「あんた無断欠勤しているんだって?
人に迷惑かけるなんて最低だよ。」
ユウキは下を向いて黙っている。
少し点数稼いじゃおうかしら。
「ねえ、ココじゃ何だし、ゆっくり話しも聞きたいのだけど。いいかな?」
「あっ、はいどうぞ」
あたしとゴトーとソニンだけが中に入り、他の者には外で待っててもらった。
室内にはあまりめぼしい家具はない。
ソファーべットに作りつけの机とロッカーしかない。
インターネットでもしていたのだろう。
机上のノートパソコンには「逝ってよし」とか「鬱だ氏のう」の文字が見える。
あたし達はカーペットの上に座わった。