☆☆業務連絡☆☆

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236第8章 再会

──イチーチャンッ
彼女が私を呼ぶ声がする。

──イチーちゃん!
少し低いけどカワイらしい甘い声。

──市井ちゃんっ!!!
彼女が、涙を浮かべて私に手を差し伸べている。

そうだ・・・
私は・・・この子を知っている・・・

私は、戦場でこの子を助けて、崖から落ちたんだ────

「・・・・・ご、とう・・・」

私は、彼女の名前を呟いた。
237第8章 再会:02/01/28 11:13 ID:shodyGav



一面の花畑・・・・って、ココどこだっけ?
ん〜まぁ、いいや
もうあんまり見ることなくなったけど花ってキレイだね〜
心が洗われるっていうか〜そんな感じ
 
「・・・とぅっ!!」

あの人の声が遠くから聞こえた気がした。
ってことは・・・そっか、コレって夢だ。
でも、すごくいい夢-------あの人もでてくればいいのに・・・
238第8章 再会:02/01/28 11:15 ID:shodyGav

「・・・とうっ!・・・後藤ッ!!」

──うるさいな〜よっすぃ〜
──もうちょっと夢の中にいさせてよ〜

「後藤って!!」

──っていうか、なんでよっすぃ〜があの人みたいな呼び方するの〜
──生意気〜

「ごっとーーーーうっ!!」

──あれ?この声、よっすぃ〜じゃない
──あの人の声そっくりじゃん

あたしは、薄く目を開ける。
あの人の顔が目の前にあった。
「相変わらずだなあー、お前の寝起きの悪さは」
あの人は、怒ったように言う。

妙にリアルな夢・・・
あの人もよくあたしのこと起こしてくれたもんね〜
なつかし〜
239第8章 再会:02/01/28 11:16 ID:shodyGav

「・・・いち・・ちゃん」
あたしを覗き込んでいる彼女の首に手を回す。

・・・手?
あったかい・・・?
アレ、アレレ・・・これってホンモノ!?

あたしは、しっかりと目を開けて彼女を見る。
照れてるみたいに顔が赤くなっている。

「いい加減、目ーさませーっ!!!!!」
「ハイーーーーッ!!!!」
あたしは、飛び起きた。


・・・・・・やっぱり、ホンモノだ。


240間奏:02/01/28 11:16 ID:shodyGav

その再会は、
あなたにとってなにをもたらすのだろう・・・・・・