【吉澤と松浦】・・・命短し恋せよ乙女

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1名無し募集中。。。
我々は、幾万年幾億年を通じいまだかってあったことがなかったというのに
真に不思議な事に、今突如としてここにある。  ―ショウペンハウエル―

松浦あやは、“あの人”を知るまで 芸能界と言う虚構の世界には
まったく興味がなかった・・・
歌が好きで、自分が並外れて 可愛い容姿を持っている事は
わかっていたが、それを活かして、アイドルになってショービジネスの世界に
足を踏み入れるなんて夢にも思わなかった・・・
しかし今は自分をこの様な、類いまれな美少女としてこの世界に
生み落としてくれた、運命に心から感謝したい気持ちだ・・・
おかげで・・・“あの人”のそばにこんなに近ずく事ができる。
そう松浦の憧れの人・・・ 吉澤ひとみに ・・・
2名無し募集中。。。:02/01/26 18:52 ID:X0a4dvZ4
たまたま友達と行ったファーストフードの店のヴィデオスクリーンに
映るモーニング娘のPVを見たのがすべての始まりだった
そこには松浦の理想の人がいた歌い踊り微笑みかける
その艶姿に 松浦の瞳はくぎずけになった・・・
稲妻の一撃にハートはとろけ時は止まる・・・
(素敵、素敵、素敵・・・この人に愛してもらえたらあや死んでもいい)

そのためには何をなすべきか?松浦は利発な子だ・・・
すぐに情報収集をしてモーニングのオーディションはしばらく無いようだが
妹分のオーディションがあるのを知るとすぐに応募した
もちろん自分が選ばれる事は間違いないという確信がある。
頭も顔も抜群に素晴らしい自分はなにをやってもどんな道に進んでも
成功する自信がある・・・
(そうその能力をあやはあの人をあやのものにするために使いきるわ)
松浦は走りだした・・・
3名無し募集中。。。 :02/01/26 18:52 ID:xceTKarB
2
4名無し募集中。。。:02/01/26 18:52 ID:p2TNKNGe
は?
5名無し募集中。。。 :02/01/26 18:54 ID:xceTKarB
エロ小説?
6名無し募集中。。。:02/01/26 18:54 ID:X0a4dvZ4
人間は死と不幸と無知とを癒す事ができなかったので
幸福になるためにそれらの事について考えない事にした。 ―パスカル―

吉澤ひとみは憂鬱だ・・・軽い憧れの気持ちで入った芸能界だが
現実と理想のギャップは想像以上に大きいそして何も考えられないほど
忙しい、毎日自分で選んだ道とはいえ自分は一体なにをしているのか
青春を犠牲にしてまでの価値のある事をはたしてやっているのか
そんな疑問が絶え間なくわきあがってくる。
自分と同じ境遇の仲間達に励まされなければとっくに挫けていただろう
だからモーニングとハロプロのみんなはかけがえの無い大切な友達だ
そしてその中に一人とても気になる子がいる
いつも自分に熱い視線を向けるとても可憐な子だ名は・・・松浦あや・・

7名無し募集中。。。:02/01/26 19:01 ID:X0a4dvZ4
吉澤は一人で事務所近くのファーストフード店で軽く食事を
とっていた倹約家の彼女はあまり芸能人の体裁にこだわらない
親友の後藤が一日に10万単位の金を湯水のように
浪費する事に関してそれをあきれた感じでながめている。
友達として一言注意するべきかと悩むがでも人の流儀には
干渉しないのが彼女のモットーだ。
吉澤はハンバーグをほお張りながらメールのチェックを怠らない
もちろん彼女とメールのやりとりができるのはごく一部の限られた
者だけだ・・・
しかしこの青山界隈の人達は芸能人は見慣れているのか
誰も吉澤に気ずいても、驚く様子もないそんなくつろげる
雰囲気からか吉澤は事務所に打ち合わせなどで来ても
空き時間があると付近をぶらぶらするのが日課になっている。
「おっと、誰だああ・・・またあの子だよ」
ふいに着信がなった新しいメールが届いたのだ
(吉澤さんひまですか?私も空きができて近くにいます会いましょう あや)
松浦からだ松浦は頻繁に吉澤にメールを送っているのだ・・・
「よーし!あやちゃんにおごってもらおう♪」
吉澤は(OK)の返事を返した・・・
8名無し募集中。。。:02/01/26 19:05 ID:X0a4dvZ4
松浦は吉澤にあった日のこと鮮明に憶えている
オーディションに合格して大型新人としてデビューが内定
して夏休みを利用して上京後の住まいや学校の下見に来た時だ
挨拶回りで事務所にいったさい偶然吉澤も所用で来ていたのだ
夢に見た憧れの人が目の前にいる・・・
ソファーで雑誌をよむ吉澤に松浦は近ずいた・・・
心臓はドキドキと早鐘を打つ顔も上気して桜色に染まる
「あ・・あの・・・」
「えっ・・・」
吉澤が顔を向ける
(アアン・・・テレビよりも本物のほうが一億倍綺麗・・・)
「あのー・・今度デビューが決まった新人の松浦あやですよ・・よろしく
 お願いします 」
松浦はピョコンと頭をさげた
吉澤は不思議そうにそれを見つめながら優しく返事をする。
「へーえそうなんだでも私もまだ右も左もわからない一年坊主だから
そんなに緊張しなくていいよ・・・あやちゃんだったけ?」
「はい!松浦あやです!」
「よろしくね・・」
さしだした吉澤の綺麗な手の柔らかい感触を松浦は忘れられない
(ああ・・お姉さま綺麗、素敵、カッコイイ・・・あーん)松浦が
くらくらして倒れそうになったのはその日の暑さのせいだけではないだろう
(もう絶対お姉さま!あやのものにしてみせるんだから)
松浦は改めて心に誓った。
9名無し募集中。。。:02/01/26 19:16 ID:X0a4dvZ4
「おごってもらって悪いね あやちゃん」

「いえ別に全然気にしないでください」
 食事を終え事務所に行く道すがら
 吉澤は松浦に話かける長身の吉澤の
 後ろを小柄な松浦が子犬のようにトコトコとついていく
(ああ・・綺麗なうなじあーん手をつなぎたいよー)
 松浦は後ろから吉澤に熱い視線をなげかける
(歩くの速いなーもうせっかく二人きりなのにお姉さまのばか)
「ねえあやちゃん?」
「は・・はい!」
「あなたさー私によく歌や演技のアドバイスを聞きにくるけど・・・」
「いけませんか・・・」
「いけなくはないけど・・私の話なんか参考になるの?あなたのほうが
 私なんかより全然センスがあると思うんだけど・・・」
「そんな事ありません吉澤さんは凄いです!」
 それを聞いて吉澤がにやりとしながら・・・
「本当?」
「本当です」
「本当は違うんでしょう・・・本当は私と話がしたいだけなんじゃない?」
「!!・・・」
 いきなりのシュート発言!松浦が滑稽なほど狼狽する・・
「うフフ・・・可愛いー」
(ああんいやんいやん・・・あやってそんなにはしたなかったかしら
 あーん嫌われたらどうしよう・・・えーん)
「ヨッスイー・・・」
 その時一人の美少女が二人に話しかけてきた後藤だ・・・
「あれー・・なんでここにいるんだよ・・・」
「なんか知らないんだけどロケ・・中止になったんだよ
 あんたの取材もキャンセルになったみたい・・・」
「マジ!」
「マジ・・・」
「ラッキー♪」
「やったね・・・」
「だから今日はもう終わりみたいだからどっか遊びに行かない
 今日は事務所にいるって聞いて直接会いにきたんだけど」
「いいねーカラオケでもいこうか?」
「あのー」
「あっ松浦あんたこれからラジオの仕事があるんしょ・・あんたの
 ところのマネジャーが探してたよ」
「あっそうだった大変!吉澤さん後藤さんおつかれさまでした
 それじゃー失礼します!」
 慌てて松浦がかけだすその後ろ姿を見る後藤と吉澤・・・
「ねえ・・ヨッスイあんたわかってると思うけど・・あの子」
「ふん・・・わかってるよ・・・」
「やっぱり・・」
 
 松浦の後姿を見つめながら吉澤はニヤリと笑った。
10名無し募集中。。。:02/01/26 19:19 ID:X0a4dvZ4
松浦が自分に気がある事は吉澤はとっくに気がついていた・・
元もと女性も男性もひきつける妖しい魔性が吉澤の魅力だ
中学時代、女子生徒しかいなかったにもかかわらず
吉澤は同姓のクラスメート、先輩、後輩から毎日山のような
ラブレターをもらいそれをどうするのか・・・
毎日捨てたり処分するのにヘキヘキしたものだ・・・
(松浦あやか・・うーん・・・可愛いいよな食べちゃおうかなー
でもばれたら・・リカちゃんが怒りそうだよな〜)
大変なストレスの中若い彼女達が同姓同士の
肉体的なつながりで鬱憤を発散するのはむしろ当然のこと
だろう・・・女性同士のエンドレスなセックスは男性との
セックスよりむしろより甘美といえるらしい。
(そういえば今度ハロプロコンサートツアーがあるんだよな
チャンスだ部屋に呼びだして遊んじゃおう・・・)
吉澤も松浦が好きだっのだ!
事態は松浦にとって最高の展開に成りつつあった。
11名無し募集中。。。:02/01/26 19:22 ID:X0a4dvZ4
(あーんお姉さまに嫌われちゃったかな・・・どうしよう・・
 どうしよう・・・ )
松浦にとっての世界は吉澤の事だけであり吉澤に嫌われた
世界など松浦には必要ない・・・
今日の仕事なんか松浦は吉澤の事ばかり考えてまったく
身にはいらなかった・・・
(もうあってくれないのかな・・あーんどうしよう・・・)
いつもなら必ずする吉澤への夜のメールも怖くてできない
吉澤とメールの交換をしてそのあと吉澤の事を考えながら
オナニーをするのが松浦の日課なのだ・・・
枕を抱いてメソメソしてると不意に松浦の携帯にメールの
着信音が鳴った!吉澤からだ!
(あやちゃん今日は楽しかったよまた一緒にお茶かごはんしようね
あと今度のツアー楽しみだよね私の部屋に遊びにおいで)
(ああーんあや!嬉しい死んでもいい!いやそれは駄目!)
あまりのうれしさに松浦はパニック状態になり
部屋中をかけめぐった。
12名無し募集中。。。:02/01/26 20:21 ID:X0a4dvZ4


          ―第一夜―

「吉澤さんのお部屋へ遊びに来たのはあや初めてです。
あ、でもみんな集まってトランプをした事がありましたよね・・」

松浦あやは優雅な仕草で紅茶に口をつけた後はずんだ声で言った。
「そういえばそんなことがあったな〜」
吉澤はなつかしそうに首をうなずかせた。
「でも今日のコンサートは最高のパフォーマンスでしたよねみんな」
「うんそうだね〜」
嬉しくてたまらないと言った感じでとりとめのない話をする
松浦を吉澤はやさしげに受け答えする・・・
「あーでも今日のホテルの部屋本当に素敵ですよね吉澤さんの
部屋最上階だから眺めも夜景が凄い綺麗・・」
松浦は吉澤に失礼にならないよう気を使いながら時折り
部屋を見回している・・・
血色のいい頬をやや上気させ、大きな瞳を好奇心いっぱい
かがやかせているところが本当に愛らしい・・・
自分一人だけ吉澤の部屋に呼ばれたのだから松浦に
してみれば天にも昇る気持ちだ
(ああん・・可愛いいたまらないよ・・・)
石川の事は後藤に頼んであるので安心だ・・・
吉澤は今夜は松浦とタップリと二人の時間を楽しむつもりだ。
13名無し:02/01/26 20:57 ID:SbvNnAmO
ごめん
14名無しさん:02/01/26 21:37 ID:UgSl2rzN
続きは?
15名無し募集中。。。:02/01/26 21:49 ID:X0a4dvZ4
(あん・・・お姉さまと部屋に二人きり・・あや夢みたいああん最初で最後の
チャンスかもしれないのにあやのばか!つまんない話しばっかりして・・)
松浦のとっては今日と言う日はまさに一日千秋の思いでまちわびた日だ
吉澤の部屋に来る前に自分の部屋で3回もシャワーをあびてきたし
香水もたくさん身体につけてきた・・・
下着は上はノーブラでパンティは極小の黒のTバックをはいている・・・
精一杯セクシーにしてきたつもりだ・・・
松浦の秘部はさっきからジンジンに疼きもうヌルヌルの状態だ
(あーんジーパンに染みができたらどうしようあーんはじゅかしいよー)
吉澤と二人っきりと言うこの状況だけで松浦の股間はビショビショ
になってきているのだ。

それにしても松浦のなんという可憐さだろうか。さらさらと流麗なセミロング
の髪。美しい二重瞼の瞳と化粧っ気のほとんどない清純な顔立ち
すぐにも折れてしまいそうな華奢な身体つきなのだが
ジーンズに包まれた長い脚からヒップラインにかけてはムンと
セクシーさに満ちている。
16名無し募集中。。。:02/01/26 22:51 ID:X0a4dvZ4
(さてと・・そろそろいくか・・・)吉澤は動きだした・・・
「ねえあやちゃん、ちょっとバルコニーに出てみない?夜景も綺麗だし
夜風もきもちいいよ♪」
「あ・・は、はい!」
吉澤はバルコニーに松浦を招きいれた。
眼下にはロマンチックな夜景が浮かんでいる。雰囲気に
痺れてうっとりする松浦に吉澤がそっとよりそった。
「うんん・・あやちゃんの髪、綺麗でいいにおい・・」
「!そ、そうですか・・・」
吉澤は後ろから包みこむように松浦をかるく抱擁する・・・
「あやちゃん。 あやちゃんは私の事どう思ってるの」
「え! えっと、そそれは・・・」
「好き」
吉澤は松浦を少し後ろにふりむかせる
「好き」さらにたたみかける吉澤に松浦は恥ずかしげにコックンと
うなずく・・・
「うふん。可愛いい、あやちゃん」
「そんな」
 吉澤は小柄な松浦におおいかぶさるように近ずき松浦の肩に手をかけて
 松浦の顔をひきよせるとねっとりとキスをした・・・
17名無し募集中。。。:02/01/26 23:35 ID:X0a4dvZ4
もうさっきから松浦の胸ははりさけんばかりだ!

(ああーんお姉さまがあやのことを抱きしめてくれてる、ああ、お姉さまの
綺麗な顔がこんな近くから私を見つめているああん綺麗な肌雪のように
真っ白ああお姉さまの瞳に吸い込まれそうあん♪お姉さまあやに
好きかって聞いてるの?
なんでそんなばかなこときくのー あやはお姉さまのことが・・・
好き、好き、好き、好き、好き・好き・大好き、大好き・・もーう
100万回言っても足りないよ〜お姉さまのばか!
!ああーんお姉さまの唇があやの唇にちかずいてくる!
ああああああああああああああお姉さまああああああああああ)

松浦の頭の中で桃色の火花がスパークした・・・
18名無し募集中。。。:02/01/27 04:34 ID:bJQ1euw0
狼もみてるぞ
がんがれ、作者
19名無し募集中。。。:02/01/27 18:53 ID:250k9Pny
「あやちゃん、あやちゃん!ねえ大丈夫?」
吉澤が上から松浦の顔を心配そうに覗きこんでいる。
「ううん・・・あーんん・・お姉さま・・・」
ベッドに横たわられたうわ言をいっていた松浦が
ぼんやりと目を開けた・・・
「あれ・・・ここは?」
松浦がつぶやく。
「あーっ、よかった・・・いきなり倒れるからビックリしたわ
貧血でもおこしたのかな?」
「ああ・・・私、倒れちゃったんですか?」
「うん・・・でもよかった気がついて今お水をもってくるわね」
吉澤が冷蔵庫にミネラルウォーターを取りに行った・・
松浦は半身を起こしあたりをキョロキョロと見渡す・・・
(ああっそうださっきバルコニーで夜景を見てたらお姉さまが・・・
それで私・・・ああ・・は、恥ずかしい・・・)
松浦は真っ赤になって顔をおさえた
そこに吉澤がペットボトルを持ってやって来た。
松浦の寝ているベッドの脇に腰かける・・・
「お水もってきたわよ・・飲むでしょう?あやちゃん」
「私、私・・・恥ずかしいです・・・」
「どうして・・・?」
「だって・・・」そういうと松浦の瞳から涙がこぼれてきた。
それを見た吉澤が松浦の頬に手をやると綺麗な指先で
頬に流れる涙を優しく拭ってやる。
「そんなことないわ・・悪いのは私・・いきなり・・・
キスなんかされたら・・ビックリするもんね・・ごめんね 」
そういいながら松浦の頬を優しくさする・・・
「今日はもう、終わりにしようか・・・部屋に戻る
それとも寝ていく」
「あのー・・・」
「うん、なあに?」
「このまましばらくこうしてたいんですけど・・・」
「いいわよそれじゃー、 あやちゃんが眠りにつくまでこうして
そばにいてあげる。」
吉澤が優しげに松浦の頭を撫でる・・・
その心地よさに松浦はいつしか、すやすやと可愛い寝息を
たて深い眠りにおちた・・・




20 ◆KOSINeo. :02/01/28 00:58 ID:oOx7fC5r
小説総合スレッドで紹介&更新情報掲載しても良いですか?
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1000493808/
21名無しさん:02/01/28 02:05 ID:VgZe0hqa
22名無し募集中。。。:02/01/28 02:57 ID:+cCAkE4/
松浦の可愛い寝顔を見る吉澤の気持ちはなんとも複雑だ・・・
(あーっほんとびっくりしたよこの子ひょっとしてバージン?
まさかキスくらいで気を失うなんて・・・
さっき肩を抱いた時もブルブル震えてたもんな・・・
なんか可哀想なことしちゃったかなごめんね・・・
それにしても寝つきのいい子だね〜そういえばオフの日は
12時間以上眠るとかいってたもんな・・・
なんかあかちゃんみたいだな〜
かわいい・・・顔しちゃって ・・・ )            
ほおずえをつきながらしばらく・・・
松浦の寝顔を見る吉澤・・・
彼女に対して邪な気持ちを持った自分にたいして
罪悪感がわきあがってくる。
(私この子が自分に慕ってくる気持ちを利用することしか
かんがえてなかったよな〜
先輩なのにいつもタカってばっかりだったし
こんな純粋な子を・・・私って さ い て い ・・・ )
そうしてすやすや眠る松浦に手をさしだしそっと
顔を撫でる・・・
(柔らくて綺麗なはだすべすべしてる・・・ううん
やっぱり・・・可愛いいよな〜・・・
そういえば明日移動日でオフなんだよな・・・
そうだどっか遊びに連れてってあげよう!
フフフ、喜ぶ顔が目に浮かぶ・・・ )
「そうときまったらシャワーでも浴びて俺もソファーで寝るか」
そう小さく呟くと吉澤は松浦を起こさないように
静かに立ち上がるとソッと寝室をでた。

23名無し募集中。。。:02/01/28 09:52 ID:lmI4nfR1
あ・・・私は恋をしてるんだ。これだけ書いた時涙が出て仕方が無かった
私は恋のためには死んでも構わない。
私は初めから死を覚悟して、恋したのだ。
私は恋愛を迷信する。
この迷信とともに生きともに滅びたい。
この迷信が滅びる時、私は自滅する外は無い
あ・・迷信か死か。
真に生きんとするものはこの両者の一を肯定することに
迷ってはならない。  ―愛と死の認識―

(ううん・・・ああ・・お姉さま・・・  )
不意に松浦は目を覚ました・・・
寝ぼけまなこであたりを見渡ししばらくボーッとしてると
トイレに行きたくなりベッドから這い出す・・・
(あ・・・なんだ、これ・・・)
よく見ると自分が見慣れないスウェット姿なのに気がついた
枕元には自分の服・・・
(ここまであやを運んで着替えもしてくれたんだ・・あ!)
そう・・思ったとたん昨日の自分がノーブラでTバックのパンティ
にしてきたのを思い出し松浦はまた羞恥で顔が真っ赤になった・・・
24名無し募集中。。。:02/01/28 09:58 ID:lmI4nfR1
寝室をでると、吉澤がソファーで本を読んでいた。そして
松浦がおきたのに吉澤は気がついた・・・
「あっ、おはよう・・昨日はごめんね、よく眠れた・・」

吉澤に話しかけられた松浦はちょっとバツが悪そうに
もじもじしている・・・
「うん?どうしたのあやちゃん。」
「・・・きのうはごめんなさい・・」
松浦が蚊のなくような声で吉澤につぶやく
「まだそんなこといってんの?もういいって言ったじゃん」
あきれたように吉澤がつぶやく・・・
「それよりそんなとこにいないでこっち来てすわんなよ」
吉澤が少し横に身体をずらし松浦を自分の横に
すわらせようと松浦を手招きした。

「なに読んでるんですか・・」
吉澤の横にちょこんと座っている松浦が吉澤に聞いた
「うん、これデカルトの方法序説よ・・・」
「?・・・ 」
「既存の知識をすべて疑い、旅にでたデカルトが我思うゆえ我ありと
いう哲学の第一原理を見出すの・・・わかる?」
「?、?わわかりません・・・」
テレヴィなどでは、ばかキャラを演じ一部のファンから非難を浴びている
吉澤だが勿論それはフェイクで真の顔はカント、プラトン、ニーチェなどの
著名な哲学者の諸作品は100冊以上読破している
怜悧で頭脳明晰な少女なのだ。
(ああーんお姉さまって綺麗なだけじゃなくて頭もいいんだ素敵)
そんな、クールビューティーな吉澤の横顔をうっとりと見つめる松浦
そして・・・
「教えてください・・・」
「えっなにを?」
「哲学のこと・・・」
「いいわよ・・誰の話が聞きたい?私が好きなのはねえ〜」
吉澤が松浦にやさしく語りだした・・・



25名無し募集中。。。:02/01/28 10:15 ID:lmI4nfR1
>>20
まだ先の展開が暗中模索なんですが・・・
こんなんでよければどうぞ
26名無し募集中。。。:02/01/28 13:34 ID:efNqCe2g
われわれは半っば眠ったようにブイの上に長いことじっとしていた
太陽があまり強くなると彼女は飛び込んだ。私はそれに続いた。
私は彼女をつかまえ、腕をからだにまわして一緒に泳いだ。
彼女はひっきりなしに笑った。岸で、からだをかわかしているとき
彼女が「あなたより陽に焼けてるわ」と言った。
                            『異邦人』
爽やかないい天気だった。
春先の海岸は夏のシーズンと比べると、とても静かだ・・・
それでも、沖では何人かのサーファーがパドリングしながら
波をまち・・・
波うちぎわをカップルや家族連れが楽しそうに散策している。
その海岸を望む高台に地元の中高生に人気の
ファーストフード店はあった。
吉澤と松浦は二階席の窓から外の景色を見つめている
素晴らしいロケーションだ。
平日の午後まだ学校の授業が終わらない時間なので
店内の人はまばらだ・・・
誰も二人には気ずかないようだ・・・
帽子をかぶって顔が見えにくいように、してるが
なんといっても二人とも可愛いので目立つ
しかしまさか超有名アイドルがこんなところに
いるとは誰も夢にも思わないだろう・・・
27名無し募集中。。。:02/01/28 13:39 ID:efNqCe2g
「ワーッ綺麗・・・水面がきらきら輝いてる・・・」
白を基調にしたパステル色のあでやかなワンピース姿の
松浦が無邪気にはしゃぐ
「こんなんでよかったの?みんなで地元の遊園地に行こうか
て言ってたんだよ?」
黒いセーターにジーンズ姿の吉澤が松浦に話しかける・・・
スリムなジーンズの脚は長く、まるでモデルのようだ。
肩にかかるワンレングスの黒髪はセクシーに横に流してある。
「いいんです、あゃすごい嬉しい !」
吉澤から今日一緒に出かけないかと言われた時
松浦はその場で、ジャンプしたいほど嬉しかった。
昨日あんなことになってもう二人きりになれるチャンスは
逸してしまったと松浦は思ってたからだ。
(ああっきのうからずーっとお姉さまと一緒 シ・ア・ワ・セ・)
大好きな人と一緒の時をすごせて松浦は夢見心地だ
多分脳内は快感物質が分泌しっぱなしだろう・・・
「吉澤さんはオフの日はどんなふうに過ごすんですか?」
「うんっ、ツアーの時のオフはモーニングのみんなと
遊びにいくことが多いかな本当は一日中寝ていたいんだけど
辻と加護が遊びにいこう、いこうってうるさくってさ〜
この前なんかジェットコースターに連続10回も乗るの
つきあわされて、気持ち悪くなっちゃった。」
「・・・た、たいへんですね・・・」
二人の楽しいおしゃべりは尽きる事がない。
28名無し募集中。。。:02/01/28 15:13 ID:CHijSZx1
「吉澤さんって変わってますよね?」
「えっなんで・・・」
「ごめんなさいでも、他の子とは違って別の価値観を
もっているような感じがするんです・・・」
それを聞いて吉澤はにやりと笑い・・
「そうだね〜私って変わってるよ・・・」
「たとえば・・」と松浦が問う
「哲学書を愛読する17歳の女なんてあんまり
いないんじゃないかな〜」
さらに吉澤は松浦に
「ねえ、あやちゃん?」
「は、はい」
「人間ってさーなんのために生きてるんだろうね?」
「う〜ん・・考えたことないな〜」
「私はいつも考えてるよ・・芸能人やってるのも
そういう自分を客観的に見て楽しんでるところがあるし」
「あっ、人が生きる目的は・・私思いつきました!
それはですね〜好きな人を見つけることです」
かわいい松浦の受け答えに吉澤は笑みをうかべる。

29名無し募集中(^―^):02/01/28 15:19 ID:CHijSZx1
「私はちょっと違うかなまあそれは置いといてあと
子どものころはさあ〜私生まれ変わりとか信じてたな・・・」
「へーそうなんですか・・」
「前世はなにものだったのかとかさ?」
「吉澤さんは誰だったんですか?」
「ルドルフ・ヴァレンチノ」
「ルド・・誰ですかそれ?」
「昔のハリウッド、スターすげーかっけーんだよ
彼は31歳の若さで死んだんだけど・・・
その葬儀には10万人の女性ファンが泣きながら
おしかけたんだから」
「吉澤さんって前世も、もてもてだったんですね」
「でもねー、彼には人に言えない秘密があったんだよ」
「ひみつ?」
「そう、彼は男性しか愛せない、ゲイだったの・・・」
「!へー・・・そうなんだ・・・」
「そのせいかな・・私も、女のくせに、男よりも
女の子のほうが好きなんだ・・・」
テーブルの下から吉澤は松浦の手を握った・・
びくっとする松浦だが吉澤の柔らかい手の感触が
心地よくされるがままだ・・・
そしてやがて強く握りかえしはじめた・・・
「そろそろ出ようか散歩しよう」
「は、はい・・・」
二人は店を出て海に向かった。


30しゅんぽしおん:02/01/28 17:54 ID:tAKoYGUt
│◇´)<エロ小説やと思っとったら、「教養小説」みたいに
│⊂)  なっとるがな。もしかして、『饗宴』みたいな愛に
     ついての対話篇になるのやろか。
31名無し募集中(^―^):02/01/28 18:12 ID:CHijSZx1
>>30
「吉澤と松浦がかなり仲良いらしいが。」 このスレタイトルで
エロのほうは、狼で、やってるよ。

32 :02/01/28 19:07 ID:SWBnfhmU
”命短し恋せよ乙女”と言えば「ゴンドラの歌」ですが
33名無し募集中(^―^):02/01/28 19:33 ID:3NeKR7sJ
>>32
黒澤映画は「七人の侍」が一番すきです
「生きる」は見たことがありません
スレタイはてきとうにつけました。
34名無し募集中(^―^):02/01/28 22:16 ID:O5xLmbee
君の骨も乾かぬうちに君の名も行為もわすれられた

                   『カタロニア賛歌』

薄曇りの空には、とびやかもめが、乱舞していた
迎い風が頬に冷たい
海は穏やかだった。いくつのも波が段になって打ち寄せてくる
海岸に近ずくにつれ波頭が白く泡立って見えた・・・
吉澤と松浦は手をつなぎながら仲良く海岸沿いの道を歩く
吉澤と手をつなぎ海沿いの道を歩くのは松浦が何度も
夢見たあこがれのシチエーションだった・・・
(ああ・・嬉しい・・夢みたい・・・)
吉澤はさっきから松浦の手をかたく握りしめ
離さない・・・
(ああん・・痛いよもうちょっとやさしく握ってお姉さま)
「ねえ、あやちゃん?」
「は、はい」
「さっきの話の続きなんだけど・・・」
「続き・・・」
「人が生きている、意味よ・・・」
「?・・・」松浦が不思議そうに吉澤を見る・・
「それはねえ・・これよ・・・」
吉澤が松浦の手を軽くもちあげる
「形あるものは、いつかかならず消える・・」
「1000年後のこの海岸には今生きている人たちはとっくの昔に消滅している」
「私たちがここにいることは考えればとても凄いことなんだよ」
「だから、人は生きているうちは、いつも誰かとふれあわなければ
「駄目なんだよ、わかる?
吉澤が松浦に問いかける・・・
「・・・うん・・・そうですね・・・」
言われてみればたしかにそのとおりだ、いつもあたり前だと思っていた
日常風景が、松浦にはとても、かけがえのないことに
思えてきた。
 
35名無し募集中(^―^):02/01/29 03:47 ID:qe3t+TRH

海をい一望できる見晴らしのいい場所に二人は来た。
そこは小さな展望台でそこのベンチに二人は腰かけた
「寒い?・・・」と吉澤が松浦に問いかける。
「いいえ、大丈夫です」と松浦
「こんな話をするのは、あやちゃんが初めてだよ
「前ごっちんに話をふったときがあったけどヘッて感じで
不思議な顔されちゃった・・・
しばらく海を無言で見つめるふたり・・・
「あとねえ・・」ふいに吉澤がささやくようにしゃべりはじめた
「私達って若くて健康じゃん・・だから命の大切さに鈍感な
「とこがあると思うんだ・・・
「ある優秀な若いお医者さんがいたんだ・・・
「すごい患者さんに信頼されて・・可愛い子供や綺麗な奥さんにも
「めぐまれて、将来も、期待されていたらしんだ・・・
「でもその人、がんにかかって亡くなっちゃった・・
「その人はお医者さんだから自分の病気をちゃんと告知された
「らしんだけど・・・そのあとの話がとても、私印象に残ってるんだ
「・・・・・」松浦が、無言で、吉澤を見つめる・・・
「病気を告知された帰り道ね、世界が輝いて見えたんだって
「生きとし、生けるものすべてが、とてもかけがえのない
「ものに見えたらしい・・・
「人は死と向かいあった時はじめて生きることがどれほど
「とうといかを知るんだ・・・
「うう・・・」松浦が不意に泣き出した
「・・どうしたの」吉澤が驚いて松浦のほうを向く・・
「だって可哀想なんだもん・・」といいながら嗚咽をもらす松浦
「泣くなよ〜」そういいながら吉澤は松浦の頬に流れる涙を指でぬぐった。

36名無し募集中(^―^):02/01/29 04:10 ID:qe3t+TRH
>>17がターニングポイントでした・・・最初はあの後に
エロのなるはずだったんですけど、狼でもう書いちまったんで
苦肉の策で、こうなってしまった、でも、こういう話のほうが
自分としては、好きなんだよなw
この先の話もどうなるかわからんエロになったりして。
37名無し募集中(^―^):02/01/29 09:22 ID:ITi1HY1c

「ううわ〜ん・・ううえええん〜・・・」
松浦の泣き声が激しくなってきて吉澤はあせりはじめた
周りの人達がいぶかしげにこちらを見始めてきたからだ
このままでは自分たちのことが周囲にばれてしまう
「泣くなって!わたしたちのことが、ばれちゃうよー」
必死に松浦を慰める・・・
「あやちゃんは、ほんとうに優しい子なんだなー・・・
「でも、あんまり泣いてばかりいると、可愛い、顔が
「だいなしだよ・・・」
そう言いながら、松浦の顔を、自分の、ハンカチで、優しく
涙をぬぐってやる。
「・・・うん・・うう・・・」吉澤の必死の慰めで、松浦が
ようやく、落ち着きはじめた・・・
「ふ〜っ・・ああやばかった・・・」吉澤がほっとため息をついた。
「ごめんなさい・・・よ、よしざわさん・・・」
落ち着きを取り戻した、松浦が、吉澤にあやまる・・
「あやまることないよ・・なんか昨日から、あやちゃんなんか、おれに
「泣くか、あやまってばかりいるよな・・・」
そういって、吉澤は苦笑いをうかべながら、
松浦のほほの涙を自分の綺麗な指でやさしくぬぐい続ける。
「そうだ、砂浜のほうにいこうここからじゃ、波音もきこえないし
「まだ、時間はタップリあるんだから」
「はい・・」松浦がようやくにっこりと微笑んだ。


38名無し募集中(^―^):02/01/29 09:30 ID:ITi1HY1c

今、見ると最初のほうの文章は、ひでえな〜
誤字、脱字、だらけで、カッコのつかいかたも
めでゃくちゃで、すげー読みずらい
ああ、恥ずかしい。
39名無し募集中(^―^):02/01/29 09:38 ID:ITi1HY1c

めでゃくちゃ→メチャクチャ・・・
書いた矢先にまちがえたw
40名無し募集中(^―^):02/01/29 11:01 ID:crrujaYA

ヴェーサーリーを見るのはこれが最後だろう・・・
ああ、この世は美しい。
人間の命はなんと甘美なものよ。
                   ―仏陀―


潮騒の音はいつ聞いても、心地いい・・・
海からの風が、二人を優しく包み込む
波うち際の砂浜に吉澤と松浦は腰をおろした
水平線のかなたに、浮かんだいくつかの船がぼんやり見える
「やっぱり、海はいいよな、地球上の生き物、ほとんどの
者たちの故郷なんだもんな・・・」
「人間もですか・・」松浦が問う・・
「・・そうだよ、授業で、ならったじゃん」吉澤が答える。
「満天の星が輝く夜空と、美しい紺碧の海を見ると
「人は、すごいリラックスできるそうだよ・・
「つまらない悩みなんか、どうでもよくなるよね?
「でもあと、もう一つ大切なものがあるよ・・・」
「なんですか・・・」と松浦・・
「音楽!」吉澤がすかさず、答える
「人は美しい、音楽を聴くと、人生の牢獄から
「一瞬でも、解放されるんだといった人がいるよ」
「誰がいったんですか?」
「ショーペンハウアーって言う、18世紀のドイツの
「哲学者だよ・・昔の人たちは今の私たちよりも
「戦争とか飢餓や疫病なんかに散々、苦しめられてたから
「それをいやすために、ベートーベンやモーツァルト
「みたいな、天才的音楽家を神さまが世の中に出現
「させたのかもね・・・」
「でもさあ・・あやちゃん」吉澤が松浦のほうを向きつぶやいた
「なんですか?」
「うちらだってそうだよね私達の歌でみんな癒されてるんだよね?」
「うん・・・きっと癒されてますよ」
松浦が吉澤の手の上に自分の手をソッとおきながら
笑顔で答えた。


41名無し募集中(^―^):02/01/29 11:16 ID:crrujaYA

ショウペンハウアー(ショウペンハウエル)1788―1860
は生まれたのは18世紀だけど活躍してるのは19世紀でした
また間違えたw
42名無し募集中(^―^):02/01/29 14:10 ID:GeM6AJkq
海辺での二人のとりとめのないやりとりは続く・・・
「ねえ、あやちゃん、あなたさー私のこと吉澤さんって言うじゃん?」
「・・はい・・?」
「そんな、かたっくるしい、いいかたしなくていいよ、もう
「これからは、よっすぃってよんでよ・・・」
「・・・・」松浦が黙り込む。
「うん、どうした・・・」
「あのー、ですね私ひそかによ、よしざわさんをこういってたんですけど・・」
「えっ・・・なんていってたの?」吉澤が松浦にいった・・・
「・・・お・ね・え・さ・ま・・・」
「えっ聞こえないよ?」
「お姉さまです!」おもわず松浦が大きな声をだした
「?・・お、おねえさま!・・・」吉澤が絶句したそして・・・
「ぎゃっはははははははははh!」
腹をかかえて笑い出した。
「ヒー、ヒー、、お、おねえさまだってそれマジ?」
しばらく笑いまくったあと吉澤が松浦を見ると・・・
「・・・・・」松浦が眼にいっぱい涙をうかべながら吉澤を見ていた・・
「ああ、ごめん、ごめん別にバカにしたわけじゃないんだよ?」
「うわあん・・・」松浦がまた泣き出した・・・
43名無し募集中。。。:02/01/29 16:18 ID:5OYhU+Qz
引用とかツボにはまってるのに、誤字やらカッコの誤用やらが
目立って、かえって可愛らしい印象を受けていた。まあ、好き
にお書きなさいな。

やはり一種の「教養小説(Bildungsroman)」のようにも見えつ
つ、吉屋信子の少女小説のテイストも感じられる。。。
44名無し募集中(^―^):02/01/29 17:30 ID:38SZJSU0
>>43
国語は3だったもんでw勝手にパソコンが漢字を選択
してくれると思ってたんですよ・・・
あとスレタイは古臭いですけど、おっさんじゃないです。
45名無し募集中(^―^):02/01/29 18:19 ID:38SZJSU0

「ああ・・・まーた泣いたあなたもうすぐ16歳になるんでしょう?
「まったくしっかりした子だと思ってたのに・・・
「ある意味、辻、加護より手間がかかるよな・・
「そんなに泣いてばっかりいると、背がちじんじゃうよ・・・
そういいながら吉澤はまたハンカチで、松浦のほほを
拭きはじめた。
ヒックヒックしながら・・・松浦がいいだす
「そんなに笑うことないじゃないですかよ、よしざわさん・・
「の意地悪」
松浦が吉澤に対してこんなことを言うのは、初めてだ。
「なんでお姉さまっていうのがそんなにおかしいの?」
と松浦・・・
「ウン、おかしくないよ・・ごめんね・・・」
吉澤がバツが悪そうに、答える。
「う〜んでも・・なんかな〜・・・そうだ!
「おねえさまはやめてさー姐さんじゃー
「中澤さんになっちまうし・・・そうだなー
「・・・!うんこれがいい!・・」
「エッ・・・」松浦が吉澤を見る。
「お姉さま。」
吉澤がニコニコしながらつぶやいた。
46名無し募集中(^―^):02/01/29 21:19 ID:yU44OlRl
「もう、お姉さまでいいよズーット心の中ではそうよんでたんでしょう?」
吉澤が松浦の顔に自分の顔をちかずけて・・・優しくささやく。
「・・・いいんですか・・・」
松浦が、吉澤の大きな瞳にドギマギしながら答える。
「うーん・・・あとは・・・ついでにわたしのほうもかえようかな?」
「えっ・・・」松浦があいかわらず、ドキドキしながら声をだした・・・
「あゃちゃんってなんかかったるいんだよね〜あやでいいかな?」
「!・・・いいです・・・そのほうがうれしいです。」
松浦が弾んだ声をだした。
「フフフ・・・かわいいなー」吉澤がそういいながら、松浦の小さい鼻を軽く
つまんだ。
「ようし、それじゃ・・・練習しようか?」
吉澤がささやいた・・・
「・・・あや・・・」

そして松浦がこたえた・・・
「ぉ・・・お姉さま・・・」
「プッ・・・」
とふきだすと、吉澤がまた爆笑した。



47Y・185:02/01/30 02:31 ID:DrJqoQ7L
とりあえず名無しは、辞める事にしましたY・185です。
48Y・185:02/01/30 02:35 ID:DrJqoQ7L
石川をだします。
49Y・185:02/01/30 02:38 ID:DrJqoQ7L
「もう、私、かえる!」松浦はそういうと立ち上がって道路のほうに歩きだした
「アっ・・・」しばらく砂浜のうえであぐらをかきあっけにとられていた吉澤だが
松浦がズンズンと大股で歩きほんとうに帰る様子のようなので
吉澤はあわてて松浦のあとを追った。
「あ・・まってまってよ・・・あや!」
吉澤はかけだすと、松浦の前にまわりこんで肩に手をかけた・・・
「なんかテレちゃんだよね・・・だからつい笑っちゃった・・・」
「・・・・」松浦が無言でみつめる
「ごめんね・・・も絶対笑わないから」
「ほんとうに・・・・」松浦が問う・・・
「うん・・・ほんとう・・・」吉澤が答える
「だから・・・気げんをなおして・・・ねっ・・あや・・・」吉澤が松浦を見つめながら
真剣なかんじで、語りかけた。
「うん・・・わかりました・・・」松浦が返事をした。
すると吉澤は松浦の横にまわりこむと肩を抱いて
「ああよかった・・・このまま帰ったらどうしようかと思ったよ」
そういいながら吉澤は松浦を見ながら・・・
「泣かしちゃったし・・・怒らせちゃったし・・・私ってほんとうにどうしようもないよな〜
「これから、どうしようか・・・あや・・・」
すると松浦が・・・
「あや・・・、お姉さまともっと・・・いろんなことを・・・しゃべりたいです・・」
「そお・・・」というと・・吉澤は腕時計を見て・・・
(2時か・・・明日は朝の10時チェックアウトだったよな・・・8時前にもどればいいか)
そう考え、マネージャーに携帯で連絡をはじめた・・・
「あっ吉澤です・・ウン・・松浦も一緒・・・はい、わかりました・・・」
そういうと携帯を切った・・・
「これで、だいじょうぶ、さあ。これから、どこいこうか・・・」と吉澤・・・
「一緒っにいられるなら、どこでもいいです」と松浦・・・
「それじゃ〜とりあえず・・・歩こうか・・・」
「はい・・」 松浦が可愛く返事をする。
そうして・・・二人は手をつなぎながら浜辺を歩きだした・・・

その様子に鋭い、視線をおくるピンクのパーカーに白いミニスカートの
小麦色の肌をした美少女がいた・・・石川リカである・・・


50Y・185:02/01/30 02:43 ID:DrJqoQ7L
石川は激怒しいていた・・・
昨日石川は一晩中後藤につきまとわれ・・結局
吉澤に連絡も、部屋にいくこともできなかった。
吉澤に頼まれてのコトなのは明白である・・・
しかし吉澤の誤算はそれを頼んだ相手が後藤だったという
ことだ・・・あの後藤にそんな仕事ができるわけがない
結局、石川は昨晩サウナだカラオケだと後藤に引きずりまわされ
挙句の果てに
《あっリカちゃん私カードもってくんの忘れちゃったからだしといて》
と言われ5万円も散財してしまったのだ・・・
もちろん後藤がそれを返すわけがない・・・
今はホテルで爆睡中だ・・・
結局火に油をそそいだだけだったようだ・・・

51Y・185:02/01/30 02:49 ID:DrJqoQ7L
今日、石川は他のメンバーと遊園地にいくふりをして・・
一人だけ抜け出し・・先回りしてここにきていたのだ・・
吉澤がここにくるのはお見通しだった・・・
前に自分もここで吉澤とデートしていたからだ・・・

「よっすぃ!」楽しそうに語らいながら歩く二人に石川が声をかけた・・

「私、あの歌、好きなんですよ・・・」吉澤に腕をからめながら松浦がいった
「エッ・・なんのうた・・・」  吉澤が松浦を見る・・・
「ミス・・ムーン・・・」  松浦がいった・・・
「そう・・・」  と吉澤・・・
「PV・・のお姉さますごいカッコイイ」 松浦が言う
「それじゃー・・・こうしようか・・」吉澤が松浦を見ながらしゃべりかけた・・・
「いっしょに歌おうよ・・今度・・」吉澤が言う・・・
「エッ・・・ほんとうですか・・・」思わず眼を輝かせる松浦
「ウン・・約束・・するよ・・」 吉澤が言う。
「やったーぁぁぁ」  無邪気に喜ぶ松浦
その時・・ふたりは後ろからの声に呼び止められた。

52Y・185:02/01/30 02:53 ID:DrJqoQ7L

夕影は澄み早くも月に青い利鎌が名残りの紅のあわいを縫って
嫉妬の忍び足を運んでいる。     ― ニーチェ ―

「ねえ、きのうはなんで連絡してくれなかったの?」
石川が吉澤を問い詰める
「なんでって・・・きのうは松浦が遊びにきてたし」
と吉澤が渋々答える・・・
「あんたが、呼んだんでしょう」
石川が言う・・・
「違います石川さん私が無理やりおしかけたんです」
松浦が吉澤に助け舟をだす。
「私は彼方には聞いてない!」
石川が松浦を睨みつける・・・
松浦も、石川から視線をはずさない・・
ここは海岸通り沿いにあった小さなでもとてもお洒落な
感じの喫茶店・・・
年配のマスターが一人で、店を、きりもりしてるようで
店内では、お年寄りのグループが楽しそうに談笑している。
店の隅のテーブルに座った3人は吉澤と松浦が並んですわり
前に石川が腰をかけている・・・
さっきからこの堂々めぐりの会話が1時間近くも続いている。


53Y・185:02/01/30 13:26 ID:LmzMGdvM
「ねえ、松浦・・・あなたと、私じゃ歴史がちがんだよ・・・」
石川が松浦から視線を、はずさないまま松浦に言う。

「どういう、意味ですか・・・」松浦が、言い返す。

「よすっぃとの、歴史!」石川が、いらいらしげに、そう松浦に告げた。
「・・・・・・・」 松浦が黙り込む・・・

「よっすぃと私は、最初からズーット、いつも、一緒に、歩いて来た・・・
もうほとんど、肉親感覚に近いとても大切な、仲間であり、親友であり、
そして・・・ 」
石川が、言葉を止めた・・・
「そして・・・なんですか・・・」松浦が石川に、聞き返す。
「恋人・・・なの・・・」 石川が、そうハッキリと松浦に告げた。

「だからさー、あんたの入る隙間なんて全くないんだよね〜
悪いけど・・・」
松浦に対する石川の宣戦布告だ。

「・・・・・・・」しばらく、口惜しそうに黙り込んでいた、松浦が不意に
しゃべりだした・・・
「・・・わたし・・まけません・・」
「えっ、なんだって?・・・」石川の顔つきが、変わる
「・・わ、わたし絶対負けません!・・・私のほうが、石川さんよりも
絶対に、吉澤さんの、ことが好きだから・・・大好きだから・・
だから絶対に負けません!」
眼に涙をうかべながら、松浦は、まけずに石川にそうつげた。
「なに〜、あんた私の言ったこと聞こえなかったの?」
石川が立ち上がり松浦を、なじりはじめた。
「・・・・・」
しばらく、二人の言い合いを黙って見ていた吉澤がおもむろに
くちを開いた・・・
「・・・ちょっとまって・・二人とも・・・」
54Y・185:02/01/30 13:31 ID:LmzMGdvM
(フン♪フン♪フン♪〜〜〜〜)
吉澤はさっきからズ〜〜〜と
頭の中でリズムを刻んでいた・・・
8ビートにしたり16ビートにチェンジしたりして・・・
吉澤は冷静の子である・・・
どんな状況でも自分を見失わない
仮に彼女がレストランで食事をしているすぐそばで
爆弾テロが起きても彼女は近くの人にこう告げるだろう
「なにがおきたんですか?」
「爆弾が爆発したのよ!」
「へー・・・それはたいへんですね♪」
神妙な顔をしつつ内心・・・
石川と松浦の言い争いをさっきから面白そうに眺めていた
こんなことは彼女にはなんてことはない。しかし
事態がヤバイ感じになってきたのをかんじるとさすがに・・・
(やべ〜どうしよう俺が原因でこのふたりが深刻なことに・・
(なったら・・・大変だよ〜どうする、どうする・・う〜んとりあえず
( ここは、まるくおさめないとな〜よし!)
 
そして、おもむろにしゃべりはじめた・・・
55Y・185:02/01/30 20:39 ID:DjGbPEFB
「な〜に?よっすぃ・・・」と石川が吉澤のほうをむいた。

「・・・・・・」 松浦も無言で吉澤を見つめる。

「リカちゃん、とりあえず、座って・・・」
石川に吉澤がそう告げる。
「・・・・・」石川が無言で座りなおした。
吉澤が二人を見ながらニコニコしながらつぶやいた・・・
「喧嘩はやめようよ〜・・みんなでこれから・・
カラオケでもいこう・・・私のおごりで・・・」
そういいながら吉澤は突然、歌をうたいはじめた・・・

i dont know what it is♪♪
taat makes me love you so♪
i only know♪
i never want to lot you go♪
cos you ve started something♪・・・・
can t you see♪♪・・・

そして、二人を見ながら・・・
「この歌、ベイ・シティ・ローラーズの二人だけのデート
て歌なんだけど・・今日は3人でデートしよう!」
と二人に明るく告げた・・・
56Y・185:02/01/30 23:41 ID:IKXWDf2l
松浦はホテルの自室のベッドの上で神妙な面持ちで
一生懸命、本をよんでいた・・・
(?・・・意味が全然わかんないよ〜・・・難しい漢字ばっかし・・・)
彼女はけっして、かわいいだけの女の子じゃない
学校の成績だっていつも学年で10番以内をキープしていた
でも今読んでる本は難しすぎる・・・
カントの『純粋理性批判』
吉澤に話しについていこうと、哲学書を何冊か買い込み
にわか勉強を始めたのだ・・・
しかし3ページも読まないうちに眠くなる・・・
(ああ〜もういいや・・・)
本を身体の横にほっぽり出した。
(哲学てね〜廃人の学問ていわれてるんだよ〜
(何の役にもたたない無用なものだってさ〜)
昼間そんな事を吉澤がいっていたのを思い出す。
(でも今日は楽しかったな〜いっぱいいろんなことを
(しゃべったし私の気持ちもちゃんとつたえたし
(ああそういえば今日はまだ夜のメールをうってないや・・)
吉澤への夜のメール送信を忘れていたのを思いだした松浦が
バッグの中の自分の携帯を取ろうと立ち上がった時
誰かがドアをノックする音がした・・・
「?はい・・・}松浦がドアの前に言って声をだした。
「・・・・あ・や・・・わたし・・・」
「!・・・」松浦が驚いてドアを開けるとそこには吉澤が
立っていた。
「ああ〜よかったもうこんな時間だから寝ちゃったとおもった・・」
「・・・・・」松浦が無言で吉澤を見つめる。
「ねえ、裏口から屋上にいってみない凄い今日は星がでてるよ」
吉澤が松浦にそういってウィンクした。
57Y・185:02/01/31 02:19 ID:q3YGOCZB
だって今夜の僕には全てがうまくいくように思えるんだよ
君のろうそう燈しておいてあげようそう、今夜の僕には
全てがうまくいくように思えるんだ
今夜の・・・僕には、そう愛してるよ ―愛をささやく時―


「こっち・・・こっち」吉澤が松浦を手招きする・・・
「ここのドアを開けて・・・」
静かにドアがひらく・・・
「うわー・・・凄い・・綺麗・・・」松浦が声をあげた・・・
夜空には満天の星がきらきらと光彩を放っている・・・
「あそこだったら誰にも見つからないよ」
吉澤が松浦の手をつかみながらソッとつぶやく・・・
「でも・・・」松浦が心配そうにささやいた
「うん・・どうした・・・」吉澤が振り向く
「ドアの鍵を閉められたらどうするんですか?」
「大丈夫だよ・・心配しなくても」
吉澤が自信満々に言うがもちろんなんの根拠もない。
二人は仲良く寄り添うようにすわった。
58ねぇ、名乗って:02/01/31 11:34 ID:h6Ko3Eo8
なにげに良いな。お気に入りに登録しとく。
作者よがんばってくれ。
59b:02/01/31 14:44 ID:2k2ThtKn
かなりよいよ。途中で書き込んじゃダメと思ったんでカキコしなかったけど
いつも見てるよ。
吉澤も松浦もたいして好きじゃないけどおもしろい。
60Y・185:02/01/31 19:31 ID:xyQ7lA8g
「あっ・・・今見ました・・流星・・・」
吉澤の肩に顔をよせるように、していた松浦が声をあげた。
「エッ・・・ほんとう?・・チェッ見損なっちゃた」
吉澤が残念そうにつぶやいた。
そういいながら、スェットパーカーのポケットから缶コーヒーをとりだした。
松浦にわたす・・・
「、お、お姉さま・・」松浦が吉澤のほうを見ながらささやいた
「うん・・なあに・・あや?」吉澤が返事をした
「大丈夫なんですか?・・石川さんが知ったらまたおこりますよ・・」
松浦の顔を、しばらく見ていた吉澤がしゃべりだした・・
「りかチャンの事?・・・」
「はい・・・」と松浦
「大丈夫だよ・・・だってリカちゃんは私のことが好きなんだってよりもあやに
負けたくないって気持ちから、あんなことをいったんだから・・だってさ〜・・・」
「?・・・」松浦が不思議そうな、顔をする。
「リカちゃん・・彼氏いるんだよ〜・・・」
「そ、そうなんですか!・・・」松浦が声をあげた。

夜空にうかぶ満天の、星がふたりを銀色につつみこむ

61Y・185:02/01/31 19:41 ID:xyQ7lA8g

「・・・お姉さま・・」
「なあに、あや?」
「また、歌って今日歌っていた歌・・・」
「何の歌?・・・」
「二人のデート・・・」
「いいよ♪♪・・・」
松浦におねだりされた吉澤がささやくように歌いだした・・・
 

それが何だかはわからないけど♪
とにかく君への愛をつのらせるんだ
僕は絶対に君を手ばなしたくないんだ・・・
君がとっても素敵なことをはじめたからそうだろう
二人が初めて出遭った時以来
君はこの僕をつかんでいるのさ本当さ
僕は君といたい、ただそれだけ
君がどこにいこうと何をしようとかまわない
僕はただ、君と共にその瞬間をすごしたいのさ
さ、どうなったのか、見てごらんよ
君は僕の中に入り込んだ来た
そして、思っても見ないことだけど
僕は恋に夢中になってしまった
おかしい、でもそれが事実なんだ♪♪
僕は君といたいただそれだけ
あの時、君は立ち止まって
僕に微笑みかけたんだ
そして、ダンスをしませんかってたずねて♪
僕は君の腕の中におちこんでいった
あんなこと初めてだった
さあ、ハニー聞いておくれ
僕は二人がずっつと一諸にいるかぎり
どこに行っても、ただ君のそばにいたいんだ
全てが君が始めてのことなんだからそうだろう
二人が始めてであっつた時以来
僕の心は君のものになってしまったそうだろう♪・・

吉澤がささやくように・・歌い続ける・・・・




62Y・185:02/01/31 19:52 ID:xyQ7lA8g
なんか、書いていて恥ずかしくなってきたな・・・
小説というより、要するに単なる妄想だよな・・・
ちなみにベイ・シティ・ローラーズの「二人のデート」
はナカザーの出てるドラマの
オープニング曲です。
63ねぇ、名乗って:02/02/01 02:05 ID:SG6Nvr0Q
いや、イイよコレ
最初の方はともかく近頃はちゃんと小説になってますよ
あややがいじらしくてかわいいしね
64Y・185:02/02/01 04:41 ID:IAaxd+Vm
吉澤が、歌い続ける横顔を、松浦がうっとりとした
表情で、見ている、吉澤の声が耳に心地いい・・
そして、自然と腕を吉澤の右腕にからめる・・
うたい終えると、吉澤が松浦のほうをむき、ささやいた
「あとね〜こんな歌も、あるんだよ・・・・」
「どんな、うた・・?」と松浦
吉澤が大きな瞳で松浦を見ながら
「こんな、歌♪♪・・・」

バイ、バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪
バイ、バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪
バイ、バイ、ベイビー、もう僕を泣かさないで
バイ、ベイビイ、♪ベビイーグッバイ♪、バイ、バイ♪
君はこの街で、たった一人のお嫁さんに欲しい人さ
もし、僕が自由なら、すぐにでも結婚したいのさ
ああ・・そうなれたら・・・僕は君を愛せたのに・・・♪

吉澤が松浦を見ながらささやくように歌い続ける・・・・
65加藤ティ〜:02/02/01 10:02 ID:EOpqQJvr
これイイ!ですね。吉澤と松浦の組み合わせとは意表をつかれました。
娘。小説はずいぶん読んでなかったけどこれは僕の中で久々のヒットです。
Y・185さんがんばって!
66Y・185:02/02/01 15:31 ID:cjd7BfRb

松浦は眼を閉じた・・・

ベイビ〜、バイバイ、マイベイビ〜、ベイビ〜、バイバイ〜♪♪
ベイビ〜、、バイバイ♪♪・・・

吉澤が耳元で囁くように、うたい続けている。
まるで、この世の中・・・自分と吉澤しかいないかのような
そんな、錯覚におそわれる。
腕を、ギュッと強くからめながら、顔を、吉澤の肩に寄せる・・・
吉澤のやわらかい身体の感触と甘い香りが鼻に漂ってくる
(ああ〜、ず〜〜〜〜〜〜〜っとこうしてたいな〜・・・・)
夜空には銀河の海・・・横には世界で一番大好きなひと・・
「!・・・・・・」
ふいに、自分の唇がやさしい・・、しっとりした感触に包まれたのを
松浦は感じた・・・・・
吉澤がキスをしてきたのだ・・・。

しばらく・・唇を寄せ合うふたり、そして、ようやく、離れると
吉澤がつぶやいた・・
「ごめんね・・あんまりあやが、可愛いもんだから・・・」
それを聞いた松浦が、うっすらと眼をあけた
吉澤が黒眼がちの濡れた瞳をキラキラと輝かせながら
独特のオーラを漂わせながら松浦にそうつぶやいた。
松浦は小さく首を横にふりながら
「ううん、あゃ・・嬉しい・・・♪」
そういって、松浦は吉澤の胸に顔を沈めた。

67Y・185:02/02/01 16:11 ID:cjd7BfRb
>>61>>64>>66はベイシイティローラーズの「二人だけのデート」、「バイ・バイ・ベイビー」
を聴きながら書きました。
68Y・185:02/02/01 17:49 ID:mDbT78Wl

不意に松浦が抱きついてきたもんだから・・・
吉澤は身体のバランスを崩してしまった。
「ああっ・・・ちょっとあゃ!・・・重たい・・」
そして後ろの壁に頭を打ちつけてしまう
ゴンと鈍い音がした・・・
「!・・・痛え〜・・・」吉澤がおもわず声あげる・・
「!!・・・・ご、ごめんなさい!・・」
松浦が慌てて吉澤にあやまりながら頭をさする・・
「だいじょうぶ!お姉さま・・」
おもわず、涙ぐみそうになる松浦・・・
「・・・大丈夫・・・じゃない・・」
吉澤が顔をしかめながらそういった。
「エッ!ど、どうしよう・・・」
松浦がオロオロし、泣きそうな声をだした。
しばらく松浦の慌てた様子を薄目を開けて見ていた吉澤が
松浦の手を握ってきた・・
そして、片目をあけてショックで泣き始めた松浦につぶやいた
「うそ〜だよん♪♪・・・」
69Y・185:02/02/02 02:26 ID:yrZ5zP2j

「!・・・もうッお姉さまの意地悪・・ばか、ばか!本当に
心配したんだから・・・」
松浦が,そういいながら、プイッと怒って、そっぽをむいてしまった。
それを見て吉澤が・・
「・・怒ったの・・?」と松浦に尋ねる。
「・・・・・・・・・・」松浦はソッポをむいたまま何も言わない
しばらく黙り込む二人・・・・・
「・・・?・・」後ろの吉澤がなにも言わなくなったのが松浦はちょっぴり気
になりだしたついチラッと振り返ってみる・・
「!・・・・」すると振り返った松浦の顔のすぐ眼の前に吉澤の綺麗な顔があった
「ごめんね・・」そういいながら吉澤は松浦にまたキスをした・・・

70名無しあやゃ:02/02/02 12:27 ID:qAK772qx
この小説のタイトルって、某リボソが昔やったミュージカル…?
71Y・185:02/02/02 15:26 ID:ViAzZmmq

薄い雲に少し覆われていた、月も顔をだし・・
ホテルの屋上を月明かりが煌々と照らしはじめた・・
「ワー・・今日は・・・って満月だったんですね?・・
ちょっと、雲にかくれてたから・・わかんなかった・・。」
松浦がそう、吉沢に囁いた・・
「・・眠くない?、あや・・」松浦の言葉を聞きながら吉澤は、
松浦にちょっと心配気にそう尋ねた。
「ううん!私、全然眠くないです・・」
ちらっと後ろを振り返り松浦が首を、横に可愛く振った。
「・・そう・・」といいながら吉澤がうなずいた
吉澤は松浦の細くて華奢な身体を後ろからつつみこむように
して座っている。
両手を前にまわし、その手を松浦の腰に回してひざのところにおいている
《ラッコすわり》公園や、砂浜なんかで、仲にいいカップルがよくやる
前後に密着したあの座り方である。
「・・・」二人はしばらく黙って星空をみつめ続けた・・
しばらくすると、松浦が、不意に・・・歌を口ずさみ始めた・・

I dont know what it is♪♪
Taat makes me love you so♪
I only know♪
I never want to lot you go♪
Cos you ve started something♪・・・・
Can t you see♪♪・・・
松浦は吉澤のぬくもりを背中に感じながら、今日吉澤から、
教えてもらった「ふたりだけのデート」を、楽しそうに歌いだした。



72Y・185:02/02/02 19:54 ID:o4i63TmK

松浦が歌を歌い、終えた・・・
それを聞いていた、吉澤が呟いた
「・・さすが、うまいね〜音程もリズムも完璧、一,二回
聞くだけで、かんたんにマスターしちゃうんだ・・」
(やっぱり、この子は、ただ者じゃないよな〜)
歌い終えた、松浦は後ろにいる、吉澤に身体を寄せてきた・・
そして、吉澤の顔を見ながら、呟く・・
「私のこと、どう思ってる・・お姉さま・・・」
「えっ・・どういう。意味?」と吉澤・・
「好き?」松浦が甘えた声で、更に、尋ねてきた。
「・・すきだよ・・」吉澤が答える
「世界で、何番目に?」
「・・・・・・・」
「あやは、世界で一番、お姉さまが好き!・・
私の気持ち、受け入れてくれるんでしょう」
松浦が、吉澤に、はっきりと、そう告げた・・
「・・・・・・・」真剣な、ようすの松浦に吉澤は
無言で松浦の愛らしい、顔を見つめる
「私がこの世界に来たのもお姉さまに
逢いたかったからだもん
もう、自分を誤魔化すのはあややめるの・・・」
松浦の瞳の奥は星が散りばめられたのように
キラキラ輝いている。
潤んだ眼で吉澤の端麗な顔を見つめる
しばらく無言で、お互いを見つめあう二人
そして・・・吉澤が静かに口をひらきはじめた
「ねえ・・・あや、?」
「なーにお姉さま・・」と松浦
「これから、私がはなすことを、真剣に聞いてくれるかな?」
「!・・・いいよ、あゃ真剣に聞くから・・・」

そして、吉澤は松浦に語り始めた・・・・

73Y・185:02/02/02 20:00 ID:o4i63TmK

ああやっと、オチが見えてきた・・

間違えた、書き込みのところなおしてえ!・・・糞、鬱だ。
74Y・185:02/02/03 00:19 ID:5ssiSCBs
  
心が、痛むと言うのかい?・・ベイビ〜、!・・
  それは、恋・・恋煩いさ・・ ―吉澤ひとみ―


「・・・・ハイ、お姉さま・・」 松浦はそういうと
吉澤から、身体を離し、身体の向きをいれかえた
そして、その場にチョコンと正座しはじめた。
そのかわいい、仕草を見た吉澤は、笑いながら
「正座なんて、しなくていいよ・・もう綺麗な脚がよごれちゃうよ〜
もう、ほんとうに、かわいいよな〜」
そういいながら、松浦のちょんと上をむいた可愛い鼻を、自分の
右手指でかるく、つまんだ・・・
「・・・・・」松浦は脚をくずし、少し横に脚を流して座りなおした
それヲ見た吉澤は、自分もおもむろにあぐらをかいて松浦の正面にすわった。

「さてと・・何から・・話そうかな・・あっ、その前に約束して・・あや」
と吉澤が松浦に言う。

「なにを?お姉さま・・」きょとんとする松浦・・・
「それは、ねえー泣かないこと・・」吉澤が松浦に言う。
「だいだいさ〜あやは泣き虫すぎるよ・・・自慢じゃないけど
私はほとんど、泣いたことなんてないよ涙は女の武器っていうけど
そんなもんつかったことねえよー、中澤さんなんかの
卒業コンサートなんかも、全然悲しくなくて、嘘泣きするのに
必死だったもんな〜」
吉澤がよくわからない自慢話しをしはじめた・・・

75Y・185:02/02/03 03:34 ID:09xlmMvr

「何で、そんな、約束するの?・・」
松浦が、吉澤に質問する。
「エッ・・約束って・・・?」
吉澤が問い返す・・・
「泣かない約束・・・」と松浦

吉澤がチョットこまった顔をしはじめた・・・
「・・・ひょっとして、やな・・話し・・」
松浦が不安そうな声をあげはじめた・・
そして・・だんだん涙ぐんできた・・・
「ちがうよ・・あや・・彼方のことだよ・・」
そういって吉澤は松浦の顔に自分の顔をちかずけて
「あなたはね〜、私なんか、よりも全然凄い子だよ
私に逢いたくて。芸能界に入ったなんてとんでもない
彼方は入るべくしてこの世界に入ったんだよ・・
彼方を、この世界に導くきっかけになれて、
私は凄くうれしいよ・・・あやちゃん・・・」
そういって大きな眼をウィンクしながら松浦の顔にそっと手を
添えた・・・
76ねぇ、名乗って:02/02/03 03:37 ID:G9cFkKEV
もうすぐ終わってしまうのかい?

よすぃこは何を語るのか…気になるね
77Y・185:02/02/03 03:51 ID:09xlmMvr
そういえば、最近妄想の世界に浸りすぎて・・・
全然、娘。のテレヴィもみてないよな〜
矢口になんかあったみたいだし?
休養するって本当かい?
だったら助っ人で、松浦を娘。にいれてくれないかな〜
そうすりゃ、妄想が尽きないんだけどな〜
78 :02/02/03 10:55 ID:e8zD4Ku2
これイイ!ですね。吉澤と松浦の組み合わせとは意表をつかれました。
娘。小説はずいぶん読んでなかったけどこれは僕の中で久々のヒットです。
Y・185さんがんばって!
79 :02/02/03 10:58 ID:gzXE6h2z
これイイ!ですね。吉澤と松浦の組み合わせとは意表をつかれました。
娘。小説はずいぶん読んでなかったけどこれは僕の中で久々のヒットです。
Y・185さんがんばって!
80Y・185:02/02/03 14:24 ID:TIudStWI

「・・みちびかれた・・」
思わず松浦がオウム返しでつぶやく・・そして
「・・・・・・」しばらく黙り込んだ・・そして不意に・・
「・・ちがうもん、そんなんじゃないもん、・・
あやは、お姉さまに、逢いたくて・・逢いたくて
近くに行きたくてそれで・・それで・・・頑張ったんだもん・・・」
そういいながら松浦の瞳は涙色に染まり始めた・・・
「・・・・・・」
それを、黙って・・見る吉澤そして
「泣かない約束でしょう?・・あや・・」
とやさしくささやく・・そして松浦をさとすようにやさしくしゃべりだした
「ねえ、あや?」
「・・・・・・?」黙って見つめ返す松浦・・
「あなた、は私にあこがれてる気持ちだけでこんな凄いしごとができると
思ってるの?あなたには悔しいけど私にはかなわない、もって生まれたすごい
てんぶのさいのうがあるんだよそれをもっと大切にしなくちゃ・・・」

吉澤は松浦へそうやさしくささやき続ける・・・


81Y・185:02/02/03 17:00 ID:r/hC7u3e

「・・・あ、やのことが・・嫌いなの、?・・」
もう、松浦はこらえきれなくなり小さな顔に印象的は、大きな
つぶらな瞳から、ポロポロと涙を流しだしはじめた
「・・・なかないで・・あや・・」
そういいながら、吉澤は松浦の頬をやさしく自分の手の細くて
白くて長いひとさし指で、ぬぐう・・・
「・・・うう・・・・」吉澤にそういわれたので、松浦は必死にこらえようと
するものの、あふれる涙をおさえることができない・・・

「何で、そんなに・・悲しいの?」
吉澤が松浦の涙をふきながらつぶやく・・
「だって・・だって・・ううぅぅぅぅう・・」
松浦が、泣きながら・・吉澤に尋ねてきた
「じゃあ、・・なんで・キスしたの・・なんで・・ぇぇぇぇ・・」
「ああ〜、そうだよね〜でも私はまだ嫌いだなんて
一言もいってないじゃん?」
吉澤が松浦の涙をふきながらそう返事をした。
「じゃあ、好きなのぉぉぉ?」
と松浦が尋ねる。
「・・フーッ・・」
ちょっと困ったように、吉澤がため息をついた・・そして
「あなたは、私に嫌いといわれたら、どうなっちゃうの、あや?」
松浦に質問してきた・・
「もう、仕事もやめる、・・死んじゃうかもしれない・・」
松浦がそういうと、吉澤は初めて松浦に対して厳しい表情を
みせたそして松浦に・・
「なにいってるの?この、ばか!」
初めて、松浦をどなりつけた。
82Y・185:02/02/03 18:03 ID:r/hC7u3e
やま「こんにちわ」
かわ「フン!!」
やま「このやろう!!」

「こんにちわ」とやまがいった
それを聞いたかわは「フン!!」といって無視をした
無視されたやまはかわに怒って「このやろう!!」とを怒鳴りつけた!
上のかきかたのほうが短くてすむんだな。
83ねぇ、名乗って:02/02/03 18:12 ID:szn0HytF
そりゃ脚本
84Y・185:02/02/03 19:13 ID:5aPLdIAW

「!!うっ・・・・・・」
吉澤に怒鳴りつけられたショックで松浦はすくみあがってしまい
泣き止んでしまった。
「・・・・・・・」そして、下を向いて・・黙り込んでしまった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
しばらく気まずい、空気が二人の間にはりつめる
「あや!・・・」といいながら吉澤が下をむいていた松浦の肩をチョット強い感じで
抑えてきた・・・・
「あや!私にほうをみな!」
松浦の肩を掴みながら吉澤が怒ったような声をだして、松浦に自分のほうをむくように言う
「・・・・・ごめんなさい・・」
吉澤のほうをチラッと上目使いに見た松浦が小さな声でそうつぶやく・・
「・・・もう怒鳴ったりしないから・・ちゃんとこっちを見なさい」
松浦を怖がらせてしまったことを少し、後悔しだした吉澤がすこし
落ち着いた口調でそう松浦に話しかける・・
そしておずおずと顔を向けた松浦に顔を近ずけて・・つぶやいた
「死ぬなんて冗談でも絶対いっちゃだめなことばなんだよ・・あや?」
「・・・ウン、もういわない・・ごめんなさい・・」
松浦がそういうとようやく吉澤はホットした感じにもどり
「まだ、話しは終わってないよ・・もうどなったりしないからね・・」
そういいながら松浦の頭を優しく撫でた。
85ねぇ、名乗って:02/02/04 01:17 ID:ClJctju2
>>82は何だろ?

吉澤がどういう答えを出すのか気になるね…

で、もう終わりも近いという時にいまさらだけども
送信する前に一度読み返して誤字や変換ミスなどを
チェックしていただけると読みやすくなってありがたい
86Y・185:02/02/04 03:56 ID:+IF7e0EC
>>85
どうゆう書き方がいいのか表現しやすいのか?
まだ考えながらなもんで・・・
誤字や、変更ミスは私のミス恥ずかしい
たぶんまたまちがえそう。
87Y・185:02/02/04 11:41 ID:3FPa6mYb

二人は壁に背をもたれかかる様にして座りなおした
吉澤が横の松浦の肩に軽く手をまわしている

「・・・・・・・」松浦がしょんぼりとした感じになってうつむきかげんで
なにもしゃべらなく・・なってしまった・・
大好きな、吉澤と一緒なのに・・・
「・・・あやどうしたの?私にどなられたことが、そんなにショックだった・・」
しばらく、松浦の様子を無言で見ていた吉澤が静かに喋りだした・・
「・・・・・」松浦は相変わらず、無言のままだ・・
「・・人間にとって、一番・・悲しいことってなんだか・・わかる?」
「・・?・・・・」
吉澤にそういわれた松浦が不思議そうな顔をして吉澤を見たその
愛らしい顔は泣きすぎで、ちょっとはれぼったくなってしまっている。
「・・・ああ可愛い顔が・・こんなになっちゃて、明日大丈夫かな?
私が泣かしたことがばれたら、おこられちゃうよ〜」
そういいながら・・吉澤は心配そうに松浦の顔に自分の顔をちかずけた
「・・ああ〜そうだ、話しを言いかけてたね?・・人間にとって一番
かなしいことはねえ〜・・・それは・・・」
「・・?・・・」
松浦が吉澤を見るそれを見ながら吉澤は、一回言葉をとぎりそして
真剣そうな表情になり言葉を続けた・・・
「それは・・・やっぱ〜ひとを好きになることにかんすることだよね〜
そして、大事なことはふたつあるんだよ?・・
ひとつは、好きなひとに好きになってもらえないこと・・・
これは、とってもかなしいよねえ〜・・・でももっと悲しいことがあるんだよ」
「・・それは、な〜に、お姉さま・・」
松浦がやっと、しゃべり返した・・
「それは・・ねえ〜・あや・・」

吉澤が言葉を続けた・・・・・・・
88Y・185:02/02/04 11:54 ID:3FPa6mYb

新しい、作品を今書いている・・
タイトルは・・【殺戮・娘。】(さつりくむすめ)
これは、自信作だ?
89名無し募集中。。。:02/02/04 13:54 ID:MAPUEJ4Y
続きが気になる・・・
90Y・185:02/02/04 15:56 ID:axiMTxDl

ふたりが、ホテルの屋上に忍び込んで・・2時間あまり・・
街の喧騒もなくなり・・
あたりは、深い、静寂に包まれている

薄い雲が流れる夜空を、プラチナの輝きの無数の星が・・・・
はるかかなたの世界から・・・・
キラキラと光をとどけ続けている・・・


幻想的な蒼い光に包まれた世界にいるかのような・・感じが
二人を、飲み込んでいる・・・

吉澤の松浦への、ささやきは・・続けられている・・・

「それは・・ねえ〜・・あや・・」
「・・・・・・・・」 松浦が、真剣な表情をして吉澤を見つめている

「・・好きな人に好きになってもらえないことなんかより・・全然
悲しいことなんだよ・・・・」
「・・?・・」
松浦の愛らしい顔に怪訝そうな、表情がうかがえる
(好きな人に、好きになってもらえないことより悲しいことなんて
あるわけないよ〜お姉さまの嘘つき!!・・・)
松浦は吉澤の端麗な顔を見ながらそんな気持ちを吉澤に
ぶつけている・・・
「・・・・・・」
吉澤はそんな松浦の心を 見透かしたかのように・・
いったん言葉をとぎり・・・
「・・フフフ・・そんなものないと思ってるんでしょう・・あや」
松浦がその言葉にかすかにうなずいた・・・
そして、松浦に顔を近ずけながら・・・言葉をさらに続けた・・


91Y・185:02/02/04 15:59 ID:axiMTxDl

話しを引っぱるぜ・・・(w
92Y・185:02/02/04 16:48 ID:z5ovzJXT

ああ、人生て素晴らしい・・
93Y・185:02/02/05 00:34 ID:ZuRvcpV7

松浦はまたドキドキしはじめた・・・
自分の顔の10cmも離れていないほどの距離に
吉澤の綺麗な色白の顔が近ずいてきたからだ・・
吉澤の優しげな美しい二重まぶたの瞳は
星の光が反射され・・・潤んだ光彩を放っている
吉澤が息がかかるくらいの距離まで松浦に顔を
ちかずけてそして、またしゃべりだした・・・

「・・・それは・・ねえ・・あや・・」
「・・・なーに・・お姉さま・・」」
「さっき彼方がいっているよ・・・」
「・・・?・・」
「・・あや・・さっき死んじゃうて・・言ったでしょう?」
「・・・・ごめんなさい・・」松浦がまたあやまった・・
それを、聞いた吉澤は笑いながら・・・
「・・違う・・怒ってるんじゃないの・・彼方が死んだら
どうなると思う?・・おとうさんやおかあさんや
彼方を応援しているファンのみんなとか・・
友達とか?もちろんわたしたちも・・・・
もう、あなたに会うことは2度とできなくなるんだよ?
彼方はもうどこか遠くの世界にいってしまって・・・
もう2度とあえなくなってしまうんだよ・?
好きな人に好きになってもらえなくなっても
そんな事はたいしたことじゃないんだ・・・
人間にとって一番悲しいことは、・・・・・・
それはねえ〜・・・・・・・・あ、や・・」
「・・・・・・・」
松浦が無言で、吉澤を見つめる・・
「・・それは、ねえ好きな人が、この世界から
いなくなる事なんだよ・・わかる・・・あや?」
「・・・うん・・」
返事をする松浦の眼からまた、涙がこぼれおちた・・・
94nanasi:02/02/05 00:42 ID:jwLetnx9
>>92
恋してんのかい?
どうしたらこういういい文が書けるんだろうねえ?
95Y・185:02/02/05 00:45 ID:EGWsVaLl
>>94
単なる、妄想だよ(w
96Y・185:02/02/05 00:50 ID:EGWsVaLl
松浦のほほから、涙がつたわり続ける・・・・
「・・・わかった・・あや・・」
吉澤が松浦のほほの涙を優しくぬぐいながらそうやさしく
つぶやく・・
「・・うん、わかった・・」
松浦がヒクヒクしながら、返事をする。
まわりを見回し、吉澤は呟いた
「ああ、そろそろ戻ろうか?すっかり遅くなっちゃったねえ〜」
そうして、おもむろに立ち上がると
思い出したかのように・・
「そうだ、あや!一緒に歌おうか・・」
「・・何・・を?お姉さま・・」
松浦が問う・・・
吉澤は松浦の手をとりたたせると
松浦の頬の涙をふいてやりながらウィンクしてこう言った・・
「・・Mr.Moonlightだよん♪♪」

97Y・185:02/02/05 01:03 ID:EGWsVaLl

吉澤に手をさしだされて立ち上がった松浦は吉澤に
どうしても自分の気になっていたことを、きいてきた・・
「ねえ・・お姉さま・・?」
「なに、どうしたの?」
あやのことは嫌いじゃないんでしょう?」
「もちろんだよ・・」
吉澤が即答する・・・
「・・あと〜・・」
「うんどうしたの?」
「男より女が好きッていった事は・・ほんとう・・?」
「・・?私そんな事いったけ・・・」
吉澤が素頓狂な声を発した・・・
「えっおぼえてないの?」
「・・うん・・」
その場の雰囲気でてきとうな事をいう癖のある吉澤は
今日、松浦にいったことを本当にわすれている・・・
松浦が更に尋ねる・・
「キスしたことは?」
「ああ、それはねえ〜」
そういいながら吉澤はこう呟いた・・
「おぼれてる子供を見れば誰でも助けようとするでしょう?」
「・・?・・」
「それと、同じこと・・・」
「・・・意味がわんんないんだけど?・・」
「今度説明してあげるよ・・」
吉澤が言う。

98Y・185:02/02/05 01:15 ID:EGWsVaLl

まだ、妄想は尽きないんだけどそろそろ
とりあえず終わりにするか
次のレスで・・・

99Y・185:02/02/05 01:21 ID:EGWsVaLl

「それより、歌おうあや!最高のステージじゃん!」
吉澤が声をあげる・・・
「いつまでも一緒だよね〜お姉さま?」
「もちろんだよ!彼方の私への気持ちも私は大切にするよ
あやに素敵な彼ができるまで〜・・」
そういいながらニヤニヤする吉澤・・
「そんな人できないよ!」
松浦が怒り出した・・
「そんなことわかんないじゃんまぁこれからも
何か困った事があったら私に相談しな・・
知らない事以外はなんでもしってるから 」
「うん・・わかった・・」
吉澤に対する松浦の気持ちは盲目的なものから
信頼の気持ちに変わってきた・・・
もちろん吉澤が大好き気持ちは変わっていない・・
「それより歌おう・・あなたは天才だから、
マスターしてるんでしょう?全部 」
吉澤が言う
「ウン、歌おうか!」
松浦が明るく答える・・・

満天の星空をバックステージにして・・・
二人は楽しそうに


Mr.Moonlight♪♪を一緒に踊りながら
歌いだした♪♪・・・楽しそうに・・とても楽しそうに・・・

100ねぇ、名乗って:02/02/05 01:27 ID:GcHT+Tmd
とてむ誤字がすごかっです
101Y・185:02/02/05 01:45 ID:EGWsVaLl
>>100
大目に見て,そんなに凄かった(w
102ねぇ、名乗って:02/02/05 01:49 ID:ZPtafgI4
>>Y・185
終了ですか…
なんかあやは吉澤にうまく言いくるめられたって感じだな(w

ホントは知的で思慮深い吉澤、我侭なほどにけなげなあや。
全編を通して穏やかな語り口で雰囲気はすごく良かったと思う。
ただ打ち間違い以外でも「近ずく」っていうのが何度かあって
ちょっと気になりました。(正解は「近づく」やね)

新作にも期待したいが「殺戮娘。」って…(w
いちおー楽しみにしてます(このスレで書くんだよね?)
103Y・185:02/02/05 02:04 ID:EGWsVaLl
>>102
松本清張も誤字はひどかったらしいです
これからは気をつけます
でも駄目でしょう。
ああどうすりゃいいんだ(w
104nanasi:02/02/05 03:41 ID:+J3tkk4S
>>Y・185
よかったよ〜。なんだかせつなくてさわやかな作品だね。
吉澤の少年のように飄々とした感じがいいなあ。
またロマンスが読みたかったけど、殺戮娘てw
105保全&感想:02/02/06 09:21 ID:u41+NTyv
独特な誤用と語られている内容とのギャップ、
言葉足らずだが真実を切り取ってしまう
少年的イノセンスを作品から感じてしまうのはそのためだろうか。

「すべてが綿密な計算の基に表現されているのではないか」
などと勘繰らせてしまう印象的な作品。


……なんてね(w
次の作品も楽しみにしております>作者

>「知らない事以外なんでもしってるから」
ワロタ
106Y・185:02/02/06 19:50 ID:9W9mZpUw
■■■■ 【殺戮・娘。】 ■■■■■


【殺戮・娘。】

キリストの残した仕事を私が完成させる・・・・・アドルフ ヒトラー


200Χ年7月20日午後8:00時 某自衛隊官舎

ブラウン管の向こうでスーパーアイドルたちが歌い、踊り、躍動する。
それを、見つめる、屈強な男達の集団、
精悍な顔だちの短く髪をかりあげ
鍛え上げられた、筋肉をまとっている。
部屋の真ん中に質素な応接セットがあり、
ソファーの中央に大男が座っている
身長は188cm程、全身の筋肉が戦闘服を押し上げるように隆起している
年は、30代の半ばといったところだろうか・・・
獰猛な野獣の様な殺気を漂わせた精悍な顔だちの男である。
「鷹!」
男が背後で、直立不動で立っていた目つきに鋭い痩身の鼻の高い
男に声をかけた。
「はい!狼大佐!!」男が直立不動のまま返事をした。
「作戦の進行状況を説明しろ。」
「はい、武器の調達、予測可能性への対処、具体的な制圧方法、
人員の確認、隊員の錬度に士気
すべてにおいて順調であります!!」
[そうか、何%まで、進んだ。」
「はい!!90%は掌握されております!」
「そうか」男は満足そうにうなずいたそしてブラウン管の
アイドルたちに鋭い視線を送りながら周りの男達に
語りだした・・・

107Y・185:02/02/06 19:52 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

「いいか我々の闘争の目的は腐った資本主義体制の破壊だ!!
ブルジョアジー階級を殲滅し
理想社会創設の先駆けとなることだ!!
我々は現代の十字軍とならん!!
命を惜しむな!名こそ惜しめ!!作戦開始は!
八月一日のヒトナナマルマル!!(17:00)
そして我々の部隊の目標は芸能界の蛆虫どもだ!!!!」
男が絶叫した!!!!!!
悪夢がはじまろうとしていた。
108Y・185:02/02/06 19:54 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

200X年7月24日午後3:00時 某テレビ局コーヒーラウンジ

安倍ナツミの、携帯の着信がなる、それを後藤マキがニヤニヤした顔で見ている
「だーれ・・・うわさのあのひとかな?」
安倍がちょっと恥ずかしそうに、それを取り、メッセージに眼を通す・・・
《なつみ、しごとがはねたらドライブにつれていってやる・・・》
「ああーいいなーうらやましい」
後藤がおおげさに声をあげながら、テーブルの上のアイスコーヒーをがぶ飲みした
「そんなんじゃ、ないよ〜」
恥ずかしげなら、嬉しそうに安倍は返事のメールを相手に送った。
(まったくもうどうせ、一週間後には一緒に仕事ができるじゃん)
そういいながらも、うれしそうにもちろん《たのしみ!》と・・・・


109Y・185:02/02/06 19:56 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

200X年7月28日午後4:00時 某プロダクション事務所

「いい、みんなもう明日には現地に入って仕事の準備にとりかかるんだから
そのつもりでね、ちゃんと、健康管理にも注意して、忘れ物なんかもしないように
するんだよ?」
飯田カオリが、中学生メンバーに修学旅行の引率の先生のような
感じで、注意事項を伝えた・・
「は〜い・・わかりました!」
元気に返事はするものの今度の仕事の面白そうな、内容のほうが
みんな気になるようであまり聞こえてないようだ・・・
ワイワイガヤガヤとうるさい事、大変な騒ぎである・・・
「フーッ本当にわかってんのかな?」
そんな顔をとなりの矢口マリにむけた
「大丈夫大丈夫こいつら、しっかりしていないようで、しっかり
してるから・・・」
ソファーに座っておしゃべりをしていた、
後藤と吉澤が飯田たちに質問してきた
「飯田さん、もうカップリングは、できてるんですか?」
吉澤が飯田に尋ねてきた・・・
「えっ・・・そんなの、実際行って見ないとわからないよ〜」
飯田がこたえる。
「ね〜っ、優勝したらほんとうに一億円もらえるの?それなら
私、芸能界引退するよ・・・」と後藤がいう・・
「引退なんてさせね〜よ!優勝するのは私だから私はその金で
ポルシェを買うんだ!」
矢口が自信満々にそう宣言した。
そのメンバーたちのいいかげんな態度を
安倍と飯田があきれたように見ていた・・・
110Y・185:02/02/06 19:59 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

200X年8月一日午後5:00時 某自衛隊駐屯地

官舎は誰もおらず、がらんとしている・・・
すでに作戦は開始されている。
残された部隊は狼率いる殺戮隊だけである・・
ボボボボボボボボボボボボボボボっとヘリがプロペラ
旋回させ、離陸体勢にはいった
「鷹、報告をあげろ!!」
「はい!!!大佐総員二十名、全て異常ありません!!」
「ようし、武器の搭載を開始!!全員ヘリに搭乗
配置につけ!!!いよいよ始めるぞ!!!」
「おおおおおおおおおおお〜〜〜〜!!!!」
隊員が野獣の咆哮のような声をあげそして
狼に続いて、隊員が次々ヘリに乗り込んだ。
ヘリがうなりをあげ上空に飛び立った。
111Y・185:02/02/06 20:03 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘】


200Х年8月1日午後7:00時 小笠原諸島某無人島

芸能史上に残る、スーパーイベントが始まろうとしていた・・・
無人島を、アドベンチャーワールドに作り変えての、
夢と冒険とスリルに満ちた
興奮のエンターテイメントである。

モーニング娘に松浦あや、それに、スマップ、その他
若手トップスターがチームに別れて
島に眠る、秘密の財宝のありかを探していくと言う・・
・企画その物はチープだが・・
なんといっても、組み合わせが凄い!!
女性、男性それぞれのトップアイドル同士の夢の
競演である。
勿論、反響も凄まじく、モーヲタや、オリキなどの
それぞれの、熱狂的ファンからは
「ヤメロ!!コロスゾ!!」
「ギャーギャーヤメテ!!」
と言う脅迫や抗議が殺到した!!
しかし、主催者側や、プロダクション、テレビ局、
スポンサーなどはあえてタブー破りの
この世紀のイベントを強行する事をきめた!
「面白い、やれやれやっちゃえ!!!」と行け行けで決めた。
パンドラの箱は開かれたのである。
112Y・185:02/02/06 20:05 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

「全国4000万のアイドルファンのみなさん!!
こんばんわ!!司会の古舘イチローです
みんな!!ニューヨークに行きたいか!!
いままさに、一億相当の財宝のありかをめぐって
仁義なきサバイバルバトルが繰り広げら
れています!まさに一寸先は闇の地獄絵図!!
結末は地獄の黙示録にもにて
あえて何も語ろうとしないのだろうか!!!」
司会の古舘イチローがいつもの名調子で喚きたてる!!
夏の太陽がようやく,暮れようとしている・・・
夢と冒険のアドベンチャーワールドと化した島内は煌々と
ライティングされ到る所にカメラが置かれている
この、様子はPPVで全国数千万人の
視聴者に三日連続で生中継される予定だ
多少の演出や仕掛けはあるものの、
内容結末そのものはどうなるのかは解らない
まさにガチンコである。

113Y・185:02/02/06 20:07 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

時刻は丁度午後7:00時まだゲームは始まって2時間あまり・・・
島にちらばった、アイドルたちがそれぞれ
あたえられた謎を、解き明かそうとし始めたばかりである。
その時上空を一機の軍用ヘリが上空を旋回しながら、降り立ってきた。

その時日本は、『新革命自衛隊』と名乗る一派による
同時多発テロにより
血と礁炎につつまれようとしていた。
このヘリに乗った部隊はこの島に結集している。
芸能関係者、マスコミなどを、皆殺しにすると同時に
狂気の殺戮プロパガンダ放送を始めるためにきたのである。

114Y・185:02/02/06 20:10 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

「マイクを貸せ」狼が部下に命じた。
「ハイ!大佐」参謀の鷹がマイクを渡す
「私がこの部隊の隊長の狼だ!!テレビ放送の中断はやめろ!!
きさまらにこれから最高のショーを見せてやる我々精鋭部隊による
腐れ芸能人どものハンテイングだ!!!
もっとものんびりテレビなどを見ているやつらは少ないとおもうが・・・」
狼が楽しそうに笑い声をあげた。

もうすでに、無差別乱射と爆弾によりほとんどの人間は殺されている
一部の技術スタッフと人質だけが生かされているだけだ。
「おい、聞こえるか、餓鬼ども!!おまえらにもチャンスをやる
逃げるのも隠れるのも自由だついでに反撃をしたいのなら自由にしろ
夜明けまで生き延びることができたら・・人質も助けてやる!!
せいぜい頑張れ・・・」
放送席を臨時の作戦司令部にした狼がカメラに向かいそう告げた。

115Y・185:02/02/06 20:13 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】      

「なくんじゃね〜ナツミ!!」
押尾が、あまりの恐怖と理不尽にパニック状態になって泣きじゃくっている
安倍を叱り飛ばした。
「・・どうしよう・・押尾君・・」安倍が不安の声をあげた・・
「・・・!・・・」押尾が憤然とした様子で上着を脱ぎそれを安倍にかけると
立ち上がった。
「戦う!!」
「エっ無茶だよ・・殺されちゃう・・・」安倍が不安の声をあげた。
「どっちにしろ殺されるんだ!だったら戦ってやる!!」
そうして安倍を見るとつぶやいた。
「おまえは隠れていろ、あとで必ずたすけにいく・・わかったか!!」
そういいながら安倍の、頭をやさしくなでた。
(他のみんなはどうしているのか?・・・木村さんや、香取がいれば
そうやすやすとヤラレル、連中じゃないはずだ!!)
そう思いながら押尾の顔には暴走族のヘッドとして荒れ狂っていた
アウトーロー時代の血が甦ってきたのごとく眼には狂気の炎が
宿り始めた。

116Y・185:02/02/06 20:16 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

事態を木村は把握するとすぐに後藤を連れ藪のなかにはいり
カメラが無い場所にシェルターを作りまわりには
ボウトラップの作成にとりかかった
それを終えると、後藤をシュルターにもぐりこませ
自分はまわりをうかがうように外にたち
周囲の気配をピリピリと、うかがう・・・
さきほどから二人共一言も発しない・・・・
「・・・・・」その木村を後藤がだまって後ろから見つめる
「顔をだすな・・・」
木村が後藤にそう言うと、うなずきながら後藤が姿をかくした
男の義務として女は命がけで、守るつもりだ。
(こんな子供だましが通用する相手だとは思えんが・・
しかし・・・他に方法はない・・・・)
誰がきても、木村は絶対にくい止める覚悟だ。

117Y・185:02/02/06 20:19 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】     

「ついてくるなっていっただろう!」
吉澤を見て長瀬が叱りつけた
「私も、戦う!」吉澤が言う・・・
「ばかやろう!女は足でまといになるだけだ!」
メイン会場がどうなっているのか様子を見にいく事にした
長瀬を吉澤が自分もついていくと言ってきかなかったのだ
渋々と認めたものの、敵の巣窟に吉澤をつれていく
わけにはいかない。
「だって・・・小さい子たちが心配なんだもん・・・」
吉澤が涙ぐんできた・・・
「・・・フーッ・・・」
そう、ため息をつくと長瀬は吉澤の肩に手をかけると
「わかったよ・・・でも決して俺のそばを離れるなわかったな?」
「うん・・わかった・・・」吉澤がコクリとうなずいた・・・

118Y・185:02/02/06 20:23 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

「おーい矢口!何か見えるか?」
下から香取が樹の上の矢口に声をかけた。
「凄い、煙ですよ!香取さん・・・」
矢口が答える。
「よ〜しもう降りて来い!」
矢口がスルスルと器用に樹を降り始めた
そして香取の前に降り立った。
「お前凄い、身軽なんだな〜」
香取が驚いた声をあげる
「へへへ、子供のころから樹のぼりは得意だったんですよ。」
矢口が得意げに答える。
「これから、どうするんすっか?香取さん?」
「う〜ん・・とりあえずみんなを探そう・・・」
香取がそう矢口につげた。
「一人より二人二人より四人だそうだろう?」
香取が小柄な矢口を見ながら笑いながらそうつげた。
「そうっすね〜」矢口も笑いながらこたえる。
この二人はこんな状況でも、なにか明るい。
119Y・185:02/02/06 20:25 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】   

「うえ〜〜〜んわ〜〜んあぁぁぁぁぁん・・・」
先ほどから飯田が泣き続けている・・・
「飯田さん・・・いいかげん落ち着いてくださいよ」
稲垣が必死に飯田を励ます。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜ん殺されちゃう殺されちゃう
よぉぉぉぉぉお・・」
「大丈夫ですよ・・何とかなりますよ・・・」
そういう、稲垣に飯田は・・・
「なんとかって・・・・」
「そ、それは・・・」稲垣が答えにつまる・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん〜〜〜」
飯田が号泣する!
稲垣が頭をかかえこむ・・・
(ああぁぁぁぁぁ・・・俺だって泣きたいよ・・・・・・)
 
120Y・185:02/02/06 20:28 ID:9W9mZpUw
【殺戮・娘。】

さっき四人は偶然あった・・・
そして四人で行動する事にしたリーダーは最年長の草gだ
「どうしますか?草gさん・・・」
滝沢が草gに質問する・・・
「・・・・・・」
しばらく腕組していた草gががしゃべりだした・・・
「戦うしかないよな・・・?・・」
草gが言う!
「はい!」滝沢が答える!
「ねえ!ちょっと!!」石川が突然さけびだした。
「?・・・・・」 二人が石川を見た
「あやちゃんが・・・いない・・いなくなっちゃった!!」
石川が蒼い顔でそう二人に叫び声をあげた!

屠殺者たちはもう殺戮を始めていた・・・
ムッと凄まじい・・異臭がただよう・・・
草むらの上を首のない血だらけの惨殺体が転がる
保田ケイと氷川キヨシの死体だ・・・・・


121Y・185:02/02/07 00:25 ID:87JsISPM
【殺戮・娘。】

まわりは、死体の山だ・・・血の臭いにはもうなれた
仲居は、モーニングの中学生メンバーとこのドーリームゲームに
参加する演出だった。
技術スタッフ以外はこの人質メンバーを残して
全員殺された・・・
まわりには、重武装した歩兵が十人はいるだろうか・・・
バスの中に監禁されて二時間・・この絶望的状況では
歯軋りするのみで、どうすることもできない・・・
子供たちはあまりの恐怖で、彫刻のように動かなくなっている・・
顔色は血の気がうせて、まっ白である。
車内にも歩兵が二人自動小銃を向け無表情にたたずんでいる。
仲居は子供たちを庇うようにすわり・・・
必死に考えていた・・・
(反撃のチャンスは必ずある、時を待つんだ、一人とは
絶対刺し違えるしかし、俺が死んだら!!!)

仲居は考え続ける・・・・・

「そろそろ、始めるとするか・・・貴様ら、愚民どもに
白兵戦、の精髄を見せてやれ!!!」
狼が声をあげた!!
鷹が叫ぶ
「熊!!!蛇!!!!行け!!!!!!!」
二匹の凶獣が動きだした・・・

122Y・185:02/02/07 00:29 ID:87JsISPM
【殺戮・娘。】

松浦は石川たちとはぐれたわけではない・・
自分の意思で一人になったのだ・・・
(どうせ・・・死ぬなら・・・吉澤さんと一緒に死にたい・・・)
しかし、なんと、無茶の行動だろう!!
飢えた猛獣の群れの中を小鹿がさまようようなものだ。
その背後を小山のような巨躯の男が静かについていた・・・

123Y・185:02/02/07 01:15 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

押尾は腰につるしたナイフのホルスターを静かにはずした・・・
〈ガーバーマークU〉史上最強の殺戮ナイフである・・・
異常に神経がとぎすまされ完全に戦闘モードに成っているので
異常な気配を察したのだ・・・
(・・・くる・・・・)そう、思った時、地中から手が伸びてきた!!!!!
「!!!!!!」動けなくなった所に
黒い刃先のナイフが顔面に突っ込んできた!!!
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
とっさに自分のナイフで、払いのける!
そしてあいている脚で地面を力まかせに叩き付けた!!!
グシャッと軟骨がつぶれる音がした!!!
押尾は背後にとんだ・・・・
ブワッと!!地中から黒く迷彩した顔面を血でしたらせた・・・
痩せたしかしムチのような筋肉をまとった
無表情な顔に不気味な妖気を漂わせた男が出てきた・・・
「オラぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その男の顔面に渾身の左のハイキックを押尾は放つ!!
それを無造作にがかわしながら、男は後ろ回し蹴りをはなってきた!
もろにカウンターをくらい押尾は後ろに吹っ飛んだ!!
(!!!駄目だ!!!やられる!!!)
男が突進してきた!!その時ゴツンと言う鈍い音がし「ギャッ」と男が
初めて声をあげ!!顔を抑えた横から安倍が石を力一杯なげつけたのだ
すかさず押尾が相手の心臓にナイフを突き刺した!!!
背中までナイフを突きとされた男は口から血を流しながら棒のように倒れた。
「・・・・やったぜ・・・」肩で激しく息をしながら押尾は呟いた。
そして、近くで呆然とたたずむ、安倍の震える肩をやさしくだいた・・・

124Y・185:02/02/07 01:20 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「!・・・・」
木村は、シェルターの中で一瞬眠ってしまったが・・
ハッすぐに眼を開いた横で後藤が
寝息をたてている・・・
(よく・・こんな状況で・・眠れるな〜・・こいつ・・・)
外の様子をうかがおうと・・木村が出ようとした・・・
(かくしカメラの死角にシェルターをつくったので、
この場所は解らないはずだ・・)
その時藪がかすかにゆれた・・・
「?・・・」木村はゆっくり確認にうごいた・・・
その時、うしろからがさがさと音をさせ後藤が顔を出した来て・・・
木村がふりかえり、「隠れろっていってんだろう・・・」
そういった瞬間、後藤が叫んだ!
「木村さん!!後ろ!!」
「!」瞬間木村は力まかせに頭突きを後ろにはなった!!
ガッン!!と言う鈍い音がして斧を振りかぶらせていた分厚い
筋肉をまとった坊主頭に髭ずらの熊のようにごつい男が後ろにのけぞった!!!
「ぉぉぉぉぉぉぉぉお〜〜〜〜!!!!」
叫び声をあげながら木村が相手にタックルを食らわす!!
「!・・・」相手はビクともせず受け止めるとハンマーのようなパンチを
木村のテンプルに打ち込んできた!!
吹っ飛ぶ木村!!そこに斧を振り落としてきた!!!
相手のパンチの凄まじさに木村は意識がなくなりかけた!!
しかし倒れた瞬間右手が偶然何かにふれた!!
ボウトラップのライン・・・
とっさに指で引っぱる・・・
「!!・・・・」木村の顔面に暖かい液体が流れおちてきた・・・
片目を開けて上を見ると手製の槍は見事に相手の首を
貫いていた・・・
ヨロヨロと進むとどさっと人形のように崩れ落ちた。
「・・・・・・」無言で男を見つめる二人。
木村は後藤の頭を撫でながら・・・
「助かったよ・・マキちゃん・・・」といいながらすぐに
その場にへなへなと座り込んでしまった。

125Y・185:02/02/07 01:23 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「!・・・」吉澤は自分の眼を疑った!!
二十メートル程進んだ、岩陰のところに松浦が一人でぼんやり
とすわりこんでいるのが見えるからだ・・・
思わず、前にいた、長瀬のシャツを強く引っぱってしまった。
「!・・・なんだよ・・」と長瀬そして吉澤の視線と同じ方を向いた
「・・・あっ・・・」長瀬も松浦に気がついた瞬間すでに
吉澤は松浦の所に走りだしていた。
「あやちゃん!」
「!・・・・」松浦も吉澤たちに気ずいた・・・
「あんた!何でココにいるの?・・・滝沢君は・・・」
吉澤が、松浦の肩を掴みながら思わず強い、感じで言ってしまう
「滝沢さんは石川さんたちと一緒無事です。」
それを聞いて安堵する二人。
「それで・・・なんで彼方、一人なの?」
「・・・それは・・・」松浦が言葉につまる・・
「まあっいいじゃないか・・無事なんだから・・」長瀬が言う
しかし女を二人も預かることになったことで、
明らかに当惑している感じも伺える。
(まいったな〜どうすりゃいい・?・・・)
それを察した吉澤が長瀬につげた。
「長瀬さん、私たちは邪魔にならないようにどこかに隠れてます。」
「・・いいのか?」長瀬が吉澤に言った。
「はい、そのかわり、必ず迎えにきてください・・」 吉澤が言う
「ああっ絶対迎いにいく!」
長瀬の力強い言葉に吉澤はニッコリとうなずいた。
126Y・185:02/02/07 01:26 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

テレビモニターを見つめる、男達は身じろぎができない
中央に座る狼は腕組をしたまま先程から一言も発せず
モニターに血走った眼をむけたままだ・・・
「・・・テレビ中継は中止しろ人質以外全員殺せ・・・」
「・・・わかりました」鷹が答える・・
そういうと、立ち上がり、まわりの部下達にむかって語りだした。
「おまえら、窮鼠猫をかむと言う言葉を知ってるか?
敵を見くびるとあのような醜態を晒す事になるんだ
我々は奴らに対する認識を改める必要がある、
軟弱で放縦の輩など蟻をふみつぶすような
物などと、舐めてかかるのはやめにしろ、
奴らは闘魂を持った戦士としてこれからは
一切の遊びを抜きにして、制圧にとりかかるのだ解ったか!」
「火器を使用しますか?」鷹が尋ねる。
「・・・・まて・まだ・あいつらがいる・・」
「!・・・民間人の餓鬼を殺すのに連中を投入するんですか?」
「全力を使い殺すのだ!!!」
「はい!!!!!」
(まさか、連中を使う事になるとは、これで、ショーはお終いだな・・)
そう考え、狼はニヤリと笑った。
127Y・185:02/02/07 01:39 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

その男は、突然姿を現した、小山のような巨体をまるで感じさせない
静かな、身のこなしである。
「!!・・・・」 岩陰に隠れていた、吉澤と松浦はその男がすぐ
背後にくるまでまったくその存在に気ずかなかった。
吉澤が松浦を庇うように前にでた・・・
しかし恐怖で、身体をブルブルと震わせている。
不思議なことに男の表情には殺意は感じられず柔和な表情に
優しげな笑みをうかべた大きな眼が印象的な男だ
男は二人を見つめながら静かにたたずんでいる・・・
「怖がらなくいい、私は君達の味方だ、危害は加えない
連中の部隊に侵入して動向を探っていたんだ。」
「!!・・・」おもわず顔を見回す二人・・・
「私一人では奴らの殺戮を止めることができなかったすまない
しかし、勇敢で友情に満ちた、彼方達まで殺させはしない。
あと、3時間ほど、で救援部隊が到着するはずだ・・・
それまで何とか持ちこたえなければさあ仲間達を探しにいこう」
男は静かに二人にそうつげた。
128Y・185:02/02/07 01:52 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

頂上に登ってからも、長瀬は体勢を低く保っていた・・・
夏の夜の暖かい南風が耳もとをなぶる・・・
ココからは、会場が一望することができた。
普通は何人かの狙撃兵などを配置して敵の進入を
警戒するのが戦術の基礎だが相手を見くびりすぎていた
狼達はそれをおこたっていた・・・
だから長瀬が自分達の動向を探りにきていることを夢にも思わない
長瀬はザラザラした岩の間をはっていきそっと下を覗き込む。
ステージの脇にスタッフ用に船で輸送したバスが駐車されている。
そのまわりを、数名の歩兵が立哨している・・・
長瀬はさらに周りを見る・・大型のヘリが一台何人かが中にいる様だ
そして、ステージ上に椅子や机、テレビモニターなどがある場所に
グリーンの幕舎が張られているそこから見える人影が、伺える。
(!・・・・・・、あそこが拠点か、みんなは多分バスの中だな・・)
そう、考えて長瀬は、ゴロンッと身体を上に向けた・・・
(チキショウ!!・・どうすりゃ、いいんだ!!)
そう、思わず心の中で毒ずいて、眼をつぶる・・・
その時突然何者かに長瀬は口を押さえられた!!
「!!・・・」 恐る恐る、片目を開ける・・
「!・・・」  長瀬の眼にはニコニコした香取の顔が映っていた。
129Y・185:02/02/07 02:02 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

森の中を、男とその、後ろを吉澤と松浦がついていく・・・
吉澤は松浦の手を固く握り締めて離さない、すると・・
「!・・・・」何かを感じたのか男が突然立ち止まった。
そして吉澤と松浦のほうをむいて喋りだした
「隠れなさい・・私がいいというまで決してでないように・・」
吉澤は頷くと、松浦を引っぱりながら近くの大きな木の後ろに
隠れた・・・
男は無造作にたち、前を凝視している・・・
周りには異様な殺気が充満し始めている。
「出て来い!!相手になってやる!!」
男が大声を発した!
ダダダダダダッダダダダダダダダダッ!!!!!!!
と機関銃が乱射される音がし
周りの樹をなぎ倒し2メートル近い巨漢が姿を現した。

130Y・185:02/02/07 02:13 ID:4cktfP19
127の一節
>「!!・・・」おもわず顔を見回す二人・・・は

>「!!・・・」おもわずおたがいの顔を見合わせる吉澤と松浦・・・に訂正。
131Y・185:02/02/07 02:26 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜ん!!」
あいかわらず、飯田は泣き続けていた。
「!!!」とその時稲垣が飯田の口を手で押さえてきた!
「うっ・・・・・う・・う・・!・・・」
飯田が思わず・・口ごもる・・
「飯田さん・・・し・ず・か・に・・・・・・」
稲垣が飯田の口を押さえながら、緊張した声で、囁いた。
「だれか・・くる・・・」
「!・・・」
そういわれて、飯田は慌てて泣くのをやめた・・・
稲垣は、近くに立てかけて置いた太い樹の棒を掴むと静かに
立ち上がり飯田のほうを振り返り
「やばいと思ったら・・すぐに逃げてください・・・」
飯田は蒼白な顔ながら必死にコクリとうなずいた・・・
(ああ・・俺は・・死ぬのか・・・)
稲垣は一瞬、そう考え絶望感に襲われたが・・・
すぐに気力を奮い立たせた。
(くそ!!とにかくやるだけやってやる!!)
そう決意し前方の闇を見つめた。
132Y・185:02/02/07 02:30 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「会いたかったぜ〜〜ながせ・・・」
香取がうれしそうに長瀬にそう告げる・・
「香取くん・・・」
長瀬も、驚きながらもうれしそうに返事をした。
香取の後ろから矢口がヒョッコリと顔をだした
そして長瀬に向かって
「長瀬さん、よっすぃは?」と長瀬に尋ねた。
「ああ・・松浦と一緒に隠れているよ、大丈夫
二人とも無事だから・・」
「あやちゃんも?いるの・・」矢口が言う
「ウン、さっき一人でいるところを偶然見つけたんだ」
長瀬が答えながら二人に向かって質問してきた。
「でも、なんでここに?・・・」
それを聞いた香取が答える・・
「ここで、待ってれば。誰か必ず来ると、思ってたんだよ
でも、おまえ、俺たちがすぐ後ろでつけているのに
全然気ずかねんだもん。」
そう言いながらニコニコして長瀬の胸をかるくこずいた。
すると突然矢口が喋りだした。
「よっすぃとあやちゃんが心配だからもどろうよ〜」
それを聞いた二人は同時にうなずいた・・・・
そして、香取が
「そうだな、・・人質のみんなの事が、心配だが・
とりあえず、ここは、撤収するか?」
三人は、静かにがけを降り始めた。
133Y・185:02/02/07 02:40 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

周りには、凄まじい、闘気がビリビリとその場の
空気を焦がすかのように充満していた・・・
そして二人の巨漢が凄まじい殺気を漂わせ対峙している
「桜、貴様大佐を裏切るつもりか?」
大型の重機関銃を軽々と片手に持った岩のような、ごつい顔をした
巨漢がそう呟いた。
「・・・・・」桜と相手に呼ばれた、男は無言で、相手を見ている。
「何とか!!言ったらどうだ!!!」岩男が吼えた!
「フーッ・・」桜と呼ばれた男が、ため息を漏らすそして呟いた・・
「虎、貴様の相手をしているヒマはない・・さっさとかかって来い」
そう、虎と言われた巨漢に言い放った
「ウぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
虎が機関銃を桜に撃ち放とうと、銃口を持ち上げた!!
その瞬間桜が稲妻のように動いた!!!
ダダダダダダダダダダダダダダダ!!と放たれる機関銃の銃弾を
全て、かわし相手との距離をあっとゆうまに詰めると
「ゴワぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
咆哮を放ちながら相手の心臓部分に凄まじい勢いで、
ひじ撃ちを叩き込んだ!!!!
虎は吹き飛び!!後ろの大木に叩きつけられ全身の穴から
噴水のように血をふきだして即死した。

樹の陰からそれを松浦と一緒に見ていた吉澤はおもわず呟いた・・
「カッケー・・・」
134Y・185:02/02/07 02:45 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「おじさん!!」しばらく桜の後ろを、黙ってついて歩いていた、松浦が突然
前を歩く桜に声をかけた。
「!・・・」松浦の強い口調に吉澤も驚いて松浦を見る。
「・・・・・・」桜がゆっくりと後ろを振り返った。

「・・・・・・」松浦は、眼に一杯涙をうかべ、不服そうな、表情をうかべながら
桜を見ていた・・・
「・・・どうしたのかな?」桜が松浦に声をかけた。
「どうして!どうして!・・こんな、ひどいコトをくい止められなかったの?
おじさん!!あんなに強いのに、なんで?・・なんで?・・」
「・・あやちゃん・・」吉澤が松浦の肩を思わず引っぱってしまう・・
「なんで、?・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん〜〜〜〜」
そう言うと、松浦は泣きだしてしまった。
「・・・・・・・」しばらく、泣きじゃくる松浦を黙って見ていた、桜が口を開いた。
「すまなかった・・奴らの監視をどうしても、破ることができなかった
狼は実に、猜疑心の強い男だ・・・
私にも、つねに、自分を裏切る気はないかと・・スパイを張り付かせていたんだ。」
そういうと松浦に近ずき、頭をさげるそして、無骨な手で、ソッと松浦の頬に
流れる涙をぬぐいながら・・力強く言った。
「しかしもうこれ以上の殺戮はさせない!!約束しよう!この涙がより一層
私を強くするだろう・・・」
そういいながら、松浦の頭をやさしく撫でた。

「おじさん・・」こんどは、吉澤が不安げな声をあげる・・
「・・?・・・・・」松浦の頭を撫でていた桜が吉澤を見る・・
「計画を未然にふせぐことはできなかったんですか?」
その言葉を聴いた、冷静な桜が初めてかすかに動揺したそぶりを見せた
「・・・・奴らには恐ろしい、『隠し玉』がある。それの居場所をつきとめるのが
私の、使命だった・・・それを知るまで、奴らの動きを止める事はどうしても
できなかったんだ・・」
「・・!・・・『かくしだま』ってなに?・・」吉澤が不安そうにそうつぶやいた・・
「それは、まだ今は言えない、それよりも今は、みんなを助けるのが
先決だ・・」桜がふたりに言った。
135Y・185:02/02/07 02:47 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

吉澤と松浦の隠れ場所に三人は到着した・・
しかし、そこには、人の気配はうかがえない・・
「!・・・・誰もいないぞ?長瀬・・・」
香取が長瀬にそう言うとまわりをキョロキョロと見まわす。
「・・!・・・どうしたんだ・・まさか?」
長瀬が緊張した声をだすそして自分を責めるように
「ぉ、俺のせいだ・・俺の、一緒につれていくべきだった!」
そういいながら、顔を悔しそうに歪める・・・その時矢口が
突然、「ねえ、なんか、手紙みたいなのがあるよ・・」
そう言いながらそれを二人に手渡してきた・・・
「・・・・・」二人がそれを黙って読む。
「ねえ?なんて書いてあるの・・」
矢口が尋ねるすると、突然
「・・・俺達は助かるぞ矢口!!」
香取がそういいながら、思わず矢口に抱きついてきた。
「ああっ香取さん!!やめて〜いてえっ・・ちょっと・・」
長瀬がその様子を笑って見ながら、香取に言う
「香取さん、行きましょう!!」
「よーし!!みんなに伝えんとな!!」
香取が力強く、答えた。
136Y・185:02/02/07 02:53 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「ああ〜・・よかったぜーお前等、無事だったんだな・・・
本当、心配したぜ、・・なんたって・・一番のヘナチョココンビだもんな」

木村が、からかいながら、それでもとても嬉しそうに・・そう言った。
稲垣と飯田も仲間たちに再会できて、心底ほっとした・・
感じがうかがえる。
「木村君、・・・」そう稲垣がつぶやく・・
飯田も後藤に会えて安心したのか、また泣き出した・・
「ごとう・・こわかったよ〜・・うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえん!!」
後藤に抱きついて泣き続けている・・
年下の後藤が飯田を優しく慰めている。
「もう・・安心っだよ・・カオリン・・」
木村が稲垣を見る・・そして
「それが、・・オマエの武器か?」
あきれたように呟いた。
稲垣の武器は三十センチほどの、棒切れ一本
それで、プロの軍人と戦おうとしていたのだ。
「これを使え・・」そういうと木村は先程倒した「熊」から
奪った、チタン合金の特殊加工された斧を稲垣に渡した。
「木村君は・・?」稲垣が聞く・・
木村はニヤリとして、腰から手榴弾をとりだした。
「あとナイフも二本ある。」そう稲垣につげた。
斧を渡された稲垣が木村に尋ねる・・
「これからどうしますか?」
「こいつをあいつらに食らわせなきゃ死んでも死に切れないよな〜」
そういいながら手榴弾を手に持った。
「逆襲ダ!ゴロー!!」そう木村は吼えた!
「はい!」稲垣も答える・・
その時、背後の岩場から声がきこえた。
「俺たちも、まぜてくださいよ!!」
「!!・・・」驚いた木村と稲垣が振り向くとそこには
カラシニコフ(AK突撃銃)を持った香取と長瀬が
ニヤニヤしながら四人を見下ろしていた。

137Y・185:02/02/07 02:59 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

「大佐!虎との交信が途絶えました・・・」
鷹がそう、狼に呟いた。
「他の連中は?」
「・・・それが・・」鷹がとまどう
「どうした?」
「桜が武器を持って・・行方不明に・・・」
「!!!!」
それを聞くと狼は、憤然と立ち上がり絶叫する!!
「桜が裏切りおった!!!」
そしてぎりぎりと歯をならしながら思い直したように
「豹と羊はまだ、待機中か?」
「!!!・・・はい・・」鷹が答える。
「やつらを呼べ、2時間以内に全員制圧するようにとな!!」
「わかりました!」
狼の眼には危うい、鬼火のような、光が漂い始めだした・・。

138Y・185:02/02/07 03:02 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

暗闇の中二人は、寄り添っている・・・・

・・・♪ and I love her ♪♪・・・・

押尾が自分の膝で眠る安倍の耳元に子守歌を歌うように
先程から、バラードを囁くように・・歌っている・・
押尾の膝の上に頭を乗せ安倍が静かに寝息をたてている
ちかくの地面には、二本のナイフが、突き刺されている
もう、離れるのはやめにして・・最後まで
一緒にいることに、二人はしたのだ。
「・・・・・・・!・・・」不意に押尾のバラードが止まった
安倍の頭に静かに手を押し付ける・・・
「?・・・・・」
安倍が静かに顔をあげる
「・・きた・・・」
押尾が、ゆっくりと安倍に呟いた・・・
いつの間にか・・近くに男が幽鬼のようにたたずんでいた
色白の顔に、赤いバンタナをまき金色の長髪を風になびかせた
端麗な、顔をした美しい男である。
「おまえ・・・気にいったぞ・・・」
男が静かに呟いた・・
「何・・一緒に仲良くあの世に送ってやるから安心しろ・・・」
男がそうふたりに言う
「・・・・・・」それを聞いた押尾はゆっくりとたちあがった。
139Y・185:02/02/07 03:05 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】


桜と吉澤たちは森になかを急ぐように、歩き続けていた・・
「おじさん・・」
吉澤が、松浦を肩に乗せ前を歩いていた桜に声をかけた
「何だね・・」桜が答える。
「いったい、奴らは何者なの?」
「・・・・・・」桜は立ち止まり松浦を、そっと降ろしてやると
静かにしゃべりはじめた・・・・
「奴らは破壊と殺戮を純粋な目的とした、狂信者集団だ・・
自分たちが立ちあがれば、革命が起きると夢想している
総勢、100名、狼率いる(殺戮隊)はそのうち20人ほど
だ、普通歩兵は10人程、あとは隊長の狼と参謀の鷹
そして、白兵戦用練成コマンドーは私を入れて、6人いた
残っているのは・・・あと豹と羊と呼ばれている二人だ
こいつらは、手強い!!・・・なんとかしなければ!・・・」
そして二人を見ながら
「さあ、急ごう二人とも!」と言った。
「はい!」
ふたりは元気に答えた。
140Y・185:02/02/07 03:09 ID:4cktfP19
【殺戮・娘。】

ヘリの中に残っているのは、もうその男だけだ。
全身を黒い軍服で覆い黒いベレー帽の下の
爬虫類をおもわす冷酷な無表情の顔が
幾つもの傷で覆われた凶相の男である。
真夏の熱帯夜にもかかわらず、まったく
汗をかいていない。
背中には、日本刀を背負っている
名刀『和泉守兼定』新撰組の土方歳三も使った
稀代の妖剣で土方は人間無骨といいながら
人を大根のように切ったといわれる・・
ガシャッ!!!という音が突然、室内に響いた
野獣の精気を漲らせる、男が顔をだした、狼だ!!
ヘリのなかを、睥睨しながら呟いた
「豹は、どうした?」
そう尋ねられた男は、ニヤリとしながら・・
「奴はもう、遊びに行きました・・」と答えた。
「ちっ・・あいかわらず、しょうがない奴だ・・」
狼が苦笑いをうかべながらそう呟いた・・そして
凶相の男にむかい・・
「羊!!掃討戦に行くぞ!!」
狼が羊と呼んだ男にそう告げる
「大佐、自らですか?」
羊が尋ねる・・・
「久しぶりに貴様と一緒に暴れたくなったわ!!」
狼はそう言いながら不気味な笑い声をたてた・・・
141名無し募集中。。。:02/02/08 00:42 ID:cxWnQzhL
保全。
なんかバトロワみたいですね。
142名無し募集中。。。:02/02/09 01:51 ID:Vm72c/wm
保全します。
sageでいいのかな?
143ねぇ、名乗って:02/02/09 02:02 ID:SDgvdEWN
どうやって収拾つけんのこれ
ってもうついてないけど
144名無し募集中。。。:02/02/10 03:37 ID:mLZfQglK
お手並み拝見期待保全
145Y・185:02/02/10 06:28 ID:BJXDzkq/
バイオレンス物をやれば受けるという
単純は発想から
作りました
また誤字打ち間違いだらけでお恥ずかしい・・・
146Y・185:02/02/10 06:34 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

漆黒の闇の中を二人の巨漢が粛々と・・・
歩き続ける・・・
狼と羊である・・・

「現状は掌握しているか?・・・」
狼が言う
「・・・素人の餓鬼にやられた・・あいつらは、我々の面汚しです・・・」
羊が答える・・・
「大佐、?」
「何だ・・」
「もう、豹が全員、殺してしまっているのではないのでしょうか?」
「・・・桜が裏切った・・・」
「・・!、桜が・・・やはり正規軍のスパイでしたか・・」
冷血漢、羊は、どんな、事態になっても意にかえさない・・
戦友への友情も信頼もないあるのは己の戦闘能力に対する矜持のみである・・
しかし、新兵の時からの上官だった、狼に対してのみ忠誠の気持ちを持っている。

「・・武器や弾薬もなくなっている、桜がついたとなると・・
油断はできん、・・だから貴様をよんだ・・」
狼が言う・・
「・・解りました・・」
羊が答える・・
そして・・背中の兼定をキラリと抜き放ち・・虚空を斬る!!!
バッキバッキ!!!という音し
大木が真っ二つに切断され崩れおちた・・・

漆黒の闇の中を二人の巨漢が粛々と・・・
歩き続ける・・・
147Y・185:02/02/10 06:40 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】
 
「ながせ!それにかとりも!オマエラ無事だったか!!」
木村が思わず、大声をだした。
長瀬と香取が岩の上から颯爽と飛び降りた・・・
その後ろから・・矢口もヒョイッと顔だし飛び降りると
一目散に後藤と飯田のもとにかけだす!

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあん、〜会いたかったよ〜〜〜」
そういって、二人に飛び込むように抱きついた!

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜ん私もだよ矢口!!」
飯田も泣きながら答える!
「・・・・・・・・・・」
後藤も無言でそんな二人をみて涙をながしている・・・
三人はだきついて、しばらく号泣をし続けていた・・・
「・・・・・・・」その様子を、木村たちがうれしそうに見つめる
そして、香取たちにむかい言葉をかけた・・・
「・・どうなっているなか?説明してくれ、おまえら・・」
ニコニコしていた、香取が木村に話し出した・・
「木村君、俺たちはあんな奴らに殺されね〜よな〜」
そうウィンクしながら話しはじめた・・・

香取は木村達に説明を始めた・・
桜の事間もなく救援隊が到着する事、
自分達が使う武器弾薬の隠し場所を教えててもらい
そこから、自動小銃や、防弾チョッキなどを、
手に入れた事吉澤と松浦の事は桜が絶対守ると
言っている事、今みんなをその三人で探しに行っている事など・・・
「・・・・・・・」
木村が黙ってそれを聞いている
「どうしますか、木村君?」
香取が木村にこれからどうするかを尋ねた・・
「・・・人質はどうする?」
木村がぽつりと呟いた・・
「・・!・・・・」
香取達が顔をみまわす・・
「とりあえず、女の子たちには、防弾チョッキを着させてやってくれ
救援地点にも先にいってもらおう、そして、俺達は・・・・」
木村が香取達を見る・・
「わかってますよ、木村君・・」香取がニコニコしながら言いだした・・
「人質のみんなを助けにいこうぜ!!なあー長瀬!稲垣君!」

「・・・・・・・・・」黙ってうなずく、二人

その様子を黙ってみていた、飯田たちが不意に喋りだした・・
「木村さん、私達も連れて行ってください!」
飯田がそう木村につげた・・・
「!・・・・・」
驚いて顔をみまわす、四人・・・
「しかし・・・」と木村
「私達はみんなで助かりたいんです!」
後藤が言う
「そうだよ、私達も戦うよ!」
矢口が言う
「いいじゃないすか!木村君ここまできたら
みんなで最後まで頑張りましょうよ」
香取が言う
「よお〜〜〜〜しそうするか〜〜〜!!」
木村も最後には笑顔になってそう言った。
148Y・185:02/02/10 06:45 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

「よ〜し!みんな!準備はいいか!!」
64式ライフルを持ち頭には黒いバンタナを巻いた
木村が香取達に声をかけた・・
「ばっちりですよ!木村君!!」
カラシニコフを持った香取が元気に答える
「いきましょう・・」
同じくカラシニコフを持った長瀬も言う

後ろのほうでは、稲垣が飯田たちに銃の使い方の
説明をしている。
「これは、AK47突撃銃といいまして、東側が作った
最高傑作と、いわれる軍用ライフルなんです・・・・
ここに、弾倉を・・・」

「???・・・・・・」
稲垣の説明にみんなキョトンとしている・・・

「触ってみますか?飯田さん・・・」
飯田に銃を渡す稲垣
飯田がレバーなどを、不思議そうにいじくりまわす・・
「あ!!!飯田さん!!安全装置が外れてる!」
稲垣があせった声をだす!
「えっ・・・なに?」
飯田が銃口を上に向けながら稲垣を見る
そして、軽く引き金に指をかけてしまった・・・

バババババッババババッバババッバb!!!!!

夜空に閃光を放ちながら弾が乱射された・・・

「ワーッ綺麗!!」
それを見た矢口と後藤が思わず、歓声をあげた・・・

149ねぇ、名乗って:02/02/10 06:45 ID:yJdkInjG
150Y・185:02/02/10 06:53 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

「押尾君!!押尾君!!!」
安倍が悲痛な声をあげている!

「・・・・・・・・・」
血ダルマでずたずたに、さらた押尾はピクリともしない・・・

「なかなか、の闘志だがしょせんは素人だな・・・・」
押尾を蹴飛ばしながら、豹が笑いながら呟いた。
そして安倍のほうな眼をむけた・・・
「!・・・・・・」
安倍が豹を睨みつけながら・・後ろにさがろうとする・・
「・・・今楽にしてやるぞ・・小娘・・・」
そういいながら。安倍に近づこうと豹が動こうとする
とその時突然携帯電話の着信音が鳴った!
豹がそれを無言で耳にあて
そしておもむろに話しだした・・・
「あ!もしもし・・あ・・まゆみちゃんどうしたの?
うんうん・・え〜自衛隊が・・クーデターうんうん
原子力発電所を襲い・・国会も爆破した?
今・・戒厳令がひかれて・・外に一歩もでれない!
そりゃ〜大変だ・・俺・・ちょっと仕事で島にいちゃってて
わからなかったよ・・わかったわかったまた後で
連絡するから・・今ちょっと忙しいから・・ごめんね〜」
そう言って電話を切った
「フッ・・メスどもが発情してうるさいぜ・・殺す前に
お前も食うか?」
そういいながらニヤリと笑い安倍に近づく・・・
「!くるんじゃねえ〜このやろう!!オマエなんかに
やられるくらいなら今舌かんで死んでやる!!!!」
安倍が憤怒の形相で、絶叫した!!
「!!!・・・・」
その時死んだしまったか思われてた押尾が動きだした!!
「俺の女に手を出すんじゃねえ!!!てめえぇぇぇぇぇ!!!」
「!!!!!!!」
そういいながら豹の足の甲にナイフを突き刺した
ナイフは貫通し地面に突き刺さる
「!!!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!」
思わず豹が絶叫した!!
そして豹の腰にしがみつくと手榴弾のピンを口ではずしながら
押尾は安倍に絶叫した!!!!
「なつみ!!おまえは生きろ!!!!」
「押尾君!!!!!」
凄まじい爆裂とともに豹と押尾はコナゴナに吹き飛んだ・・・
151Y・185:02/02/10 06:58 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

森の中を桜と吉澤たちが歩き続けている・・・
「!・・・・・」
桜が何かを発見したようだ・・・
右手を横に出し吉澤たちを制する・・・
「!・・・・・」
吉澤と松浦が立ち止まり・・桜を見る
「血の臭いがします・・・この先に死体がある・・」
「!・・・・」
桜にそう言われ、驚いて顔を見合わせる二人
「どうします?見に行きますか・・」
桜が言う
「あや・・あなたはここに・・いな・・」
吉澤が松浦にそう命令した・・・
「・・わかった・・」
頷く、松浦・・
桜と吉澤は前の茂みにむかった・・・
「!!・・・・・」
死体を見た瞬間吉澤は凍りついたように動かなくなった・・
そこには・・首のない二つの屍がころがっていた・・・
見覚えのある、服装・・・
保田と氷川の変わり果てた姿だ・・・
「うう・・・・・・」
吉澤が静かに嗚咽を漏らし始めた・・
その時!桜の無線機に受信ランプが点滅した
「・・・・・・」
桜が黙ってそれを受け取り話しを聞き始めるそして
「・・彼らは人質の救助に向かうと言ってます
彼方から何かありますか・・・」
吉澤に無線を渡した・・・
「・・・・・・」
吉澤は黙ってそれを受け取るとそれを自分の口に持っていき絶叫した!
「木村さん!!あいつら!!皆殺しにして!!」
そして、無線をきると桜を見上げ
「おじさん!!急ごう!!」
「よし・・二人とも私にしっかり掴まりなさい!!」
桜はそういいながら吉澤と松浦を軽々と片方ずつの肩にのせると
疾風のように森の中を駆け出した・・・

152Y・185:02/02/10 07:03 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

「いない!いない!・・・どこにも・・・どうしよう?」
石川が悲痛な声をあげる・・
さっきから・・石川たちは松浦のことを探しまわっている・・
「すいません・・草gさん・・俺がちゃんと、見てないばかりに・・・」
滝沢が草gにそういいながら謝る・・・
「・・・・・・」
草gはしばらく考えそして・・意を決したように
「・・・・・ようし!俺が一人でもう一回探してくる・・
滝沢!オマエはリカちゃんのことをたのむ!」

「俺達も行きます・・」
滝沢が、言う
「こんな暗い中を三人で歩き続けるのは危険だ!それよりも敵がもうとっくに
動きはじめているはずだ!迎え撃つ事をそろそろ考えんと!」

「!・・・・・」
草gの言葉に不安げな顔を見せる、石川と滝沢・・
「解りました。、それじゃあ俺たちは武器になるものを探しておきます・・」
滝沢が言う・・

「10分後にもどる絶対探してくるから安心しろ!」
「・・はい!」 
草gの力強い言葉に頷く二人・・その時!!

ドォォォォォォン・・・・・

森の奥から凄まじい轟音が響きわたった!!

「!!・・・・・」
驚く三人

「草gさん」
滝沢が呟いた・・
「行ってみよう!二人とも来い!!」
三人は森に向かって走り出した・・
153Y・185:02/02/10 07:07 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

その現場の凄惨さに三人は息をのんだ
まわりの樹に肉片が飛び散り・・・
火薬の臭いが立ちこめ・・・
爆弾の残り火が・・鬼火のように
ぶすぶすと・・音をたてている・・・
押尾が豹と壮絶な刺し違いをやった現場である・・

「!・・・・安倍さん!!!」
石川が・・安倍を発見した・・
安倍は10メートルほど離れた・・大木の下に
放心したように・・へてれこんでいた
「・・・・・・・・・」
その安倍を石川が無言で抱きしめる・・
「・・・押尾・・・くん・・が助けて・・・」
安倍は放心状態でぶつぶつなにかを唱えている・・
「草gさん・・・」
「・・・・・・」
滝沢と草gもその凄まじい闘争の痕跡に言葉がない・・

その時後ろから巨大な影が突如あらわれた・・
「!・・・・・・」
全員が振り返る・・・
そこには・・桜とその両肩には吉澤と松浦が乗り
「・・・・・・・・」
おなじくこの凄惨な現場を息をつめ無言で見つめていた・・・

154Y・185:02/02/10 07:19 ID:BJXDzkq/
【殺戮・娘。】

桜は二人をそっと降ろした
「・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん」
松浦と吉澤が泣きながら石川と安倍のもとに駆けよる!!
「あやちゃん・・ううさがしたんだからぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「・・ごめんなさい・・うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん〜〜」
石川と松浦が泣きながら抱き合う・・・
吉澤は安倍を心配そうに・・優しく抱擁する・・
「安倍・・さん・・大丈夫です・・か・・うえぇぇぇぇぇぇん!!」
「・・・・・・・・・」
安倍も吉澤を見て微かに頷いた・・

「・・・・・・・」
桜は押尾の肉片の前に跪き・・・
『戦士の祈り』を捧げだした・・・・
「勇敢なる若者よ・・君の死は無駄にしない・・・」
「・・・・・・」
しばらくして草gが桜のそばに近づくと・・・
「・・・説明してもらえますか?」
草gが・・そう呟いた・・

「・・・・・・・・・・・」
桜は全員を見て静かに語りだした・・・・・


桜の説明を黙って聞いていた若者達はしばらく全員
何も・・・言わなかった

「・・・・・・・・・・・・」

「草gさん・・・」
滝沢が草gにむかい・・
ポツリと呟いた

「・・・・・・・・・・」
黙って滝沢の顔を見る草g・・・

「俺達も行きましょう・・木村さんたちの、ところへ・・」
「・・ああ・・・・」
草gが滝沢の意見に同意した・・
そして、桜を見て
「桜さん・・女の子達を頼みます・・俺と滝沢は木村君たちと
合流します・・」
「・・戦いますか?君達も・・・」
桜が草gたちを見ながらそう言った
「はい!」
力強く答える二人その時そのやりとりを見ていた
吉澤が言った・・・
「・・おじさん・・私たちも戦いたい!!」
「・・・・・・・・」
桜や草gたちがおもわず顔を見合わせる・・

「やられた!仲間の仇をうちたいんだ!!」
吉澤が言う
「だめだ!仇は俺たちが討つから・・お前たちは救助地点に桜さんと
一緒にいくんだ!」
草gがおもわず大声で吉澤を怒鳴りつける・・
「!・・・・だって・・だって・・ううえぇぇぇぇぇぇぇぇん〜〜〜」
吉澤が泣き出した・・
そのやりとりを見ていた桜が草gに向かい言う・・
「草g君・・彼女達も連れていってあげなさい・・」
「!・・・・・」
「私も行く・・女の子たちの事は心配しなくても大丈夫・・・
私が、命に、賭けても、守り抜く・・・」
桜の言葉に草gが答える
「わかりました!みんなで戦いましょう!」

わーっ とあたりは興奮と歓声に包まれた・・
155Y・185:02/02/10 15:45 ID:Dn+HKBwj
【殺戮・娘。】

桜と草g達が動きだした・・・10分後
その場所には二人の壮漢が姿を現した

一人の男は身長、188センチ程
鋭い眼に野獣の精気を充満させた
筋肉で覆われた巨体を緑の戦闘服に包んだ男である
武器は持っておらず太い腕を組んでいる立っている
狼だ!!!!
「・・・・・・・・」
狼は無言で現場を見つめ・・・全てを理解したようである・・
「豹・・・・」
ぽつりと呟き押し黙ってしまった・・

その背後に身長は185cm程のガッチリした体格の
黒い軍服をきた背中には大型の日本刀を背負った・・
顔が疵だらけの冷徹な感じの無表情な男が
静かにたたずんでいる・・・
羊だ!!!!
「・・・・・・・」
羊は、周りを無言で見渡しながら・・ポツリと呟く
「・・自爆・・とは・・奴らの中にも男がいたようですな・・」
「・・・・・・・・」
狼は無言のままだ・・・
当初の計画では餓鬼どもの制圧は豹にまかせて
自分と羊で桜を倒すという
シナリオを描いていたのが・・・
この予期せぬ事態によって・・
崩壊してしまった
「大佐・・」
「・・!・・なんだ・・」
羊が冷静な表情をうかべながら喋りだした
「我々が全滅する可能性もでてきたようです」
「!・・・・・」
狼が羊を思わず睨みつける・・
「・・奴らには桜がついている、空挺部隊も
救援にこちらに向かいつつある
武器弾薬も手にいれてる・・・
もはや・・我々に遊んでいる暇はありません」
羊は徹底的現実家で状況に一切の甘い
希望的観測をいれない冷徹にそういい放つ
「・・・・・・・」
黙って聞いていた狼が喋りだした・・・
「・・羊・・・」
「・・・・・・・」
「我々は勝つために起ったのか・・」
そして絶叫する!!
「違う!!元より生還は希せず!!!
もはや餓鬼どもと桜を皆殺しすれば
それでよし!!!
このような!!醜態を晒しいまさら
同志たちに顔むけできるか!!!!」

暗闇に狂獣の声が響き渡った・・・・・・・



156Y・185:02/02/10 21:46 ID:M7sbwrUV
【殺戮・娘。】

大きな月が夜空に光る・・・
そして無数の星がキラキラと輝き・・・
そしてここは南洋の海原にうかぶ
周囲5キロほどの小さな無人島・・
このような事にならなければ・・・
さぞかし・・ロマンチックな夜になっただろう・・

「うわ〜〜〜〜やっぱり・・凄いねえ星が星の数だけあるよ・・・」
矢口が感嘆してそんな声をあげる・・・
「・・・・・・・・・・」
飯田と後藤もうっとりとその言葉に無言でうなずきながら夜空を見上げてる・・・
三人とも防弾チョッキを着用して携行用の水を飲みながら仲良くならんで座り
夜空を見上げている・・・
闇のむこうからは微かに潮騒の音がきこえる・・・
ここは島の北端の海岸・・100メートルほどの小さな砂浜があり・・・
そこで・・木村たちは桜や草gたちを待つと同時に・・

最終的な作戦をねるためにそこで、全員待機していた・・・
「・・・・・・」
飯田たちの後ろで彼女たちをかばうように・・
銃をもって周囲を警戒している・・・
黒いタンクトップ姿でジーパン姿の長瀬もつい
夜空を見にみとれてしまう・・
「・・ねえ〜〜〜長瀬さん!綺麗ですよね〜」
矢口が後ろの長瀬にも同意をもとめる
「・・ああ・・」
長瀬も思わず同意してしまう・・
ザア〜ンザ〜〜ンと聞こえてくる・波の音・・
つかのまの・・やすらぎである・・・
157Y・185:02/02/11 03:10 ID:zevOo4YR
【殺戮・娘。】

少し離れた場所では・・・
木村達が砂浜に図面を書きながら
殺戮隊の作戦司令部の様子を香取から説明をうけていた・・

「みんなはこのバスの中にいます・・間違いありません
そして・・相手の人数は10人くらいだったかな〜
狙撃兵をおくとか・・地雷をまくなんて
事はやつら・・やってません・・たいした事ないですよ〜
思ったほど・・・」
香取が木村たちを元気つけるようにそういいながら
木村の意見を聞く・・
「どうしますか・・木村君・・」
「・・・・・・」
しばらく無言で図面を見ていた木村が
ぽつりと言った・・
「しかし・・この人数では・・やはり・・」
「そうだよな〜」
香取も頭をかいた・・・
「草g達は何分後ですかここに来るのは・・」
稲垣が言う
「後・・15分・・」
木村が答えるそして・・
「みんなで戦えば必ず勝てる!!」
そう絶叫した!!!
158Y・185:02/02/11 04:11 ID:2kZ17ida
【殺戮・娘。】

「参謀!大佐より連絡が入っています・・」狼のかわりに臨時司令官となった鷹に兵士がそう告げる
「・・・・かせ・・」無線機をつかむ鷹・・・
「!!・・・・・」狼からの指令に鷹
の顔色が変わる・・・そして無線を置くと、傍らの兵に呟く・・
「人質を殺すようとの命令がはいった30分後に処刑を開始しろとの事だ・・・」
「!!・・・・子供を殺すのですか・・・・」兵士がおもわず言う・・・
「命令は絶対だ!!!」
「はっ!わかりました!!」
「それと・・奴らは人質、奪還の為ここに、奇襲を賭けてくる可能性があるバスの中の監視は一人にしろ!!」
「わかりました!!」
「・・・・チャンスだ!・・・」
バスの中の仲居はやっとバスの中の監視が、一人減った事に、思わず力がわきあがってきたようだ
「・・・加護・・・・」隣で他のメンバーをかばうように、仲居の隣で兵士を睨みつけていた加護に声をかけた
「おれが・・突っ込む・・お前はみんなをたのむ・・・」
「仲居のオッちゃん・・死なんといて・・絶対やで・・」
「まかせんかい・・・」仲居が加護にむかってウィンクをした・・・・そして動き出した・・
「あの〜すいいません・・しょんべんしたいんですけど・・」そういいながら・仲居が兵士に近づく・・
「・・・」兵士が怪訝そうな顔をうかべたその時仲居が相手の跳びかかった!!!!!!
「おらああ亜ぁ亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜亜!!!!!」
乾坤一擲頭突きをぶちかます!!!!!!!
兵士が吹き飛んだ!!!その時仲居と同時連携攻撃をしだした少女がいた!!!!!!
紺野だ!!とどめの前蹴りを相手の急所に電光石火速さで撃ち込んだ!!!!!!
兵士は悶絶して血泡を吹いて絶命した・・・・
「こいつら・・ゆるせません・・」紺野がそういいながらあぜんとするや仲居、加護たちに呟いた
「さあ!!みんな反撃かいしです!!」
「おう・・・」仲居が言うその時いいつの間にか・・加護が運転席に座り込みローギアーを叩き込んで
バスを動かしだした!!!!!!!
「加護加護なにすんだ!!!お前」仲居が絶叫する!!!!!
「あいつら!!!いてもうたる!!!!!!」
そういいながらハンドルを猛々しく回すと凄まじい勢いで暴走しはじめた!!!!!!!!!!


159Y・185:02/02/11 14:25 ID:N2PxhCre
暴走バスは瞬く間に周囲の兵士を吹き飛ばした兵士たちはまったく予測しない事態に何が起こったのか
分からぬまま頭や手足をひきちぎらせながら絶命していく!!!!!
「何だあああああああああああああああああああああああああ!!!」
司令部で作戦会議中だった残りの兵士と鷹がおもわず絶叫する!!!!
「人質の子供が暴れだしました!!!!」
頭から血を噴出しながらそういうと・・やっと報告にきた兵士は血へどをはいて死んだ
そしてバスの中からは殺した兵士から奪った64式ライフルを己の手足のごとく扱い
正確無比の狙撃で次々と兵士を撃ち殺す凄腕のスナイパーが現れた・・辻だ!!!!!!
「射撃ゲームはとくいなのれす」そういいながら動く車内から正確に相手を撃ち殺すと言う
神業をいともたやすくおこなう!!!
「おォォォォォォォォお!!のの!!!やれやれ皆殺しじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
加護がうれしそうに吼える!!!!!
「糞ォォォォォォォォ!!!」そう言いながら銃を持って飛び出した残りの兵士と鷹も
反撃する間もなく撃たれとどめにバスで轢きまくられた!!!!!!!
殺戮隊は羊と狼を残して全滅した。
それを・・助けにきたはずの木村や桜や吉澤に飯田などが唖然として見ていた
「あああ・・・・」飯田が血の海と化した現場をみて恐怖のあまり失神してしまった!
香取が木村に言う
「助けなんて必要なかったみたいですね・・・木村君・・・」
「・・・あ・・あ・・」木村が呆然と呟いた・・・
160ななしちゃん:02/02/11 14:54 ID:fRcGYTuo
感想を書いてもいいのでしょうか?
161ねぇ、名乗って:02/02/11 18:18 ID:0GeY2ttC
書いてみれ…
162Y・185:02/02/11 22:45 ID:HJ1tx8eG
【殺戮・娘。】

頭がつぶれ・・手足がひきちぎられ全身を蜂の巣にされた兵士達の惨殺体が転がる
凄まじい殺戮の痕跡だ・・加護や辻たちによって全滅した殺戮隊の兵士達の死体である
そのまわりも殺戮隊により虐殺された・・芸能関係者やマスコミ、テレビ局などの
死体が早くも腐敗臭をだしはじめていいる軽く見ても200人ほどの死体がありそうである
闇夜の中まさに地獄絵図そのものである・・・・
「ううえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜」
先程からバスの中から飛び出してきて一目散に後藤や安倍のもとに抱きついてきた
中学生メンバーたちが号泣している・・・それを安倍たちが優しく慰めている
ちなみに飯田はまだ失神したままである。
「・・怖かったねえ〜でもよく頑張ったね〜」
そういいながら優しく泣きじゃくる紺野や加護たちを後藤や矢口が慰めている・・・・

少し離れた場所では木村達が仲居との再会をよろこんでいた・・・
「仲居君お疲れさん・・・」
そう木村が仲居を労う・・・
「・・俺はなんにもしてねえ〜よ・・あいつらが奴らを全滅させてしまった・・」
そう仲居は加護たちを見ながら苦笑いを浮かべ頭をかく・・・
そして木村にたずねた
「いったいどうなってるんだ・・木村?」
そういわれた木村は仲居に事情を説明し始めた・・・・・

桜は周りを慎重にさぐるように歩き続けていた・・・その時何かに桜が気ずいた
「!・・・・・・」
ゆっく動きだすそして一人の男の前に立った・・・
「・・・鷹・・まだ生きているのか・・」
「・・う・・う・・」
瀕死の鷹が苦しそうなうめき声を発した・・・
「・・この・・裏切り者・・・」
憎悪に満ちた声を桜に放つ・・・
「鷹・・おまえらはもうおしまいだ・・」
「・・・・・・」
「米軍が安保条約を発動させて1万の海兵隊を出撃させたぞ・・
狂虎隊も白龍も悪鬼も羅刹も全滅したぞ・・・」
「!・・・・・」
「もう・・あきらめろ・・・」
そういわれた鷹はかすかに笑い声をあげてこう呟いた
「フフフ・・我々にはまだかくし玉があるそして・・
羊と大佐もいる・・あの二人の恐ろしさはお前が一番よく知っているだろう」
「・・・かくし玉はどこだ・・・」
「・・貴様らも地獄に落ちるがいい!!」
そういいはなち鷹はくちから凄まじい血を吐き出し目を開いたまま絶命した。


163Y・185:02/02/12 00:06 ID:75gmQmia
【殺戮・娘。】

「ねえ〜どうするの・・これから?」
加護や辻たちもようやく落ち着きはじめ・・悪夢が始まってからはじめて全員そろい
今後の事について・・どうするのかと矢口が言い出した
その時後藤がつぶやいた・・
「ケイちゃんは・・・?」
「!!・・・・・」その言葉にみんなハッとする・・・
「・・・そういえば・・いないね〜」安倍が不思議そうにつぶやいた
「・・・・・・・・・・」吉澤と松浦が・・蒼白い顔で立ち尽くす・・・
「ねえ〜よっすぃ・・みんな連れてきたんじゃないの〜」
後藤がそう吉澤につげた・・・
「・・・・・・・うううう・・うう・・」
吉澤が膝をついて泣き出した!
保田が殺された事をみんなはじめてつげられた・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」
後藤が号泣する!
「うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええぇぇぇぇぇん〜〜〜」
他のメンバーも号泣する・・・・
ショックで飯田がまた失神してしまった・・・
「・・・・・・・・・・・」木村達も沈痛な面持ちだ・・・・
「お・・押尾君も・・私をかばって・・命がけで戦ってくれたの〜〜〜〜」
安倍が・・押尾の事も想いだしてさらに泣きじゃくる・・・・
あたりには・・10分以上も少女たちのなき声が響きわたった・・・・

月あかりが煌々と光る夜・・・月下に少女たちの慟哭が響きわたった・・・・

164Y・185:02/02/12 17:47 ID:NGdJcELt
「ギャッハハハハハッハハハハハハハハハハハハハッハッハッハ」
暗闇の中から凄まじい笑い声が聞こえる!狼がさきほどから笑いまくっているのだ!!
「・・・どしたのですか・・大佐?」苦笑いをうかべて羊がたずねる
「フフフ・・まさかこのような事態になるとは・・・」狼は可笑しくてたまらないという感じだ・・
殺戮隊は自分達を残して全滅他の部隊の狂虎、白龍、羅刹、悪鬼も全滅・・・
革命の夢はもはや終わろうとしている・・・
「大佐・・」羊がおもむろに喋りだした
「まだ私と彼方がいる・・そして・・秘密兵器もあるではないですか・・こうなったからには
餓鬼どもと桜を殺し・・救援隊も皆殺しにして・・ここを脱け出して北鮮のゲリラ部隊と合流して
体制を建て直し・・革命のための闘争を継続しましょう・・・」
「・・・やるか・・羊・・」狼がニヤリと笑う
「我々が組めば一個連隊を相手にしても負けるつもりはありません」
羊はそう言いながら刀を抜き・・次々と周りの樹を一刀両断しだした・・
10本ほどの大木を真っ二つにしてこう呟いた
「刃ころび一つしてない・・さすがは兼定・・・」
そういって満足そうに凄まじい笑みをうかべた悪鬼の形相である・・・
165 :02/02/12 19:42 ID:+7BxPwwO
保全あげ
166ねぇ、名乗って:02/02/12 19:50 ID:27rRooeB
ageんなボケ
167名無し募集中。。。 :02/02/12 20:13 ID:jor5e+o6
ありきたりの返事 カコワルイ
168Y・185:02/02/13 00:21 ID:HRpuG2EO
【殺戮・娘。】

みんな・・泣きつかれてしまったようだ・・・
しょんぼりとしてしまい全員無言で、座り込んでしまっている・・
あまりの事でいままでは無我夢中でここまで生き残る事を考えて他は何も考えてなかったが
仲間の死という生々しい現実で一挙にいろいろな事を考えだしてしまったのだ・・・
「おなかが好きました・・」辻はこういう時でも空腹を感じる余裕があるようで
となりに居た矢口にそれとなくおねだりをした・・・
「・・・ほれ・・」そう言いながら矢口がさっき香取達から支給されたチョコレートを渡してやる
「わあ〜チョコレートだ〜」
中学生メンバーたちが歓声をあげ辻にむらがりおすそ分けをいただこうとする
「水や食料はどうした?」木村が香取に訊く・・・
「ああ〜ちゃんとありますよ・・」そういいながら辻たちにむかい声をかける
「おお〜いみんな!食い物なら・・・ちゃんとあるぞ!」
そういいながらまるで戦災孤児に飴玉をくばる米軍のように中学生メンバーたちに
水と食料を配り始めた・・・
「あいつら・・よく・・こんな死体だらけのところで腹がへるよな〜」
あきれたように矢口が呟く・・
「プッ・・」さっきまで泣きじゃくっていた安倍が辻や加護たちのあまりの天真爛漫さに
おもわず笑い出してしまった・・・
「フフフ・・」つられて後藤も笑い出す・・・
いつしかみんな笑顔を取り戻し顔を見合わせて笑い出して・・・
付近はいつしか明るい笑い声に包まれだした・・・
「あっおじさん!」隣の松浦と顔をみあわせ笑っていた吉澤が声をだした
「・・・・・・・・」桜が無言でみんなの所にもどってきたのだ・・・・・
「・・?おじさん・・」桜のようすがおかしいのに気づいた吉澤が不信の声をあげた
「・・・・・・・」桜は前にでて全員を見回し・・そして静かに喋りだした
「最後の時が近づきつつあります・・その前に君達にいっておかなければならない事がある」
「・・・!・・・・」吉澤と松浦が緊張した顔で顔をみあわせる
「・・・・・」他のメンバーや木村や仲居たちも緊張したようすで立ち上がる・・・
桜が静かにしゃべりはじめた・・・・・
169Y・185:02/02/13 04:26 ID:6Uyevku7
「さっき・・おじさんが言ってた敵の秘密兵器の事ですね?」松浦が桜にそう言った
「そうです・・・」桜が松浦の顔をみてうなずいた・・・
「・・・・・・・・」全員固唾を飲んで桜を見つめる・・・
そして、桜がはっきりした声でこう言った
「狼はカルフォルニウムウラン238RLタイプ超小型爆弾を保有しています!」
「??・・・・」全員がキョトンとしている・・・
「なんすか・・それ?」香取が桜に訊ねる
「原爆です!・・・」
「!!!!!!・・・・」全員が真っ青な顔になり顔をみあわして・・・呆然とする
「直径にして2・7ミリのサイズがあれば臨界核爆発を生ずる超小型の原爆です・・世界中のテロリストが
欲しがっていた究極のテロ兵器それを手に入れたからこそ奴らは行動を起こした!!
しかし半減期はわずか30日間それを過ぎれば核爆発を起こさなくなります我々の得た情報では
タイムリミットはあと1日こうなった以上やつは必ず使うはずです!
それをどこに仕掛けたか・・起爆装置は何処にあるかなんとしても突き止めなければなりません!!」
「だめなら・・どうなります?」木村が桜に訊いた・・
「第3次世界大戦が勃発するでしょう!!」
「!!!・・・・」呆然とする娘と木村や仲居たち
「・・・・もはや・・やつらと直接対決によりそれを阻止するしか方法はありません空挺部隊と海兵隊の到着
までまだ1時間以上あります・・・」
「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜」娘たちや松浦がショック泣き出してしまった!!
「ああああぁぁぁぁぁ・・・・・」飯田がまた失神してしまった・・・・
「・・・・・・・・・・・・・」木村たちもあまりの衝撃で微動だ似できない
「人類の存続の為に世界を救うために私たちが戦うのです!!!!」あの冷静な桜が始めて絶叫した!!!!







170Y・185:02/02/14 03:21 ID:3jGUv73G
「本当は、このことは言うか言わぬか・・迷いました・・・」絶叫した後・・・桜はしばらくしてそうポツリと言った・・・・
「・・・・・・・・・・・・」まだショックが抜けない娘や木村たちが桜をだまって見つめる・・・・
桜が若者たちをみながらさらに優しげな笑みをうかべながらこう言い続づる・・・・・
「あなた方は素晴らしい・・その勇気と友情を大切にする心・・連帯感・・私はこの最後の時が近づきつつある
今彼方達と会えて本当に良かったと思っている・・・彼方達そして多くの若者達の未来を奴らに奪われる
わけにはいかない・・・人間には至上、至高をもとめる、素晴らしい心があります・・
すべての美しいもの価値あるもの愛するもの、のために・・この戦いにはなんとしても勝たなければならない
たとえこの命が無くなろうとも!!」
桜はそう言いさらに話しを続けた
「しかし、この任務はあまりにも過酷だ、君たちにこれ以上の無理強いは出来ない
戦うか、救援隊の到着を待つまでどこかにかくれているかは自由です・・・」
「お、おじさん・・は死んじゃうの・・・」松浦が泣きそうな声をだして桜にそう訊ねた・・
「死ぬつもりはありません、命がけで戦うつもりです・・・」
そういいながらニッコリとした顔をして優しい眼差しを松浦に送った
「・・・私は・・戦いに行かなければならない彼方たちとは残念ながらもうお別れです
女の子たちのことは君達にまかせます・・・」木村たちに声をかける桜・・・
そして・・静かの歩きだした・・・その時!!
「まって!!おじさん!!」
「待ってください!!桜さん!」
木村や娘たちが同時に声を発して歩きだした桜に声をかけた・・・・・。
171Y・185:02/02/14 20:54 ID:vpvmshjB
桜が立ち止まるそして後ろを振るかえる
「みんな・・おじさんに助けてもらったんだよ・・」吉澤が泣きながらそう言う
「・・・・もし・・原爆を東京のど真ん中で使用したら・・・どうなります・・」木村がぽつりと言う
「・・・・1億度の火の玉が炸裂するのですから20万が即死・・30万人の犠牲者はでるでしょう」
「!!!・・・・・」青ざめる娘と木村たち・・・・
「・・・やるしかねえ〜〜〜〜」木村が言う・・・
「歴史に名を残すか・・?」仲居がにやりと笑いながらそう言った
「・・・私達はどうすればいいんですか・・おじさん・・?」安倍が桜に訊ねる
「・・・・・どうしたいのですか?」逆に桜が訊ねた
「・・・・・みんな死んでしまったら・・たとえ生き残っても意味ないじゃん・・」後藤がポツリと言った
「!!・・・・・」それを聞いてハッとする安倍たち・・・
「私達にも手伝わせてください・・おじさん!」松浦が叫びだした
「・・こうなったら・・やぶれかぶれだ〜〜」香取も吼える!
「ありがとう!!みなさん絶対に勝ちましょう!!」桜が力強く答えた
「よ〜〜〜〜しみんな〜〜〜〜いつもの気合をやるか!」
失神から立ち直った飯田が元気よくそう言い出した
円陣を組む娘達と松浦そして・・安倍が木村や桜に向かい
「早く・・木村さんたちもおじさんも入ってください!!」
「??・・・・・・」キョトンとする桜と木村たち・・・
「早く・・早く・・」
「・・ああ・・」せかされてようやく男性陣も円陣に加わった
そして飯田が気合を発した!!
「さあ〜いくよ〜〜みんな〜〜がんばっていきまっ!!!」
「ショイ!!!!!」
「ショイ!!!!!!」
娘たちの元気な声があたりいっぱいに弾けた!!!
172Y・185:02/02/15 03:27 ID:1sfGMs4R
誰か感想書いてくれ放置でやる気がでない。
惰性で書いている・・・
173ねぇ、名乗って:02/02/15 03:29 ID:jFy4cSfd
感想書けるようなものを書いて下さい。
174Y・185:02/02/15 03:56 ID:1sfGMs4R
そうかやっぱり適当な思いつきで書くもんじゃ〜
ないよな〜誤字や打ち込みのミスの確認、起承転結、キャラクターの確立、シナリオ、
綿密に計算してつくらなきゃだめだよな〜もう放棄するわ・・・
小説なんざ俺でも書けると思いついたのがまずかったなw
175ねぇ、名乗って:02/02/15 04:08 ID:jFy4cSfd
そこまでわかっていてなぜにこれ?
まあそう言わずがんばれよ。
176ねぇ、名乗って:02/02/15 04:10 ID:jFy4cSfd
本を一冊読もう。おもろいやつね。
すぐ書けるぜ。
177 :02/02/15 16:15 ID:soD2QXpR
また前みたいなロマンスがいいなあ。きぼんぬ
178名無し募集中。。。:02/02/15 22:01 ID:udDnU5zm
そういう問題じゃないとおもうけど‥‥
根本的に‥
179Y・185:02/02/16 03:59 ID:AyU9weg5
懲りずに新しい作品を書いてます
だいぶ書きためたのでそろそろ
発表します
しかし本当に懲りねえよな〜俺はw
180Y・185:02/02/16 04:02 ID:AyU9weg5
【人生解毒墓場】

亜弥の日記張より・・200×年 7月2×日(水曜日)23:44

やった〜明日は久しぶりのオフ、買い物に行こうとか
寝だめしようとか・・
色々・・計画をは考えてたんだけど〜
そんな事はどうでもよくなっちゃた!
なんと!お姉さまと同じ日にオフ何だってことが!
スケジュールの変更で一昨日わかっちゃって〜
昨日約束しちゃった・・・・
明日はず〜っと・・・一緒だよって・・・・
亜弥・・凄い!うれしい・・ああ早く明日にならないかな〜
あれ?なんか明日の事ばかり書いちゃって
今日の事は全然書いてないや〜
まあ・・いいかッそれじゃ〜今日はもう寝ます・・亜弥・・


吉澤の日記より 7/2×   23:50

テレビでギャグがまたすべっちまった・・まあいいか
どうせカットされるんだろう・・・
しかし今日も暑かったな〜・・やっと明日から3日間の休み
疲れたからもう・・寝る・・
ああそうそう・・明日はベイビーと・・・・フッ・・楽しみだぜ。


今日は久しぶりの休み・・・
松浦亜弥は一人暮らしの自宅のマンションから歩いて10分ほどの
私鉄の駅で誰かとと待ち合わせの様子・・・
今時間は午前の10;00時彼女はその30分も前からいて
そわそわと落ち着かない様子・・
季節は長い梅雨も明け待望の夏の扉が開いた7月の下旬
紺碧の空には雲一つなくピーカンに晴れ上がり今日も暑くなりそう
でも湿気はそれほどなく爽やかな涼風もときどき吹くまさに
絶好のデート日和・・・

亜弥の今日のファッションは白いミニのワンピースにちょっと
大きめな帽子で夏の日差しと一般人の視線から顔を隠し
白い靴下に白いデッキシューズを履き
ホワイトで統一したコーディネイトで決め
ほつそりと綺麗な脚を強調する相変わらずの
純真可憐な天下無敵の可愛さ・・
黒目がちの潤んだ瞳をきらきらとさせ整った鼻筋に艶やかな唇
血色にいい頬をやや上気させ健康美が溢れます
まわりの男たちもそのあまりの可愛さに
声をかけるどころか・・見とれるだけで満足なようです。
181Y・185:02/02/16 04:07 ID:AyU9weg5
(ああ・・ちょっと早すぎたかな〜・・お姉さま早くこないかな〜)
そう今日はだ〜い好きな吉澤ひとみと久しぶりに
一日中一緒に過ごせる待望の一日なのです・・・
(・・・・あっ!きた!!)
亜弥の可愛い顔に笑顔がこぼれだします
これまた周りの空気かえるオーラを発して
大きな瞳に小粋な丸いサングラスをかけた
色白で綺麗な二重まぶたの背のすらりとした
美少女が駅の改札口から颯爽とやって来ました!
長いセクシーな脚をスリムのジーパンでつつみ
ベージュ色の麻のジャケットがとても似合う
亜弥が世界一好きな人 吉澤ひとみです。

「おねえさま〜♪♪」
そういいながら亜弥は思わず吉澤に抱きつきます!
亜弥の大胆な行動にあせる吉澤!!
吉澤「亜弥!やべ〜よいきなりこんなとこでだきつくな!」
亜弥「!ごめんなさい・・」
吉澤「・・まあいいけど・・さあいこうか・・亜弥♪」
亜弥「はい・・おねえさま・・」

二人は手をつなぎ仲良く歩き出しました・・・
亜弥「ねえ〜ここまでどのくらいかかった?」
吉澤「う〜ん・・一時間ちょっと・・てところかな〜」
亜弥「今日はいい天気だよねえ〜」
吉澤「・・うん・・そうだねえ〜」

二人は手をつなぎ仲良く歩き続けます・・・
吉澤「さあ〜今日はどうしようか・・亜弥」
亜弥「亜弥・・一緒にいられるならそれでいい♪」
吉澤「・・・亜弥は・・いつもそれだね〜」
亜弥「ご・・ごめんなさい・・」
吉澤「・・それもまただよ〜」
そういいながら・・
吉澤は笑いながら亜弥の小さい鼻をいつものように指でつまみました・・
182Y・185:02/02/16 04:11 ID:AyU9weg5
ここは亜弥が中学卒業と同時に都内で一人暮らしを始めるために
借りた白亜のマンションもちろんセキュリテーは完璧の
豪華で洒落た作りになってます・・・
亜弥の部屋は7階右端にあります・・・
吉澤と亜弥が部屋にはいってまだ20分も経過していません・・・

「うう〜〜ん・・ああん・・おねえさま〜ん」
そういいながら・・亜弥は甘えた声をだしながら・・
吉澤の背中に下から両手で必死にしがみつきながら
顔を真っ赤にしてあまい吐息を漏らします・・
「・・亜弥・・亜弥・・」
吉澤も興奮した声でそれに答えます・・
吉澤が小柄な亜弥の身体にのしかかりながら
亜弥の形のいい柔らかいおっぱいをムニャムニャと
左手でしつこくもみまくりながら
執拗にディープキスをしています
右手は亜弥の小さい頭をがっちりと後ろから
押さえつけています・・・
もう10分以上も美少女同士のお互いの顔と顔を舐めまわす
激しいディープキスは続いています・・・・
もうおたがいの顔と甘い口腔は二人の混ざり合った
唾液でべとべとです・・・・・
20分以上お互いの口の中を貪りあって・・ようやく
二人は顔を少しだけ離しました
そしてお互いの鼻と鼻をこすりつけあいながら
甘く囁きあいます・・・
「・・・ああん・・亜弥・・さびしかったおねえさまん♪」
「俺もだよ・・・亜弥・・・」
そういいながらまた二人は激しい
ディープキスを再開しだしました・・更に激しく!
二人の切ない・・よがり声が亜弥の
一人暮らしの部屋いっぱいに響きました。
183Y・185:02/02/16 04:13 ID:AyU9weg5
とりあえず亜弥の自宅マンションの部屋に行くことにした二人は
部屋に入り靴を脱ぐと同時に吉澤が亜弥に襲いかかり
亜弥もそれをまっていたかのように激しく応じます
二人はベッドの横の白いカーペットの上になだれこむように倒れこみ
そのまま顔と顔をピタリとつけて激しくからみあっています
美少女どうしの甘いべーゼははてしなく続きます・・・

亜弥「お姉さまん♪・・お姉さまはどのくらい亜弥が好き・・」
吉澤「えっ・・・・」
亜弥「亜弥は・・ねえぇぇぇぇ・・世界一お姉さまが好き!!」
吉澤「・・俺は宇宙一!亜弥が・・好き!!」
そういいながら・・激しくキスする二人

亜弥「ほんとうに?」
吉澤「本当」
亜弥「ほんとうに・・ほんと?」
吉澤「・・バカ・・何度も同じこと言わせんなよ・・ベイビイー・・」
そういいながら・・激しくキスする二人

この吉澤と亜弥の甘い甘い・・・キスと愛の言葉のキャッチボールは
このあとも一時間以上続きました。

吉澤は甘い甘い・・亜弥の柔らかな舌をすいながら・・ハッとします
(いけねえもう1時間も!・・またやっちまった・・)
そう思いながらおもむろに亜弥の唇から顔を離します
亜弥はもうメロメロ状態で顔は恍惚と陶酔でトロ〜ンとしています
「アアン・・どうしたの・・お姉さまん・・まだもっとキスしてよ〜」
そういう亜弥のほつれた髪や唾だらけになってしまった顔を
手でなおしたり・・ふきとりながら・・身体をだきおこし
吉澤は亜弥に言いました
「・・ここにいるとズ〜っとこうなっちゃうから・・やっぱり外にでようか・・亜弥?」
そう言いながらまた吉澤は亜弥にキスをしました。
184Y・185:02/02/16 04:17 ID:AyU9weg5
時刻は午後1;00時過ぎ・・近くの公園に来た吉澤と亜弥
その公園はサッカーの試合ができるほどの大きな芝生が敷きつめられ
大きな樹が何十本もあるとても自然の豊かな風光明媚なところです
樹の下の木陰の芝生に二人はなかよく肩をよせあうようにすわっています。
木漏れ日がキラキラとまぶしく・・
時々爽やかな涼しい風が二人に吹き抜けていきます・・・・
何組かの小さな子供を連れた若い母親のグループが楽しげに・・
芝生の上にレジャーシートを敷きピクニック気分を味わいながら楽しげに
談笑しています・・・

「ハイ・・お姉さま・・あ〜ん」
「・・うん・あ〜ん」
亜弥が吉澤に手作りの吉澤の好物のたまごをはさんだ
サンドウィッチを食べさせています
「おいしい?」
「・・おいしいよ・・亜弥・・」
「ほんとう!亜弥うれしい・・」
そういいながら、亜弥が吉澤に抱きつきます・・
「亜弥にも食べさせてあげようか?」
「うん・・たべさせて〜」
吉澤が亜弥の可愛い唇にサンドウィッチを運びますすると、亜弥が
「あ〜んそんなんじゃいや!・・くちうつしで食べさせてお姉さまん♪」
「しょうがね〜な〜ベイビイー・・は甘えん坊で・・・」
そういいながら吉澤はニヤニヤしながら口うつしで亜弥にサンドウィッチを
食べさせます・・・もちろん飲み物も口うつしでおたがい飲ませあっています
食事をおえると吉澤は左右の脚の間に亜弥をはさみこむようにピッタリと
前後に密着して自分にもたれかかるように亜弥を座らせ
お互いの顔をよせあうようにして話しを始めました。
185Y・185:02/02/16 04:23 ID:AyU9weg5
亜弥「ねえ〜お姉さま・・」
吉澤「な〜に?・・亜弥・・」
亜弥「あと何回キスできるかな?私達・・」
吉澤「・・・・・・・」
亜弥「さいきん忙しくて全然会えないんだもん会ってる時はだから
   いっぱいっぱいキスしようね・・・」
吉澤「・・ああ、亜弥!・・」
吉澤は、亜弥のことが愛しくてたまらなくなり・・またキスをしました・・
こうして二人は一日中キスをして抱きしめあい・・
イチャイチャして楽しい一日を過ごしました・・
(ああ、亜弥が好き好き好き可愛い〜もうたまらないよ〜)
そう思いながら・・一日中激しく亜弥の甘い唇を貪った吉澤なのでした。

時刻は夜の8:00時夏の夜の独特の熱気と喧騒に
街はまだまだにぎやかです・・しかし・・・
吉澤と亜弥の楽しい一日はもう終わろうとしています・・
手をつなぎながら駅に向かう・・二人
「・・・・うう・・」
亜弥は吉澤と別れるのが、いやでいやでたまらなくなり
今にも泣き出しそうです・・
「・・泣かないで・・亜弥どうせすぐ会えるでしょう・・」
「・・ううぅぅぅう・・」
吉澤の言葉も亜弥には届きません
「だって・・明日から私は・・夏のコンサートツアーの準備
で5日間も歌のレッスンやダンスの練習なんかで・・しばらく
合宿にはいるんだよ〜」
「ああ、そうだったね〜・・」
吉澤が思い出したかのようにそう呟きましたそして
「私は亜弥がうらやましいよ〜ソロで大活躍だもんな〜」
吉澤は仕事では自分を追い抜いてしまった感のある亜弥に対して
ちょっぴり悔しそうにそんな事を言い出しました。
186Y・185:02/02/16 04:36 ID:AyU9weg5
その時亜弥の携帯電話に突然着信音が鳴り出しだし
亜弥が電話にでます・・・
「・・ハイ、松浦です・・あっおはようございます!」
亜弥がいつものアイドルサイボーグ《松浦亜弥》に一瞬でチェンジしました
「・・はい・・えっ本当ですか!」
亜弥の瞳がキラリと一瞬のうちに輝きだしました
そして携帯をきると吉澤の腕にからみついてこう呟きました
「お姉さまん♪合宿が5日間から3日間でいいことになっちゃった
あさってまでお姉さまと一緒で、亜弥も休み♪」
そういって亜弥は潤んだ瞳で吉澤に熱い視線をおくるのでした
「オフ・・になったの?・・2日間・・」
おもわず亜弥に吉澤はそうたずねました
「うん!そうだよ〜」
(へえ〜・・信じられんねえ〜う〜んどうしようかな〜)
そう思った後・・吉澤はニヤリとして亜弥にこういいだしました
「それじゃ〜亜弥・・これから二人で寝台列車に乗ってどこか
いこうか?・・銀河鉄道の夜みたいに・・」
「えっほんとう!」
亜弥が瞳を輝かせ・・歓喜の声をあげます。
「ウン・・本当・・久しぶりに色んな話しをしよう・・それから〜」
吉澤が意味深に亜弥にむかってウィンクをしながらそう言いました
楽観主義者の吉澤はあまり計画性がなく突然こういう事を言いだします
(何とかなるさ〜ケセラセラ〜・・・)と気楽なもんです・・
「うん!」
亜弥が無邪気に元気よく返事をします・・・・
こうして二人は切符を買って二人だけの冒険旅行に旅立ったのです
吉澤の家族も吉澤がよく亜弥の自宅に泊まりこみで遊びにいくことを
知っているので心配しないでしょう。
187Y・185:02/02/16 04:43 ID:AyU9weg5
ゴトンゴトン・・・ゴトンゴトン・・・
寝台列車は静かに・・走り続ける・・
車内は静寂につつまれてまるで・・
二人の貸切列車のようです・・
「・・・・・・・」
亜弥はさっきから旅の雑誌を真剣な表情で見ている、
吉澤を、うっとりとした表情で隣から・・
腕をからめてジ〜ッと見つめています・・・
「・・ねえ・・お姉さま・・むこうについたらどこ行くの・・」
「・・ウン・・チョット・・待って今考えてるからね〜亜弥・・」
そういう吉澤のことを見つめながら亜弥は
窓の外の景色にも眼をうつします・・そして・窓に顔を近づけだしました
列車は夜のとばりが降りた山深い田園地帯を疾走しています
「・・ああこの辺まで来ると風景が違うね〜お姉さま!」
亜弥がはしゃいだ声をだします。
雑誌を見ていた吉澤もちらっと外に視線をむけ
「もう・・2時間くらい・・乗ってるもんね〜・・それでさ〜亜弥・・」
「な〜に・・」
「とりあえず・・終着は明日の朝の8:00時くらいだね帰りは飛行機を使おう・・」
「うん・・いいよ・」
「あと・・ねえ・・亜弥・・」
「・・・・・・・・」
「メールのチェックもまめにしておいて・・」
「・・は〜い・・」
吉澤といれば亜弥は何の心配もいらない
切符を買う時もサングラスをかけ大人びて見える
吉澤は堂々とした態度で
まったく乗務員に疑われなかった
彼女たちが旅行なれしているという事もありますが・・
ここは北に向かう寝台列車のツインのB寝台個室
女性専用ルームで部屋にはテレビや洗面所、
トイレも完備されてなかなかの快適さです。
一応ベッドは二つ有りますが・・・
もちろん別々に寝るつもりは二人ともまったくありません
個室の中でず〜っと吉澤に思い切り
密着できるので亜弥はうれしくてたまらない
(ああ・・幸せ・・♪・・・)
楽しい旅はまだはじまったばかりです
亜弥がまた吉澤の隣にピタリ密着して甘えだしました・・・
亜弥「ねえ〜お姉さま・・」
吉澤「な〜に亜弥?」
亜弥「キスして・・・」
吉澤「さっきしたばかりじゃん・・」
亜弥「いやん・・もっとして・・」
吉澤「しょうがないな〜ベイビーは・・」
そういいながら吉澤は亜弥の顔に自分の顔をぴたりとつけて
亜弥のか細い肩をひきよせると
列車に乗ってから14回目のキスをしました。
188Y・185:02/02/16 04:50 ID:AyU9weg5
車内は深夜になり・・就寝時間・・照明も暗くなり
ロマンチックムードいっぱい
個室の中で吉澤と亜弥は一緒に眠る事にしました
二人とも横になり亜弥はワンピースを脱ぎだし
下着姿になり吉澤のベッドにもぐりこんできました
白のハイレッグカットのパンティーに同じく
白のハーフカップのブラジャー
スレンダーな肢体はキュートそのもの
綺麗な肌はきらきらと光沢をおびたように輝いています
隣の個室は無人なので声をきかれる心配は
ありませんが亜弥の大胆な行動に吉澤はあせります。
「服きろよ!・・やばいって・・亜弥・・」
吉澤はジャケットと靴下を脱いだだけで、あとは脱いでいません
「やだ、しわになるからそれにこの時間は誰もこないわ
それに亜弥はいつもこんなの感じのステージ衣装だし・・
別に恥ずかしくないもん、それよりキスして〜お姉さまん・・」
亜弥が甘えた声をだします
「ああ・・ベイビー・・可愛いな〜」そう言いながら
吉澤が亜弥のくびれた腰に手をまわし
顔をくねくねと動かしながら亜弥にキスをねっとりとしています
亜弥は吉澤の首に手をまわし思い切りだきついて応えています
亜弥の素肌の心地よいぬくもりが吉澤の興奮をさらにかきたてます。
「・・・・ううん・・うっう・・あん・・・」
亜弥の甘い吐息が・・かすかに漏れてきます・・・
亜弥が苦しそうな声を出したので、自分が力を入れすぎたのかと
吉澤は思いキスをやめて亜弥の顔色を心配そうに見ます
「どうしたの・・痛かった?」
「ウン・・大丈夫・・お姉さま・・・」
そういう亜弥の頬をそっと撫でながら・・吉澤はいいます
「もう眠くなっちゃった・・亜弥・・・」
「全然眠く無いよ・・・私・・」
こんな素敵な夜にねむるなんてとんでもない
亜弥はず〜ッと起きているつもりのようです
しかし、ちょっぴり懸念していることを
亜弥が吉澤の肩に顔をつかながら吉澤に訊ねます・・・
亜弥「ねえ〜お姉さま・・・」
吉澤「どうしたの・・?」
亜弥「大丈夫かな〜」
吉澤「?・・・なにが」
亜弥「平気かな〜マネージャーとかに、ばれたらどうする?・・」
吉澤「今はプライベート何だから関係ねえよ! 俺がいるんだから心配すんな!」
亜弥「ああっお姉さま・・カッコイイ!」

そういいながら亜弥は吉澤に抱きつき
列車に乗ってから29回目のキスをしました。
189Y・185:02/02/16 05:03 ID:AyU9weg5
吉澤と亜弥のキスは続きます・・・
「・・うう・・あん、ああん」
亜弥の切なげな声がさっきから・・・
途切れません・・
しばし・・唇をはなしお互いを5センチくらいの距離から
お互いの顔を・・・
熱く見つめあう二人・・・・亜弥の瞳はきらきらと
星があるかのごとく美しく潤んでいます
そして亜弥が吉澤におねだりをします・・・・
吉澤「ちょっと疲れちゃったね〜亜弥・・・」
亜弥「ねえ〜お姉さまん・・」
吉澤「な〜に亜弥・・」
亜弥「なにか歌をうたって・・」
吉澤「いいよ・・♪♪・・・」
吉澤は亜弥を肩にだきよせると

亜弥の耳元に甘く囁くように歌をうたいます。
 
きっと寂しくなくなるだろう・・♪今日からずっとね
僕を夢中にさせるあの娘が遠くにいってしまうのさ♪
彼女は乗車券を買った汽車に乗って
もう帰ってこないつもりなんだ♪・・・
僕の気持ちも考えないで僕と暮らすのは
気が重いって彼女は言った♪僕がそばにいると・・
窮屈なんだって・・♪
どうしてこんなに苦しめるんだいもう一度考えなおして
僕の身にもなってくれさよなら言うその前に
もう一度考えなおしてくれよ・・・♪

吉澤は「涙の乗車券」囁くように亜弥に歌い終わりました・・

「・・どう亜弥・・」
「素敵な歌・・アアンお姉さまん・・」

亜弥は吉澤の首に甘えるようにしがみつき・・

二人は列車に乗って36回目のキスをしました・・
190Y・185:02/02/16 06:09 ID:AyU9weg5
狭いベッドの中で亜弥と吉澤は顔を
ぴたりとつけておしゃべりを始めました
さんざんキスをしたのでやっと少し二人共落ち着いたようです
「あ!・・・」
亜弥の顔に無言で熱い視線を送っていた吉澤が声をだしました
「・・亜弥・・あなた・・おでこのとこに、にきびができてるよ・・」
そういいながら吉澤は亜弥のおでこを指でさすりだしました
「えっ・・ほんとう・・ショック・・」
亜弥が恥ずかしそうな声をだします
車内はエアコンが効いて少し寒いくらいです・・
そのため吉澤は亜弥にたずねだしました。

吉澤「亜弥・・寒くないの・・やっぱり服きなよ〜」
亜弥「・・いや!・・」
吉澤「身体を冷やしてコンデションを崩したらどうするの?」
亜弥「・・亜弥・・のこと心配してるの・・お姉さま?」
吉澤「あたりまえじゃん」
亜弥「それじゃ〜もっと近くにきて・・抱きしめて・・」
吉澤「・・・・・・」
亜弥におねだりされた吉澤は無言で下着姿の亜弥の
背中に手をまわし自分の身体に強く寄せつけました
亜弥の柔らかいしなやかな身体の感触と細い骨格が
吉澤の亜弥に対する愛しさと保護欲をくすぐります・・
「・・これで・・いい亜弥・・」
亜弥も吉澤の身体にギュッとしがみつきます・・そして
「ああ〜亜弥・・うれしい♪・・」
とうれしそうに呟きました
しばし無言で抱き合う二人・・

ゴトンゴトンという・・・列車の音が微かに耳に響きます・・

「ねえ・お姉さま・・」
吉澤の胸に顔をうずめていた亜弥が吉澤に言いました
「・・うんどうしたの?」
「何か・・お話しして・・」
「・・・何が聞きたい亜弥は?」
「・・なんでもいい・・よ・」
(そうだな〜さっきからキスしてばっかりでろくな話もしてね〜な)
吉澤はそう思い・・亜弥のほうを見つめながら静かに話しを始めました
が!その前に吉澤は亜弥の顔を見つめながら・・
(う〜ん・・その前にもう一回キスしよう・・)
とおもい亜弥の細い肩をつかむと亜弥の顔に自分の顔をぴたりとつけると

列車の乗ってから・43回目のキスをしました。
191Y・185:02/02/16 17:22 ID:Lc7TsFTj
ちなみに後で飯田が出てきて
展開がエロになります
さわりですけどこういうふうになります・・・

―――――――――――――――――――――――――――
「あぁぁぁぁ・・・・ぅぅぅぅぅぅぅ・・・・」
飯田のキスは亜弥と吉澤がやる
お互いの舌を激しく吸うだけの
単純なキスではなく強弱をつけて
さらに舌をねとねとと吉澤の
くちの中で巧妙に隅々まで舐め尽す・・・
吉澤が初めて味わう淫靡なものでした
「うぅぅぅぅぅぅぅ・・・ぁぁぁぁ・・・・」
そう切なげな声を発し吉澤は腰ががくがくと
崩れ落ちそうになるほど快楽を味わうのでした
「・・・ああ、吉澤・・・可愛いよ〜〜〜」
「・・飯田さん・・・ああ・・・」
二人の色白長身麗人は車のボンネットの上に
飯田が上になりもたれかかりながらの
激しいキスを5分以上続けました・・・・
やがて顔をようやく離す二人・・・
「アアン・・だめ〜飯田さん・・亜弥に見られちゃう・・・・」
「いいジャン・・見せてやれば・・・」
「吉澤あ〜〜」
「あん・・なんですか〜飯田さん・・」
「今夜は私に仕切らせろ・・」
「・・!・・は・はい・・・」
「よ〜〜しそれじゃ〜これは御褒美だ・・」
そう言いながら吉澤の口を開かせると
唾をタラ〜リと吉澤の口に流し込みます
「・・・あぁぁん・・ぅぅ・・・・あああ・・・」
吉澤が長い睫を切なげに揺らしながら
飯田の唾をおいしそうに飲み干します
「・・・おい・・し・・い・・・か?」
そういいいながら飯田はまた吉澤にキスをしだしました。
192みてるだけ。:02/02/18 02:37 ID:pgJ6BTaa
どちらかだけで更新すれば良いとおもわれ。

二つで立てても内容はかわんないよ?
193Y・185:02/02/19 04:21 ID:ECv9OOoS
>>192
そうですね。
194ねぇ、名乗って:02/02/21 07:31 ID:cEz/l6Xb
期待保全
195ねぇ、名乗って :02/02/21 12:29 ID:W5Kt8YIi
【殺戮・娘。】の最終話のあらすじだけでも書いてくれ
196Y・185:02/02/22 01:19 ID:R1o3j0kM
まだ、このスレあったのかよ・・
今、己の、文才のなさを総括しているところです
練習で、一人称を書いてみました・・・
197Y・185:02/02/22 01:22 ID:R1o3j0kM
モーニング娘。の吉澤ひとみです!
あのーですねえー・・また今度新しいユニットが、できるんですよ!
名前は、エンモニこと、エンジェル・モーニング!
メンバーは私と梨華ちゃんそれに・・・安倍さんの三人それで
今度そのために、新曲の振り付けと、みんなの親睦(なんで・・いまさら?・・)を
かねるという安倍さんの、提案で・・泊まりこみで、合宿する事になったんです。

「・・ふ〜〜今日はこのへんで、終わりにしようか・・」
汗だくの安倍さんが、タオルで汗をふきながら
そういいました・・可愛い顔には玉粒のような汗がきらきらと輝いています
今日初日はダンスレッスンと曲の振り付けの練習です
「はい、安倍さん!・・」
私は元気よく返事をしますここは静かな・・湖畔の貸し別荘ダンススタジオもあり
わたしたち三人は、ここでパフォーマンス向上のためのキャンプを張っています
でも・・梨華ちゃんは、熱をだしちゃって、今ベッドで寝ていて・・・
私と安倍さんだけの、二人っきりの練習です・・・
私も安倍さんも、汗まみれでTシャツはべちょべちょです
「・・ああ・・・今日は、暑いね−ーよっすぃ・・」
そういいながら、安倍さん汗で濡れたシャツを小さい可愛い手でひっぱりました
「もう・・下着も・・べちょべちょだよー・・ああ気持ちわる・・」
そういいながら安倍さんいきなり、シャツを脱ぎだしました
「ああ、安倍さん!・・」
私びっくりしちゃって思わず大きな声をだしちゃった
「いいジャン・・誰もいないよ・・女どうしでしょう・・」
そういいながら・・安倍さん下まで脱いじゃって!
おしゃれなレース刺繍の純白のパンティーとブラだけになっちゃった!
・・ああ。綺麗な肌・・汗をはじいてる
う〜ん・・以外とお尻が大きいんだ・・オッパイは私の勝ちかな〜
「あ、あん・・そんなに・・見ないで・・ひとみ・・お姉さん、恥ずかしい〜」
いつのまにか、よっすぃじゃなくて・・ひとみになっちゃった・・・まあいいけど
「ひとみも、脱ぎなさい!私だけ脱ぐなんて・・不公平でしょう!」
「はい!」
私は思わずそう、いってあわてて服を、脱ぎだしました・・・・。
198Y・185:02/02/22 01:24 ID:R1o3j0kM
「それじゃ〜休憩しようか・・今・・ジュースもってくるね・・」
そういいながら・・安倍さん・・冷蔵庫から・・コーラとアイスコーヒーを持ってきました
そして・・床に座っている・・私の横にピッタリと身体をつけて座りだしました
「あの〜安倍さん・・・」
「なに・・ひとみ・・」
「シャワーを、浴びないんですか・・私たち、下着姿になったけど・・まだ汗まみれですよ・・」
私がそう言うと・・安倍さん・・くりくりとした可愛い瞳を潤ませながら私に顔を近づけだして
私の胸元に顔をうずめると・・いきなり鼻をひくひくさせなから匂いを、嗅ぎだしはじめました
「!・・安倍さ、さん・・どうしたんですか・・・」
私・・・びっくりしちゃった・・・
安倍さん私の肌に鼻をピタリとつけだしてこすりつけだしました
ああ・・・ん・・ぁぁぁぁぁ・・・・安倍さんの可愛い顔が私の肌に吸いついている!
「いい匂いだよ・・ひとみ・・汗が気持ち悪いなら・・なっちが舐めてあげるよ・・・」
「えっ・・・」
そして・・安倍さん・・私の身体をぴちゃぴちゃミルクを吸う子猫見たいに舌をいっぱいに
さしだし、清純な顔をぽっと・・赤くしながら・・・舐めだしました
「ぁぁぁぁ・・ぅぅ・・いやん・・・気持ち・・いいです・・ぅぅぅ・・・・・」
そんな声をだしながら・・私いつのまにか、全部、脱がされちゃって・・
安倍さんも・・いつのまにか・・スッポンポンになってる、いやん、いやん、うれしい!

199Y・185:02/02/22 01:31 ID:R1o3j0kM
安倍さんは、私の身体を最初は胸やお腹次は、脇のしたをなめだしました
「ああっ、安倍さん、そこは、臭いですよ〜・・」
「ひとみ、の身体に臭いところなんか、ないわ・・」
そう言いながら安倍さん・・私の腕を自分の手で床に押さえつけると
ぺろぺろとおいしそうに鼻を鳴らしながら、舐めだしました
「ああん、お、おいしいよー、ひとみ・・・ああああ・・」
「あ・・・ああんん・・・うふん・・・」
私の鼻息も荒くなり、顔が赤くなっているのが、自分でもわかりました。
そして、安倍さんは、しきりに股間を私の身体にぐりぐりと押し付けます
安倍さんのおまんこはぬれぬれでぐちょぐちょなのが、よくわかります
だってわたしの身体に自分の腰をくねくね動かしてまんこ汁を
必死に塗りたくってんだもん・・いやん、えっちなんだからーー!
「ああん、なっちの・・ぬるぬるまんこいっぱいつけさせて〜〜ひとみーーーー!」
「はい、いいいですよ・・そのかわり、いっぱいきもちよくしてねーーなっちお姉さま・・」
「アアン、可愛い!」
興奮した声を出して、お姉さまこんどはひとみの顔をなめだしたの〜〜
アアン、お姉さまの、柔らかい舌が私の顔をねちっこくなめなめしだしたの〜〜〜〜!
「好きだったの・・ずーーーっとまえから、ひとみのことが・・」
そういいながら、お姉さまわたしの唇をこじあけて口の中を
チュウチュウしだしたのーーーーー・・・ああん、ああ・・・
なっちお姉さまの舌が、私の口の中で生き物みたいにぬぷぬぷと
上の顎を、ついたり、歯茎のところを舐めたり・・・舌をこすりつけたり
唾をとろりと流し込んだり・・・アアン・・甘い香り・・おいしいわ〜〜〜
そしてこんだは、こういいだしました
「ねえ、唾をたくさん集めて、ひとみの舌に乗せてみて私が、それをすくいとってあげる」
私は、とまどいながらも、いわれたとおりに、すると、なっちお姉さま鼻をならしながら
うれしげに、それを、すくいとってくれたの。
「ああ、おいしい・・可愛いよ、ひとみ・・・・」
そういってまた、キスをしだしたの・・・うんん・・息ができなくなっちゃうよーーー。
200Y・185:02/02/22 01:34 ID:R1o3j0kM
こんどはなっちお姉さま、私のおっぱいを舐めだしました、
最初は全体を、舐めまわし・・
次に、乳首を、ころころと、舌で舐めだしました・・・
ああん!・・・こんどは・・ちゅうちゅうと吸ってきました・・・
「・・・・・は、はぁぁぁ・・・いやぁぁ・・・・・・・・・はあ、・・・・・・」
気持ちよくってつい声が・・でちゃうのーーーー
私が感じてるのが・・うれしいいみたいで、お姉さまはしきりに、訊いてきます・・・
「なっち・・の事・・好き・・ひとみ・・・」
「ハイ・・好き・・です・・・・」
「ああ、可愛い!」
そういいながら、興奮した様子で、また私の口に吸い付き
瞳を、らんらんと輝かせながら、熱い視線をおくるの
そして・・・こんどは、下のほうに・・手がのびてきたの!
「ひとみ、の敏感なところは、口と・・ここでしょう・・」
「あああ、ぁぁぁ・・・・・いやーー・・・・・」
いきなり。指を二本も入れちゃ・・痛いよ・・・・あああ!ずぶずぶと
指を入れて・・いじくりだしたーーーーーーーいやんーーーー!!
「おまんこ・・ずぶずぶじゃん、えっちねえ〜ひとみは!」
興奮した顔で、なっちお姉さまがそういいました・・・
「・・・・・ぁぁぁぁ・・・・ぃぃぃぃ・・・・やあぁ・・・・・・・・・」
私はもう気持ちよすぎて、もうだめ〜もうだめ〜って心のなかで
さけんでたの・・・・・・ああ・・・・。
201Y・185:02/02/22 01:46 ID:R1o3j0kM
狼は体内にローテッド・ライフル核弾頭を隠し持ち
それを自爆させようとするも、失敗して死亡
羊は、自分だけ生き残ろうと凶刃をふるうも
ヘリからの機関砲をうけ死亡
こうして、悪はほろびた・・・・・。
202Y・185:02/02/22 03:34 ID:R1o3j0kM
>>198の修正文


「それじゃ〜休憩しようか・・今・・ジュースもってくるね・・」
そういいながら・・安倍さん・・冷蔵庫から・・コーラとアイスコーヒーを持ってきました
そして・・床に座っている・・私の横にピッタリと身体をつけて座りだしました
「どっちがいい・・ひとみ・・」
「私、コーラ・・」
「はい・・」
安倍さんが、私に缶コーラを渡してくれました、ああひんやりとして気持ちいい
思わずほっぺにつけました・・・
しばらく、黙って私と安倍さんは、喉を潤しました・・・そしては私は、安倍さんに言いました
「あの〜安倍さん・・・」
「なに・・ひとみ・・」
「シャワーを、浴びないんですか・・私たち、下着姿になったけど・・まだ汗まみれですよ・・」
私がそう言うと・・安倍さん・・くりくりとした可愛い瞳を潤ませながら私に顔を近づけだして
私の胸元に顔をうずめると・・いきなり鼻をひくひくさせなから匂いを、嗅ぎだしはじめました
「!・・安倍さ、さん・・どうしたんですか・・・」
私・・・びっくりしちゃった・・・
安倍さん私の肌に鼻をピタリとつけだしてこすりつけだしました
ああ・・・ん・・ぁぁぁぁぁ・・・・安倍さんの可愛い顔が私の肌に吸いついている!
「いい匂いだよ・・ひとみ・・汗が気持ち悪いなら・・なっちが舐めてあげるよ・・・」
「えっ・・・」
そして・・安倍さん・・私の身体をぴちゃぴちゃミルクを吸う子猫見たいに舌をいっぱいに
さしだし、清純な顔をぽっと・・赤くしながら・・・舐めだしました
「ぁぁぁぁ・・ぅぅ・・いやん・・・気持ち・・いいです・・ぅぅぅ・・・・・」
そんな声をだしながら・・私いつのまにか、全部、脱がされちゃって・・
安倍さんも・・いつのまにか・・スッポンポンになってる、いやん、いやん、うれしい!
203Y・185:02/02/22 18:01 ID:3w7aQsNR
保全しなくていいですよ。
204-----:02/02/25 20:22 ID:jYWJ0uO+
保全
205ねぇ、名乗って:02/02/28 06:34 ID:DdekjQ4o
じゃあ保全
206名無し募集中。。。:02/03/03 18:22 ID:nKLp5NxM
ん、保全
207ねぇ、名乗って:02/03/04 16:10 ID:nXH9XCNi
はぁ…保全
208ななたん:02/03/05 23:21 ID:7ZfmRdO3
最下層だね
209ねぇ、名乗って:02/03/05 23:46 ID:TQPuvLlv
そだね、消えるのかな?
210 :02/03/06 01:16 ID:yn3pi9gI
初期のような純愛小説を書くのがYさんにはあってるように思うのですがどうでしょ。
また読みたい。
211名無し募集中。。。:02/03/06 01:53 ID:yAzDIIrN
レスついてるから消えないよ〜
212Y・185 :02/03/06 02:36 ID:kee6wlv3
最初の作品の改良版をMusumeseekの花で書いてるんですよ
52のレスから大分書き加えてるから、内容も大分違い
ラストも、変えようと思ってるんですよ自分もあれには愛着がありますから
誤字や打ち込みミスもできるだけ無い納得できるような作品にしようと
良かったら見てください。
しかしあと俺はコテハンかえすぎだよな〜〜〜。
213名無し募集中。。♂ ◆omrjqybU :02/03/06 02:42 ID:kee6wlv3
age
214HHH:02/03/06 03:44 ID:h7mAloHG
test
215おはよう:02/03/06 17:47 ID:FwQNgvHK
ageていい?
216 :02/03/09 21:27 ID:FHGkzSbI
消えちまうぞ!!
217名無し募集中。。。:02/03/11 01:39 ID:U2dsn/Tu
よ〜しパパ保全しちゃうぞ〜
218名無し募集中。。。:02/03/12 04:55 ID:2ic7ylhB
きょうも元気に保全
219 :02/03/12 16:23 ID:xf4cwJzz
上昇
220名無し募集中。。。:02/03/15 01:44 ID:HhEeQP/L
こんな小説あったのか。
ちょっと知的でちょっとエロ。いいね。
221名無し募集中。。。:02/03/15 03:03 ID:HhEeQP/L
ごめん220は恋せよ〜へのレスだ。
殺戮も今から読むよ。刷れ汚しスマソ。
222 :02/03/16 01:44 ID:UM8nUS2i
もう書かないのか!?
223がんばれよ
たのむよ!