辻のエロ小説書いて

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370夢をあなたに
そうやってすっかりテンションを取り戻した辻は急に積極的になり、仰向けになって
寝ている俺の左腕をかいくぐり「ズイ」っと俺の脇あたりに頭を近づけ質問してきた
「ねえ、ねえ、まねーじゃーて今彼女いないんでしょ?」俺が「いないよ」と答えると
続けて「じゃあ、今まで何人くらいの人と付き合った?」と聞いてきた、その
質問を聞いてから加護も嬉しそうな顔をして辻同様今度は俺の右腕をかいくぐり
俺の右脇の辺りに頭を置いた、俺は内心(やれやれ、元気になった途端なかなか手厳しい質問するな)
などと思いつつ「う〜〜ん、俺は結構少ないほうで今まで2人の人としかつきあったことないよ」
と答えた、すると辻加護は「ふ〜〜ん」と言い、辻がまた少し俺にすり寄ってきて
「じゃあ、その人との話し聞かせてー」と目を爛々と輝かせ言ってきた。俺はやれやれと
思いながらもその時はテンションが高かったせいもあってか本来なら赤面するようなことを
べらべらと喋ってしまった
「2人って言っても一人目は高校3年の時に付き合ってたんだけどその人とは一ヶ月しか
もたなくてね、すぐ別れちゃったんだ」
「なんで、別れちゃったの?」と辻が聞く
「なんでかなー、よくわかんないけど、ふられちゃったんだ」
「なんだーまねーじゃーがふられたんだー」
「うん」
「じゃあ、2人目の人はどうやったん?」と加護
俺はそれを聞くと少し宙を仰ぎ「ふぅ」と少し一呼吸おくと
「2人目の人とは大学の時に付き合ってたんだけどその人とは2年半ぐらい付き合ってたよ」と言った
「へぇー、それでどんな人だったの?」と辻が聞く
俺は「うーん」と少し考え「どうかなー、今思うと結構変わったタイプの人かもしんないね」
と続けた、すると加護が「どんな風に変わってたんや?」と突っ込んできた
「うーん、なんて言うのかな、すごい男っぽかったかも、言葉も男っぽいし
着てるものもそんなに女っぽくなかったしね、性格なんて男顔負けなぐらい気が強いんだから」
そう言うと今度は辻が「へぇーーー、で奇麗な人だったの?」と聞いてきた
「いや、これがね、すごく奇麗な人だったみたい」
「みたい?」と辻が聞き返す
「うん、実は俺、少し人と美的感覚ずれてるみたいなんだよね
で、別れた後彼女の性格をあまりよく知らない
友達からお前もったいないことしたなーとか言われてね
その時はじめて知ったんだ、彼女がそんなに周りから奇麗だと思われてたなんてね」
「じゃあ、まねーじゃーもその時もったいないなーって思った?」と辻
「いや、そうは思わなかったよ、周りがどう言おうと、僕の彼女に対する思いは
変わらなかったし、それに第一ふられたのは俺だからね」
「あはは、やっぱまねーじゃーふられたんやー^^」
「もう、笑うとこじゃないよー加護ちゃん」
そんなこんなで恋愛トークが続く
371夢をあなたに:02/02/04 21:58 ID:bx3QeoR6
すこし間隔があいたので短かった全開のも冒頭に付け足しておきます
372夢をあなたに:02/02/04 21:59 ID:bx3QeoR6
>>371
間違えた、全開→前回です
373夢をあなたに:02/02/04 22:08 ID:bx3QeoR6
「でも不思議やー、なんでそんな奇麗な人が
まねーじゃーなんかと付き合おうおもったんかなー?」
「失礼な。でもそれはやっぱりこの俺の沖縄の海のように澄み切った心
にひかれたんじゃないかなー^^」と俺は冗談ぽく言った
そういうと辻加護は「あははーばかじゃなーい」と俺を軽く一蹴した
「ねえ、ねえ、告白はどっちからしたの?」と辻が聞く
「ええっとねー・・・俺からだよ」と答えると辻加護は「キャー」となって
肘で俺を小突いたりした。「で、どんな風に告ったん?」と加護
俺は「えっとねー」と少し考えてから言葉を続けた
「ていうかね最初は全然告白する気なんかなかったんだけどねー」
「じゃあなんで告白したの」
「それはねー、さっきも言ったけど僕もその人のこと好きだったんだけど
彼女奇麗だったみたいだから周りに結構ライバルいたみたいで、その中の一人ですごい
カッコ良くてスポーツ出来て、おまけに家が金持ちっていう加藤って奴が彼女に告白したって
聞いてね」
「それでどうしたの?」と辻
「もう、いても立ってもいられなくて、どうしよう、彼女がそいつとつきあったら
とか、こうなったら俺もいくか、とか、でも俺なんか行ったってかなうはずないしなー」
とか思いながらね^^」
「で、どうしたん?」
「告白したよ」
「どうやって?」と辻
「えっとね、サークルの活動が終わってから、誰も使ってないような部屋へよびだしてね」
というと辻加護は更にテンションが上がったようで「それでそれで」と聞いてくる
俺は続けて「そこで告白したんだ」と言うと加護辻は少しふてくされて
「ぶーー、もっと具体的に言ってよー」と言ってきた、僕はその反応っをある程度
予想していたので少し笑ってしまったが、「で、なんて言ったのー?」と辻加護が
と聞いてくるので俺は少し照れながら
「えっとねー、少し恥ずかしいんだけどー」
加護辻は目と態度で促してくる
「こう言ったんだ「あなたが好きです。僕と付き合ってください」ってね」
そういうと加護辻はまた「キャーー」となり嬉しそうに
「それでそれで?」と聞いてきた
そしたら彼女、少しだけ考えて「いいわよ」って言うもんだから俺は内心びっくりして
言葉を失ったんだ、それで少しの間呆然としてるもんだから見かねた彼女が
どうしたの?って聞いてきて、俺はやっとそれで正気を取り戻してね
「なんで?加藤は?」って聞いたら彼女あっさりと「ああ、あれね、ふったわ」
って言うもんだから更にビックリしちゃったよ、なんで加藤の告白は断って俺のは受け入れた
んだーって頭なかでごちゃごちゃ回転しててね」
「でその彼女はなんで加藤って人の告白を断ったの?」と辻
「僕もそれをつきあってしばらくしてから聞いてみたんだけど、」
「なんて言ってたの?」と辻
「いや彼女が言うにはさ、「タイプじゃなかったから」なんだってさ
変だよねー、大学一のハンサムボーイの告白を断ってこんなしょぼい男と付き合うんだからー」
と俺は少し自嘲気味に言った。すると辻が小さな声で「そんなに変じゃないよ」と言った
俺はその時は聞き取れなくて聞き返したが辻はもう一度言おうとはしなかった
すると今度は加護が「ねえ、その人のこともっと詳しく聞かせてやー」と言うので
僕は少し遠い目をしながら彼女のことを語った