【吉澤と松浦】・・・命短し恋せよ乙女

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69Y・185

「!・・・もうッお姉さまの意地悪・・ばか、ばか!本当に
心配したんだから・・・」
松浦が,そういいながら、プイッと怒って、そっぽをむいてしまった。
それを見て吉澤が・・
「・・怒ったの・・?」と松浦に尋ねる。
「・・・・・・・・・・」松浦はソッポをむいたまま何も言わない
しばらく黙り込む二人・・・・・
「・・・?・・」後ろの吉澤がなにも言わなくなったのが松浦はちょっぴり気
になりだしたついチラッと振り返ってみる・・
「!・・・・」すると振り返った松浦の顔のすぐ眼の前に吉澤の綺麗な顔があった
「ごめんね・・」そういいながら吉澤は松浦にまたキスをした・・・

70名無しあやゃ:02/02/02 12:27 ID:qAK772qx
この小説のタイトルって、某リボソが昔やったミュージカル…?
71Y・185:02/02/02 15:26 ID:ViAzZmmq

薄い雲に少し覆われていた、月も顔をだし・・
ホテルの屋上を月明かりが煌々と照らしはじめた・・
「ワー・・今日は・・・って満月だったんですね?・・
ちょっと、雲にかくれてたから・・わかんなかった・・。」
松浦がそう、吉沢に囁いた・・
「・・眠くない?、あや・・」松浦の言葉を聞きながら吉澤は、
松浦にちょっと心配気にそう尋ねた。
「ううん!私、全然眠くないです・・」
ちらっと後ろを振り返り松浦が首を、横に可愛く振った。
「・・そう・・」といいながら吉澤がうなずいた
吉澤は松浦の細くて華奢な身体を後ろからつつみこむように
して座っている。
両手を前にまわし、その手を松浦の腰に回してひざのところにおいている
《ラッコすわり》公園や、砂浜なんかで、仲にいいカップルがよくやる
前後に密着したあの座り方である。
「・・・」二人はしばらく黙って星空をみつめ続けた・・
しばらくすると、松浦が、不意に・・・歌を口ずさみ始めた・・

I dont know what it is♪♪
Taat makes me love you so♪
I only know♪
I never want to lot you go♪
Cos you ve started something♪・・・・
Can t you see♪♪・・・
松浦は吉澤のぬくもりを背中に感じながら、今日吉澤から、
教えてもらった「ふたりだけのデート」を、楽しそうに歌いだした。



72Y・185:02/02/02 19:54 ID:o4i63TmK

松浦が歌を歌い、終えた・・・
それを聞いていた、吉澤が呟いた
「・・さすが、うまいね〜音程もリズムも完璧、一,二回
聞くだけで、かんたんにマスターしちゃうんだ・・」
(やっぱり、この子は、ただ者じゃないよな〜)
歌い終えた、松浦は後ろにいる、吉澤に身体を寄せてきた・・
そして、吉澤の顔を見ながら、呟く・・
「私のこと、どう思ってる・・お姉さま・・・」
「えっ・・どういう。意味?」と吉澤・・
「好き?」松浦が甘えた声で、更に、尋ねてきた。
「・・すきだよ・・」吉澤が答える
「世界で、何番目に?」
「・・・・・・・」
「あやは、世界で一番、お姉さまが好き!・・
私の気持ち、受け入れてくれるんでしょう」
松浦が、吉澤に、はっきりと、そう告げた・・
「・・・・・・・」真剣な、ようすの松浦に吉澤は
無言で松浦の愛らしい、顔を見つめる
「私がこの世界に来たのもお姉さまに
逢いたかったからだもん
もう、自分を誤魔化すのはあややめるの・・・」
松浦の瞳の奥は星が散りばめられたのように
キラキラ輝いている。
潤んだ眼で吉澤の端麗な顔を見つめる
しばらく無言で、お互いを見つめあう二人
そして・・・吉澤が静かに口をひらきはじめた
「ねえ・・・あや、?」
「なーにお姉さま・・」と松浦
「これから、私がはなすことを、真剣に聞いてくれるかな?」
「!・・・いいよ、あゃ真剣に聞くから・・・」

そして、吉澤は松浦に語り始めた・・・・