952 :
保全:02/03/20 02:24 ID:Uwoul06c
953 :
:02/03/20 23:58 ID:KpzfX2JT
保全
955 :
:02/03/22 01:19 ID:8Fkby7+M
(◕ฺ∀◕ฺ)
956 :
:02/03/22 18:12 ID:6YEYB8pu
(◕ฺ∀◕ฺ)イイ!
元気ですか?
保全
h
o
z
965 :
名無し募集中。。。:02/03/28 00:09 ID:kpKLYPFa
え〜い
あげちゃえ
966 :
名無し募集中。。。 :02/03/28 00:24 ID:A9lCG8O1
そろそろ1000取りの季節ですね
967 :
名無し募集中。。。 :02/03/28 00:43 ID:8hYT2oBX
sageとけ
969 :
次スレ:02/03/28 11:42 ID:4jw7hJmp
>>963 エイリアンが廃墟にしたのは琵琶湖東岸では無く、スレッドだったということか。
お後がよろしいようで
971 :
:02/03/29 07:54 ID:2rDFdNqi
作者様が次スレへ無事移行できることを望むのみ。
保全
973 :
:02/03/31 08:17 ID:Bon67vaV
保全 保全
974 :
:02/03/31 12:54 ID:9Qa5TvGM
1000とてやる
年度末処理や、期の移り変わりの雑事で多忙になり、思ったより間が開いてしまいました。
さて、今回でこの小説は、未完のまま終了とさせていただきます。
理由はふたつ。
ひとつめは、今期から立ちあがるプロジェクトのため、しばらくは趣味どころでは無くなってしまう事。
プライベートでもやらなければいけない事がいくつかあり、時間が取れません。
次回の更新がいつできるかが、全くわからない状態になりそうなのです。
ふたつめの理由は、まあ、正直に言いましょう。
嫌気がさしてしまいました。
どうしようもないガキ共と同じ立場で何かをするのが心底嫌になってしまった。
嫌がらせをして喜んでいたり。
嫌いだの、嫌だの、見たくないだの、延々と書き込んでいたり。
誰が付けたのか知らないが、粘着とはよく言ったもの。
言っている事や、やっている事の幼稚さから見て子供なのだろうけど、正直言って、気色が悪い。
まあ気色悪すぎて逃げ出す、というのが実際の所で、こっちが理由の9割がた。
何人かの人が勧めて下さったように、少し時間を置いての狩版での継続も考えたのですが、止めておきます。
こんな状況で他に持っていっては、先方に迷惑を掛けかねないので。
さて、作品の継続、他の読者、そして作者に心を砕いてくださった方々へ。
改めて、感謝と謝罪を。
本当にありがとうございました。
前言を撤回して終了する事を、申し訳なく思っています。
作品そのものへの未練というよりも、そうした皆さんに最後まで読んでいただけなかった事に思いが残ります。
しかし、現時点ではいかなる約束も出来ません。
申し訳ありません。
ご容赦ください。
変なのが纏わり付いて来る前は、楽しかったのにね。
では、最後の更新です。
この物語はフィクションです。
実在の人物をモデルにしていますが、本人とは全く関係ありません。
#26
「タクシー帰っちゃったし、今夜は泊めてね」
返事も待たずにずかずかと上がり込むのを、矢口はただ眺めていた。
矢口のログハウスは、別荘としては小さな物なのだろう。
それでも、一人で住むには、充分な広さのようだった。
部屋は二つしかない。
ひとつは暖炉付きのリビングで、随分と広い。
機能的に見えるキッチンが付いている。
キッチンの隅にある金属の扉は、大型の冷蔵庫のようだ。
部屋の真中には、木製の丸テーブルがある。
椅子は一脚しかなかった。
もうひとつの部屋は、寝室だった。
きちんと片付けられたシングルベッドとクローゼットの他は、何も無い。
バスルームとトイレは、ユニット化された簡素な物が据え付けられている。
無遠慮に家中を見て廻るのを、矢口は玄関のドアに寄りかかって眺めていた。
「優雅だねぇ。こんなところに一人暮しなんて」
そう言ってはみた。
しかし、実際はあまりにもさっぱりし過ぎていて、何か異様な感じがしていた。
とても女性の一人暮しには見えなかった。
「椅子無いの? 椅子椅子っ」
相変わらず黙ったままの矢口が、寝室のクローゼットの中から椅子を出してきた。
クローゼットの上の方にある物を取る時に使っているのだろう。
「あ、私やるよ」
小さな矢口には、椅子一つ運ぶのも大変そうだったので、慌てて手を出した。
椅子を向かい合わせて置いて、それに座った。
少し躊躇してから、矢口も向かいに座った。
それからしばらくは、愛想笑いばかりしていた。
他愛の無いおしゃべりは、ずっと空回りした。
矢口は、相槌さえ打たずに虚ろにただ見詰め返しているばかりだった。
当たり障りの無い話題は、すぐ尽きてしまった。
沈黙が怖くて、切り出した。
「ねえ、矢口。今日はね、謝りたくて来たんだ」
「...」
「あんた、私が入院した時、お見舞いに来てくれたじゃない。でも私、麻酔から覚めてなくて」
「...」
「その後、連絡取れなかったからさ。ずっと気になってたんだ」
「...」
「ありがと。来てくれて。ごめんね。眠ったままで」
矢口は、返事もせずに沈黙を守り続けた。
「ねえ、矢口」
「...」
「もし答えたくなければいいんだけどさ」
「...」
「どうして、ここに一人で住もうと思ったの?」
言葉を選んで怖る怖る訊いた。
訊いてはみたが、きっと答えてはくれないだろうと思っていた。
けれども矢口は、すぐに答えた。
ぽつりと呟くように言った。
「あたし、裏切られたんだ」
「裏切られた?」
思ってもみなかった答えに、驚いて問い返した。
「誰に?」
「...」
矢口は、また黙り込んだ。
じっとこちらを見つめたまま。
しかし、ずっと無表情だった彼女の顔が、微かに何かの感情を示していた。
それが怯えである事に気付くのに、しばらく時間がかかった。
矢口は、怯えていた。
「矢口...」
バイタリティの塊。
いつも、小さな身体に収まりきらないエネルギーを持て余している。
そんな記憶の中の矢口と、目の前にいる彼女は、あまりに違いすぎていた。
締め付けるような沈黙が続いた。
これ以上、苦しめてはいけない。
追い詰めてはいけない。
こんな話題を終わらせなければならない。
そう思っても、避けて通る事は出来なかった。
どうしても知りたかった。
何が自分から、この大切な友人を奪い去っていったのかを。
「矢口、お願い教えて」
「...」
「誰が、裏切ったの?」
矢口は、ただじっと見つめ返すばかりだった。
まるで人形のように。
けれども、やがて諦めたように、口を開いた。
全ての神経を耳に集中しなければ聞き取れないような、小さな声だった。
「何て事、無い話だよ」
「...」
「別に気にしてなんて無かった」
「...」
「ちょっとした小さな裏切り。ひとつひとつは」
「...」
「でも、そんな事が何度もあった」
「...」
「そのうち周りに、信じられる人が誰も居ないって気が付いたんだ」
「...」
「あの時、圭ちゃんが寝ててくれて良かったよ」
「...」
「あたし、あの時きっと、ちゃんとさよなら言えなかった」
途切れ途切れに、とても小さな声でそう言った。
そしてまた、黙り込んだ。
沈黙が続いた。
絡まない視線で、どのくらい見詰め合っていただろう。
再び人形のようになってしまった、虚ろな矢口と。
どうすれば良いのかわからずに、狼狽する自分と。
「ねえ、矢口」
「...」
「私は裏切ったりしないよ」
「知ってるよ!」
矢口は大声で怒鳴った。
突然の事に、椅子から飛び上がらんばかりに驚いてしまった。
それを無視して、矢口はヒステリックにまた怒鳴った。
「圭ちゃんがそんなヤツじゃ無いって事くらい、わかってるよ!」
「矢口...」
「でも怖いんだ...」
「...」
「怖いんだ」
小さく呟くと、矢口は席を立った。
逃げ出すようにテーブルを離れ、よろよろと窓際まで歩いて背を向けた。
立ちあがって、足音を忍ばせるようにして矢口に近付いた。
繊細な硝子細工に触れる様に、そっと肩に触れた。
矢口はびくりと身を固くした。
ゆっくりと、こちらを向かせた。
上目遣いに見ているその目は、やはり怯えていた。
壊れてしまいそうに弱々しかった。
矢口は震えていた。
どうして良いかわからずに、抱きしめた。
そっと包むように。
壊してしまわぬように。
けれども、そうされる事すら、今の矢口には苦痛なのかもしれなかった。
矢口は声を押し殺して、すすり泣いていた。
小さな裏切りと矢口は言った。
けれど、きっとそれは嘘だ。
普通なら、堪え難いような裏切り。
それが立て続けに矢口を傷付けた。
矢口はとても強いから、ずっとずっとそれに耐え続けて来たのだろう。
そして、とうとう堪えられなくなってしまった。
信じていた者たちに、何度も裏切られた。
裏切られるのが怖くて、全てから逃げ出してしまった。
そうに違いない、と思う。
側に居てあげたかった。
側に居なければならなかった。
知らなかった、という言い訳は通用しない。
知るべきだった。
知らなければならなかった。
彼女の友人だというのならば。
どう後悔しても、追いつかない。
矢口真里は、苦しみ、哀しみ、傷付き、こんなにも疲れ果ててしまった。
かける言葉すら見つからないまま、ただそっと抱きしめ続けた。
腕の中で震えて泣き続ける彼女が、見かけよりもずっとずっと痩せてしまっている事に気付いた。
「飲むのだぴょ〜〜〜ん」
「きゃははは、違う違う」
「え〜〜〜。こんなんだったよぉ」
「違うって。もっと足をこう...。あれ?」
「出来てないじゃん」
「あれぇ?」
「出来てないよ、矢口」
「おかしいなぁ」
「体固いねぇ。年には勝てないねぇ」
「え〜〜〜。あたしまだ二十代なのにぃ」
「おっ。この期に及んでケンカ売るか、こら」
「やるかっ」
「やるかっ」
「お昼やっすみぃ〜」
「だからぁ、違うって」
「違わないでしょ」
「違う違う」
「飯田圭織は、こうでしょ」
「あ、それなら正解」
「ひっどおい、矢口」
「ひっどおい、圭ちゃん」
「せいっしゅん〜っのイロハっ、かっなっでっよおっ」
「矢口、違〜う」
「合ってる。ぜ〜ったい、合ってる」
「ダメダメ、全然ダメ」
「どこがよぉ」
「そんなにちっちゃいプッチはいない」
「にゃ〜にぃ〜お〜」
「いたたた、おしり打ったぁ」
「もう、飲みすぎ矢口」
「まだまだまだまだ、飲むぞぉ〜」
「はいはい」
「はい、イッキッ」
「あたしかいっ」
++++++++++ ++++++++++ ++++++++++ ++++++++++ ++++++++++
夜明け近くまで、二人で飲んで騒いだ。
同じベットで目覚めると、もう昼近くになっていた。
二日酔いのひどい顔を、お互いに指差して笑った。
十代の女の子のように、じゃれあってブランチを作って食べた。
ヤマトシティのゲートまで、矢口が車を出してくれた。
これから一緒に旅行に出かけるみたいに、はしゃいでおしゃべりをした。
けれどもいつしか、二人とも口数は減っていった。
ゲートのロータリーに着いた時には、黙り込んでいた。
「じゃあ、また遊びに来るね」
そう言うと、矢口は何かを言おうとした。
何を言いかけたのかはわからない。
何も言わせないように、ふざけたふりをして矢口を抱きしめた。
両手で髪をくしゃくしゃにした。
「そんじゃあ、お邪魔さぁん」
そんなふうに、笑顔で別れた。
無理矢理に、笑顔で別れた。
++++++++++ ++++++++++ ++++++++++ ++++++++++ ++++++++++
立ちあがる事すら出来ないほど疲れ果てた者は、どうすれば良いのだろう。
友人を苦しみから救いあげる力を持たない者は、どうすれば良いのだろう。
今夜もヤマトシティは、美しい光に包まれる。
哀しい現実は、追いやられて闇の中にうずくまる。
けれども、それが現実である以上、決して消え去る事は無い。
どんなに目を背け続けたとしても。
[unfinished]
おまけ
#Sukatan Episode "Battle"
2011年、ついにエイリアンが再び現れた。
エイリアンは圧倒的に強かった。
マシンガン・チャーミー率いるバンディット団の強襲も失敗に終わった。
警察も、自衛隊も、多国籍軍も、ヒーロー戦隊もかなわなかった。
ましてや、湯けむり探偵・加護には成す術が無かった。
人々が絶望した時、巨大な人影が現れた。
それは、娘。解散以後も欲望のままに喰らい続け、巨大化した辻希美だった。
辻は空腹で不機嫌だった。
腹立ちまぎれに必殺の張り手をくらわした。
エイリアンは堪らずに、ひしゃげて潰れ、崩壊した。
日本中が、世界中が歓喜した。
辻は、名誉都民になった。
国民栄誉賞とノーベル平和賞も受賞した。
しかし何よりうれしかったのは、お礼に贈られた大型タンカー一杯の世界のおいしい食べ物だった。
めでたし、めでたし。
[End of Sukatan Episode "Battle"]
はい、おしまい。
おつかれさまでした。
でも、ちょっと悲しすぎます。
また気が向いたら書いて下さいね。
中途半端やなぁ
まぁ何はともあれ一応の解決も見たし皆納得ってか?
んじゃちゃちゃっと倉庫送りにしたろか。
983 :
An:02/04/01 04:09 ID:Is5Q2Fir
えっ,これってもう作者他のとこで書くって言ってるような
もんですよねぇ。なんかそおゆうふうにとれた。っぽかった
けどやっぱそおでないっぽくもとれなくもなかったりっぽかったり
した。
∴だれか,ふぁいんじゃってください。(=みつけて管釵)
ヨシザワダンス踊ってやるから。
P.S.ちなみに,朝。よりzoneのがすきです?・
羊久々の傑作だったのに・・・
未完だなんて悲しすぎる。
正直このスレで羊が怖くなったよ。
漏れも最近小説とネタスレ以外は狼しか行かないし。
かつてはアクセスランキングも上位だったのに中位ぐらいに落ちてるし。
羊住人の一部は相当ヤヴァイな。
羊のマジヲタ度って、実はGMよりも高いの知ってた?
987 :
:02/04/01 07:18 ID:s8lwZvG2
>>984 愚痴ってどうかなるのか生産性のない奴
作者は今度は全部書き上げてからまとめてうpするようにするんだな
ヨイショされる快感を求めて掲示板で書くってんならオマエも煽り連中と同類だぜ
関係ないけど作者は30代?
いろんな意味でやめて正解だね。
残念だけど楽しかったよ。ありがとう。
990 :
名無し:02/04/01 14:17 ID:rIWgJPHn
今日一気に読んだけどめっちゃ面白かった
中途で終わるのがすごくもったいない と思う
991 :
:02/04/01 14:24 ID:oxfFn6e6
作者はほんとにそれでいいのか?と言ってみる。
途中で終わるのは残念。悲しいです。
みんなぁ、今日は何の日かなぁ?そう!エイプリルフールだよぉ
だから作者のすべてがウソなんだ!あはは〜
・・・って事はないのか?
994 :
_:02/04/01 18:33 ID:nNkIhrqQ
少なくとも、羊ではもうやらないだろう。
>>987 >>988 みたいな勘違い野郎がたかってくるから。
∧__∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ☣ฺ_ゝ☣ฺ) < オレガエイリアンダYO!
/, / \
(n9 、゙ーsっ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ 〈
/ ,へ、 ヽ
/ / `> )
/ / ( '、
(___) ヾ、__)
996 :
名無し:02/04/01 19:50 ID:E4am1EPk
996
997 :
名無し:02/04/01 19:52 ID:E4am1EPk
さっさと倉庫へ
998 :
名無し:02/04/01 19:52 ID:E4am1EPk
ラスト2
999 :
名無し:02/04/01 19:53 ID:E4am1EPk
999
1000 :
名無し:02/04/01 19:56 ID:G0ZAk6wD
今だ!1000ゲット!!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。