺野!ナッチがやるから!」
紺野は「すいません」と言って、ドアに向かう。
「紺野?」
飯田が声をかける。紺野が「はい?」と言って振り向く。
「・・・本当に大丈夫?緊張とかいてない?」
飯田の言葉に紺野は何やら考えるような仕草をした。少しの沈黙の後、
「・・・緊張がないと言ったら嘘になりますね。今でも、かなりドキドキしています。
でも、愛ちゃんと辻ちゃんが側にいますから、平気です」
そう言って、紺野は控え室を出ていく。
飯田は、紺野が出ていったドアを見ていた。そして、近くの椅子に腰をかける。
「・・・二人がいるから平気・・・か」
飯田が誰に言うでもなく呟いた。
「・・・カオリ」
お菓子を片付け終えた安倍が言う。
「・・・今日、久しぶりに、二人だけでご飯食べに行こうか?」
飯田は、コクンと頷いた。そして、二人で顔を見合わせて微笑んだ。
テレビから、女子アナウンサーの声が聞こえる。
「・・・では、早速今週のゲストの皆さま方をご紹介したいと思います」
明るく、暖かい音楽に乗って、高橋、辻、紺野の三人が画面に現れた。
「・・・大丈夫だよ、あの三人は」
「・・・うん」
安倍と飯田は、微笑みながら三人を見ていた。
――― END
>>123-131 以上で完結です。更新まで時間かかってすいません。
なかなか思いつかなかったんで・・・。
>>120 もし作って頂けるのでしたらお願いします。
一歩離れて、自分が作った小説も見てみたいです。
では、しばらく休憩・・・。
気が向いたらまた何か書くかもしれません。
読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
では。
タオルケットさんお疲れ様でした。ずっと感想を言うのを我慢してました。
面白い!ほんと面白かったです。設定うんぬん抜きで笑えてちょっとジーン
ときました。設定ももちろん良かったですよ。出来たら、また次回作作って
ください。
お疲れ様でした。
何がどう面白かったか上手く言えないけど・・・
すごくよかったです!
(・∀・)イイ!!
この一言に尽きます。
136 :
名無し:02/03/02 15:59 ID:XiSw0ZQJ
うん、面白かった。
楽しませてもらったよ。
ごくろうさん。
137 :
ななし:02/03/02 17:31 ID:ya3uifwp
ワタモニの曲の歌詞が知りたいです。
あとお疲れ様でした。
つんく♂のオナーニにワラタ!
今回の話なかなか、よかったですYO!
>>120書き下ろし期待してます。
ワタモニ(仮、実際にキボンヌ!!
文章的にはどうかなと思ったけど
奇抜なアイデアと場面がいいところで切り替わるところが
とても良かったです。
高橋と紺野の友情にひびが入る理由がちょっと胆略的かなとも
思ったけど二人とも中学生と言う事で…。
ということでまた書いて下さい。
かなーり面白かったです。
よかったっす
これから高紺or紺高がどんどん増えてくれるといいな…
紺野はいいとして高橋は素材が無さすぎだよな。
四期の性格が分かってきたのが加入して半年後くらい?
ってことはもうそろそろわかってきてもいい頃だけど、
もうちょっとかかるのか?
とにかく書きにくい。
ホゼーン
沈没阻止
144 :
ねぇ、名乗って :02/03/05 18:11 ID:XfKp3epR
緊急浮上!
hozeso
146 :
名無し募集中。。。:02/03/08 00:19 ID:azDHGtWZ
hozen
148 :
名無し募集中。。。:02/03/11 15:40 ID:5s1fjv+1
新小説。駄作だけどね。
149 :
名無し募集中。。。:02/03/11 16:20 ID:5s1fjv+1
ヤツラハジンセイヲノットルンデス。
最初の犠牲者は市井さんでした。
十日前、市井さんは死にました。みんな唯の事故だって言ってたんです。
私も最初はそうだと思ってたんです。でも、事実は違いました。私が異変
に気付いたのは、市井さんが死んでから一週間後のことでした。そう、全
ては市井さんの死んだ次の日から始まっていたのです。
――――――十日前――――――
後藤「市井さんが事故で死んだんだって。」
吉澤「かわいそうに。」
クラスメイトが噂しあう中、深刻にショックを受けていたのは私たちだけ
だったような気もします。
飯田「何で市井さんが。」
石川「事故だなんて、そんなの悲しすぎます。」
中澤先生「はーい、みんな席について。」
始まりゆくホームルーム。衝撃的な噂も、先生によって静められる。
中澤先生「みんな聞いていると思うけど、昨日、市井さんが事故のため、
亡くなりました。葬式とか日程はまだ未定らしいので、おって連絡します。
ショックなのは分かるけど、何時までも悲しんでいちゃいけないよ。あなた
達には受験が待っているんだから。」
そう、私達は高校三年生。今年は受験を控えていてみんなそれぞれの道を
歩むため、忙しかった。そんな中、私達はいつも一緒だった。いつも強気に
私達をひっぱっていた飯田さん。元気に笑って皆を励ましている安部さん。
弱気な石川さん。そして、明るく前向きな市井さん。私達5人は周りから見
ても仲の良い友達でした。その五人の中から一人抜けたこと。それがどんな
につらかったことか。
中澤先生「さて、こんな忙しい時期にもう一つニュースです。こっちの方
は明るいニュースなんですけど、新メンバーじゃなくって転入生が一人この
クラスに入ってきます。入っておいで。」
小川「始めまして。新潟から先週引っ越してきた小川真琴です。よろしく
お願いします。」
中澤先生「皆さん。あと、一年ですけれども、仲良くしてあげてください
ね。席はえーと、矢口さんの隣で。」
150 :
名無し募集中。。。:02/03/11 16:22 ID:5s1fjv+1
転入生の小川さん。彼女は私の隣の席に座ることになりました。最初
の印象は、有名プロレスラーのアントニ○猪木のような・・・・。と
にかく元気いっぱい。そんな印象を受けました。
「よろしくね。小川さん。私がこのクラスで一番の・び・じ・ん・の
矢口です。」
飯田「信じちゃだめだよ小川さん。一番の美人は、あたしなんだから。」
中澤先生「はいはいそこまで。クラス1の美人は私なんだから。授業
始めるから小川さん。席について。」
小川「はい、よろしくお願いします。矢口さん。」
「真里でいいよ。何かわからないことあったらなんでも聞いてね。」
一見普通の女子高生。この女子高のどこかに、同じようなキャラが
いるんじゃないかなって思うくらいに普通の女子でした。最初の印象
は・・・。
加護「小川さんって新潟出身なんだ。どんなとこなの?」
辻「彼氏いるの?小川さん。」
昼の休憩時間。席が隣になった縁もあり、何時ものメンバー+小川
さん−市井さんで、弁当を食べているとクラスの元気なツートップ、
辻・加護タッグに、質問攻めにあっていた。
小川「新潟はねいいとこだよ。彼氏?いないよ。」
辻・加護タッグは嵐のように現れ質問の雨あられ。それ全てに答えき
る小川さん。やるね。
飯田「この次期に転校って大変でしょ。」
安倍「大丈夫だって。すぐに慣れるよクラスにも」
石川「どこの大学受けるとか考えてる?」
友達を一人失った私達は、新しく来た小川さんと、仲良く話していま
した。でも、私にはわかりました。皆少し無理をしているのを。しょう
がないよね。大事な友達を一人、失っちゃったんだから。新しく来た転
入生、クラスにもすぐになじめそうでした。
下校。昼の休憩時間の延長みたくこのメンバーで帰ることになりました。
安倍「小川さんはどこに住んでいるの」
小川「Aってとこなんですよ。」
飯田「へぇ、じゃあココでおわかれかぁ。また明日。」
小川「うん。」
151 :
名無し募集中。。。:02/03/11 16:23 ID:5s1fjv+1
小川さんと別れて、何時ものメンバー−市井さんとなっちゃった私達は、
この話題に触れずにはいられませんでした。
石川「なんか何時もより一人少ないと寂しいですね。」
「うん。この中でいちばんあかるかったからね。さやかは。」
飯田「うん。あっ、この店さやかが働いてた店だよね。」
帰り道の途中にあるのは、市井さんがバイトしていたファミレス。何時も
帰りにはココによって、暗くなるまで話していた。
安倍「さやかがいなくなると、この店によりづらくなったね。」
安倍さんの言う通り、もうこの店によりづらくなった。ウェイトレスの
格好をした市井さん。もうこの店にはいない。
石川「なんか、信じられませんよね。店に入ったら、まだ市井さんが働
いているような気がして。」
飯田「そうだね。どうする?さやかの家に行ってみる?」
「でも、検死とかなんとかでさやかの遺体は家にいないんでしょ?」
安倍「でも、おばちゃんを元気付けてあげたいね。」
飯田「でも、今はおばちゃんをそっとしといてあげたほうがいいかもね。」
安倍「そうか、そうだよね。また次のときに。」
石川「じゃあ、またあした。チャオ。」
「バイバーイ。」
ここで皆お別れ。ココからは一人の家路。市井さんの家は帰り道の途中。
何時も二人で帰っていたのに。今日は一人ぼっち。私は一人で市井さんの
家に行くことにした。おばさんに会いに。
市井さんの家。よく遊んだ。部屋で市井さんと二人、よく話し合った。
学校のこと、友達のこと、好きな人のことを。
「ごめんください。」
市井・母「真理ちゃん。いらっしゃい。」
何時もより元気のないおばさん。一人娘を失った気持ちは、私にはわか
らないけど、おばさんの姿はすごく寂しそうだった。
「このたびは、おくやみもうしあげます。」
市井・母「わざわざありがとね。昨日の今日でまだ何も。実感ないのよ。
まだ、あの子が元気に帰ってくるんじゃないかって。遺体はまだ家にない
の。まだ帰ってきてないのよね。あの子。本当にありがとう。あの子も喜
んでるわ。きっと。」
「いえいいんです。私も、いろいろお世話になったから。」
市井・母「ありがとね。あの子と一番仲良くしてくれたのは真理ちゃん
だからね。」
「それじゃあまた来ます。元気出してくださいね。」
市井・母「ありがとう真理ちゃん。帰り道気をつけて。」
寂しそうなおばさん。見ているのが辛くて、早めに帰ることにした。次
の日、このことを皆に話そうと思った。
152 :
名無し募集中。。。:02/03/11 16:24 ID:5s1fjv+1
近日更新予定。
なんか突っ込みどころ満載な小説だな(w
「名無し娘。は様子を見ている…」
「名無し娘。は 保全 を唱えた!」
保全してみようかね
ほぜむ
ほせん
ほっぜん
ホーゼン
161 :
:02/03/23 20:25 ID:OuMam/GL
あげ
保全
165 :
:02/03/28 23:26 ID:VPuhXPWL
ほぜ
ほ〜
ほぜむ協力
ほぜ
む
hozen
ほぜむ
保全
圃
一月か・・・。でもほぜん
もうそんなになるのか・・・保全