モーニング一家ー安倍ちゃんの誕生日

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42牧野唯:02/02/03 11:26 ID:SG/+r1i2
そろそろ、日付も変わろうという頃。
うとうとしていた矢口は、がくん!と頭を落とした。
「ぅわ」
「真里っぺ・・・そろそろ寝たら?」
石川の声に、目を覚ました矢口は、「うーん」と言いながら立ち上がる。
「じゃ、私も寝るわ」
一緒に立ち上がった石川を、安倍はロウソクに消化蓋をかぶせながら見送った。
「おー。暗いから、気をつけてよ」
去っていく二人の足音を聞きながら、安倍は心の中で叫んでいた。
(夜はこれから。これからだぜ!!きっと、矢口は暗い中だと、ぜってー怖がるから・・・
 そこに私がそっと、ホットココアなんか持っていったら・・・!)
よし!と一人で頷いて、安倍はいそいそとキッチンへ入っていく。
(えーと、ミルクあっためて・・・。砂糖は多めかな・・・)
暗い中でも、迷う事なく砂糖の壺を手に取れる安倍。さすが日本一!さすがけもの!!
一方リビングに残された二人は・・・。
「真っ暗だねぇ」
「よっすぃー、暗いの平気?」
「んー、別に・・・」
「うそぉ!いっつも、ちっちゃい電気つけて寝るくせにぃぃ!」
「えー、大丈夫だって!ひとりの時はやだけど・・・」
「あっ、そぉなんだぁぁ。ふぅーん」
「・・・わ!」
「どぉぉーしたの、よっすぃー」
「なんか、今、耳に触った!」
「えぇ?何それ」
「う!今度はほっぺに・・・!!」
「うわーやだー!!お化けじゃないのぉ?台風の時はよく出るってゆーしさぁ・・・」
「あー、分かった、ごっちんでしょ」
「遅っ!!」
「やめろよー」
「やめないよー」
「もーくすぐったいじゃん」
「えぇー、どれどれ。こしょこしょこしょ」
「あはははははは。やだ、後藤ぅ」
「お前らぁ!!」

43牧野唯:02/02/03 11:36 ID:SG/+r1i2
ついに、きっちんの安倍が叫んだ。
「暗闇の中でじゃれんなよ!声だけ聞こえると、なんかヤ!!」
「はぁーい」
仕方なく立ち上がった後藤は、当然のように吉澤の腕を取る。
「じゃ、私達も、もー寝るわ」
「オヤスミ、なっち」
「オヤスミ、頑張ってねー」
(あいつら・・・もしかして、私が何しよーとしてるか分かってる?)
二人の声を聞きながら、安倍はちょっと考え込んでしまうのだった。しかし・・・。
「うわぁぁ!」がっちゃーん!!
「ちょっと、よっすぃー!危ないってぇ!」
「だってなんかあったんだもん!足元に!!」
「もー。ちゃんと気をつけなきゃだめじゃん!ほら、私につかまっていーから!!」
「あ、ありがと。ごっちん」
「お前ら!早く寝ろ!!」
階段に向かって吠えた安倍は、急いで作業を再開したのだった。
「よっすぃー、今日一緒に寝る?」
「え。ほんと?」
(私・・・やだ、この家にいんの・・・)
安倍は、沸騰しはじめたミルク鍋を見ながら、こっそり呟いた・・・。
44牧野唯:02/02/03 11:45 ID:SG/+r1i2
ようやくホットココアを完成させた安倍は、いそいそと矢口の部屋に向かっていた。
(待ってろ、矢口!今私が・・・!!)
ふふふ、と笑いを浮かべながら、階段を上っていった安倍の目の前で
「りか〜!!!」
ばたん!ちドアを開けて、矢口が石川の部屋に飛び込んでいったではないか!!
(うそ!何、これ!!?)
慌ててトレイを床に置いた安倍は、石川の部屋のドアにべたっと張り付く。
「りか〜!」
「何、真里っぺ・・・」
「い、い、いっしょに・・・」
「あーもー。ほら、入んなよ」
「やったぁ」
(嘘だ!!)
がっくりと項垂れた安倍はもう、自分を責める事しか出来なかった・・・。
(ばかばか、私の馬鹿!!)と・・・。


第二話 ■完■
第三話に続く・・・予定
45名無し募集中。。。:02/02/05 01:25 ID:t+bVAaN3
割り込み保全スマソ>作者
46名無し募集中。。。:02/02/06 06:17 ID:u41+NTyv
保全
47名無し募集中。。。 :02/02/06 18:29 ID:u/xj9NR/
これ面白いね。
気に入っちゃった。
48名無し募集中。。。:02/02/08 04:10 ID:rnqCnpvQ
第三話待ち保全
49ねぇ、名乗って:02/02/09 01:42 ID:A219XC8y
保全します
50名無し募集中。。。:02/02/10 03:11 ID:mLZfQglK
保全しますよ
51ねぇ、名乗って:02/02/11 00:12 ID:OQ7LId4W
作者コメント待ち保全
52牧野唯:02/02/11 00:28 ID:OTqbvln9
すいません。全然更新しなくて。
今ちょっといろいろと立て込んでて。
とりあえず内容は7割以上出来ているのでもうしばらく待っていて下さい。
53ねぇ、名乗って:02/02/11 00:36 ID:OQ7LId4W
>作者
見てたのねw
保全は読者がなるべくやるのでその点はご心配なく。
マイペースでどうぞ(催促っぽいこと書いてといてなんだがw)
54名無し募集中。。。:02/02/13 05:22 ID:nMV7YJst
保全してみよう
55 :02/02/14 07:59 ID:6y9b8vam
dat行き防止保全
56名無し募集中。。。:02/02/16 04:13 ID:AAzFtTCP
保全してみる
57ねぇ、名乗って:02/02/17 02:15 ID:Z9ZaDAwV
保全してみたい
58 :02/02/19 08:03 ID:fjZBwlDo
保全
59名無し募集中。。。:02/02/20 08:51 ID:y9Vcujhh
保全する
60ねぇ、名乗って:02/02/21 05:38 ID:cEz/l6Xb
努力!保全!A BEAUTIFUL STAR!
61名無し募集中。。。 :02/02/21 09:03 ID:iVJcHtEz
努力!期待!A BEAUTIFUL STAR!
62ねぇ、名乗って:02/02/22 05:19 ID:3Py0fAgv
努力!sage!A BEAUTIFUL STAR!
63名無し募集中。。。:02/02/25 06:31 ID:T8jDhZwK
保全!平和!A BEAUTIFUL STAR!
64ねぇ、名乗って:02/02/26 07:12 ID:SMOKZ0ae
保全!sage!A BEAUTIFUL STAR!
65名無し募集中。。。:02/03/01 02:49 ID:kBufviZw
ホゼンナ!
66極真魂2002:02/03/03 18:49 ID:27cfTvSP
K1保全
67牧野唯:02/03/05 03:20 ID:yuZ+PeLq
今度時間が空きそうなので新作書けそうです。
少し今度は視点を変えて学生物にする予定ですからどうか楽しみにして下さい。
68牧野唯:02/03/05 15:25 ID:yuZ+PeLq
第三話体育祭(走る女)編
体育祭・・・。その決行を知らせる花火の音を、一人聞いている女がいた。
彼女の名は安倍(略)。
家族全員のお弁当係りとなっている安倍は、今日もキッチンにいる。
時刻は、午前5時。普通の人は、当然まだ夢の中で戯れている時間だった。

どおん、どおん、という花火の音を遠くに聞きながら、安倍は沸騰し始めたコンロの火を止め、
感慨深げに呟いた。
「いよいよ・・・体育祭・・・!!」

彼女らの通う高校の、今日は体育祭の日なのだった。
普段の部活動や、体育の授業での成果を発揮し・・・!力強い若人の青春の輝きを競い合う、素晴らしい行事!!
安倍(略)は・・・!彼女はまさに体育祭のために生まれてきたような女だった・・・。
69牧野唯:02/03/05 15:36 ID:yuZ+PeLq
それから2時間後。
ようやく起きてきた皆に、コーヒーを配りながら、安倍はいつにも増して、上機嫌だった。
「はよー」
「おはよー、なっち」
「ハロー!!」
「・・・なんで、そんなに元気なの・・・」
後藤が、まだだいぶ眠たそうな顔で、そう呟く。
「ばっかねー、あんた!今日は、体育祭でしょ?一年に一度の!!ここで元気使わないで、いつ使うのっ」
うんざりした顔で、隣を向いた後藤へ、吉澤がにっこり微笑む。
「そーいえば、矢口は?」
「あ、まだ寝てたよ・・・。机に向かったまま」
安倍特製カツサンドを頬張りながら言う石川に、安倍は何ぃ!?と叫ぶと、勢いよく階段を上がっていった。
「・・・どうしたの?矢口」
「まぁた、忙しいんでしょー。生徒会長さまは」
「でもなっちも体育会長だよね?」
首を傾げる吉澤に、
「あの人は、特別なの」
と、二人声を合わせる石川と後藤だった。
70 :02/03/05 15:45 ID:oWl/buZY


おととしの忘年会で行った温泉街のソープのおばちゃん(推定55歳)は、かれこれ30年以上やってるって言ってた。
やはりオマンコは凄い事になってた。しかも上の歯が入れ歯だった。孫もいるんだってさ。
オマンコすっかすかで全然挿入感無いのにトレーシーローズばりの喘ぎ声で、「お兄さん固い!すごく固いよ!当たってるよ!はぁ〜!」
って叫ぶんだけど、全然6分勃ちなわけ。ティンコはどこにも触れてないような感覚。
そうだなぁ〜、例えると350mm缶をくり抜いたのに突っ込んでる感じかな?オマンコなんか全体的に飛び出してて、発情期のサルみたいなワケ。
そんでもって「おっぱい揉んで〜、はぁ〜」とか言ってんだけど、ほぼ棒読み。学芸会のレベル。
で、当然ながら口臭も結構凄いわけよ。ティンコもいい加減にゲンナリしちゃってね〜。
そんな事にはおばちゃんも慣れてるようでね、右手に唾液をたっぷり付けてさ、シゴクんけどさ。
これが逆手なんだ。逆手。シゴクというよりも刃物を突き刺す手つきなわけ。
少しすると唾が乾くでしょ?摩擦で。蒸発して臭いんだ、これが。緑亀の水槽の臭いに近い。
そんでおばちゃんの顔みると、次の唾を口の中で貯めてるわけだ。まだやるかって感じ。
そんな条件なのに、俺のティンコ、また勃ってきてさ。何だろね?自分でもビックリ。
そしたらおばちゃん、大量の唾をティンコにベッタリ塗りたくって。そしてやおらバックスタイルに構えてさ、こう言うわけ。
「お尻の方に入れていいよ〜、お兄ちゃんの、少し大きいけど、早く〜ぅん」言っとくけどココまで生だぜ?
で一瞬躊躇してると、おばちゃんテメェの肛門にも唾塗ってるわけ。
で、その指をもう一回自分の口に持ってって唾追加してんの。今度は指入れて中にも唾塗ってさ。
不思議なもんで、俺のティンコ、ギンギンになっちゃってさ。肛門に突き刺したよ。メリメリと。
いや、メリメリではなかったな。スポーンって入った。後はガムシャラに腰振って、振って振りまくった。
そんで射精した。中出し。おばちゃんの絶叫聞きながら果てた。ティンコ抜いたらさ、やっぱ糞がすげえ付着してんだよね。
まだら模様になってんの。で湯気が立ってた。。。

スレに参加するつもりが随分脱線しちゃったなぁ。誰かに話したかったのかな、、フッ、、。
71牧野唯:02/03/05 15:53 ID:yuZ+PeLq
生徒会長。彼女らの高校では、この職務には多くの権限が許されていた。ただその代わり、
仕事は超ハード。はっきり言って、激務だ。
体育祭は、基本的に体育会が仕切るものの、生徒会も細かい仕事のフォローをしなければならないため、
結局いつものとおり忙しいのには変わりはない。
昨夜も、矢口は開会式の司会や、細々とした準備の手配に追われて、眠りについたのは、
明け方の4時。しかも、机n向かったままなので、身体がぎしぎし痛んだ。
「うぅ、首が痛ぇ・・・」
我ながら、泣きそうな声で思わずそう洩らすと、背中からやたら元気な声が返ってくる。
「あんなところで寝るからだよ!ちゃんとベッドで寝ろって言ってるじゃん」
矢口はもう、反論する気も起きない。
実際安倍も、昨日も夜遅くまで、学校に残って仕事に追われていたはずなのに!奴は朝ご飯まで作り、
そのうえ今日のお弁当まで作り、しかも今は、疲れ果てた矢口を後ろに乗せ、元気に自転車を漕いでいるのだ!!
「なっちって、すごいなあ・・・」
少し呆れ声で、そう言うと、「そんなこと無いよ。私は自分の仕事やってるだけだし・・・」
と僅かに嬉しそうな安倍の声が返ってきた。
「私の送迎も、仕事なの?」
「え。これは、まぁ・・・仕事ってゆーかさ。何、もう習慣っての?」
後ろ向きでも、手に取るように表情が分かる言い方だった。
「そうなんだ・・・」
矢口は小さな声で言うと、安倍の背中に額を当てて、僅かでも仮眠をとろうと、目を閉じる。
(なっちって・・・便利)
眠りの間際に、矢口がそう呟いたことなど、安倍には知る由もなかった・・・。
72牧野唯:02/03/05 15:57 ID:yuZ+PeLq
とりあえず今回の更新は終わりです。
>70は除外して>>45から>>66まで長い間保全ありがとうございます。
これから復活して頑張る予定です。
>70は荒らしですから無視して読んで下さい。
73 :02/03/06 04:57 ID:I/ZhtdeD
>72
ageで更新していたから、荒らしが入ったものと思われ。
春休みだから気をつけたほうがいいよ。
74保全娘。:02/03/07 22:07 ID:d+sopEYz
保全
75ねぇ、名乗って:02/03/10 06:02 ID:YPMW0sff
保全
76名無し募集中。。。:02/03/11 11:18 ID:c33cnWeF
保全する
77牧野唯:02/03/11 23:17 ID:+Fjt6AYW
ちょうど同じ頃。
後藤・石川・吉澤の三人は、学校に向かうために家を出た所だった。
生徒会に関係ない彼女らは、この時間に出てもちょうどいいのだ。
「ねぇ、ねぇ、今年の賞品って、何かなぁ」
後藤が、鞄をぶんぶん振り回しながら尋ねる。吉澤は、それに当らないように2・3歩
後ろを歩きながら、首をちょっとかしげた。
「何?賞品って」
「あれでしょ。最優秀賞、MVPに送られるやつ。去年は、学食無料券1年分だったよね」
「えぇ!?すごーい!!」
思いのほかの大きなリアクションに、石川が吉澤を振り返る。
「何で知らないの、よっすぃー・・・」
「だって、去年私、足捻挫しちゃって途中で早退したんだもん」
「あっ。そっかぁ!!そーだったよね!それで、その後何回も家の階段で転んだよね!!」
「うるさいなぁ」
駄目押しする後藤を、吉澤が軽く睨んだ。
「へへへっと、射程距離から逃げる後藤。
(しかも、吉澤の射程距離は、かなり狭い)
「去年も、ダントツなっちだったよねー。今年も、狙ってるんじゃない?」
「えぇ!?なっち?じゃあ、学食1年分タダだったの!?」
「はぁ〜!?なんで知らないの、よっすぃー」
「めちゃくちゃ有名だったじゃん。私も何回か、奢ってもらったよ?」

78牧野唯:02/03/11 23:24 ID:+Fjt6AYW
再び驚く吉澤。ただし今回は、聞いた二人の方が驚いている。
「うそぉ。私、一回もない・・・。もしかして、知らなかったのって、私だけ・・・!?」
「・・・普通、知ってるよね」
「多分、全校生徒知ってると思ってたよぉ」
石川と後藤は、顔を見合わせて、笑いを堪えた。
「ねー、二人とも。どっちかMVP取ったら、私に奢ってね」
「うわー!私、絶対無理!!」
大声で叫んだ後藤に、石川が続ける。
「あ。でも、今年はまた、賞品違うんじゃない?たしか、体育委員会が決めるんだよ、あれ」
「えぇ〜!?なっちが決めるのぉぉ!?」
「何なんだろ・・・。ちょっと怖い・・・」
開会式で、発表されるよ。きっと」
うーん、と考え込んだ三人の遥か先から、どおんどおん、と再び花火の音が、響いてくるのだった。
79牧野唯:02/03/11 23:27 ID:+Fjt6AYW
久々の更新です。
>>73これから下げ進行にしていきます。ありがとうございます。
>>74から>>76保全ありがとうございます。
80名無し募集中。。。:02/03/15 05:43 ID:wjk79y0i
>作者
更新感謝
81ねぇ、名乗って:02/03/16 06:50 ID:Bm1Pe7yo
保全
82名無し募集中。。。:02/03/16 15:53 ID:InRXPGQq
( ^▽^)<ホゼンナッ!
83ねぇ、名乗って:02/03/17 08:25 ID:xKzlU0aq
(0^〜^)<ホゼンナッ!
84名無し募集中。。。:02/03/19 03:44 ID:wsOBLIGv
( ^▽^)<ホゼーンナ!
85名無し募集中。。。:02/03/20 03:46 ID:CV9+Z17w
川゜〜゜)|| <ハゼーンナ!
86 ◆CArpgams :02/03/25 00:05 ID:4lqVnuPR
テスト
87名無し募集中。。。:02/03/27 13:04 ID:rZzR8rRY
 
88名無しさん:02/03/28 12:22 ID:PvIeVEpg
(●´ー`●)<ホーゼンナッ!
89、(・ω・;)ノ:02/03/30 22:46 ID:99X48pD3
さらしだな・・・
90ななし:02/04/06 03:40 ID:Y6fxD7D5
待ってるぞー(w
91名無し募集中
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