1 :
飛来:
ゴマキって、どう見たって人間としてクズだよね??なのに
どうして人気あるわけ??
しかも、ソロの「溢れちゃう・・・BE IN LOVE」って、
子供も聞くのにヤバクねぇ??
ヤリマン魂が溢れてるっつーの!
2 :
http://haropro2001.tripod.co.jp/img/050.jpg :02/01/21 23:45 ID:fH1vFHTW
お前がつまらねーっつーの!
3 :
ねぇ、名乗って :02/01/21 23:46 ID:L0RcStP+
誰か、後藤がエロネタで引いたら
あんな歌、歌ってるくせにぃ!
と突っ込んでくれ。
4 :
sage:02/01/21 23:46 ID:XjiT0q2h
放置ケテーイ
5 :
名無し:02/01/22 01:12 ID:ukOf3xc9
6 :
:02/01/22 01:19 ID:YS4bfRIU
∋oノハヽo∈
(. ´D⊆0___,, <くそすれがあがっているのれす!
(つニ∩,---' ̄ ̄
(__ノ"(__)
@ノハヽ@
(. ‘д⊆0___,, <よしゃサゲや!
(つニ∩,---' ̄ ̄
(__ノ"(__)
糞スレ認定
8 :
おーびたー1:02/01/24 00:23 ID:Gb4rtmWf
スレ貰っていいかな?
ありがとう。じゃあいきます。
-------------------------------------------------------------------
スペースドラマ 「星のかなたに」
漆黒の空間を単独航行している一隻の監察宇宙軍フりーゲート艦があった。
「……で、結局その男にべーグルおごらせてバイバイしたのよ。」
「えっ?それではヨッシィーさん食い逃げじゃでざいませんか?」
「そんな!人聞きの悪い。向こうが是非おごりたいっていうからと…」
主操縦席とオペレータ席でダべるヨッシーとコンノのムダロをあたしは、後ろで苦笑いしながら聞いている。
「副長はどうなのでざいますか?」
突然、話を振られるが…
「えっ?あたし?……」
「ケイちゃ…もとい、副長にデート話をふるんじゃない!」
「どうしてでございますか?」
「副長がデートするわけないでしょ。聞いていいことと悪いことが・・・」
あたしはコーヒーカップを片手にゆっくりとコマンダーシートから立ち上がった。
大型スクリーンに歩み寄り投影されている無数の瞬く星をみつめた。
あたしだってデートぐらいしたことあるわよ。
そら、片思いだったけれど。
スクリーンの向こうに士官学校の同期だったある人物の顔を浮かべていた。
「ピィーピィーピィー」
唐突に非常通信傍受のアラームが鳴り響く
「?」
振り返るケイ。回線を開くよっしいー
ヘットセットに右手をかざしちょっと眉間に皺をよせる。その横顔を不安そうに見上げるコンノ。
「発信元は、しぶんぎ座イータ付近です。」
早い、さすがにヨッシー三尉は場数を踏んだだけあるわ。コンノ候補生はドンパチになるとするとはじめての実戦ね。
モニターディスプレイに映る文字が緊急自動送信ブイによる遭難信号であることを告げている。
ケイは即座にインターホンをとり艦長室をよびだした。
でない…。また宇宙と交信しているのかな?
そのときモニターの下からぬっとあらわれた。あかん、目が完全に逝っている。
それでもケイは、不動の姿勢をとりSOS傍受報告を行おうとした。
ぼーとした顔のまま表情もかえずに艦長はケイに言った。
「………なさい。」
「は、いま何とおっしゃいましたか?」
モニターの向うでは、じっとこちらを見つめている。あたしまだ、発信元伝えてないよ。
つぶやくような小さい声がくり返た。
「機関最大出力、しぶんぎ座イーター星系へ向かいなさい」
「了解しました。パイロット、進路変更しぶんぎ座イータへ向かえ。」
あたしはいつもながらカオりンの予知能力に驚いた。コンピーターより先に発信地点をいいあてている。カオりンの予知能力が発動されたとすると、これは大事件の始まりだ。あたしは警戒体制の一段階のレべルアップを発令した。
ヨッシーは艦内放送のスイッチを入れ短く伝達する。
「第3警戒体制発令。右舷直」
通常の航行時は、24時間で8時間毎に4時間当直につく3交代制だが、第3体制になると半分が12時間ごとに当直につく。
つまり乗員の半数が警戒にあたり、残り半数は半強制的に寝ることになる。この半数の分け方が右舷・左舷なのである。
どこか遠い広い空間。流星がとてもきれい。幾つもの打ちあげ花火が広がる。
小さい頃、両親と兄弟で並んで見たきりだった。何年ぶりなのだろうか?きれい…
えっ?どうしてこっちに来くんの。
何時の間にかあたしは、搭載艇のコックピットにいる。幾筋もの花火がキャノピーをかすめっ…て、これ花火じゃないじゃん。
工ンジンに被弾した。船体が小刻みに振動をはじめる。あたしの乗った搭載艇は、どこかの惑星の重力に捕らえられる。
姿勢制御できない。このまま死ぬのかな?まあいいや、揺れがさっきより大きくなって来たし…。
「いいかげんに起きるべ」
「ん、ぁ、、、あと5分寝かせて…」
「そうはいかねえべさ、ほーら起きるべさ」
「ん ー っっっ…」
「第3体制が発令されたんよ。起きねばだめしょ。」
「だ・い・さ・ん・た・い・せ・い?」
「そうだよ。なっちは先に行くよ。」
夢か…ひさしぶりだな。だいぶ長い事夢なんて見ていなかったっけ。花火か…。
って、こんな事考えている場合じゃない。
急がなきゃ。でもなっちが行くってことは、右舷直だな。ゴトー左舷だから寝ててよかったじゃん…うーんZZz…
砲術長ゴトー二尉は、また眠りについた。
「あいぼん、大変なのれす。
だいさんたいせいはつれいなのれす。」
「せやな。さっき放送入っとったしな。
なにがあったんやろ。ののは航法科やからブりツヂ行って聞いてきてぇな。」
「りょーかい!」
直立不動で敬礼をするとくるっと左回りをして何か歌いながら走りだしていく。
「くるくる回って八イポーズー。」
あいぼんは、その後ろ姿をしばらく眺めていたが菓子の箱をそっととり出しつぶやく。
「あぶなく、菓子喰うてるのばれるとこやった。ののに見つかったらなんぼあってもたらんし、どこに隠しとこか?そーや、うちの機のコックピットに乗せておこか
「副長、しぶんぎイータ星の情報検索できました。」
「ん。メインスクリ―ンに出してちょうだい。」
この子は手際がいいわね。さすが任官試験上位合格者だわ。おなじ合格者でもあたしの副官は…
ヨッシィーはブりッヂにいる皆に対してブりーフィングを始めた。
「イータ星はGU型の恒星で5つの惑星があり、外側2つが開発不能のガス惑星で第3惑星が、現在WWWA社によって惑星改造の途上にあります。第3惑星の直径は5千Km強、表面重カ0.97G、公転周期1.3年自転周期31時間…」
この惑星の開発は超・超大手のワールドウ工ストワーキンクアステイション社略してWWWAが担当している。ボールペンから兵器惑星開発までなんでもござれの総合商社である。
情報によると、空気の成分や大気圧、水質等の調成も済んでおり、植性と地殻の安定を待って植民が開始される段階まで進んでいて、現在一番大きい大陸の赤道近くの海岸に開発事務所とちょっとした街ができているらしい。人ロは千ニ百名ほど。
全員WWWA社の社員とその家族で構成されているという。
「のの候補生はいりまーす。」
げっ。うるさいお子ちゃまが入って来た。
「おそいべ。どこさいってたの。すぐに来ないとだめしょ」
「ごめんなさい。」
あぁ。反省のポーズだよ。でも、ポーズだけで本当は反省してないんだよ、いつも。
なっちが指導をいれるのにまかせておく。あたしはこの子たちどうも合わない。
その点チャーミーはまだ分りやすくていいか。この子達の指導官でなくて本当に
よかった。のの候補生の指導はもともと力オリン艦長だったのよ。だけど前艦長の
転属でカオリンが昇格したので十分に面倒を見られない事から溺愛状態になっている。
艦内でも特別なお子ちゃまである。んな事を思っているうちに説教が終わったみたい。
とてとてと歩いてあたしの方へやってくる。なっなによ。あたしをじっと見上げている。あたしに喧嘩売る気?
「「……。」」
みつめあう2人...って何考えているんだろ。
あたしは、ロリコンじゃないわよ。周囲の目もあたし達に注がれている。あたしも緊張して張り裂けそうよ。
「おばちゃん」
「「ギャハハハ…」」
えっなに?この爆笑は?何てこと言うのこの子は!
「おばちゃん。何ごとなのれすか?」
「おばっ、お・ば・ち・ゃ・ん」
あっ、あたしは、キャプテンシートからひっくり返ったわよ。
<21
お声がけ有難う御座います。色々な方に読んで貰ってアドバイスをいただけると
嬉しいので、宜しくお願いいたします。
惑星改造技術の発達とともに数えきれない惑星が人類の
住める星に改造された。
人口が増加すると街ができやがて新国家が生まれる。
各惑星毎に独立の機運が生まれた。
ここに地球連邦政府とのあつれきが生じる。
連邦政府主導の連邦宇宙軍が内乱をおこした惑星を
つぎつぎに鎮圧していった。
それもかなり血生臭いやり方で。
その後植民惑星側も連合して連邦に対抗を始める。
この軍隊が連合宇宙軍である。
長い戦いが続きついに連邦も植民惑星の独立を認めた。
しかし、長すぎた戦いの為に両軍とも軍規が乱れ所属
のわからない軍閥も発生した。
この宇宙に広がった軍隊もどきを一掃し治安を維持する為、
連邦・連合両軍の憲兵・警察軍を集めて創設されたのが
監察宇宙軍である。
監察宇宙軍の任官制度は、AD16世紀の英国海軍に
似ている。
各艦長の裁量で候補生を乗艦させ艦の士官が実地で
指導し教育してゆく。
そして、年に1回おこなわれる任官試験に合格して初めて
三尉に任官する。
候補生の人数は、艦の種類と艦長の実績でだいたい決
められる。任官後も大抵は同じ艦に乗り組みを続け二尉
になる前に士官学校へ入校する制度になっていた。
「ワープアウト・レーダーアクティブ」
数分の沈黙。
「レーダー、パイパー通信ともに反応ありません。」
イータ星系外縁にワープアウトした。緊急通信ブイからの
通信が続いている筈なのに、全く検知出来ない。
あたしらが、ワープ中に解決されたのだろうか。
艦長の目があたしに向って「ねえ、どうするの」と言っている。
迷った時は駅前の交番で聞けって…寒いわね。
あたしもチャーミーのギャグがうつったわよ。
惑星に接近して無線で呼びかけてもまったく反応がない。
陸戦隊を降下させるしかないか。
だれを出そう?ヤグチ隊かゴトー隊か?
今回は、状況調査が目的だし戦闘になる可能性は少ない。
ここは、速戦型のヤグチより冷静なゴトーだろう。
乱戦はヤグチに限るが腰を落つけた戦いはゴトーの方が頼りになる。
よし、艦長に意見具申しよう。
「艦長、陸戦隊出しましょう。」
「そうね、ケイちゃん。ヤグチ出して。」
あらま。あたしと逆の判断したよ。
もしかして、この工スパーはあたしの心を読んで逆を言っているんじゃなかろうか?
インター力ムでヤグチを呼び出す。
「ヤグチ二尉、陸戦隊降下準備。」
「おっ!オレの出番かい!オーィ!! みんなー出撃だよー。イックヨー!」
「「オー…」」
戦闘機隊長ヤグチはそのはつらつとした元気さとサバサバした性格それに
他人への篤い思いやリで部下からの信望は厚い。
身長145cmの小柄なヤグチがなんと大きく頼もしく見えることか。
インカムを通して戦闘機隊員の歓声が聞こえて来る。
こいつはあたしと同期だし、一尉に進級すると飛行長をさせられて自由に
飛べなくなるのはいやだって進級を拒んだぐらいの頑固者だ。
たのむぞマリっペ。
「陸戦隊降下準備できました。」
かん高いアニメ声がひびく。そんなに大声ださないでも聞こえるわよ。
彼女があたしの教え子で現在副官のチャーミー三尉よ。
「ヤグチきいてる?」
「あいよ、ケイちゃん」
「降下地点は開発都市の西20Kmの砂漠地帯。着陸したらホバークラフトで30分ほどね。
民間人が居るかもしれないから発砲は十分に気をつけて。状況は全く不明。
状況報告をまめにして。以上」
「はーい。ケイちゃん。いってきまーす。」
とりあえずヤグチ小隊を惑星へ降ろす。
植民の為に開発途中の惑星である。
地殻がまだ安定していないため、砂漠と溶岩台地の比率が高い。
着地地点は広大な平野だが遠くにいくつも噴煙をあげる火山が見える。
ヤグチたちは2台のホバークラフトに分乗し開発事務所のある町へ向った。
先頭はヤグチとのの、あいぼん、兵士3名がのり、ミカ曹長以下5名の兵士が続く。
「わくわく楽しいのれす。」
「のの、この大きなリックには何が入いってるんや?」
「おやつれす。バナナはお菓子の仲間に入らないのれす。」
「さぶっ、そのギャグ若い人には、わからへんて」
「てへてへ」
突然ののは頭上を指さした。
「あの、上でぐるぐる飛んでいるのはなんれすか?」
「あん?とんびだな、あれは。」
ホバーを操縦していたヤグチがかぶりを振って見上げながら答える。
「とんびって何れすか?」
「とんびってのは、鳥だよ。ああやって餌を探し、みつけると一気に飛びかかってくるんだよ。」
「そやで、きっとののは栄養が良よくて旨そうやて思うとるで」
「ののは、とんびの餌ではないのれす。」
開発事務所のある街が見えてきた。
街と言っても事務所を中心に伸びた放射状の道沿いに2階〜3階程度の
小さな建物が並んでいるだけの落ち着いた村という感じだ。
その外側を同心円状の道路がとりまいている。
う〜、待つ身はつらい。
べつにトイレを待っているわけじゃないわよ。
あ〜あたしが現地に行きたいぐらいよ。
じゅるじゅる、ズズズー。
ウィダーゼリーがもうないわよ。
33.5
のののぽっペたがいっもの倍ぐらいふくらんだ。
彼女たちは、着陸地点から同じ「とんび」が後をつけていることに気付いていなかった。
34の先に2行ぬけました。
って読んでくださっている人いるのかな?
読んでるよ>作者
>36さん
あ、れす有難う御座います。
ホバーで出発するとの連絡があってからすでに30分。
そろそろ到着してもよい頃だ。
おっ通信がはいったわよ。
「街に到着したよ。でもねぇ、おかしいんだよ。誰も居ない。ケイちゃん?映像届いている?」
ヤグチの言葉 どおり街に人の姿が見えない。
映像の隅でブタの鼻をしている約二名が居るがこの際無視する。
「まずは開発事務所へ行ってみて。そこまでの間にも誰か居ないか注意して。
ただし一般の住宅への進入は避けるように。」
あたしは短く指示を出す。
開発事務所まで結局猫の子一匹見つけられなかった。
開発事務所は5階立てだが結構広い辺が200mぐらいあるビルが2つある。
ヤグチは自分の分隊を右側、ミカの分隊を左側の探索にあてる。
最初1階を分隊全員で捜索したが効率の悪さに気付きヤグチは、さらに分隊を2人一組に分けた。
「そこの2人2階を探索して、ののとあいぼんは3階、あなたは私と4階。
何も発見できなかったら5階のおどり場へ集合。
何かあったら無線で呼ぶ。いいね、みんな。」
こくりと肯くと一斉に階段を駈けあがってゆく。
ののとあいぼんは、とても立派な部屋へ入り込んだ。ここの責任者の部屋だろうか?
床はマホガ二ーがに貼られ毛の長い赤絨毯が敷かれ、壁は渋い一面のオーク貼である。
「おんなのこーはみんなまっーてるゥひぃなぁまつぅり〜」
皆と別れてからノノはずーと歌を歌いつづけとるのや。
本当にお子ちゃまやなぁ。ちょとからかったろ。
うーんと、よっしゃ、あのクロアゼットの中に隠れたろか。
アイボンは、先廻りすると大きなクロアゼットの戸をそっと開けてもぐりこむ。
「…。あいぼん?あれっ?あいぼんはどこれすか?」
うへへ。探し始めたで。
って、何で引出しの中を探すのかいなぁ。
そんなとこにはいらんて。
壁のスイッチいじり始めよった。
部屋の電灯がついたり消えたり繰り返す。
やがて、壁の一部が開き幾つものモニター群が姿をあらわした。
「あっ、ヤグチさんら。ミカさんもいる。てへてへ。これで寂しくないのれす。」
ののは椅子に腰かけると背負っていたリックから、チョコレートを出して食べ始める。
なんや、緊張感のないやつやな。せやけど旨そうやな。一つ貰いにいこかな。
ん?なんやらこっちを見とるで…
「あいぼん、みっけなのれす」
「なんや、見つかってしもうたのか。」
クロアゼットから這いだした。
「なんで見つかったん?」
「ののの目はごまかせないのれす」
見るとモニターの1つに自分が大写しになっている。
「おもろいなぁ。皆の姿が丸見えやん。」
「あいぼんもチョコレート食べましゅか?」
「うん、ちょうだい。」
ののがリックを持ちかえるときにスイッチの一つに微妙にあたってしまっていた。
それは、侵入者通報ボタンであった。
4階はまるで迷路の様だった。
大きな部屋から小さい部屋へ続くドアがいくつもある。
ドアに向うたび交代で援護姿勢をとる。
何個か目のドアに近づいたときに多数の足音が響いてきた。
突然ドアが焼かれ中から幾筋もの光条が差し込んでくる。
「…!」
突入しようとドアの横に立っていた陸戦隊員の顔が硬直する。
驚きに手にしていたレーザーのトリガーが引かれ窓ガラスをうち抜いた。
あと少しでも撃つタイミングが遅れていれば、彼女はハチの巣になっていたところだ。
援護しようと机を盾にして構えていたヤグチも声も出せなかった。
一瞬の驚き。しかしその驚きも次の斉射で冷静な判断力がよみがえった。
無線で呼びかける。
「みんな、早く建物から出て。ミカ、応急陣地になりそうな場所を探して」
ドアが蹴破られる。
兵士?いや人型のアンドロイドだ。
真横から至近距離で陸戦隊員がレーザーを撃つ。
胸を射抜かれてそのままもんどりうつ。
続く一体の頭部をヤグチがレイガン(拳銃型レーザ)で撃ち機能停止させた。
「あたしらも引くよ」
陸戦隊員に声をかけ一気に駆けだした。
3階では、2人はまだモニター画面を見いっていた。
ヤグチたちの映像もドアをレザーが貫通した所までは見ている。
その直後モニターがブラックアウトしてヤグチからの叫ぶような撤収命令を聞いた。
二人は、不安にかきたてられながらも走り出す。
すでにミカはロータりーの植え込みや花壇に兵士を2人づつを配置してヤグチたちが合流するのを待っていた。
ホバークラフトもロータりーに位置を変えている。
何にが起きたのかは、わからないがとにかくヤグチ達の入ったビルの出ロに対する防衛体制は整った。
40
ミニモ二ひなまつりの歌詞が間違っていました。ごめんなさい。
読ませてもらってますよ〜
>46さん
ありがとうございます。
次の場面との整合性がうまく行かず悩んでいます。
先に向けて布石を打ちすぎて、全部処理なくて上手く話がまとまらず
昨日はアップできませんでした。
ずっと先の話がすでにできていたりします。
必ず完結します。宜しくおつきあいお願いします。
かなり遅れてヤグチ達が出て来た。後方へ銃を撃ちながら転げる様に駆けて来る。
ミカ達にも、ヤグチが何を相手にしているのか見えて来た。
ミカは、兵士達に援護射撃を命ずる。
アンドロイド兵士は3・4体づつ玄関にあらわれる。それを、12人で射倒す。
20体位倒しただろうか。
外部から回転赤色灯をつけた車両と護衛する40体程のアンドロイド兵士の一隊が現れる。
「マスターのご登場ね。」
アンドロイド兵士は単体では行動できない。
アンドロイド兵士に指令を与えるマスターコンピュ―ターが必要となる。
マスターは各種センサーからの大量な情報を処理するので嵩が大きくなり、
しかも通信防害を最小限にする為に現地に出向かなければならない欠点を持っている。
この自走式マスターコンピューターを一般に指揮車両またはマスターという。
マスターは赤く塗られた小さい倉庫の近くに陣どると、アンドロイド兵士を横二列に並べ、前進させ攻撃を開始した。
19世紀古式ゆかしい横隊密集戦法である。
散兵線では不利を悟ったヤグチは全員を集結させレーザで応戦した。
5体程倒した所でアンドロイド兵士達は一旦撤収する。
今のは当方の威力偵察だろう。
一息ついてミカはヤグチの傍による。
「隊長、こんなに早く奴がこちらの動きに対応したという事は、どこかであたし達を見ているに違いないよ」
傍らで聞いたあいぼんは息をつきながら話し始めた。
「隊長、うちら3階でみましたで…。」
3階で見たものを説明する。
話しを聞き終えてヤグチ、ミカの目がするどく周囲を見まわす。
あれだけの騒ぎを起こしているのに近くの木とビルのひさしに鳥が留っている。
確かに変だ。あれに違いない。
「モニターの数は幾つだった?」
「始め3つだったのらけど、ヤグチさん達のが見えなくなったのれす。」
ヤグチはミカに目で合図すると、流れるように構え二人同時に銃を打つ。
どちらも一発でしとめる。
「よし、奴等の目は塞いだ」
しかし、マスター自身の対人レーダーと光学機器がまだある。
常に上から監視されるよりましだが…
次の手は、マスターを潰す方法だ。
レーザーの集中攻撃でも潰せない事はないが、この距離での命中率に難がある。
ののとあいぼんは二人で何か話していたが、改まってヤグチの前へ進み出た。
「このあとは、うちらに任しといてください」
「…くらはい」
「気持ちは嬉しいけどね。お前らでどうするつもりだよ。
まさか、二人で突っ込むとはいわないだろうな。」
「そのまさかれす」
「バ力やろ、そんなことしたら近づく前に蜂の巣だぞ。」
「そやから作戦がありますねん。」
そう言うと二人はあるものを指差した。
うーん。身長からいくと問題ないけど二人とも横幅がねぇ。
むしろ、あたしとミカの方が…でも、おとりになるほうが重要か。
二人が接近する前に全滅したら元も子もない。
よし、まかせよう。
次に来る攻撃を防ぐ作戦はっと…。
何かの工事用のコンクリートパイプやドラム管の束が目にはいった。
ヤグチは一人の隊員になにごとか話しかける。
アンドロイド兵士の方向を眺めると、何時の間にかその数が増していた。1個歩兵中隊分120はいるだろう。
整列を始めている。
こんどは、重厚な縦長体型だ。
先ほど話しかけられた兵士が、ホバーの位置を変える。
「みんな、前から順に狙うんだよ。倒したらすぐに次を狙う。
倒れたのにかまっている必要はないよ。
獲物はたくさん居るんだからね」
先頭が射程距離に入る。
「ファイヤー!」
最前列のアンドロイド兵士が倒れる。
その倒れた兵士を踏み越えて次の兵士が前進してくる。
その兵士を倒す。次の隊伍が前進する。
次々と迫ってくるその姿に恐怖感が増大してくる。
「今だよ!やっちゃえ!」
ヤグチは頃合を謀ってホバー上の兵士に叫ぶ。
エンジンのうなり声がしてたと思うとドラム缶やら土管やらが転がりアンドロイド兵士に襲いかかる。
レーザーで応戦するアンドロイドもいるが、ドラム缶の中身がアスファルトだったからたまらない。
レーザーの熱で中身が溶け、あいた穴から溶れ出す。
足を滑らせてバランスをくずし倒れる者、可動部分にアスファルトがはいり込み動けなくなるものが多数になる。
だが後方の者は前方の惨状におかまいなく前進を続ける。
まもなくアンドロイド兵士たちの有効戦闘距離にはいってくる。
55 :
おーびたー1:02/01/31 21:44 ID:+yWtan+l
「いくでぇー!」
「へい!」
ガラガラガラ・・・・
あいぼんが前に載り、後ろからののが全力で押す。
一気に加速する台車。そうあの荷持を運ぶ台車である。
通常手で押す手すりの部分にこの台車は荷物止めのステンレス板が貼られていた。
そのステンレス板を盾にして乗っているのだ。
マスターの位置した場所は坂の下なので都合がよい。
しかも二人の重量で、一度速度が出れば慣性も大きい。
ボブスレーの様に体重移動をして向きを変え、ドラム管やアンドロイド達を縫うように進む。
アンドロイド兵士も撃って来るが、ほとんどのレーザー光をステンレス板は跳ね返している。
彼女たちは身長が低いので巧くステンレス板の後ろに隠れることができる。
「テヘッ。いんでい・じょうずみたいれ、かっこいいれす。」
途中のバンカーもひとっ跳びでみるみるマスターに近づく。
あいぼんはハンドアボーン砲をかまえ、
「のの、いくでえ〜。」
「へい!」
ののがエネルギーカートリッジを装着しあいぼんの肩を叩いた。
「でえぃゃ!」
掛け声とともに青い閃光が覆う。
マスターは、分子の段階までに分解され欠き消えた
ヤグチたちを攻撃していたアンドロイド兵士もその場で機能停止している。
「みんなー、やったね。大勝利!イェー。」
「「イェーィ」」
破顔一笑のヤグチの叫び声に隊員達も一斉に笑顔で答える。
曹長一人が渋い顔をしているのにヤグチは気付いた。
「ミカどうしたの。あたしら勝ったんだよ。」
「オーノゥ。隊長、はやくゥこの星からァ脱出したほうがいい。いそがないと…。」
勝利もつかのま、マスターと―緒に赤い建物、つまり地殻制御コンピューターまでふっとばしてしまっていた。
警備コンピューターは、地殻制御システムを盾にしていればヤグチ隊の攻撃はないと判断したのだ。
そう所詮コンピューターである。
ヤグチ達がこんな重大なことに気付かないという事をコンピュータは予測できなかった。
はげしい地震と火山の噴火のなかヤグチ隊は全員無事に撤収した。
こうして、非常通信は誰が発信したのかわからなくなったのよ。
そのうえ、所属根拠地への即刻帰還命令がやってきたの。
しぶんぎ座イーター星系への無法な攻撃で住民千二百名の殺害と惑星破壊による損害賠償でWWWAから訴えられたらしいわ。
根拠地へ入港するとすぐに法務官が軍事査問会議への出頭命令をもってきたのよ。
厳しい取調べを受けたけど結局、ヤグチ隊の個々に取り付けられているビデオの映像から行動に過失がないことが認められたわよ。
ののが警備システムを作動させてしまったのも事故と判断されて過失なしよ。
唯一、攻撃前に地殻制御システムの存在に気付かなかったとして、ヤグチが管区指令官の口頭注意の処分をうけたけれど・・・・
----------------------------------------------------------------------
新聞は、宇宙軍が事件をもみ消したと叩いたが事実が無いものは無いと憤慨する娘。たち
寄港中のある飲み屋で酔っ払いにゴトーはからまれ一発くらわす。その早い事、強いこと。
大事にならないうちに店に勘定と迷惑料をカウンターに置き外へ出たが、ゴトーは酔っ払いの仲間に追われていた。
-----------------------------------------------------------------------
ふあぁ。つまらない映画だったわよ。
今日は、たまのお休み、めったにないお休みよ。
なのに何故女4人で映画なんか見てるわけ?。
なんか間違っているわよ。
本当はヤグチとあたしだけで男あさりに行くはずだったのよ。
そしたらなっつあんも一緒に行きたいって言うし、チャーミーまでついてきたし。
しかもーチャーミーの奴、今日もあたしの右腕にずーとぶら下がったままなのよ。
重いわよ。
今日のチャーミーは、ピンク色のワンピースに白いフリル付きであたしから見ても可愛いわよ。
でもね、男が声かけてくるたびあたしの腕を握りしめて男を威嚇するのよ。
そらぁ、どんな男だって引くわよね。
「けんかだー。けんかだぞー」
通行人の叫び声が聞こえた。
なぬぅ。喧嘩?あたしゃ喧嘩大すきだ。
血沸き肉踊る。喧嘩よ、けんか。喧嘩はどこよ?
ヤグチを見るとこいつも目を輝やかせている。
きっと退屈していたに違いない。
お互い肯き合って走りだした。無論、あたしはチャーミーを引きずっていたけど。
ボカ。ズカン。
ヒョホー。やっているわよ。4対1で。
細身で長身の男がカンフーの構えをして、その長い足で廻しケりを入れる。
カッケー!。
ケリをくらった奴がふっとび道路にうずくまる。
あたしは、1人で戦う男に見とれたわよ。
その筋のとおった鼻筋。端正な顔。かお?ってゴトーじゃん。
「「ゴトー!」」
ヤグチとハモッちゃった。
そしてゴトーはこっちを振り向いた所で、おやくそく通りに顔にパンチが入って崩れ落ちる。
ゆるやない。あたしは血が逆流した。
「くぉぉのやろーぅ。」
ヤグチは、ゴトーを殴った相手に頭突きタックルをかます。
二人はそのまま倒れこみ上になったヤグチは抑え込みはいる。。
あたしはヤグチに襲いかかろうとした双にストレートフックをお見舞いする。
決まり?
ところが、相手もかなり強靭でモロに入ったのにフラフラしながらも打ち返して来た。
避けきれず左頬をこすったわよ。
乙女の顔に傷つけて只で済むと思うわけ?
回し蹴りぃ!。どうよ?
チェッ。腕でブロックされたのかい!
そのまま突っ込んできた。あたしが下になって倒れる。
くるしい。首を締められる。この手を、汚い手をは・な・せ。
っと…、低い響きとともに相手の手が急にゆるみ、あたしの上から転げ落ちる。
助けてくれたのは誰?
横に立ちはだかる黒い影。
「ヤスダさーん♪」
チャーミー、スカートの中見えているわよ。
ゆっくりとあたしは立ちあがりかぶりをふった。
あれっ?もう一人いたはず。
見回すとだいぶ離れた場所で倒れている相手に向ってナッチが
「いじめは、いけないっしょ」
などと説教を垂れている。
ヤグチはゴトーに肩を貸そうと奮闘している。
身長の差が歴然だ。
「チャミー、怖かったんでネガティブになったんすけどー、ヤスダさんが
負けている所を見てボジティブにならなきゃって頑張ったんです。チャーミーは…」
興奮して勝ち誇ったようにかん高い声で何か言いながら、右肩に寄り添ってくる。
冗談じゃないわ。こんな双はあたし一人で勝てたわよ。
あたしが負けていたって?いた?いたかもしれない。
ん。今回はこの子に助けられたわね。
しゃくだけど、お礼を言うか。
喋り続けているチャーミーの耳元に口を近づける。
「あ・り・が・と…」
「…!」
チャーミーが驚いたようにあたしの目を見上げると、みるみる頬が紅に染まっていく。
んまっ。可愛いじゃん。
思わず見つめちゃたわよ。
「あの〜お二人さん、お取り込中の処誠に申分けないのですが…」
ヤグチがゴトーを背負うようにしてやってくる。
ゴトーはまだ足がフラついているようだ。
「これ見つけたんだけど…」
ヤグチの手の中には、宇宙軍大学校卒業者が付けることを許される徽章、通称『天保銭』が握られていた。
将来中央の幹部になってゆく士官の印・天保銭。
黒色だから法科の専攻だ。
こいつ等が落としたのだろうか?
だとしたら…。
うっう。頭が痛い。
万が一のために保全
>68
ありがとうございました。
保全が必要なのですね。
そのあと、地元の警官も騒ぎを聞きつけてやってきたの。
あれだけの騒ぎとなったのだから当然よね。
しかし、警官は軍人同士の喧嘩と判断し小言を言って放免してくれたわ。
相手グループが軍の法務士官だった事も影響したようね。
とリあえず、手当てや話もしたかったので近場の喫茶店へはいる事にしたの。
「はぁーい。じっとしてて下さいね」
チャーミーが何時も持ち歩いている医療キットから何かの軟膏を出して左頬に塗ってくれている。
「痛いの痛いの飛んでゆけー」
店内に響くアニメ声がちょっと恥ずかしくて赤面してしまったわよ。
ヤグチは、右隣で膝に消毒薬を塗りながら
小声でイテッと何度も呟いているし、
ゴトーはなっちに面倒見られている。
相手のグループもその様子からただの寄り合いではなくきちんと編成されたチームであると感じられる。
「で、どうしてうちのゴトーをお宅等はかわいがってくれたわけ?」
一言、言ってさめたコーヒーを口に含む。
コーヒーの温もりが口内の傷にしみる。
すいません。更新が遅れています。
職場のサーバが不安定なので皆様が帰宅後
サーバーをとめてチェックするのですが原因が
つかめず帰る時間が遅くネットもせずに寝て
しまっています。
思ったより下がるの早いのですねぇ。
頑張ります。
リーダーらしい子が固い表情のままあたしの顔を見つめる。
右手にはビニール袋に入れた氷を握りしめ、
チャーミーにハンドバッグで殴られたコブを冷やしている。
その表情からすると、あたしを値踏みしているようね。
「まず、お互いが何者か名のった方がいいわね。あたしは、…」
「知ってます。ケイ・ヤスダ一尉」
「へぇ、あたしも有名になったものね。
で、そっちは保安三課のどなたかしら?」
「さすがですね。三課のソニン一尉です。
この間の査問会議での答弁は立派でした。
自分も末席ながらあの場に居りました。」
うひゃあ。適当に言ったらあたっちゃった。
「なにもかもお見通しの様なのでお話しますと、…」
監察宇宙軍保安三課つまり経済警察部門の人間である。
彼らは、今回の事件はイーター星開発を乗っ取っていた
宇宙海賊の仕業であると睨んでいると言う。
確実な証拠がないので動けなかったらしい。
その偵察に入る矢先にあたしらが殴りこんで手がかりが
星ごとなくなってしまいくさっていたというのだ。
そこで、うさばらしに街へ出たら最近無断欠勤を続けている
メンバーと瓜二つなゴトーが居たので問い詰め様としていたという。
「もしかしてそいつの名前はユウキ?」
「ええ、そうですけど何故知って…」
「あたしの弟だよ」
ひぇ。ゴトーに弟がいたんだ。
そっくりならえらいいい男じゃん。
うっヨダレがでそうよ。
「ヤ・ス・ダさん!」
いたっ。チャーミー、そんな怖い顔してつねらなくても…
久しぶりの姉弟の巡り合いかい。
彼らに案内させてゴトーの弟の住宅へ行くことにした。
えっ、何であたしが着いて行くって?
そりゃ見たいじゃない。美少年!。
あたしたちのような船乗りは、乗艦自体が家なので地上には特に自宅はない。
艦を離れて宿泊するときは軍と契約しているホテルに泊まるのが普通だ。
まれにマンションとか借りている者もいるが、1年間に何回帰れるのだろうか?
あたし?あたしは無論借りてないわよ。
その方が経済的じゃない。
ゴトーの弟が住むマンションは階層もあまり高くなく落ち着いて静かそうな場所だった。
同じマンションに住むという彼らの一人が入口のセキュリティーを解除する。
エレべーターに乗り4階でおりる。
かべは赤いレンガ調のタイルが貼られ床は防音リノ二ーュームで覆われているので、
足音が全くしない。
「この部屋です。」
ソニンはそう言うとインターホンを押した。
「でも、この通り何の反応もないんです」
言いながら、何度もボタンを押す。
「やっぱり、居ませんね。どうしますか?」
居ないんじゃしょうがないわね。
ここに居てもしょうがないし、何か手がかりを…
「居るよ」
そう言うとゴトーは、インターホンに向って話しだした。
「ユウキ、出といで!居るのは判ってるんだよ。」
ややあって、ドアの鍵を開ける音が聞こえ中からゴトーと
同じ顔があらわれた。
パシィー。
「いきなり何すんだよ!ネエちゃん」
「あんたのせいであたしは殴られたんだからね。
これは、友達のぶん!」
パシィー。
ひぇっ。合うなりいきなり2発ですか。
荒っぽいわね。ゴトーも。
ヤンキーだったって噂は本当かい?
あーぁ。両頬ひっぱたかれて赤くなっているわよ。
「あんた無断欠勤しているんだって?
人に迷惑かけるなんて最低だよ。」
ユウキは下を向いて黙っている。
少し点数稼いじゃおうかしら。
「ねえ、ココじゃ何だし、ゆっくり話しも聞きたいのだけど。いいかな?」
「あっ、はいどうぞ」
あたしとゴトーとソニンだけが中に入り、他の者には外で待っててもらった。
室内にはあまりめぼしい家具はない。
ソファーべットに作りつけの机とロッカーしかない。
インターネットでもしていたのだろう。
机上のノートパソコンには「逝ってよし」とか「鬱だ氏のう」の文字が見える。
あたし達はカーペットの上に座わった。
81 :
さげ:02/02/07 17:53 ID:eNeRdWMK
つまらねぇっす
82 :
寅:02/02/07 18:00 ID:QKTTmiI/
それをいっちゃあおしめえよ
すいませんでした。
でも、自分、読んでる>作者
>作者
やめないでね
>84 >85 ありがとうございます。
こんな駄文ですが、続けさせてください。
でも、少しへこんでいるので、今日は別話でごめんなさい。
ガンナールームにて…
「今日は航行の衝突予防法について勉強するよ。
みんな前回の灯火標識は覚えているだろうね。
オガワ、船舶の両舷に義務付けられている灯標の色は何色」
「はい。右舷が緑で左舷が赤です」
きょうのあたしは、学校の先生役やっているのよ。
候補生の数が多いから時々集中講義をしてるの。
週に何回か輪番で学科試験の対策勉強会を開いていて今回はあたしの番なのよ。
「ん。そうだね。
そこでだ、こんな風にT字型に二隻の船が交わったとすると…」
ホワイトボードにペンで図を書いていく。
ふふふ。今日は何色も色ペンも持ってきたし定規もあるし、ばっちりよ。
もう、図が判らないなんて言わせないわよ。
それに、チャーミーに作ってもらった秘密兵器もあるし…
「さて、どっちの船が避ければいいかしら?ツジ?」
またツジは隣のカゴと話している。
当ててあげるわよ。
「両方が避ければおあいこれす。」
「ん。でもね、船が向きを変えるには燃料も使うし手間もかかる。
だからできるだけ真直に走りたいの。
で、どっちが避けるか決められているのよ。
さっきオガワに灯火の色を聞いたよね。」
ここでチャーミーに作ってもらった秘密兵器を出す。
オォーという声がもれる。
描いて貰った船の絵の裏に磁石を貼りつけたものだがインパクトがあったかな。
こんなものでやる気を出してくれるなら簡単なものよ。
「右舷に接近中の船ならば緑色の打火が見えるから…」
みどりいろ?…
あれっ?そうだったけ?
「…自分は直進する。相手から見ると自分の緑の灯火が見えているから
相手は直進する…えっ?ぶつかるわね」
候補生達は笑っている。
なんかへんよ。
両手に持った船の模型を見比べる。
これ、色が反対じゃん。あぁ…チャーミーのバカ…。
気を取り直して間違っている方の模型しまい肩方だけで話を続ける。
「…というわけよ。わかったわね。」
そろそろみな、飽きてきたみたいだ。
でもまだまだ終わらないよ。
「ほかに、レーダーや通信状態の悪い宙域を航行するときは発光信号
を併用するのよ。
航行中は長音ひとつ、停船中は長音ふたつ、他船を曳航したら長音
ひとつに短音三つ。わかる?」
反応がない。ええぃ、こうなりゃやけだ。
あたしは、節をつけて歌ったわよ。
「行けば一声、とまれば二声、引いて歩けばピーポポポ。はい、ご一緒に!」
「「「いけばいっせい、とまればにせい、引いて歩けばピーポポポ!」」」
「はい、もう一度」
「いけば…ピーポポポ!」
カゴとツジは体をくねらせて踊りだす。
やっとのって来たようね。
数日後、キャビンでゴトーがテストの採点をしながら首を傾げている。
うーん。かわいいわ。
今日は任官試験の模試をしたようだ。
「どうしたの。出来が悪かった?」
「それもあるけど、変な答ばかりでさー。
通信状態の悪い時、船舶を曳航する時の注意点を述べよって出したんだけどぉ。
みんな答えにピーポポポって書いているんだよ。
何だろうねぇ、これ…」
あっ、あいつらぁ。これしか覚えてないのかよぉ!。
涙が、でてきたわよ…。
-------------------------------------------------------------------
93 :
:02/02/10 16:57 ID:mLZfQglK
更新感謝>作者
94 :
保全:02/02/12 12:15 ID:PqGFJHlY
保全
キャビン(食堂)にて…
お腹が空いたわよ。
当直を終えてキャビンへ向う。
今日のランチは何かしらね。
香辛料の芳ばしい香りがしてくる。
カレーかな?
「本日スペシャルメニュー」という張り紙が目に入ったわ。
ああ、この日か。月に一度の忍耐力がテストされる日。
でも、あたしは何時だって耐えているのよ。
スペシャルメニューってのはね、いつもは自動調理機によって
食事のメニューが管理されてるけど、
それだけでは飽きちゃうので食事に変化をつけるのにスペシャル
と名づけた特別メニューを取り入れているのよ。
イチイちゃんが主計長だった頃は楽しみなものだったけど、
最近は変わり種多すぎてちょっとねぇ。
この間なんかナッチ提供のヨーグルトきのこよ。
きのこにヨーグルトかけたものじゃないわよ。
ヨーグルトに生えたきのこの事よ。うぇ。
「今日のスペシャルは、ののチャンに教わったカレーうどんでーす。
ヤスダさんにはチャーミーの愛情ス・パ・イ・ス・入・り」
湯気のたったどんぶりが目の前に出される。
それにあんた、おめめをキラキラさせてキメポーズしないでも....
黄色いお湯の中にうどん玉が浸かっているのが見える。
あたしはまわりを見渡したわよ。
湯気の向うでゴトーが無表情な顔でうどんをすすっている。
おいしいという顔ではない。
ゴトーは目で何も言うなっていっているようだ。
かなり昔の話だけどトイレ味焼きそば事件の時はチャーミー三日も泣きつづけて、
その間メニューはおにぎりとカップラーメン続きだったの。
あれは非常に堪えたわよ。
そのとき、出されたものに文句をいわないって約束を皆でしたのだけれど…
でも、これはね…。
普通カレーうどんといえば玉ねぎ、にんじんグりーンピース、エンドウ豆は定番でしょ。
でも、これには具が全く見あたらないのよ。
思わず麺をかき回して捜したわよ。
黄色いお湯びたしのうどん。一本口に入れてみる。
カレーの辛さは感じられる。だけどそれだけ。
汁をすする。絶対だしが入っていない。
もう一口食べてみる。
うううっ。おいしくない。
「おいしいでしょ。アベさんは美味しいって御代わりしてくれたんですよ。」
「うっ、うん」
ナッチ、やっぱりあんたは偉い。
こんなもの二杯も食べたなんて。(泣
愛情よね、あいじょう。
「候補生のみんなも病付きになりそうなんて言ってたしぃ…」
あいつらには味覚ちゅう物がないのかい?
「うめぇー。リカちゃん御代わりちょうだい。」
ヨッシィー。そんなに叫んで、あんた何たくらんでいるのよ。
「ごちそうさまー」
「あっ食器置いといていいですよ」
「自分の食べた物ぐらい自分で片付けるよ」
ヨシコの御代わりを持ったチャーミーと入れ違いに厨房に入っていくゴトー。
あたしは、どんぶりの中身がほとんど残っていたのを見逃さなかったわよ。
なるほど。ヨッシィーは自分を犠牲にしての連携プレーか。
ヨッシィー。あんたも良い奴だ。
うめぇーと叫びながらガツガツとカレーうどんを食べ続けるヨシザワヒトミ。
この壊れっぷりが大事なのよね。
あたしに欠けているものよ。
今まであたしの中の常識が邪魔してたけど、ミニスカート履いて跳まわるぐらいの勇気をもたなきゃ。
あたしも一気にいくわよ。
数口でうどんをすすり終え、つけあわせのフライドポテトとオニオンリングで口直しをする。
お腹の中で混ぜれば一緒よ。
「美味しかったわよ。チャミー、御馳走様」
そう言いながら百万ドルの笑顔を作って食器を戻しの。
厨房からも笑顔が返ってきて、一件落着ぅ…のはずだった。
そのあと、本当の事を知らず皆の評判が良かったとしてチャミーは事も
あろうにカレーうどんを正規メニューに登録したのよ。
この事態に、チャミーとノノ以外の全員で秘密会議が行われたわ。
そして、ナッチ、ヨシコ、そしてあたしがA級戦犯として次のカレーうどん
の日は全員分食べる刑に処せられたの。
あたしたちは、じぇったい悪くないわよ。
胃薬、ちょうだい…。
-------------------------------------------------------------
102 :
●:02/02/13 18:15 ID:kHtkhdoT
保全しとく
保全してみたい
ほぜむ
作者コメントを待ちつつ保全
保全
------ 機関室にて --------
動力炉の具合が悪いらしいのよ。どこが悪いなんてあたしにはわからないわよ。
この艦は全自動システムだから機関長なんて乗っていないし分厚いマニュアルなんか読みたくないわよ。
少しは役に立ちそうな、コンノとヨッシィーをつれて機関室にやって来たけれど、何とか成るのかしらね?
で、いまコンノはマニュアル片手に制御コンピューターのチェック、ヨッシィーはバルブ類の点検をしてるわよ。
あたし?後ろでちゃんと見ているわよ。
偉い人はねぇ、ただ後ろに立って威張っていればいいのよ。
モニターには、グリーンの表示ばかりで問題に成りそうなところはなさそうだ。
制御プログラム自体のバグに限ってはあたし等じゃ、手に追えないし他の艦にも既に起きているはずだから、関係ないわね。
どっかのバルブが振動で緩んだか締まったのか??
「副長、動力バルブを一つ一つ点検するしかないですよ。」
本当にバルブが動作しているか一つ一つ金槌で叩いてみて音を聞く作業をしなければ成らないらしいわね。
でもバルブのほとんどは妙に高いところに点々と取り付けられているのよ。
金属製の細いラッタルを登っていかなければたどり着けない場所ばかりに何故かあるの。
ゆうに15m以上あるなぁ。20m近いところもあるし。
あたしは、やだね。高いところは嫌いよ。
「私がバルブの位置を指示しますから誰か点検お願いします。」
誰かって、あんたとあたしとヨッシィーしか居ないじゃないの。
ヨッシィーが金鎚持っているからヨッシィーに行かせちゃおう。
「ヨッシィー、動力バルブの点検だって。あんた高い所好きでしょ。」
「えぇー、あたしが行くんですかー」
「そうそう。はしご上らせたらあんたが一番じゃない?」
しぶしぶ、ラッタルに取り付いていく。
「最初はどこから?」
「低い方から行きます。A?6番です」
「ヨッシィーガンバって。Aの6番だって」
「はぁーぃ」
あたしは出来るだけ黄色い声を出して声援に徹するよ。
最初は高さ4mぐらいにある配管に取り付けられた電磁バルブだ。
ヨッシィーがたどり着いたところで、コンノが制御コントローラーを操作して電磁バルブの開閉をする。
パイプに耳を当てて中の音を聞くよっしぃ−。しばらくして声が降ってきた。
「動いているみたいよ」
「次、Aの12!」
「えーっ。高いよぉー」
「つべこべ言わず、の・ぼ・る!」
Aの12バルブは高さ15mぐらいの所にあるわよ。
ヨッシィーはぁっと。登るの速いわねェ。
「コンノ、ヨッシィ−ついたよ」
「はい、電磁弁開閉します」
あたしはメガホン片手に叫んだ。
「どう?動・い・て・い・る?」
「だ・ぁ・い・じ・ょ・う・ぶぅ」
何が大丈夫なんだか知らないが、とにかく動いているようだ。
「次、Bの2!」
「ぎょぇーーーー」
「さっさと、の・ぼ・るぅ!」
ほとんど天井いっぱい、五階以上吹き抜けの機関室の天井近くにあるバルブである。
高さ22mというところか?
おっ。意外としっかり登っていくじゃない。さっすがねぇ。
あたしは、絶対の絶対にいやよ。
「ぎぇーーーー。たっっけぇぇぇーーー。あぁぁぁーーーーー。たけぇーーー」
なんか叫びまくってるわねェ。うるさいわよ。
「コンノやって。」
「はい」
コンノが電磁バルブの操作をすると叫び声が収まってしばらくして、また叫び声が降ってきた。
「う・ご・い・て・なぁ・い・み・た・ぁ・ぃ・ぃ!!」
金槌でバルブを叩きはじめる。壊さないでよ。
「副長。私達も行ってみましょう。」
冗談じゃないわよ。あたしは高い所は嫌よ。
「いやなに人工重力を切ればスグですから。」
ぬぁーにぃ。始めからそれをやってれば怖くなんか無いじゃない。しかし、こやつはあたしの心が読めるのか?
「そんなことはございませんよ。じゃあいきます。」
いっきにジャンプして飛んで行く。楽なもんだ。
ヨッシィ−は急に重力を切られたのでバランスを崩して宙に浮きながらもがいている。
コンノはさっと手を伸ばしラッタルにつかまり停止した。
あたしは、は、てっ手が、とどかないよー。って、天井に衝突した。しかも頭から。
コンノのバカぁ。最初から言っときなさいよ。
「これはここの電磁バルブじゃないですねェ。この先の配管みたいですよ。」
コンノは、てきぱきと調べて行く。あたしは天井にしがみつき、ヨッシーは宙を待っている。
「あれ?なんでここのバルブが閉められているんだろう?」
廃熱用配管の手動バルブの一つをいじり始めた。あたしも近くにいってみる。
「副長、誰かが廃熱バルブをいじったみたいですねェ。」
うーん。本艦に対する破壊活動?妨害工作?これは重大なことだ。
と、考えながら廃熱パイプに掴った手に何かが触れた。何だろう?
探ってみると、その先には……たまご?
バレーボール大の白と茶色のまだら模様の卵が出てきた。何これ?なんでこんなものが??
「おや?副長珍しいものをお持ちですねェ。テフォトソンの卵ですか?」
コンノ、あんたは何でそんなに冷静なのよ。テフォトソンって地球のダチョウと同型種の2mにもなるというあの鳥のことかい?
この卵ひびが入っているわよ。コツコツって音もしてるし…
「ぎぃぁぁぁぁぁーーーーー」
あたしの叫び声よ。雛と目があったわよ。孵化したのよ。あたしの手の中で。
あの、卵はツジとカゴが休暇中にどこかの船員から貰ったものだということが判明したわ。
そして事もあろうか、孵化させるために機関室の廃熱パイプの熱で暖めていたのよ。
温度調節の為に廃熱バルブを絞って、主機関に不調を起こさせていたの。
こってりと説教1時間・船内清掃3時間、油をこってりしぼってやったわよ。
で、テフォトソン?あたしの後をついて歩るき回って困ってるわよ。
鳥は、最初に見たものを親と思ってついて歩く習性があるのよ。
チャーミー除けの道具にしかならないわよ。誰かこれもらってよ。
-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
保全してくださった方々。本当にありがとう御座いました。
なかなか続きが書けなくて、投げだそうとしてましたが、
保全されてるのを見てとても嬉しかったです。
つまらない文章ですが、宜しくお付き合いくださいませ
118 :
:02/02/22 04:40 ID:09UxDJTp
>>117 スタートレックですか?
まさかここで目にするとは・・・
ミスムンの衣装でイメージしました?
スタートレックをイメージして見れば凄く面白いです。
がんばってください!
復帰感謝>作者
保全書きこみ
>118 スタートレックではなく高千穂遥の小説の舞台背景を借りています。
厨房のころ、嵌ってましたので・・・・
ムスミンの衣装でイメージしたのはその通りです。このような小説が読みたかっ
たのですが何処にもにみつから無いので自分で書いてみようって・・・
でも、書くのはやっぱり難しいです。語彙の不足を感じてます。
学生時代、もっと文系科目もやっとけばよかったなって(笑
頑張ってみます。よろしくです。
>119 何時もありがとうございます。新作スレに紹介下さるなど
お世話になっています。がんばります。
保全書きこみ
保全書き込み
保全中
124 :
名無し:02/02/28 05:59 ID:OaM+soDW
保全してみた
ホゼンナ!
保全中
保全
128 :
名無し:02/03/05 00:39 ID:B6Movgt0
★ ★
★ ★
★ ★
★ 新 垣 里 沙 c ★
★ ★
★ ★
★ 大 好 き で す ♪ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★ ★
★
129 :
虎:02/03/05 01:26 ID:/jzHU3EM
糞スレ救済
レス救
保全してみよう
そうしよう
そうきたか。いい加減帰って来い。
来ないね……
何かあったのかも
作者は無事なのだろうか?
生きろ>作者
時々覗いています。
今、会社の決算期なので・・・・毎日、書類・伝票・電卓だけが友達です。
また通常状態にもどったら仕事サボりサボり書き出そうと思ってます。
死にませんよ。死にそうだけど・・・・
虎さんありがとう。あなたの書いた小説スレ教えて下さいよ。
年度末やから大変やね〜
保全はしとくから安心してくれ。
140 :
:02/03/18 18:36 ID:8wipHVpE
作者が生きててよかったw
保全
143 :
:02/03/23 00:19 ID:Zbifa5op
保全
145 :
:02/03/25 22:24 ID:qefIs+6H
FAN
|
|
|⌒彡
|冫、)
|` /
| /
|/
|
|
@(( )) @ ∋o(( )) o∈ @(( )) @ +
( ´D`∩ (‘д‘ ∩) (0^〜^0)
(つ ノ (つ 丿 (つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
/ )
./ /
/ /
/ /
./ /_Λ , -つ
/ / ^▽^) ./__ノ
/ \ / / ⊂_ヽ、
.| へ/ / .\\ Λ_Λ
| レ' /、二つ \ ( ´Д`)
| /. . > ⌒ヽ
/ / / へ \
/ / / / \\
/ / レ ノ ヽ_つ
/ ノ / /
_/ / / /|
ノ / ( ( 、
⊂ -' | |、 \
. | / \ ⌒l
| | ) /
ノ ) し'
(_/
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ < 保全でち
(,,・Д・) \______
〜(___ノ
(・∀・∀・)ヌッヘッホー
おにぎりワッショイ!!
\\ おにぎりワッショイ!! //
+ + \\ おにぎりワッショイ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
| \
|Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
|⊂
|
♪ Å
♪ / \ ランタ タン
ヽ(´Д`;)ノ ランタ タン
( へ) ランタ ランタ
く タン
♪ Å
♪ / \ ランタ ランタ
ヽ(;´Д`)ノ ランタ タン
(へ ) ランタ タンタ
> タン
. /ヽ_/ヽ
((*゚ー゚) …
(O(∇)O
(_)_)
年度末のドサクサと、引越しでしばらく失礼してました。
で、インターネットマンションに住みかえたのはいいのですけれど
2CHはプロキシ寄生で書き込めず・・・ 最低。(泣
いまさらダイヤルアップにもどるとは・・・ (TT
で、3分間カラータイマーが点灯するまで勝負です。
---------------------------------------------------------
年度末はたいへんだわよ
もう、大変よ。何が大変て、年度末よ。
去年は、主計長だったさやかが来てくれてチャミーを指導して
くれたから何とかなったけど、今年は……本当にたいへんよ。
あたにしどうしろって言うのよ。
うーん。帳簿ってのは数字ばっかりでやっぱり面白くないわねぇ。
で、予算て言うのはオーバーできないし残額が多いのは許されないのよ。
基本的にはプラスマイナス200円以内が基本よ。
「ちょっとチャーミー、なにこれ?食料費がもう底をついてるじゃないのよ。
来年の予算が下りてくる5月までどうするのよ??」
「えっとー。使いすぎちゃいました。」
そんなに美味しいものでたっけなぁ??。どれどれ明細は……??
「ポッキー20グロス40万円??」
「あー、いまモーニング娘のシールが付いててとっても評判が良かったんですよ!」
2880個ものポッキーどこにあるんだ?乗員全員に毎日配っても半年近くもつだろうが。
何考えているのよ……(泣
「あ、それに、10グロスで2グロス問屋さんがおまけしてくれたんですよ。
うふっ、チャーミーって買い物・じ・ょ・う・ず」(はあと
げぇ。3456個のポッキーかい?こりゃー食料費無くなったら毎食ポッキーかなぁ。
しゃあない。予備費から100万食料費に回すか。1食400円以下に押さえないと…
これで予備費も底をついたなぁ。唯一繰り越せるお金なのに…
神様、故障など急な出費が出ませんように…アーメン!
消耗品費がやけに余っているわねぇ?1回の発注で20万円超えると業者集めて入札
になるから、今からじゃ間に合わないわよ。
3回に分けて至急発注ね。
「チャーミー。消耗品管理簿を見せて。」
「えぇー、管理簿ですか。見たいですか?」
「当たり前でしょ。見る必要があるから見せてと言ってるのよ!」(半怒
「どうしても見せるんですか。もうヤスダさんのエッチ!」
「何いってるのよ。見せられない理由でもあるわけ?」(中怒
睨みつけたらチャーミーのやつ、そっーとノートを出して来た。さっさと渡しなさいよ!。
…… え? …… 書いてない。半年以上も記録してない!!
「チャーミー!!」
「ごめんなさい!。ごめんなさいっ!。ごめんなさいっーー!!」
力が抜けかけたけれど、今はそんな場合じゃない!!あたしはインターホンをとったわよ。
「候補生集合!!」
「えっーー。ヤスダさんみんなを集めてあたし一人をいじめるつもりなんですかぁーー」
そんな暇は無いわよ。わらわらと候補生達が集まってきたわ。
「チャーミー。あんたはツジとカゴをつれて商店街へ出動。白紙の伝票を忘れないで。
購入すべきものは携帯に連絡するよ。そして残りのものは手分けして船倉で消耗品
の欠品数を調べて。大至急よ。」
159 :
s:02/03/29 19:54 ID:TxZVs9qP
・・・・・
そうだ、We are…ちがうって、備品や弾薬・燃料費もまだだったわよ。
インターホンは便利ねェ。
「やぐっつぁんいる?」
「はいよ、ケイちゃん。」
「年度末の会計検査の準備が終わらないのよ。悪いけどゴトーと弾薬・燃料の在庫調べと
消費見積もりつくって。」
「ん。Check it Out!Yo!だね。」
「宜しく」
ナッチとヨッシーは当直中だから使えないわねぇ。うーん。猫の手も借りたい。猫の手・・・
かおりの手。よし、艦長も使おう。呼び出し呼び出し。
「なんか急がしそうねぇ。」
「もお、たいへんよぉ。おねがぁい備品管理簿の整理やって。」
「いまそっちいくから。」
へへ。みんないいねぇ。あたしら、チームだからねぇ。
ピッピーピッピー
っと。呼び出しだ。はいよっと。
「副長。トイレットペーパー156個欠品です」
コンノが抑揚のない声で報告する。
「うん。次調べて」
携帯、携帯っと
163 :
:02/04/01 22:32 ID:LReTPdx6
164 :
:02/04/07 01:49 ID:xG+U9PcV
165 :
:02/04/10 02:31 ID:oXeZpiuG
166 :
: