【吉澤と松浦】・・・命短し恋せよ乙女

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57Y・185
だって今夜の僕には全てがうまくいくように思えるんだよ
君のろうそう燈しておいてあげようそう、今夜の僕には
全てがうまくいくように思えるんだ
今夜の・・・僕には、そう愛してるよ ―愛をささやく時―


「こっち・・・こっち」吉澤が松浦を手招きする・・・
「ここのドアを開けて・・・」
静かにドアがひらく・・・
「うわー・・・凄い・・綺麗・・・」松浦が声をあげた・・・
夜空には満天の星がきらきらと光彩を放っている・・・
「あそこだったら誰にも見つからないよ」
吉澤が松浦の手をつかみながらソッとつぶやく・・・
「でも・・・」松浦が心配そうにささやいた
「うん・・どうした・・・」吉澤が振り向く
「ドアの鍵を閉められたらどうするんですか?」
「大丈夫だよ・・心配しなくても」
吉澤が自信満々に言うがもちろんなんの根拠もない。
二人は仲良く寄り添うようにすわった。
58ねぇ、名乗って:02/01/31 11:34 ID:h6Ko3Eo8
なにげに良いな。お気に入りに登録しとく。
作者よがんばってくれ。
59b:02/01/31 14:44 ID:2k2ThtKn
かなりよいよ。途中で書き込んじゃダメと思ったんでカキコしなかったけど
いつも見てるよ。
吉澤も松浦もたいして好きじゃないけどおもしろい。
60Y・185:02/01/31 19:31 ID:xyQ7lA8g
「あっ・・・今見ました・・流星・・・」
吉澤の肩に顔をよせるように、していた松浦が声をあげた。
「エッ・・・ほんとう?・・チェッ見損なっちゃた」
吉澤が残念そうにつぶやいた。
そういいながら、スェットパーカーのポケットから缶コーヒーをとりだした。
松浦にわたす・・・
「、お、お姉さま・・」松浦が吉澤のほうを見ながらささやいた
「うん・・なあに・・あや?」吉澤が返事をした
「大丈夫なんですか?・・石川さんが知ったらまたおこりますよ・・」
松浦の顔を、しばらく見ていた吉澤がしゃべりだした・・
「りかチャンの事?・・・」
「はい・・・」と松浦
「大丈夫だよ・・・だってリカちゃんは私のことが好きなんだってよりもあやに
負けたくないって気持ちから、あんなことをいったんだから・・だってさ〜・・・」
「?・・・」松浦が不思議そうな、顔をする。
「リカちゃん・・彼氏いるんだよ〜・・・」
「そ、そうなんですか!・・・」松浦が声をあげた。

夜空にうかぶ満天の、星がふたりを銀色につつみこむ

61Y・185:02/01/31 19:41 ID:xyQ7lA8g

「・・・お姉さま・・」
「なあに、あや?」
「また、歌って今日歌っていた歌・・・」
「何の歌?・・・」
「二人のデート・・・」
「いいよ♪♪・・・」
松浦におねだりされた吉澤がささやくように歌いだした・・・
 

それが何だかはわからないけど♪
とにかく君への愛をつのらせるんだ
僕は絶対に君を手ばなしたくないんだ・・・
君がとっても素敵なことをはじめたからそうだろう
二人が初めて出遭った時以来
君はこの僕をつかんでいるのさ本当さ
僕は君といたい、ただそれだけ
君がどこにいこうと何をしようとかまわない
僕はただ、君と共にその瞬間をすごしたいのさ
さ、どうなったのか、見てごらんよ
君は僕の中に入り込んだ来た
そして、思っても見ないことだけど
僕は恋に夢中になってしまった
おかしい、でもそれが事実なんだ♪♪
僕は君といたいただそれだけ
あの時、君は立ち止まって
僕に微笑みかけたんだ
そして、ダンスをしませんかってたずねて♪
僕は君の腕の中におちこんでいった
あんなこと初めてだった
さあ、ハニー聞いておくれ
僕は二人がずっつと一諸にいるかぎり
どこに行っても、ただ君のそばにいたいんだ
全てが君が始めてのことなんだからそうだろう
二人が始めてであっつた時以来
僕の心は君のものになってしまったそうだろう♪・・

吉澤がささやくように・・歌い続ける・・・・