吉澤をドアへと押しやり、軽蔑するような眼差しをむける石川。
その目にはうっすらと涙がにじんでいる。
突き飛ばされた吉澤は予想外の石川の抵抗に自嘲気味に笑いつつ、
石川のかすかな感触が残る唇を舐め上げた。
「っ…」
さっき突き放された時だろうか、軽く唇を噛みきられたようだ。
血の味が自分の中にうずまく欲望をかき立てるようだった。
もう、踏み出した1歩は戻れない。
石川の責めるような視線すら今では吉澤の支配欲を満たすだけのものでしかない。
「よっすぃー、どうして…?どうしてこんな、ひどいよ!」
吉澤を責める石川。しかし、今の吉澤にはその視線すら自虐的な快感だった。
「ひどい…?そうだね。でも梨華ちゃんだってひどいよ。」
吉澤は半年遅れでこの病院に配置された時、後藤、そして先輩の保田と同じ管轄の病室での仕事が多かった。
そんな中、自分とは性格的に正反対の後藤とは不思議と気が合った。
そこに近付いて来たのが、石川だった。
「ごっちんとアタシが仲いいの知ってて、それで近付いたんでしょう?アタシに。」
「そんな…違うよ!」
石川の懇願するような瞳に、やはりどうしょうもなく惹かれる自分に
自嘲気味笑う。唇ににじむ血を舌でぬぐいながら、じりじりと石川を机の方へと追い詰めた。
「梨華ちゃんっていつもそうだよね。誰にでもやさしくて、八方美人。
人にやさしいつもりでも、本当はそうしてる自分がどう見られてるかしか考えてない。
自分自分自分自分!本当はネガティブな自分が好きなんだよね。」
「……やめて…。やめてよ。」
「けどいいんだよ梨華ちゃん?アタシは、そんな梨華ちゃんが好きなんだから…。」
蛇ににらまれた蛙のように身をすくませる石川。
それをゆっくりと飲みこむように吉澤は石川へと近付く。
踏み出してしまった1歩はもう、引き帰せない。
拒絶される事が分かっていて気持ちを表に出した時点で、こうなる事はわかっていたのかもしれない。
先程の強引さはなく、石川のふるえる頬にそっと手をはわせ、眼を合わせたまま唇へと近付く。
「…やめて…よっすぃー…。」
石川の吐息が吉澤の唇にかかる微妙な距離。
その距離を保ったまま、視線はそらさずに空いた右手をスカートの間に滑りこませる。
「あっ、やあっ。」
狼狽するように脚をじたばたさせる石川。
しかしその太股のすきにしっかりと割りこんだ右手は、石川のショーツの上をうごめき始めていた。
半開きになった唇からひっきりなしに耐えるような喘ぎがもれる。
眼をそらす事を許さないまま、吉澤は石川の表情を楽しんだ。
石川が同性にしか興味を持てないのは、男性への恐怖心があるからだ。
だからと言って、今まで女性に積極的に関係を持った訳でもない。
どちらかというと、精神的な繋がり、プラトニックな関係を求めていたのだ。
「…やっぱり梨華ちゃん初めてなんだ…可愛いよ。」
「よっすぃーっよっすぃーダメっ!駄目だよぅ…こんなのひどいよ!」
「…この指がごっちんだったら?ごっちんだったら、いいの?」
右手の指の動きを激しくすると、びくっと石川の肩が震えた。
もう立っている事が辛いのか、机の上に腰を預けるように崩れてしまう。
「あの子が患者さん相手に何してるか…知ってるんでしょ?」
「…それは…。」
「患者さんのおちんちんを慰めた指で、精液をすすった唇でこんな風にされたかった?」
「やめて…。」
「ごっちんが好きなんでしょう?あの子に、こんな風にして欲しかったんじゃないの?」
石川の秘部は吉澤の指技によってすっかり潤んでしまっていた。
後藤の秘め事を見てしまった時の衝撃がフラッシュバックする。
患者のペニスを笑顔で舐めしゃぶっていた後藤の兆発するような笑顔。
不思議と、汚らわしいとは思わなかった。そんな自分に困惑した。
入院生活で溜まった濃厚な男の精液をべったりとはりつかせた後藤の顔は子悪魔のように美しかった。
「あっ…あうんっ!」
首筋に吉澤の舌が這う。
噛みきられた唇の血が、石川の肌にまるで口紅のようなラインを残すと、さらにそれを唾液をたっぷりとたたえた舌ですくいとった。
続き頼んだ。
370 :
ねぇ、名乗って:01/12/28 10:37 ID:p/kss5s5
(新垣、加護、辻、紺野、保田)
新垣「そうだっ!紺野さんと小川さんはっ!?」
新垣は気絶している紺野の頬を軽く叩く
新垣「小川さん、何処?!」
辻「まこっちゃんならおばちゃんに連れて行かれたのれす」
新垣「何処に連れて行くっていってました?!」
新垣は同期の小川が心配だった
加護「ナースステーションじゃないかな」
新垣「私ちょっと行ってきます!加護さんと辻さんは紺野さんをお願いします!」
新垣「ガチャガチャ・・・!鍵が掛かってる・・・」
もうだめだと絶望したとき
新垣「窓がある!窓から逃げましょう!」
加護「ダメだよ・・・ここ二階だもん」
新垣は窓を開けて下を見る
371 :
ねぇ、名乗って:01/12/28 10:53 ID:p/kss5s5
新垣「下の部屋ベランダがついています!」
辻「ホントれすか?!」
新垣「なんとかいけそうです!」
加護「じゃあ、おばちゃんが来るまで急いで下に下りなきゃ!」
加護は紺野をおこして状況を説明した
辻「紺野しゃんからおりるのれす」
紺野「えっでも・・・」
加護「いいから早く!」
紺野は運動神経がよいためすぐに下りれた
加護「次は新垣さんが下りていいよ」
新垣は少々時間がかかったが無事下りる事ができた
加護「じゃあ次はのの・・・あっ!」
足音が聞こえてきた コツコツコツ・・・
加護「紺野さん!新垣さん!早く助けを呼んできて!」
紺野・新垣「え、あ、はい!!!」
ガチャッ・・・扉が開いた
?「あれー?加護辻!」
エロ書けなくてスマソ