★☆●保田の名探偵●☆★

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1娘。ノート作者
ピピピピピピピ、、、、、、、
不意に携帯電話の音が鳴った。

その持ち主は、保田圭。
言わずと知れたトップアイドルモーニング娘。のメンバーである。
そして、電話の向こうは敏腕マネージャー和田、
その和田の声はなぜか切迫していた。

「・・・・・・・・えっ!ほんとうですか?」
「ああ、とにかく、君もすぐに来てくれ」
2 :01/09/30 05:28 ID:FbryyWtQ
             / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
           /  / ̄\  ヽ
          /   /  \  ヽ、、、ヽ
          |  /u 个    个 | |
          |  |   ⌒  つ⌒ | |
          |  | ***___**|│ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          |  | u  \__/  | .| < >>1すぐにイクわよ
          ゝ‐イ\.   ・u  /ノ  \________
             / ∧  ̄ ハ \
            /´ 丿 ヽ_ ノ | .ノ\
           /:ヽ、 /( ___.___)`>__:)
          (:::::::/ ̄ /::::( uuu)(uuu)
           ヽ┴-i┴─彡川川ミ  クチュピチュ・・
         /⌒\__|   彡川川川ミ/⌒ \
   i.⌒i  /\ 丿 / ´ ̄ノノ川川川 ̄ヽ、 /ヽ   /┐
   .|  レ ´  ノ \_ /     ___ i  |.:く  \// /
    | |  /    (  λ /::: :::: ::::`ヽ丿 \   / /
    .し /       ヽ__ノ V : : ヽ:/: ::::\_   \ι/
                i⌒i ::::__人__::: /. `i⌒i
                 |  ||/    \|:  |  |
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                |   |        |_丿
3娘。ノート作者:01/09/30 05:29 ID:SW5TFLrY
和田からの伝言は、保田にとって大きな衝撃だった。

今日、プロデューサーつんく邸にて行われていたホームパーティーの最中に、
元メンバーの福田明日香が殺害されたというものだった。

保田は取るものもとりあえず、言われるままに急いだ。
未だに現実が直視できないでいた。
4娘。ノート作者:01/09/30 05:32 ID:SW5TFLrY
今日のホームパーティーは、新旧メンバー入り混じり、
マスコミには秘密裏で行われたものだった。

保田自身、久しぶりの明日香との再会を楽しみにしていた。
明日香がいた頃の思い出、明日香がやめてからの出来事、
いくら話しても話したり無い、そんな一日になるはずだった。

しかし、保田は前日からの牡蠣の食中りで欠席せざるを得なかった。
それが、、、、、明日香との再開を永遠に不可能にした。
5名無し募集中。。。:01/09/30 05:33 ID:uxMP4ogI
サボテンが俺の膝にチクッ
6娘。ノート作者:01/09/30 05:36 ID:SW5TFLrY
つんく邸についた保田を待ち受けていたのは
金庫室に横たわる変わり果てた福田の遺骸だった。

その傍らには、ただ泣きじゃくるだけの辻、加護
呆然と立ち尽くす後藤、遺骸を凝視したまま動かない飯田
うずくまったまま嗚咽をあげる安倍、
石川は自体がまだ上手く飲み込めないのか、
遠くを見つめたまま動かない。
気丈に振舞おうとする中澤、そして、矢口の姿が痛々しかった。
7娘。ノート作者:01/09/30 05:41 ID:SW5TFLrY
その傍らには、ただ泣きじゃくるだけの辻、加護
呆然と立ち尽くす後藤、遺骸を凝視したまま動かない飯田
うずくまったまま嗚咽をあげる安倍、
石川は自体がまだ上手く飲み込めないのか、遠くを見つめたまま動かない。
気丈に振舞おうとする中澤、そして、矢口の姿が痛々しかった。


そんななかつとめて冷静に振舞おうとするつんくの姿があった。
「、、、、、、すまん。みんな、こんなことになってしもうた。
でもな、つらいかもしれんけど、みんなはモーニング娘。なんや、
こういうときでもな、ファンには夢を与え続けるのが仕事なんや。」
と、

保田はこんな時でも努めて冷静に振舞い、
少女達を鼓舞しようとするつんくの姿に多少の違和感を感じた。
8娘。ノート作者:01/09/30 05:45 ID:SW5TFLrY
遅れて現場にきたせいかも知れない。
事実を最初に知らされていたからかもしれない。
他のメンバーに比べて、一歩引いたところにいる自分に保田は気づいていた。

ふと保田が視線を落とすと、福田の傍らに血痕で書かれた文字があった。

 ス ハ ダ ク ラ ブ

と書いてある。他のメンバーは気づいてないようだ。

「ねえねえ、裕ちゃん、このスハダクラブって何?」
「、、、、、、、、、、、さあ、しらへんなあ」
「ごっちんは分かる?」
「・・・・・・・・・」
みな、目の前の事態を処理するのに精一杯のようだ。
9娘。ノート作者:01/09/30 05:55 ID:SW5TFLrY
「つんくさんは分かりますか?」
「なんや?、、、、、ああ、ただのしみやろ」
つんくの表情が一瞬ぎくりとしたようだった。気のせいか?

しかし、いくら冷静さを保っているとはいえ、
福田の遺骸を見つめていると、次から次へ思いが込み上げてくる。
新メンバーとして加入した時の初めての挨拶、冷たい空気
福田の最後のコンサート、終わった後の楽屋、みんなでワンワン泣きじゃくったこと、
サマーナイトタウンのパートを引き継いだ時、発声で悩んで電話したこと、
気がついたら、保田もただただ、泣き尽くすだけだった。
10娘。ノート作者:01/09/30 06:03 ID:SW5TFLrY
もう、数時間経っただろうか、
いや、実際の時間は数十分、数分だったのかもしれない。
突然、ダダっという大音響が響いた。
と、同時に警察官が大量に突入してきた。

警察はテープを張り手際よく現場を整理していく。
まるでドラマを見ているようだった。
そして、メンバー一人一人への事情聴衆が始まった。
CMで囚人に扮したことはあるが、
実際に警察に事情を聞かれるという体験は初めてだ。

「、、、あの、、明日香は本当に殺されたんですか?」
「はい、現場の状況から見て間違いないでしょう。
仮に自傷だとしたら、若い女性の力にしては傷が深すぎます。
まあ、あなたは今日は体調を崩してずっと家にいたという
マネージャーさんの証言もありますし、
あなたが犯人という事は無いでしょう。
アリバイを聞くといっても念のための形式的なものですから。」

保田は、次の質問をたずねるかどうか迷っていた。
つんくの屋敷に来てから一番気になっていること、、、
しかし、それは一番聞いてはいけない質問でもあった。
11名無し募集中。。。:01/09/30 06:09 ID:RXZyI0ZA
一気に頑張るね
12名無しさん:01/09/30 06:09 ID:FbryyWtQ
     (^^^)
     |=|
     \ / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
      /  / ̄\  ヽ
    /   /  \  ヽ、、、ヽ
 ◇ 、 |  /  (・)   (・)| |
  .>/|  |      つ  | |  早く続きが読みたいナリ!!
  '`^ |  |    ___  | |./ヽ
    |  |    \__/  | .|ゝ_ノ
    ゝ‐イ\.   ・   /ノ/ 
  (⌒)二二)) ̄ ̄ ̄ ))/
    ̄   |   O O |
        |______,|\
       /    Y   \◇
       └----‐'ー---┘
13娘。ノート作者:01/09/30 06:13 ID:SW5TFLrY
「、、、、、保田さん、大丈夫ですよ、
他の方も全員にアリバイがありますから。」
保田の表情を察したかのように刑事が先に答えた。

「乾杯直後、福田さんがパーティーをしていたダイニングを出て、
遺体が発見されるまでの間に、メンバーの方でダイニングを出た方は
いないそうです。これは相互に証言があるので間違いないでしょう。

また、つんくさんも同様にパーティー直後に自室に戻られています。
これは、つんくさんの自室の電話の通話記録から判明しました。
つんくさんの部屋からはパーティールームを通らない限り金庫室へはいけません。
よって事実上アリバイが成立すると見ていいでしょう。

福田さんがなかなか帰ってこないため心配になったため、
中澤さん、安倍さんが屋敷内を探したところ
金庫室で福田さんを発見したそうです。
二人同時に行動しているため、第一発見者のお二人は
相互にアリバイを補完しあう関係になっています。」
14娘。ノート作者:01/09/30 06:20 ID:SW5TFLrY
刑事は、淡々と説明した。
「、、、、じゃあ、一体誰が、、、」
思わず保田の口をついた。

刑事は、
「それを調べるのが私たちの仕事ですから」

と、応えた。そして優しい笑みを浮かべると

「保田さん、いつも応援していますよ。
 謙虚なあなたが好きですから。」

その言葉を聞いて、保田も笑みがこぼれた。今日初めての笑みだ。
そして、自分がトップアイドルである事を思い出した。
こんな時でも、目の間にファンがいるのだから、
その人を一生懸命楽しませてあげないといけない。
そう、固く心に誓った。

「、、、、、まじっすか?」
と、ダンスサイトのサヤカの真似で刑事の言葉に応えた。
保田が、悲しみを越えてアイドルに戻った瞬間だった。
15娘。ノート作者:01/09/30 06:22 ID:SW5TFLrY
とりあえず。今日のところはこれでおしまい。
今日中に次回更新できるかな?
16 :01/09/30 06:33 ID:X2yMwHt6
おおなつかしい!
犯人つんく?つんくのいすをまわすと隠し通路?
17名無し募集中。。。:01/09/30 07:04 ID:RXZyI0ZA
おつかれんこん
18娘。ノート作者:01/09/30 07:05 ID:SW5TFLrY
ワイドショーでは、辛口で知られるコメンテーターとやらが
好き勝手な事を言っている。
「メンバーの中に確執があって、、」としたり顔でいうレポーター、
ゲストタレントの中には「で、犯人は誰だと思いますか?」
「そうですねえ、確執が噂された新メンバーの中の、、、」
と、面白おかしく犯人探しをしている。

一見神妙に事実を伝えるアナウンサーでさえ
偽善に見えた。いや、偽善なのだろう。

暗い気持で、テレビのスイッチを切った。
そして、昨日のことが事実であった事が確認された。
この現実を受け止めなければいけない、、、
19娘。ノート作者:01/09/30 07:14 ID:SW5TFLrY
保田は、思い立ったようにある人物に電話した。
市井沙耶香である。
脱退後も保田のよき親友として、ちょくちょく相談に乗っていた。
こんな時に頼れるのは、保田にとっては彼女しかいなかった。

「、、、もしもし?さやか?」
「あっ、圭ちゃん、、、、大変なことになったね、、、」

沙耶香の声は、今まで聴いたことが無いほど寂しい声だった。
現役時代、ボーイッシュな役回りで頭角を著し、
初期のプッチモニではリーダー格として引っ張ってきた彼女からは
推測できないほどのか弱い声だった。
20娘。ノート作者:01/09/30 07:15 ID:SW5TFLrY
無理も無い。脱退時のいざこざのせいで、
当初の思惑に反し、いわば干された状態にある。
さらに、今回のパーティーでさえ、つんくの意向に反し
事務所の圧力によって、招待の声がかからなかったのだから。

彼女にしてみれば、自分が娘。として活躍した自分の思い出まで
否定されたような気分であっただろう。
そして、福田の死を現場ではなく、報道で間接的に知ったことが
昔、自分が存在したグループ、モーニング娘。との
どうしようもない距離を象徴していた。
21娘。ノート作者:01/09/30 07:24 ID:SW5TFLrY
「ねぇ、圭ちゃん、会えないかな?ちょっと渡したいものがあるんだ、、、」
沙耶香は不意にそういうと、いつもお忍びで出かけるときに使った
待ち合わせ場所を指定してきた。

数時間後、、、二人は互いの姿を確認すると、
どちらからでもなく、抱き合った。
沙耶香にこんな力があったのかと思うほど
強く強く抱きしめられた。

死ぬ前に1回でいい、こんなことになるのなら
明日香にもう1度会っておきたかった。でも、もう叶わない。

その絶望は、パーティーに出席しなかった保田よりも
そもそも招待がかからない市井の方がとてつもなく深いだろう。
保田は抱きついてくる市井を、ただ受け止めるしかなかった。
22娘。ノート作者:01/09/30 07:35 ID:SW5TFLrY
ひとしきり泣きじゃくると、市井もだいぶ落ち着きを取り戻したようだ。

「渡したいものって?」
「、、、、、うん、これ」
と、差し出したのは赤い表紙の日記帳だ。
これは、歌のタイトルにあわせて
メンバー全員で買った思い出の品だ。

「これ、メモに使ってよ。」
「メモって?」
「勘がよくて責任感の強い圭ちゃんの事だから、
きっと明日香をあんな目に遭わした犯人を絶対捕まえようとするハズ、
だから、その時なんか思い出したいことがあったら使ってよ。」

「さやか」と元気よく名前が書かれていた表紙をめくると、
ほんのわずかな期間10人いた時代の集合写真が挟まっていた。
そこからは、脱退しても尚、はモーニング娘。を、そしてメンバーの一人一人を
深く深く愛している沙耶香の気持が痛いほど伝わってきた。

しかし、もはや娘。とは接触をもてない立場。
募る思い、そして絶望は、保田には到底計り知れない。
そして、明日香を殺した犯人を憎む気持も。

保田は、日記帳とともに込められた沙耶香の気持ちを受け取った。
「絶対、明日香をあんな目に遭わした犯人を捕まえてよ。」
「分かった、絶対。」
23名無し募集中。。。:01/09/30 07:49 ID:5xdOqy/6
写真は11人じゃないの?市井は入ってないの?あと石黒は?
様々な謎を残しつつ更なる謎が迫ってくる…
24名無しさん:01/09/30 12:52 ID:gZB5syKs
ナムコだね・・・なつかしい。ってことは犯人は・・・。
25名無し娘。:01/09/30 15:21 ID:uZunMx0o
紗耶香
26娘。ノート作者:01/09/30 19:30 ID:SW5TFLrY
>>23-25

徹夜明けで寝ぼけながら書くと基礎的なとこで間違う、
鬱だ氏脳、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
27娘。ノート作者:01/09/30 19:46 ID:SW5TFLrY
その日は福田の通夜だった。
こんな事態とはいえ、メンバーはそれぞれ仕事を抱えている。
通夜か葬儀にどちらかに参列できればいいほうで、
メンバーの中にはどちらにも参列できないものもいた。

今日、参列したのは保田、後藤、吉澤、石黒、中澤、辻
メンバーは福田の部屋に通され、しばらくここで待機するように支持があった。

部屋に入ると、福田が普段使っていたコロンの匂い。
このコロンは中澤が、結成当時、丸っきり化粧ッ気の無かった福田に
「あんたも、アイドルになるんやから、女の子らしくせなあかんで」
と、プレゼントしたものだった。

「そっか、これ、まだ使ってくれてたんや、、、」
ポツリとこぼす中澤。

壁を見ると、Memoryのジャケット撮影のあと、
記念に撮った全員の集合写真がポスターのように大伸ばしになって貼ってある。
泣き顔のような笑顔のような、そんな表情で写っている自分達。
保田、石黒、中澤はじっとポスターを見詰めている。

福田を直接には知らない後藤、吉澤、辻は所在なげに部屋の中を漁っている。
後藤は、本棚にあるコミックを勝手に読み出した。
吉澤はCDラックをガサガサと見ている
「あ、福田さん、プッチモニかってくれてるんですね、わぁ5枚もある〜」
28娘。ノート作者:01/09/30 19:56 ID:SW5TFLrY
「みなさん、あつくないれすか?」
不意に辻が喋った。
幾らステージ衣装で、この年齢にしてはスーツを着慣れているとはいえ、
やはりステージとは違う場面での喪服は疲れるらしい。
まるで人形の様に、ちょこんと座っているだけだ。
額にはうっすらと汗をかいている。

「この扇風機使っていいれすかね?」と扇風機をつけた。
ブブブブブーーーーー
扇風機は壊れているのか、鈍い音を立てガタガタと回り始めた。
そして、強く、涼しい風が部屋中を駆け巡る。

「ちょっと〜、ページがめくれちゃう〜」
コミックを読んでいた後藤が文句をつける。
すると、壁のポスターの間から一枚の紙が風に乗って舞い降りた。

それは、福田が良く通っていた和菓子屋の割引券だった。
某テレビ局の近くで、芸能人が良く収録の合間にお忍びできていた。
甘いものには目がない安倍を中心に皆で食べに行ったことが思い出される。

「そうだ、明日行ってみよう、なにかわかるかもしれない。」
29娘。ノート作者:01/09/30 20:04 ID:SW5TFLrY
和菓子屋にいくと、意外な人物に会った。
「よく来たわね、来ると思ってたよ。」
その人物とは、安倍なつみだった。

「圭ちゃん、明日香のことについて嗅ぎ回ってるでしょ?」
「ううん、別に、、、」
「隠したって分かるわよ。副リーダーさん。」

常にセンターを占めてきたなっち、
加入当初、旧メンバーいじめの先導を切っていたなっち、
余りにもアイドルにふさわしいルックスと人気で、常に保田は引け目を感じていた。
そして、引け目を感じているのが安倍を増長させてもいた。

保田は、そんな安倍に反発する一心でここまでやってきた。
顔では勝てない以上、唄で勝負するしかない。
黄色5で同じユニットになった時、
メインパートは自分が取るものだと、
保田にしては珍しくライバル心をたぎらせてやってきた。

そして、中澤の引退後、副リーダーに指名され
メンバー内での立場は一応安倍より上ということになった。
普段は役職とか、パワーゲームを気にしない性格の保田も
安倍に対してだけは別だった。
30娘。ノート作者:01/09/30 20:10 ID:SW5TFLrY
「で、なんですか?」
保田はよそよそしく安倍に聞いた。
「事件について知りたいんでしょ?」
安倍がいかにも高圧的に聞いてきた。

「なにか、知ってるんですか?」
「ただでは教えらんないなぁ〜、
そうねえ、ここは和菓子屋さんでしょ、
餡蜜の早食いで、私に勝ったら教えてあげる。どう?」
31娘。ノート作者:01/09/30 20:22 ID:SW5TFLrY
「、、、、何ふざけたこと言ってるんですか?」
「教えて欲しくないの?」
怒りに燃える保田と、冷たく突き放す安倍。
見詰め合ったままの長い沈黙

「、、、、、、、、、わかりました。どうしてもというならば」
ここは一旦引き下がる方が得だろうと、保田が引っ込んだ。
今は少しでも手がかりがほしい時、無駄に争うのは得策ではない。

「じゃあ、代金はあんたもちだからね。」
(、、、、、、、、、、この豚は、、、、、、、、)
32名無し娘。:01/09/30 20:24 ID:4PeMG.gs
あげ
33娘。ノート作者:01/09/30 21:23 ID:SW5TFLrY
結局、安倍からは何の情報らしい情報も得られなかった。
(ちなみに、早食いは保田の圧勝であった。

「しょうがない、皆に聞いて回るか、、、、」
まずは、プッチモニダイバーの収録のため、後藤、吉澤と合流。

「ねえ、ごっちん、あの日なんか変わったことあった?みんなの様子とか、、、」
「、、、、、、ねぇ、圭ちゃん、圭ちゃん私たちのこと疑ってるの?」
「そうですよ、保田さん、なんで、そんなこと聞くんですか?」

「、、、、ごめん、そんなつもりないんだけどさ、」
「そんなつもりあるじゃん!」
後藤が局中に響き渡るんじゃないかというくらい、
ものすごい大きな声で叫んだ。

「最近、圭ちゃんおかしいよ、こそこそして、
今日も、なっちを問い詰めてたでしょ、
私見たんだからね、圭ちゃんとなっちが凄い顔してにらみ合ってるの。
なっちのこと疑ってるの?ねえ」

「ううん、そんなことない、、、、忘れよう、ごめんね。」
「圭ちゃん、嫌い!」
34娘。ノート作者:01/09/30 21:23 ID:SW5TFLrY
後藤はそういうと楽屋を出て行った。
吉澤はオロオロしながら、ちらりと保田の方を見やると
「保田さん、気持は分かりますけど、、、、でも、、、」
とポツリ呟き、後藤の後を追いかけていった。

「みんな、ごめんね。みんなのこと疑ってるわけじゃないんだ
それだけは分かってよ、、、、みんな、、、、、、。」
部屋に残された保田は一人泣き崩れた。

いつもなら収録が始まる時間。
しかし、3人の様子を見たマネージャー、スタッフと協議の結果
今回分の収録は延期とし、事態が落ち着くまでは
過去のトークを編集して使いまわすことが決定した。

そして、保田は和田に呼び出された。
「いいか、保田、おまえは副リーダーだし、プッチモニではリーダーなんだ。
こういう時だからこそ、グループをまとめ上げるのがお前の役割じゃないか、
それをなんだ、お前の行動は。犯人探しなんか止めて、
まずはグループをまとめることに専念しろ。
それに、、、、、犯人がまだわからない以上、
保田にも身の危険が迫る事態だってありうるんだ。
思い出したくないかもしれんが、石川のように会話が盗聴されているかもしれない。
自分の立場をわきまえて、慎重に行動するように。」
和田は、そう、強く釘をさすと、タクシーを呼び出し保田を家までおくらせた。
35娘。ノート作者:01/09/30 21:51 ID:SW5TFLrY
「私は、どうしたらいいの、、、、、
明日香ちゃんを殺した犯人は憎い。
メンバーの中に犯人がいるなんて思いたくないし、
そんなこと全然思ってない、みんな分かって、、、、、、、」

タクシーの中で、保田はある名刺を取り出した。
先日の、取調べを担当した刑事の名刺だ。
身辺に何か危険のある時には連絡をして欲しいと、渡されたものだった。
メンバーの中に

「あ、どうも、モーニング娘。の保田です、、、。」
「ああ、こんばんわ、何かありましたか?」
「ええ、ちょっと、、、、事件のことが気になっているもので、
あれから何か進展はありましたか?」
「そうですねえ、、、幾ら調べても、あの日、
つんくさんの家にパーティーの出席者以外の出入りが確認できないんですよ。」
「、、、、と、いうとメンバーの中に、、、、。」
「いえ、断定はできません。ただ保田さん以外の方は
アリバイが相互証言に基づくもので、
メンバー以外の方が証言しているわけではないんですよね。
ですから、第3者による裏づけを欲している段階です。」
「それは、例えばですけど、裕ちゃんとなっちが共犯だったら、、、」
「そうです、遺体発見の際のアリバイは崩れます。」
「、、、、、、、、、、分かりました。」

そういい終わると電源を切った。
それは、確認したかった『メンバーの中に犯人がいない』という事実が
もろくも否定された瞬間だった。
36娘。ノート作者:01/09/30 21:53 ID:SW5TFLrY
身辺に何か危険のある時には連絡をして欲しいと、渡されたものだった。
メンバーの中に
↑最終行は削除で、推敲の時にコピペをミスった
37娘。ノート作者:01/09/30 22:11 ID:SW5TFLrY
翌日、保田は飯田とミーティングを取った。
非常事態に揺れるモーニング娘。
リーダーとして、副リーダーとしてこの事態にどう対応すればよいのか、
保田にとって、一番相談しなければならない相手だった。

「で、圭ちゃんは、ほんとのところはどう思ってるの?」
「私は、ただ明日香ちゃんを殺した犯人を許せないだけ」
「例え、それがメンバーであっても?」
飯田の率直な物言いに、保田は言葉を失った。

「あのね、実は私もその考えを捨てきれないの。」
飯田の意外な言葉に保田は驚いた。
「カオリン、どういうこと?」

「あのね、あのパーティーの日に、
明日香ちゃんと、裕ちゃん、なっちが乾杯前に大激論してたの、
で、明日香ちゃんが「つんくさんとこにいって話をつける!」って
で、裕ちゃんとなっちがそれを止めて、、、
あと、パーティーに来ていなかった彩ッぺも
最近、裕ちゃん、つんくさんと頻繁に連絡をとっていて、、
どうも、つんくさん、裕ちゃん、彩ッぺの間で何かトラブルがあったみたい。
それが何かは良くわからないんだけど、、、、」
「他になんか無い?」
「他には特に、、、、、」
「そっか、ありがとう」
「圭ちゃん、これは、絶対内緒だからね。
私もメンバーの中に犯人がいるなんて思いたくないから、、、」
38娘。ノート作者:01/09/30 22:16 ID:SW5TFLrY
家に帰ると、自宅の番号に留守電が入っていた。

『、、、、、、、、私は闇の帝王だ、悪いことは言わん
こそこそかぎまわっとる用やけど、はよ事件から手を引け、ええな』

、、、、、、自宅の番号をしってるひと、そしてこの声、、、
保田にははっきり聞き覚えのある声だった。
まず間違いない、あの人は事件に関わっている。

そして、その人に保田は電話をかける。繋がった、が、しかし
『お客様の都合により、、、、、』
その人の電話は止められていた。
39娘。ノート作者:01/09/30 22:27 ID:SW5TFLrY
そして、受話器を置くや否や、すぐに再び電話が鳴った。
「ひょっとして、、、、、」
肩に力が入る。ゴクリと唾を飲み込み覚悟を決めて電話に出た。
「もしもし、保田さんですか、、、、、、、?」

その声は加護だった。

「保田さんが、私たちを疑ってるって本当ですか?」
「ううん、そんなことないよ。」
「そうですか、、、、、そうですよね」
「どうしたの?急に電話してきて、、、、、」
「私、誰にもいえなかったんですけど、、、犯人知ってるんです」
「、、、、、、、、それって、どういうこと?」
「福田さんの死体が見つかった時、
福田さんの死体の下にペンダントがあったです。
それに見覚えがあって、私、それ持って帰っちゃったんです。
死体の下になるから、きっと、、、、それ犯人のです」

加護は一気に捲し立てた。
40娘。ノート作者:01/09/30 22:30 ID:SW5TFLrY
「ちょっとちょっと幾らなんでも急すぎるわよ、
たまたまってこともあるじゃん。ね。
そうだ、それ私があづかっておくよ」
「そうですか、わかりました。じゃ、明日いいですか?」
「うん、じゃ、明日」

翌日、加護と待ち合わせ、加護はペンダントを持ってきた。
そのペンダントは、、、石川のものだった。
41娘。ノート作者:01/09/30 22:41 ID:SW5TFLrY
--------
「ねえ梨華ちゃん、最近なくしたものない?」
「えっ、、、、何のことですか?まさか、、、、」
「ううん、なんでもない。」
「保田さん、私のこと疑ってるんですね、、、、、。」
「そんなことないって、信じて、ただ、話が聞きたいの。」

保田は懸命に石川を説得する。
保田自身、石川がペンダントを落としたのは何かの間違いだと信じていた。

「、、、、、、、正直に言います。私はあの日金庫室に行きました。」
金庫につんくさんの秘密のものがあるって、裕ちゃんが喋ってるの聞いて、
それで、秘密ってなんだろう?と思って、、、、、、、
でも金庫には鍵がかかってたし、何も無くて帰ったんです。
その時に、金庫に引っかかって、ペンダント落としちゃったんです。
でも、パーティーが始まりそうだから急いで戻って、、、
あとで拾いに来ればいいやと思ってたらこんなことになって、、、

でも、それもパーティーが始まる前だから、福田さんが生きてる時です。
乾杯が終わってからは絶対に金庫室になんか行ってないです。」

「そう、ありがとう。私も信じていたよ。
梨華ちゃんが犯人なんて思いたくなかったから、確認しただけ。
ペンダントは私があづかってるから、今度返すね。」

「、、、、あっ、そうそう、関係ないこと聞いていいですか?」
42娘。ノート作者:01/09/30 22:44 ID:SW5TFLrY
「なに?」
「パーティーの時も思ったんですけど
つんくさんと裕ちゃんって、やっぱりホントに付き合ってるんですか?」

保田の肩の力が一気に抜けた。この子はこの事態で何を考えてるんだ?
この非常事態でも人の恋愛話が気になるあたり、さすがは年頃の女の子だ。

「なんか、ものすごく仲良くて、裕ちゃん、
つんくさんの言うことなんでも聞いて、、、
まるで恋の奴隷ってあのことですよね。
なんか異常なほど接近してましたよ。」
「、、、そうなんだ、二人とも認めるなら認めちゃえばいいのにね。」
そういうと石川の顔に笑顔が戻った。
43娘。ノート作者:01/09/30 23:24 ID:SW5TFLrY
さて、これからどうしようか、、、、、、、、
カオリンの話によれば、裕ちゃん、彩ッぺ、つんくの間で
何らかのトラブルが合ったらしい、
それに対して、明日香が大変憤っていたという事実。
裕ちゃん、彩ッぺ、この二人が
事件の何らかの鍵を握っているのは間違いないだろう。

そして、聞き覚えのある関西弁での脅迫電話、、、
声の主と思われる電話は今は繋がらない、、
さらに、事件をはぐらかそうとする安倍、

(まずは、彩ッぺから話を聞くべきかな、、、)
保田は、石黒の自宅へと向かった。
44娘。ノート作者:01/09/30 23:24 ID:SW5TFLrY
「、、、、どうしたの?急にたづねてくるなんて」
玄関から石黒が出てきた、
奥には真矢と思わしき人物が、ロッキングチェア-で寝転んでいる。

「石黒さん、本当の事を聞きに来たんです。
あなたは何かを知っているはずです。
私は、メンバーに犯人がいるなんて思いたくありません。
だからこそ、本当のことが知りたいんです。」

「、、、、、圭ちゃんゴメン!」
そういうと石黒は一目散に街中に消えていった。
「ちょっと、まってください!」
保田は慌てて追いかける。しかしすぐに見失ってしまった。
45娘。ノート作者:01/09/30 23:28 ID:SW5TFLrY
石黒を探しまわって30分くらいだろうか、
「ズキューーーン」
突然、閑静な住宅街に銃声が響き渡った。

銃声のした方向へ急ぐ、
そこには、この事件二人目の犠牲者、石黒彩の死体があった。
46娘。ノート作者:01/09/30 23:39 ID:SW5TFLrY
ちょっと、一気に書きすぎたかな
ある程度感想が溜まったら再開します。
47名無し娘。:01/09/30 23:39 ID:YfgE87NE
48名無し募集中。。。:01/09/30 23:57 ID:n1TEdoM6
楽しみにするよん。
49名無し募集中。。。:01/10/01 00:42 ID:rqo/4MGw
ちょっと会話の言葉づかいに違和感があるけど、面白いね。続き楽しみに
してます。
50多賀谷:01/10/01 00:55 ID:WCytl7Mk
あげ
51名無しさん:01/10/01 01:01 ID:kPsVcnGw
元ネタは「さんまの名探偵」ですか?
52娘。ノート作者:01/10/01 03:37 ID:pSiYQmpc
「ちょっとまってよ、、、、、、、、、、、なんで、、、、、、」

保田は目の前で起きた事態に、
ただただ、呆然とするしかなかった。

そして、例の刑事が駆け込んできた。
福田の時と同じく手早く現場を片付ける。

そして、事情聴取が始まった。
保田は、今までメンバーに聞いたことは話さず、
ただ、今後の運営について相談をしに来ただけということにしておいた。

「そうですか、やはり石黒さんは自殺のようですね。」
刑事から発せられた言葉は意外なものだった。
53娘。ノート作者:01/10/01 03:37 ID:pSiYQmpc
「自殺って、、どういうことですか?」
「はい、自宅の郵便受けから遺書が発見されました。こちらになります。」

そこには石黒らしい力強い筆跡でこう書いてあった。

「Dear みんなへ

 ごめんなさい、私はあの日の夜、金庫室に行って
隠れて覚せい剤を吸引していました。
その現場を明日香ちゃんに見つかり咎められました。
混乱した私は、護身用に持っていたナイフで
明日香ちゃんを刺してしまいました。

 さっき、圭ちゃんが来ました。
事件について聞きたいということです。
もう、この事を隠すのは時間の問題でしょう。

みんなへの良心の呵責に耐え切れません、ごめんね。

これからもモーニング娘。がんばってください。

  みんなの笑顔は 世界がうらやむから、、、

                             彩」
54娘。ノート作者:01/10/01 03:38 ID:pSiYQmpc
「石黒さんから覚せい剤反応も検出されました。
また、石黒さんの持っていたナイフから血液反応が出ましたが、
こちらも鑑識に回しています。これで福田さんの血液型と一致すれば
まちがいなく石黒さんの犯行という事になるでしょう。

まあ、いくつか附に落ちない点もあるんですが、
今後は石黒さんが犯人という線で捜査を進めることになると思います。」

刑事は事務的にそう言い放つと、ポケットから袋に入った白い粉を取り出した。

「これが、吸引していたと思われる覚せい剤です。
袋から石黒さんの指紋も検出されました。
これは『アフリカの星』という、いわば覚せい剤のブランドのひとつで
ある程度入手ルートが限定されるため、
今後は入手ルートの特定にもあわせて捜査を進めます。」
55娘。ノート作者:01/10/01 03:42 ID:pSiYQmpc
保田は何が何だかわからなかった。

彩っぺが自殺?なんで?
自殺だとしたら私の行動がきっかけなの?
そして、、、なんで覚せい剤なんか、、、、、、
じゃあ、脅迫電話は何だったの?
あの聞き覚えのある声は、、、

そして、彩っぺにはアリバイがあったはずじゃ、、、
「すいません。彩にはアリバイが、、、」
「はい、石黒さんのアリバイは中澤さんが証言されています。
とはいっても中澤さんは福田さんを探しに行ったため、
そのわずかな隙に事件がおきたということは十分考えられますね。」
56娘。ノート作者:01/10/01 03:49 ID:pSiYQmpc
おわっと、間違えた。やっちゃいけないみすやっちまったい。
57娘。ノート作者:01/10/01 03:53 ID:pSiYQmpc
55のラスト5行は以下に訂正、寝ぼけながら書くと
プロットが破綻するなあ、、、、萎え
58娘。ノート作者:01/10/01 03:54 ID:pSiYQmpc

そもそも、彩っぺはパーティーにきてなかったはずじゃ、、、
「すいません。彩はパーティーには、、、」
「はい、石黒さんはパーティー自体には出席されていませんが、
当日の石黒さんの行動はまだ調べが進んでいません。
何らかの形でつんくさんの屋敷に侵入したことは十分考えられます。」
59娘。ノート作者:01/10/01 03:57 ID:pSiYQmpc
彩は自殺ではなく、
恐らく明日香殺しの罪を着せられて
何者かに殺されたのだろう。

つんく、中澤、彩の間で起きたトラブルとは
恐らく覚せい剤がからむもの、
明日香はその事実に何らかの形で関わり、巻き込まれた。
とするなら、やはりあの関西弁は、、、、

そして、明日香は何を知っていたのだろう。
明日香の部屋に行けば何かわかるかもしれない。
60娘。ノート作者:01/10/01 03:58 ID:pSiYQmpc
和田が迎えに来た。次から次へと事件がおきて
マネージャーの和田の表情も心労がありありとしていた。
和田はもはや何も言わず
そっと後部座席に保田を乗せると、車を走らせた。

自宅に引き篭もる保田、
保田はこれまでの事態を整理しようと一生懸命だった。

彩は自殺ではなく、
恐らく明日香殺しの罪を着せられて
何者かに殺されたのだろう。

つんく、中澤、彩の間で起きたトラブルとは
恐らく覚せい剤がからむもの、
明日香はその事実に何らかの形で関わり、巻き込まれた。
とするなら、やはりあの関西弁は、、、、

そして、明日香は何を知っていたのだろう。
明日香の部屋に行けば何かわかるかもしれない。
61娘。ノート作者:01/10/01 03:59 ID:pSiYQmpc
おわっと、2重カキコやっちまった。
大事な場面なのに、、、、、、、鬱だ、氏脳
62娘。ノート作者:01/10/01 04:04 ID:pSiYQmpc
再び明日香の部屋に来た。コロンの匂いが消えずに残っている。
まるで、まだ明日香が生きているかのように、、、、、、
机の上に、明日香のパソコンがある。
パソコンは皆で取ったプリクラや写真集の付録のステッカーで
一杯に装飾されている。

(ひょっとすると、事件の重要なヒントが、、、)

パソコンを立ち上げ、それらしいファイル名を探す。
事件の日の午前に作成されたらしい音声ファイルがあった。
ファイルを開こうとすると、突然、画面が切り替わり
トランプゲームの場面になった。

単純な絵合わせだが、それがパスワードになっているようだ。

スペード、クラブ、ダイヤ、ハート

それぞれを任意の順番に並べるというもの
63娘。ノート作者:01/10/01 04:11 ID:pSiYQmpc
何回トライしても、「パスワードが違います」のメッセージ
いい加減途方にくれた頃、突然、メールが入った

【スハダクラブだよ】

「そっか、そういうことだったんだ!」
思わず口にした保田は
スペード、ハート、ダイヤ、クラブの順にマークを選択する、
すると、、、明日香の声が流れてきた。
64娘。ノート作者:01/10/01 04:18 ID:pSiYQmpc
「私は、凄い事を知ってしまった。
裕ちゃん達が、最近覚せい剤に手を染めているということ、
そして、今日のパーティーで、メンバーにそれを勧めて
薬の味を覚えさせて、娘。を完全に支配しようとしていること、
私は、パーティーの前に必ず止めて見せる。
でも何かあったら、その時は、これを聴いてる人、よろしくね。」

「そっか、やっぱり、、、、でも、このメールは誰が?」

メールの送信欄を確認する保田。しかし、送信先は空欄。
突然、ピピピピピピー-----、携帯電話が鳴った。
65娘。ノート作者:01/10/01 04:19 ID:pSiYQmpc
「もしもし?」
「これ以上動くなっていったやろ、ついに知ってはいけない事を知ったようやな」
2回目の脅迫電話、しかし、今の保田は確信を持って応対する。

「、、、、、、、裕ちゃん?裕ちゃんでしょ、分かってるのよ。」
「そうか、そこまで分かってるのか、ならこっちにも考えはある。覚悟しいや」

「覚悟しいや」と怒鳴る中澤のその声に、
リーダーとして頼りがいがあり、
優しく、かつ厳しかった面影は無かった。
ただただ、暴力的で残忍さに溢れた声だった。
その声を聞いて、保田は打ちひしがれ、その場にへたり込んだ。

ドンドン!突然大きなノックをする音、
と、同時に明日香の部屋に黒い影がなだれ込んできた。

「圭ちゃん、ゴメン」バキ!ガス!バコ!

保田は気を失った。
66娘。ノート作者:01/10/01 04:35 ID:pSiYQmpc
目が醒めると、目の前に中澤がいた。
「おはよう、よく眠っていたようで。」
「裕ちゃん、これ、どういうこと?」
そう喋ったとたん、全身に鈍い痛みが走る。
相当強く殴られたようだ。

「事件の真相が知りたいようだね、いいわ、
お気づきの通り、私たちは覚せい剤に手を出しているの
それもめっちゃ高級な、、、圭ちゃん、あなたもやる?」

「、、、、、中澤さん、見損ないました。」

保田はそういったきり黙りこんだ。
目の前の事実、予測していたとはいえ、あまりに重過ぎるものだった。
67娘。ノート作者:01/10/01 04:35 ID:pSiYQmpc
しかし、事件の真相を知るために、明日香のために、
そして残されたメンバーのために、保田はやっとのことで口を開いた。

「で、中澤さんが殺したんですか?」
「ちゃうちゃう、わてはやってない。ちゅーか、ホンマに犯人はしらんのや、
まさか、殺されるようなことになるなんて考えてへんかった。」
「じゃあ、一体誰が、、、」

「あの晩はな、なっちと一緒に、明日香を探しに行ってたんちゃうん。
明日香は乾杯してすぐつんくさんの部屋に向かったん、
パーティーの前の話の続きとして、、、、
私となっちもその話に加わるはずだった。

でも、私がつんくさんの部屋に行った時には、、、」

そう言って、一呼吸置く中澤。

「つんくさんも、明日香ちゃんもおらんかったん。」
68娘。ノート作者:01/10/01 04:43 ID:pSiYQmpc
「じゃあ、なんであなたが脅迫電話を、、、、」

「つんくさんに言われてな、この事件が表に出たら
薬を使っている私自身の社会的立場も抹消される。
いや、娘。自体存続できなくなるだろうってな、
あんたがこそこそ嗅ぎ回ってるのは気づいていたから、
忙しいつんくさんとちごうて、私のほうが圭ちゃんに近いところにいる
だから、行動が監視できると思って、色々つけさせてもらったん。」
「そうですか、、、、」

「圭、約束できるか?このことは絶対他言無用。
もし、このことが外に漏れたら、あんたの好きな
娘。は間違いなく解散に追い込まれる。
犯人探しするのはかってやけど、それだけは忘れんといてや。」
「分かりました、、、今から、つんくさんに話を聞いてきます。」

そういって、体中の痛みをこらえながらドアへと向かう保田。

その後ろで
「圭、、、気をつけとき、つんくは、、、、」
という中澤の声がした。
69娘。ノート作者:01/10/01 04:53 ID:pSiYQmpc
事件以来、2度目のつんく邸。
事件の核心に迫っている興奮と緊張、そして恐怖から
インターホンを押す指が震える。

「こんにちわ、モーニング娘の保田です。」
「おお、どした?」
「事件のことについてちょっと、、、」
「、、、、、、、、ええわ、入って来い。」

真っ先につんくの部屋へと向かう。
しかし、つんくの部屋には誰もいなかった。

つんくの部屋には数多くのトロフィー、レプリカがある。
アマチュアバンド時代、「シャ乱Q」時代、そしてプロデューサー時代
それぞれの、つんくの人生の栄光の奇跡が棚に込められていた。

それだけに、この才能に満ち溢れた男が
覚せい剤に手を染めていたことが、とてつもなく悲しかった。

『第40回日本レコード大賞 最優秀新人賞受賞』
そうかかれたレプリカがある。
受賞したあと、メンバー、そしてつんくのもとに届けられたレプリカだ。

手にとって眺めようとする保田。
すると、レプリカの下にスイッチがあるのを発見した。
とりあえず押してみる保田。

『ガチャ』

部屋中に、機械の歯車のような音が響いた。
70娘。ノート作者:01/10/01 04:56 ID:pSiYQmpc
「なにこれ?」
不安になった保田は、てじかにあった椅子に座り込んだ。
大物プロデューサーらしく、高そうな革張りで
とても座りごこちがいい。思わず眠くなりそうだ。

保田は、所在無くグルグルっと回転してみた。
すると、、、、、、、

『ガガガガガガガガガ』
と突然大きな音がすると同時に、
本棚が動き、その床にポッカリと大きなアナが空いた。

「ちょっと、なんなのよこれ」
穴に近づいてみるとどうやら、地下室へと続く階段のようだ。
71娘。ノート作者:01/10/01 06:06 ID:pSiYQmpc
階段を駆け下りる保田。
その踊り場に金庫がある。鍵はかかっていないようだ。
鍵を開けると、、、袋に厳重に密閉された白い粉が発見された。

ベチャ

保田の足に何か滑るような感触があった。
それは、表面だけ固まった大量の血痕であった。

そして、階段をさらに下り進み、突き当りのドアを開ける。
そこは、事件現場となった金庫室だった。
(秘密の部屋から、金庫室へと繋がっていたのね、、、、、、)


金庫室にはつんくがいた。
72娘。ノート作者:01/10/01 06:07 ID:pSiYQmpc
「圭、よくここまで来たな、全ての謎はお前が推測した通りや、
わしは覚せい剤をアマチュア時代からずっと使っていた。
曲に困った時、詞に困った時、、、、」
「・・・・・・・・・・・・・」

ポツリ、またポツリと独白するつんく。
そのつんくを失望と同情と、怨恨の目で
睨みつけるように見つめる保田。

「そして、いつの頃からか中澤と恋に落ちた、当然、恋人の中澤にも勧めた。
そしたら、、思った以上に中澤は私生活の全てをワシに捧げるようになっていったんや。」
「・・・・・・・・・・・・・」

「ちょうどそのころ、市井が脱退したいと言い出した。
いまやモーニング娘。はワシにとっての重要な宝や、
市井の脱退で、これ以上崩壊していくのが恐ろしかった。
それを繋ぎとめるために、次に脱退しそうな安倍に勧めた。」
73娘。ノート作者:01/10/01 06:07 ID:pSiYQmpc
「でもな、ここからがワシの誤算や、
中澤、安倍の古くからのメンバーは結束が固く
石黒、そして福田の耳にこの噂が入った。
中澤が石黒と福田に相談したらしい。

ワシは、もう隠し切れないと思った。
マスコミを封鎖したパーティーを開いて、
そこでみなに報告をする予定やった。
しかし、それを福田と石黒は
全員を薬漬けにするパーティーだと勘違いしおって、、、

石黒は欠席し、福田はパーティーの直前、
中澤、安倍と怒鳴りあいの激論や、
そして、パーティーが始まった直後
福田は、ワシの部屋に怒鳴り込んできおって、

場所を変えるために、
この金庫室へ続く地下室で話し合いを持つことにした。
どうも、中澤たちが来たようやが、
ほれ、このスイッチを押すとわしの部屋の本棚の位置がなおる。
気づかれることは無い。

そして、口論の末、カっとなった福田は棚のトロフィーでワシを殴ろうとした。
危険を感じたワシはポケットのナイフで、
おもわず福田の胸を、、、、、、、即死だった。

その後は想像通りや、福田を金庫室へ運び
何食わぬ顔で部屋に戻る。後は発見を待つだけや。」
74娘。ノート作者:01/10/01 06:45 ID:pSiYQmpc
つんくの口から語られる衝撃の事実に
保田は戸惑いを隠しきれなかった。

「これが福田の事件の全てだ、これから、中澤、そして安倍と一緒に出頭する。
本当の事を喋れば、中澤と安倍が殺人にまで問われることは無いやろ。
さっき、中澤からわしの部屋にお前が向かってると連絡があった時、覚悟は決めた。
出頭する前に、メンバーに直接喋ることができてよかった。
保田、お疲れ様、、、、、恨んではないで、ホンマありがとう。」


「じゃあ、なんで彩ッぺまで殺す必要があったんですか?」
「あれは、わしにも分からん。誰が、あんな事をしたのか、、、、、、、、」

「それは、私だよ。」
そういって部屋に入ってきたのは、、、
マネージャーの和田だった。
75娘。ノート作者:01/10/01 06:46 ID:pSiYQmpc
「私は、娘。達の行動を全て監視する立場、
明日香が殺された時から、つんくさん、あなたの犯行だと分かっていましたよ。

しかし、この事件は、娘。にとって、そしてつんくさんにとって大スキャンダルです。
つんくさんが犯人という事が世間に知れ渡ると、
あなたのプロデューサー生命は完全に絶たれます。

あなたにはもっと稼いでもらわないといけない。
、、、、、、、、例え覚せい剤によるものとはいえ、才能の続く限りね。

だから、誰かに濡れ衣をしょってもらう必要があった。
と、同時に真相を知っている人間は消えてもらわなければならない。
だから、石黒に全ての罪をかぶってもらうことにした。

保田、お前が石黒の家に行くことが分かった直前、
私は石黒の家に電話をした。
『保田がお前を犯人と決め付けている、警察に突き出すつもりだ、
誤解を受けたくなかったら、保田の説得は私がするから、
一旦保田から逃げろ、迎えの車は出す。
事務所で落ち着いて、石黒、保田、私の三人で話をしよう』と、

そしたら、案の定、お前が石黒の家を訪ねた瞬間、
石黒は逃げ出した。私が車を用意するといった場所へ向かってね。
そして、私は用意した車の中で石黒を撃ち
彼女の腕に覚せい剤を注射した。
これで、石黒の体内に覚せい剤反応が残る。

そして、福田のの事件現場、つまり、この金庫室で
どさくさに紛れて明日香の血を浸らせておいたナイフと、
覚せい剤、そして筆跡を真似た遺書を傍らにおいておいた。

これで、計画は完璧なはずだった、、、、
しかし、予想外だったのはお前が
石黒の事件後、明日香の部屋に行ったこと。
中澤が保身に走り保田を拉致し、説得を試みたことだ。

そして、、、あなたが全てを白状したこともね。」

和田はそういい終わると懐から拳銃を取り出した。
76娘。ノート作者:01/10/01 06:47 ID:pSiYQmpc
「全てを知った以上、生かしては置けない、
保田、、、そしてつんくさん、死んでもらいます。
あなたの才能も惜しいが、私だって家族がいる、
刑務所暮らしなんてまっぴらだ。

この事件は、保田に追い詰められた
真犯人つんくの無理心中という形で幕を下ろさせていただきます。」

銃口がまず、つんくに向けられた

ドキューーン、

つんくの胸から血が噴水のように噴出す。
つんくはその場に仰向けに転がった、、、、、、、、。
77娘。ノート作者:01/10/01 06:48 ID:pSiYQmpc
「さて、次は保田、お前だ。」
「ちょっとまって、和田さん、こんなことして何が楽しいの!?」
保田は既に半狂乱になっている。

「ねえ、なんで、なんで、、、
私はただみんなのことが好きなだけなのに、、、
明日香ちゃんも、裕ちゃんも、あやっぺも、
みんな、みんなの事を、モーニング娘。の事を
それぞれ自分なりに真剣に考えて、行動しただけなのに、
なんでこんなことにならなきゃいけないの、、、

なんで、つんくさんが明日香を殺さなきゃいけなかったの、
なんで彩ッぺまでまきこまれなきゃいけないの、

私の好きなモーニング娘。が、こんな風になっちゃうなんて、やだよ、、、、、。」

保田は狂乱と、恐怖と、そして、失望のあまり
床に突っ伏すように泣き崩れた。
78娘。ノート作者:01/10/01 06:48 ID:pSiYQmpc
「カッーーーーーート!!」

突然大きな声が響き渡った。
そして、サングラスをかけた映画監督のような風体、、、
いや、それはピンチランナーの監督、那須博之、まさにその人であった。

「圭ちゃん、いい演技だったよ、あ、圭ちゃんにとっては現実か、、、、、」

保田は何が何だかわけがわかっていない顔できょとんとしている。
それを見て死んだはずのつんくがいつのまにか起き上がり笑っている。

「いや、よかったよかった、最高最高。」
つんくが笑顔で保田に話し掛ける

「私は死んだの??これは死後の世界?夢?」

金庫室のドアから、同じく死んだはずの福田、石黒、
そしてメンバー全員が登場した。

福田は花束を持って、保田に手渡す。
「圭ちゃん、お疲れ様、私を殺した犯人を探してくれて有難う」
と、いたずらっぽい笑顔を浮かべる。

「ねえ、どういうこと、これ?」
「圭ちゃん、まだ気づかないの、ばっかじゃなーい?」
後藤が保田をからかう
79娘。ノート作者:01/10/01 06:53 ID:tjkJwbFo
「まあ、無理も無い、説明しよう」
さっきまで、ものすごい形相だった和田マネージャーも
いつもの優しい表情に変わっている。

「実は、今度、モーニング娘。が連続ドラマになることになって、
なんかいいアイデアはないかとつんくさんに相談したんだ。

『そしたら、ただのドラマじゃつまらないから、
実際にメンバーの周りで実際の事件を起こして
それをドキュメントタッチで隠しカメラで追ったらどうだ?』

という提案がありまして、白羽の矢が立ったのが保田さん、あなただったんですよ。」

「まったく、圭ちゃんが『スハダクラブ』の謎に気づかないから、
思わずメールを送っちゃったじゃない。」
と中澤。

この企画自体のプロデューサーらしき人物が口を挟む。
どこかでよく見た顔だと思ったら、
それもそのはず、この事件担当の刑事、いや、刑事役の人物だ。
80娘。ノート作者:01/10/01 06:53 ID:tjkJwbFo
「でも、結構冷や冷やしましたけどね、
保田さんが何気なくテレビをつけた時とか、
用意してあった偽番組のビデオが間に合うかどうか、、、

後、保田さんが聞き込み調査とかやりはじめたらどうしようかと、
一応警察の方に連絡して、もしやりはじめたら
上手く理由をつけて介入してもらおうと思ったんですが、
それでも念のためにエキストラを行く先々で用意したんですよ。
そのアルバイト代もなかなか馬鹿にならなくて、、、

その上、なかなか謎に気づかないものだから
収録日数が何日かかるかドキドキものでした。

でも、おかげでいい作品が撮れました。
那須監督ともどもお礼を申し上げます。」

その男と、那須監督がペコリと頭を下げた。

「怖い思いさせちゃってゴメンね。」
那須監督がさらに一段頭を下げる。

そして、
「さぁ、収録終了、これから一気に編集ですよ〜
撤収、撤収〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
と大号令、スタッフがてきぱきと片付ける、、、、、

警察が妙に事件現場の片付けに手馴れているのも当然か、
このスタッフ達だったのだから、、、、
81娘。ノート作者:01/10/01 06:54 ID:tjkJwbFo
「もう、、、、、、裕ちゃん、なんでこんなだまし方するのよ?」
「ごめんね、でも私も途中ほんまこといいそうで、笑いこらえるの大変やったん」
「ひとつ聞いてもいい?」
「何?」
「私を拉致した時、気絶させるほど殴ること無いでしょ〜。ホントに痛かったんだから、、、」
「あれは、クロロフィルを使ってたの、
気絶するほど殴る力があるわけ無いでしょ」
「じゃあ、この痛みはなんで?確かに殴られたような、、、、」

「それはね、、、、ほら、あそこにチビのいたづら好きな二人がおるやろ?
あいつらや、あいつら、ほんまにガキなんやから、、、」

そういって中澤は、辻、加護の方を指差す。
「ごめんなさ〜い、だって、おもしろかったのれす〜〜〜。」
一目散に逃げ出す、辻、加護。

「ちょっとまちなさ〜い、こら〜、つじ〜かご〜、ホントに殺してやる〜〜」
笑顔で追いかける保田。その顔一杯に安堵感が広がっていた。
そして、その顔には、モーニング娘。のメンバーへの愛情が満ち溢れていた。
82娘。ノート作者:01/10/01 06:55 ID:tjkJwbFo
事件から一ヵ月後、、、、、、、、

保田は、家で一人で、この事件を編集したドラマを見ていた。
今日は蟹にあたって自宅療養を余儀なくされている。
他のメンバーはつんくの家で集まって見ているそうだ。

ドッキリと気づかず、画面の中で一生懸命犯人を探す自分を見て、
恥ずかしさのあまり画面から目をそむけることしばしばだった。

ピピピピピピピ、、、、、、、
不意に携帯電話の音が鳴った。

電話の向こうは敏腕マネージャー和田、
その和田の声はなぜか切迫していた。

「・・・・・・・・えっ!ほんとうですか?」
「ああ、とにかく、君もすぐに来てくれ」

====================完
83娘。ノート作者:01/10/01 06:59 ID:tjkJwbFo
一気に脱稿すると疲れる。

ちなみに、そうです、ベースはさんまの名探偵です。
さらに、このオチは、、、、、、、分かる人は分かってくださいな。
84娘。ノート作者:01/10/01 07:34 ID:tjkJwbFo
さて、新規スレッドをたちあげます。
今度はあの事件がベースです。

今回の感想を糧に練り上げていく予定なので、
ぜひ、ご意見、ご感想をお願いします。
85娘。ノート作者:01/10/01 08:53 ID:tjkJwbFo
age
86娘。ノート作者:01/10/01 08:54 ID:tjkJwbFo
ageage
87名無しさん:01/10/01 09:59 ID:2dlgv0jI
こんどはポートピアですか?
88多賀谷:01/10/01 18:44 ID:xJ27UXDI
俺は男子校に通ってる高1の男です。東京在住。背は181体重は67、気軽にメールください!よろしくね
89名無し募集中。。。 :01/10/01 21:13 ID:PRsX.Tzk
このオチってひょっとして某クリィミー?
90娘。ノート作者:01/10/03 02:43 ID:8mxsI0L2
第2弾 『最後の命令』〜モーニング娘。連続殺人事件
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/ainotane/1001888143/
91名無しさん:01/10/03 23:23 ID:TW6s4EMY
クロロフィルって、葉緑素?(w
92娘。ノート作者:01/10/06 00:09 ID:14V.PX4U
>>91
うわ恥ずかしい
93北海道大学学生:01/10/07 11:25 ID:XSISMKZc
    彡ミミミヽ ノ彡ミミ)
   ((彡ミミミミ))彡彡)))彡)
   彡彡゙゙゙゙゙"゙゙""""""ヾ彡彡)
   ミ彡゙ .._    _   ミミミ彡
  ((ミ彡 '´ ̄ヽ '´/ ̄ ` ,|ミミ))
  ミ彡  ' ̄ ̄'  〈 ̄ ̄ .|ミミ彡
  ミ彡|  ) ) | | `( ( |ミ彡
  ((ミ彡|  ( ( -し`) ) )|ミミミ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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保田ネタはオカルト板でやってください。
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えっやめるの?