【吉澤と松浦】・・・命短し恋せよ乙女

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64Y・185
吉澤が、歌い続ける横顔を、松浦がうっとりとした
表情で、見ている、吉澤の声が耳に心地いい・・
そして、自然と腕を吉澤の右腕にからめる・・
うたい終えると、吉澤が松浦のほうをむき、ささやいた
「あとね〜こんな歌も、あるんだよ・・・・」
「どんな、うた・・?」と松浦
吉澤が大きな瞳で松浦を見ながら
「こんな、歌♪♪・・・」

バイ、バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪
バイ、バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪
バイ、バイ、ベイビー、もう僕を泣かさないで
バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪、バイ、バイ♪
君はこの街で、たった一人のお嫁さんに欲しい人さ
もし、僕が自由なら、すぐにでも結婚したいのさ
ああ・・そうなれたら・・・僕は君を愛せたのに・・・♪

吉澤が松浦を見ながらささやくように歌い続ける・・・・
65加藤ティ〜:02/02/01 10:02 ID:EOpqQJvr
これイイ!ですね。吉澤と松浦の組み合わせとは意表をつかれました。
娘。小説はずいぶん読んでなかったけどこれは僕の中で久々のヒットです。
Y・185さんがんばって!
66Y・185:02/02/01 15:31 ID:cjd7BfRb

松浦は眼を閉じた・・・

ベイビ〜、バイバイ、マイベイビ〜、ベイビ〜、バイバイ〜♪♪
ベイビ〜、、バイバイ♪♪・・・

吉澤が耳元で囁くように、うたい続けている。
まるで、この世の中・・・自分と吉澤しかいないかのような
そんな、錯覚におそわれる。
腕を、ギュッと強くからめながら、顔を、吉澤の肩に寄せる・・・
吉澤のやわらかい身体の感触と甘い香りが鼻に漂ってくる
(ああ〜、ず〜〜〜〜〜〜〜っとこうしてたいな〜・・・・)
夜空には銀河の海・・・横には世界で一番大好きなひと・・
「!・・・・・・」
ふいに、自分の唇がやさしい・・、しっとりした感触に包まれたのを
松浦は感じた・・・・・
吉澤がキスをしてきたのだ・・・。

しばらく・・唇を寄せ合うふたり、そして、ようやく、離れると
吉澤がつぶやいた・・
「ごめんね・・あんまりあやが、可愛いもんだから・・・」
それを聞いた松浦が、うっすらと眼をあけた
吉澤が黒眼がちの濡れた瞳をキラキラと輝かせながら
独特のオーラを漂わせながら松浦にそうつぶやいた。
松浦は小さく首を横にふりながら
「ううん、あゃ・・嬉しい・・・♪」
そういって、松浦は吉澤の胸に顔を沈めた。

67Y・185:02/02/01 16:11 ID:cjd7BfRb
>>61>>64>>66はベイシイティローラーズの「二人だけのデート」、「バイ・バイ・ベイビー」
を聴きながら書きました。
68Y・185:02/02/01 17:49 ID:mDbT78Wl

不意に松浦が抱きついてきたもんだから・・・
吉澤は身体のバランスを崩してしまった。
「ああっ・・・ちょっとあゃ!・・・重たい・・」
そして後ろの壁に頭を打ちつけてしまう
ゴンと鈍い音がした・・・
「!・・・痛え〜・・・」吉澤がおもわず声あげる・・
「!!・・・・ご、ごめんなさい!・・」
松浦が慌てて吉澤にあやまりながら頭をさする・・
「だいじょうぶ!お姉さま・・」
おもわず、涙ぐみそうになる松浦・・・
「・・・大丈夫・・・じゃない・・」
吉澤が顔をしかめながらそういった。
「エッ!ど、どうしよう・・・」
松浦がオロオロし、泣きそうな声をだした。
しばらく松浦の慌てた様子を薄目を開けて見ていた吉澤が
松浦の手を握ってきた・・
そして、片目をあけてショックで泣き始めた松浦につぶやいた
「うそ〜だよん♪♪・・・」