紺野のエロ小説書いて〜

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201お待たせしています吉澤のサンタ

刺激の渦の中で飯田は焦点定まらぬ目つきで、先ほどから耳には入っていたが
あえて―多分あえて、無視していた紺野のほうを見た。まだ幼さの残る
ぽっちゃりした顔つきの少女が一心に自分の陰部をまさぐっている。
もう大きくなり始めている初々しいおっぱいも顔を覗かせている。
新人とはいえだいぶ見慣れた紺野の顔だが、こんな表情も姿も見たことは
ない。飯田の中を妙に切ない感情が駆け巡った。
「こ…ぉ…紺野ぉ…紺野…っ…」
びくっとした顔で、大きく目を開いて飯田のほうに顔を上げる紺野。
視線の先には一糸まとわぬ姿で吉澤に弄りまわされている、恍惚の表情をした
飯田の顔があった。そろった前髪が乱れている。
「紺野…ぉ圭織のとこにおいで…ほら…んはっあ…はぁあ」
紺野に声をかけながらも、吉澤の愛撫に声を漏らす飯田。一瞬躊躇した
紺野であったが、おでこに張り付いた前髪もそのままに立ち上がるとごく素直に
飯田が横たわる机に近づいた。
「そう…はぁ…いいこだね…紺野………圭織の上に乗ってごらん?
圭織がもっと気持ちよくしてあげるよ……んはぁ…っね?」
紺野は言われたことの意味がよく分からなくて、ぽかんとしてしまった。
潤んだ飯田の瞳が紺野を見つめる。
「ここ…紺野が乗っかってごらん?」
そう言って飯田は自分の顔の辺りを手のひらで覆って指し示した。
202お待たせしています吉澤のサンタ:02/01/26 22:38 ID:irLkThIT

そんな飯田の行動に、いろんな意味で困ってしまった紺野であったが
まだまったく落ち着かない体はその卑猥な行為に興味を示してしまった。
「紺野…ぉっ…ん…もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
飯田の乱れた表情、濡れた瞳、紅潮した頬、吐息の漏れる唇、
白く吸い付きそうな肌…全てが紺野を誘っていた。
紺野はふらふらと机によじ登った。
いささか冷めた目つきで下唇をかみ締めながら、飯田の全身を覆うような位置に
いる吉澤は、肩で息をして、ただ見ていた。
「いい…?紺野…ここに…圭織のお顔の上に…のっかるんだよ?」
飯田の声を受けて、紺野の内腿が震える。
すーすーする股間に余分な緊張感がはしる。
びしょ濡れになった部分がさらに湿り気を帯びる。
これ以上濡らしたくないのに。
羞恥心が紺野を襲う。
「こんの…はやく…はぁ……あっ…かおりもうがまんできないよ…ぉ…」
切なげな飯田の声が紺野をけしかける。するとそれより先に吉澤が動いた。
吉澤が再び飯田のおっぱいに口付ける。
「…いぁっ…やぁぁんっ…はぁ…こんの…はぁく…あっっ…ん」
吉澤に挑発されたのか、それとも吉澤の飯田の行為に恥ずかしさが紛れたのか
紺野は思い切って飯田の上にまたがった。
「はぁ…っ…」
…ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ…ごくっ…ぺろぺろ…
すると飯田は紺野の足をしっかり捕まえて、愛液の滴るその部分に
のどをならして吸い付いてきた。
「…ぁっ…ぁゎっ…ぃやっ…ぁはぁぁぁつっ…」
紺野の敏感な、初々しい、控えめなあえぎ声が響きだした。
赤いチェックのスカートがしっかり握られて、それが紺野が出し切れない
淫声を表している。
飯田の柔らかい唇は文字通り、紺野の敏感すぎる部分に吸い付いて
時たま紺野の中にまでその舌をのばす。飯田の舌をなまあたたかくてとろっと
した妙な触感の液体がつたっていった。
「…ぁぁっ…んっっっ…!ぁぁ…ゃあっ………ん…!」
泣いているのか思うような紺野の声。
紺野の神経が、紺野の中を探っているぬめっとした、小さなナメクジみたいな
感触のモノに集中する。
「こんの…すごい…びちょびちょだよ…おいしそう…かおり…かおぃ…はぁっ!」
飯田の吐息と視線、楽屋の少し冷たい空気、そして吉澤の視線…。
紺野は自然と腰を突き出して、飯田に陰部を近づけていた。
両手を机の端にのばして、しっかり握っている。
「…はぁ…はぁ…はぁ………もうぉ…もう…………ぁあんっ…!」
吉澤の後ろにある化粧台の鏡が卑猥な光景の全てを映していた。
突然紺野は今までにない変な感覚に襲われた。
陰部に感覚がなくなってきたのだ。
じっとしていられないような感じもする。
紺野の頭が上を向いたりして、腰が前後におぼつかなくなる。
何だかそうしていないと、気が変になりそうで。
紺野は絶頂に近づいていた。
机に掴まる手にも力が入る。

「……………かおりぃ!紺野ばっかりずるいよ!」
ふっと紺野の意識が少しはっきりした。振り向くと、
よだれでかおをべたべたにした吉澤がふくれ顔で
飯田を上目遣いに見つめていた。
飯田の視線も吉澤のほうに向いた。
すると吉澤の顔が少しだけ満足そうな顔になって、
「…これ…あげよっか?…飯田さん」
と、近くにあったスプレー缶を手にとった。鈍いメタリックブルーの缶を
蛍光灯がこうこうと照らす。吉澤の片手で納まらない、大きめのヘアムース。
飯田の眼がもの欲しそうになる。吉澤が息をつきながらちょっと笑った。
203a:02/01/26 22:38 ID:T1+25PH4
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
204お待たせしています吉澤のサンタ:02/01/26 22:40 ID:irLkThIT

飯田の視線が吉澤に移行する。その本能に赴くまま、といった自然な動きは
まさに動物的とすら言えた。無言で吉澤を見つめている。
吉澤がまたちょっと笑う。
「…うちに来ますか?」
「えっ……やっ…やっ…いまがいぃ……!」
「…だめ…。うちでゆっっっくり、続きしましょう?」
吉澤の眼が落ち着きを取り戻しているように見える。が、その奥にある
狙うような冷めた眼が飯田を挑発していた。飯田が起き上がるのに合わせて、
紺野がさっと身を寄せた。全裸の飯田が明るい蛍光灯の下、
机の上に四つん這いになって吉澤のほうに手を伸ばし
そのスプレーを取ろうとする。
「やっ…かおりの…!」
「だぁめ。ほら、早く行きましょう」
「えぇ〜ん」
すると飯田はぶつぶつ言いながらも机からゆっくり体をよじらせながら
降りると床に散らばった衣服を拾い集めて着替えだした。
吉澤はすっかりニコニコしている。
紺野は…ぽかんとしてい…せざるを得なかった。
自分に目もくれない2人を横目に、すっと机から降りて衣服を整えた。
するといつのまにか2人はコートまで着込んで、帰る支度を整えていた。
吉澤は鏡に向かって薄いピンク色のフレームの大きなサングラスの
位置を直している。

「紺野、おつかれさまっ!またお姉さんが相手してあげるからねっ」
飯田がそう言って、吉澤の手を引っ張り出した。
「よっすぃ〜ぃ、早くぅ〜」
「わぁっ、わっかりましたよ〜じゃあ紺野、おつかれ。」
楽屋のドアは閉まった。
…今のはなんだったんだろう…そんな感じでぼぉっとする紺野。
目は見開いて、口は開きっぱなし。
(飯田さん…吉澤さん……)
紺野の中に行為が蘇り、恥ずかしいような切ない気持ちになった。
触れられる感覚までもが鮮明に蘇る。股間がきゅぅっとなった。
(…………。)
体はまだ確かに脈打っている。
体中がじんじんするような感覚にある。
まだ、妙にむずむずする。
(……もう…………あべさん…。)
無意識に愛しいその名をつぶやいてみた。その時だった。

ガチャッ…
紺野は一瞬2人が戻ってきたのかと思った。
それか……
「…紺野?あれ、まだ他に誰かいる?」
ドアの隙間から覗いたのは、先輩・後藤の顔だった。