【小説】 ★★ 『ハロプロ』バトルロワイヤル★★

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175デッドオアアライブ
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

《福田さん付けられています・・・》町の路地を歩く福田に
紺野の思念が入り込む。
福田は無視をした、分かっていたから人気の無い所を探して
細い道に入り込んだのだ。
10m四方のコンクリで出来た開けた場所を見つけ立ち止まる、
無言のまま振り向く福田の視界に、壁に手をかけ
ニヤニヤ笑うトキオの松岡が立っていた。
ベロンと舌を出し両手を広げ威嚇する松岡が
「ひゃははは、こんな女が陰獣かぁ?アキオもふざけた事するぜ!」
舌なめずりをしながら「リモコンを奪う前に肉でも食らうか・・・」
一気に3mも跳び、福田に跳びかかった、はずだが、
同じ軌道で元の場所に頭から突っ込んだ。
ガバリと立ち上がり「今、なにをした?」と聞く松岡の額からは
ドクドクと血が流れている。
首を少し傾げて「べつに・・・」と福田はそっけない。
みるまに顔を真っ赤にし鬼の形相で突き出す松岡のパンチやキックは
福田に取られ、駒のように廻され、硬い地面に体を叩きつけられた。
その場所から一歩も動かない福田を見て、
「うがぁあああぁぁああ!!!」叫ぶ松岡の筋肉がモコモコと
盛り上がり学生服がパンパンになった。
ビリビリと学生服をやぶり「なめんじゃねえぇぞぉ!!」
叫びながら掴みかかる松岡の鼻の穴に小指を掛けて体を捻り
『鼻穴一本背負い』で投げ飛ばす。
5mも吹っ飛んだ松岡は壁に打ち付けられ頭から落ちた。
顔面が血まみれになる松岡の顔には鼻がついてなかった。
小指についた鼻をピンと飛ばし、足の爪先を喉に突き刺し止めを刺した。
《やりましたね、福田さん!》紺野の思念をまたしても無視し
その場をそっと離れる福田アスカは小指を袴で拭った・・・・

    トキオ松岡 死亡
176デッドオアアライブ :02/01/30 19:29 ID:ulsDMZ7K
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

木村タクヤはある予感がして町の中心にあるデパートの屋上にいた。
この建物が島で一番高いからだ。
風で長髪をなびかせ腕組みをする木村の目が光る、
2機のヘリコプターが島に向かって来たからだ。
その内1機はデパートの上空30mの所でホバリングしている、
もう1機は学校の有る方角に消えていく。
木村は背中にさしてある日本刀の柄に手をかける。
木村の日本刀は刀の部分が1.5mもある長剣だ。
ヘリから4つの影が飛び降りる、新たなる陰獣だ。
その落ちてくる陰獣に木村の長剣の一振り、
落ちた4匹の陰獣は木村の周りに着地した、
だが、その内3匹の陰獣は「ぐぅあぁ!!」と声を上げて転げまわる。
自分の半径3mにある物は全て斬る木村の妖剣は
3匹の陰獣の足首を全て切断していた。
「今のが『燕返し』・・・」残りの1匹に静かに話し掛ける。
着地した姿勢のまま燃える目を木村に向けるのはダ・パンプのイッサだ。
足首から大量の血を流し息を引き取っていく他のメンバーをチラリと見て
「おい、後ろで踊る小汚いバックダンサーは死んだぜ・・・」
と、余裕の木村に「へっ、その余裕が何時まで続くかな・・・
もう1機のヘリにはオマエの女房が乗ってるんだぜ・・・」
とニヤリと笑うイッサ。
木村の顔色が変わった。
「どういう事だ!!」叫ぶ木村を無視してイッサはデパートの
屋上から飛び降りる。
「逃がすかよっ!!」木村の長剣が弧を描き光った、
そのまま背中の鞘にキン!と長剣を収めて木村はデパートを後にした。
物凄い跳躍力で道路に着地したイッサ、
しかし着地した瞬間イッサの首がゴロリと落ちた。

    ダ・パンプ 全員死亡
177デッドオアアライブ :02/01/30 19:30 ID:ulsDMZ7K
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

《大変です、早く学校に戻って下さい》紺野の声が慌てていた。
「どうした?」バス停でのんびりと世間話をしていた
後藤と吉澤が同時に聞いた。
《今、高校に1機のヘリコプターが向かっています、そこに
モーニング娘。の5人が乗っています。》
紺野の話が終わる前に2人は走り出していた。
「どういう事?」聞く後藤に《イケニエです。あなた達とジャニーズが
集結するように・・・・》
「くそっ!」吉澤が吐き捨てる。
走る2人の前に1つの影が立ちはだかる、
怪力の持ち主、山口タツヤだ。
「よっすぃ!アンタは学校に行って!」 「でも・・・」
「いいから!!」後藤の目の色が変わる。
自分の横を走り抜ける吉澤を無視して、山口は後藤と対峙する。
「悪いけど急いでるんでね・・・」言いながら後藤は
山口の顔面にパンチを叩き込む。
ギィィン!と音がして後藤のパンチは弾けた、「なっ!」
顎を引いて額で後藤のパンチを受けた山口は、
何事もなかった様に顎に手を当てニヤニヤしている。
「紺野ぉ!!」叫ぶ後藤に紺野が答える
《そいつの骨格は要所に金属が埋め込まれています。それと
メンバーの中では最大の筋力を持っています・・・》
「OK!!」後藤は戦法を切り替えた。
ジャキン!と踵から刃が出る、そこに山口のパンチが跳んできた。
十字ブロックで受け止めたパンチはブロックごと
後藤の体を5mも吹っ飛ばした。
ジンジンと痺れる両腕をブルブルと振り、首をゴキゴキ鳴らし
「やるじゃん・・・」と後藤は改めて構えなおす。
ズカズカと踏み込む山口は力任せに大振りのパンチをくりだす。
当たれば致命傷になるパンチを全て避け
ソバットで踵の刃を山口の腹に叩き込んだ。
「がっ・・・!!」ザクリと切れ、血を流す腹を押さえ
「オマエ・・・刃物、仕込んでたのか・・・卑怯だぞ・・・」
と山口はチンプンカンプンな事を聞く。
「フン・・・」と無視し後藤は脚の連激を山口に叩き込んだ。
切り刻まれ全身から血を出して倒れる山口に
「骨を断たずに肉を切る・・・・これも戦法よ・・・」
と後藤は、失血し息絶える山口にウィンクして
学校に走り向かった・・・・

   山口タツヤ 死亡
178デッドオアアライブ :02/01/30 19:31 ID:ulsDMZ7K
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

海上を飛ぶ、陰獣が乗り込む3機目のヘリ・・・
しかし操縦士の操縦ミスにより爆発炎上、海の藻屑になる・・・
乗り込んでいたのは小汚いドラゴンアッシュだった・・・

  ドラゴンアッシュ 三行で全員死亡
179Y・185:02/01/30 19:32 ID:t1ULMRVl
おお〜〜〜始まったか待ってたぜ!

吉澤早くでろ!!!
180デッドオアアライブ :02/01/30 19:33 ID:ulsDMZ7K
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

「おい、紺野、アスカさんは何してんだよ・・・」
走りながら聞く吉澤に《今、福田さんは国分と戦っています・・・
ププ・・・・》何故か紺野は吹きだした・・・

福田は公民館の体育館の中で国分と向かい合っていた。
福田の合気道で投げ飛ばされた国分は服を脱いで
白いブリーフ一丁になる。
「ソレは脱がないのかい?」と聞く福田に「うるさい!!」
と応じ「うおおぉぉおお!!」と全身に力を入れた。
見る間に真っ赤になる国分の全身から大量の汗が吹き出た、
ポタポタと床に落ちる汗は妙に滑っている。
「へへへ・・・これでオマエは俺を掴む事が出来ないぜ・・・」
国分はツカツカと歩み寄り、福田の袴の襟を掴む、
その手首を掴む福田の手がヌルリと滑った。
国分の全身を覆う大量の汗は油の様に滑り、
全身をテカテカと光らせていた。
「おりゃ!!」と福田を背負い投げにして体を床に叩きつける、
だが、受身を取れる福田にはダメージが無い。
「どうだぁ!!」勝ちどきを上げる国分にヤレヤレと立ち上がる福田、
「また投げられたくなかったらオマエも袴を脱ぐんだな・・・」
ニヤつく国分の白いブリーフはちっちゃく勃起していた。
「服は掴めるんだな・・・」と福田は国分のブリーフを
小馬鹿にした様に見詰める。
「な・・・なんだよぉ!」国分は顔が真っ赤になり、
逆にニヤつきだした福田に「バ・・・バカにするなぁああ!!」
と掴みかかった。
福田はヒョイと避け、ちっちゃく勃起する男根をブリーフごと掴み
「坊や、ネンネの時間だよ・・・」と手首を捻る。
ちっちゃい男根を中心に国分の体は回転して
床に顔面をしたたかに打ちつけた。
ヨロヨロと立ち上がる国分に再度『短小ブリーフ捻り』を仕掛け
昏倒させた。
「ありゃ!?」2度の『短小ブリーフ捻り』で脱げた国分の
ブリーフには、ちっちゃい男根がくっついていて、ミニ根が千切れた
国分の股間はピューと血の噴水が吹き出ていた・・・・
立ち去ろうとする福田の脳内に
《待ってください、その脂汗は使えます》
と紺野の声が響いた・・・・


 国分タイチ  恥ずかしがってブリーフを脱がなかった為  死亡
181デッドオアアライブ :02/01/30 19:34 ID:ulsDMZ7K
★★ 『ハロプロ』バトルロワイアル★★

校庭に下ろされギャーギャー騒ぐ娘。達を見つけて
吉澤は胸を撫で下ろした。
「良かったぁ!!」駆け寄る吉澤を見て
「あんた誰?」と矢口。
「誰って・・・」言いかけて吉澤はやめた、
洗脳によって娘。達は他のメンバーの事を忘れているのだ。
「と、とにかく!此処にいちゃヤバイんだよ!!」
吉澤がどう説明して良いのか分からずにいると、
ピンポンパンポーンと島内のスピーカーから和田のダミ声が響いた。
「おーい!聞こえるかー?おまえ等だらしないなー!!
松岡と山口と国分は死んだぞー!!
(小さい声でボソリと)あとダパンプとドラゴンアッシュも・・・
どや!!元モーニング娘。の三人は強いやろ!!気ィひきしめやぁ!!」
「元モーニング娘。・・・?」5人が怪訝そうに吉澤を見る、
吉澤の表情は微妙だ・・・放送は続く、
「そんなオマエ等にやる気が出るように『イケニエ』を用意した!
高校の校庭に来てみぃ!若い娘がぎょうさんおるでぇ!!
好きにしてええねんど!!まあ、きばりやっ!!」
ブツンと放送が切れた。
不思議な顔をする5人に「聞いたか!アンタ等は生贄なんだよ!」と吉澤、
そこに紺野から《校内の2階の教室に入って下さい、そこに殺された
ジャニーズの武器の入ったバックがいっぱい有るはずです》との思念。
「説明は後だ!とにかく校内の2階の教室に行く!!」
辻、加護のケツを蹴り、5人を追い立てる吉澤が振り向く、
そこには工藤シズカ、浜崎アユミ、鈴木アミの3人が立ちすくんでいた。
「アンタ達も来るかい・・・?」聞く吉澤に、
「誰がっ!!」とムキになって答える浜崎。
彼女達にはモーニング娘。対する意地とプライドがあった。
「わかった・・・」吉澤は少し悲しげに答え
5人を追い立てて校内に消えた・・・・