【吉澤と松浦】・・・命短し恋せよ乙女

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35名無し募集中(^―^)

海をい一望できる見晴らしのいい場所に二人は来た。
そこは小さな展望台でそこのベンチに二人は腰かけた
「寒い?・・・」と吉澤が松浦に問いかける。
「いいえ、大丈夫です」と松浦
「こんな話をするのは、あやちゃんが初めてだよ
「前ごっちんに話をふったときがあったけどヘッて感じで
不思議な顔されちゃった・・・
しばらく海を無言で見つめるふたり・・・
「あとねえ・・」ふいに吉澤がささやくようにしゃべりはじめた
「私達って若くて健康じゃん・・だから命の大切さに鈍感な
「とこがあると思うんだ・・・
「ある優秀な若いお医者さんがいたんだ・・・
「すごい患者さんに信頼されて・・可愛い子供や綺麗な奥さんにも
「めぐまれて、将来も、期待されていたらしんだ・・・
「でもその人、がんにかかって亡くなっちゃった・・
「その人はお医者さんだから自分の病気をちゃんと告知された
「らしんだけど・・・そのあとの話がとても、私印象に残ってるんだ
「・・・・・」松浦が、無言で、吉澤を見つめる・・・
「病気を告知された帰り道ね、世界が輝いて見えたんだって
「生きとし、生けるものすべてが、とてもかけがえのない
「ものに見えたらしい・・・
「人は死と向かいあった時はじめて生きることがどれほど
「とうといかを知るんだ・・・
「うう・・・」松浦が不意に泣き出した
「・・どうしたの」吉澤が驚いて松浦のほうを向く・・
「だって可哀想なんだもん・・」といいながら嗚咽をもらす松浦
「泣くなよ〜」そういいながら吉澤は松浦の頬に流れる涙を指でぬぐった。

36名無し募集中(^―^):02/01/29 04:10 ID:qe3t+TRH
>>17がターニングポイントでした・・・最初はあの後に
エロのなるはずだったんですけど、狼でもう書いちまったんで
苦肉の策で、こうなってしまった、でも、こういう話のほうが
自分としては、好きなんだよなw
この先の話もどうなるかわからんエロになったりして。
37名無し募集中(^―^):02/01/29 09:22 ID:ITi1HY1c

「ううわ〜ん・・ううえええん〜・・・」
松浦の泣き声が激しくなってきて吉澤はあせりはじめた
周りの人達がいぶかしげにこちらを見始めてきたからだ
このままでは自分たちのことが周囲にばれてしまう
「泣くなって!わたしたちのことが、ばれちゃうよー」
必死に松浦を慰める・・・
「あやちゃんは、ほんとうに優しい子なんだなー・・・
「でも、あんまり泣いてばかりいると、可愛い、顔が
「だいなしだよ・・・」
そう言いながら、松浦の顔を、自分の、ハンカチで、優しく
涙をぬぐってやる。
「・・・うん・・うう・・・」吉澤の必死の慰めで、松浦が
ようやく、落ち着きはじめた・・・
「ふ〜っ・・ああやばかった・・・」吉澤がほっとため息をついた。
「ごめんなさい・・・よ、よしざわさん・・・」
落ち着きを取り戻した、松浦が、吉澤にあやまる・・
「あやまることないよ・・なんか昨日から、あやちゃんなんか、おれに
「泣くか、あやまってばかりいるよな・・・」
そういって、吉澤は苦笑いをうかべながら、
松浦のほほの涙を自分の綺麗な指でやさしくぬぐい続ける。
「そうだ、砂浜のほうにいこうここからじゃ、波音もきこえないし
「まだ、時間はタップリあるんだから」
「はい・・」松浦がようやくにっこりと微笑んだ。


38名無し募集中(^―^):02/01/29 09:30 ID:ITi1HY1c

今、見ると最初のほうの文章は、ひでえな〜
誤字、脱字、だらけで、カッコのつかいかたも
めでゃくちゃで、すげー読みずらい
ああ、恥ずかしい。
39名無し募集中(^―^):02/01/29 09:38 ID:ITi1HY1c

めでゃくちゃ→メチャクチャ・・・
書いた矢先にまちがえたw
40名無し募集中(^―^):02/01/29 11:01 ID:crrujaYA

ヴェーサーリーを見るのはこれが最後だろう・・・
ああ、この世は美しい。
人間の命はなんと甘美なものよ。
                   ―仏陀―


潮騒の音はいつ聞いても、心地いい・・・
海からの風が、二人を優しく包み込む
波うち際の砂浜に吉澤と松浦は腰をおろした
水平線のかなたに、浮かんだいくつかの船がぼんやり見える
「やっぱり、海はいいよな、地球上の生き物、ほとんどの
者たちの故郷なんだもんな・・・」
「人間もですか・・」松浦が問う・・
「・・そうだよ、授業で、ならったじゃん」吉澤が答える。
「満天の星が輝く夜空と、美しい紺碧の海を見ると
「人は、すごいリラックスできるそうだよ・・
「つまらない悩みなんか、どうでもよくなるよね?
「でもあと、もう一つ大切なものがあるよ・・・」
「なんですか・・・」と松浦・・
「音楽!」吉澤がすかさず、答える
「人は美しい、音楽を聴くと、人生の牢獄から
「一瞬でも、解放されるんだといった人がいるよ」
「誰がいったんですか?」
「ショーペンハウアーって言う、18世紀のドイツの
「哲学者だよ・・昔の人たちは今の私たちよりも
「戦争とか飢餓や疫病なんかに散々、苦しめられてたから
「それをいやすために、ベートーベンやモーツァルト
「みたいな、天才的音楽家を神さまが世の中に出現
「させたのかもね・・・」
「でもさあ・・あやちゃん」吉澤が松浦のほうを向きつぶやいた
「なんですか?」
「うちらだってそうだよね私達の歌でみんな癒されてるんだよね?」
「うん・・・きっと癒されてますよ」
松浦が吉澤の手の上に自分の手をソッとおきながら
笑顔で答えた。


41名無し募集中(^―^):02/01/29 11:16 ID:crrujaYA

ショウペンハウアー(ショウペンハウエル)1788―1860
は生まれたのは18世紀だけど活躍してるのは19世紀でした
また間違えたw
42名無し募集中(^―^):02/01/29 14:10 ID:GeM6AJkq
海辺での二人のとりとめのないやりとりは続く・・・
「ねえ、あやちゃん、あなたさー私のこと吉澤さんって言うじゃん?」
「・・はい・・?」
「そんな、かたっくるしい、いいかたしなくていいよ、もう
「これからは、よっすぃってよんでよ・・・」
「・・・・」松浦が黙り込む。
「うん、どうした・・・」
「あのー、ですね私ひそかによ、よしざわさんをこういってたんですけど・・」
「えっ・・・なんていってたの?」吉澤が松浦にいった・・・
「・・・お・ね・え・さ・ま・・・」
「えっ聞こえないよ?」
「お姉さまです!」おもわず松浦が大きな声をだした
「?・・お、おねえさま!・・・」吉澤が絶句したそして・・・
「ぎゃっはははははははははh!」
腹をかかえて笑い出した。
「ヒー、ヒー、、お、おねえさまだってそれマジ?」
しばらく笑いまくったあと吉澤が松浦を見ると・・・
「・・・・・」松浦が眼にいっぱい涙をうかべながら吉澤を見ていた・・
「ああ、ごめん、ごめん別にバカにしたわけじゃないんだよ?」
「うわあん・・・」松浦がまた泣き出した・・・
43名無し募集中。。。:02/01/29 16:18 ID:5OYhU+Qz
引用とかツボにはまってるのに、誤字やらカッコの誤用やらが
目立って、かえって可愛らしい印象を受けていた。まあ、好き
にお書きなさいな。

やはり一種の「教養小説(Bildungsroman)」のようにも見えつ
つ、吉屋信子の少女小説のテイストも感じられる。。。
44名無し募集中(^―^):02/01/29 17:30 ID:38SZJSU0
>>43
国語は3だったもんでw勝手にパソコンが漢字を選択
してくれると思ってたんですよ・・・
あとスレタイは古臭いですけど、おっさんじゃないです。
45名無し募集中(^―^):02/01/29 18:19 ID:38SZJSU0

「ああ・・・まーた泣いたあなたもうすぐ16歳になるんでしょう?
「まったくしっかりした子だと思ってたのに・・・
「ある意味、辻、加護より手間がかかるよな・・
「そんなに泣いてばっかりいると、背がちじんじゃうよ・・・
そういいながら吉澤はまたハンカチで、松浦のほほを
拭きはじめた。
ヒックヒックしながら・・・松浦がいいだす
「そんなに笑うことないじゃないですかよ、よしざわさん・・
「の意地悪」
松浦が吉澤に対してこんなことを言うのは、初めてだ。
「なんでお姉さまっていうのがそんなにおかしいの?」
と松浦・・・
「ウン、おかしくないよ・・ごめんね・・・」
吉澤がバツが悪そうに、答える。
「う〜んでも・・なんかな〜・・・そうだ!
「おねえさまはやめてさー姐さんじゃー
「中澤さんになっちまうし・・・そうだなー
「・・・!うんこれがいい!・・」
「エッ・・・」松浦が吉澤を見る。
「お姉さま。」
吉澤がニコニコしながらつぶやいた。
46名無し募集中(^―^):02/01/29 21:19 ID:yU44OlRl
「もう、お姉さまでいいよズーット心の中ではそうよんでたんでしょう?」
吉澤が松浦の顔に自分の顔をちかずけて・・・優しくささやく。
「・・・いいんですか・・・」
松浦が、吉澤の大きな瞳にドギマギしながら答える。
「うーん・・・あとは・・・ついでにわたしのほうもかえようかな?」
「えっ・・・」松浦があいかわらず、ドキドキしながら声をだした・・・
「あゃちゃんってなんかかったるいんだよね〜あやでいいかな?」
「!・・・いいです・・・そのほうがうれしいです。」
松浦が弾んだ声をだした。
「フフフ・・・かわいいなー」吉澤がそういいながら、松浦の小さい鼻を軽く
つまんだ。
「ようし、それじゃ・・・練習しようか?」
吉澤がささやいた・・・
「・・・あや・・・」

そして松浦がこたえた・・・
「ぉ・・・お姉さま・・・」
「プッ・・・」
とふきだすと、吉澤がまた爆笑した。