復帰前もこのペースなの?
早く読みたいんだけど
小説は急かさないのが基本
そうなんだろうけどさあ
このスレでの雑談は控えた方がよい
このペースが萌え男。のやり方
また誰か「つぼ」立てないかな〜。
3章3部の吉澤の回想シーンが凄い面白いね
吉澤が家出をしたとき何をしていたかというのが
もの凄く興味深くてグッと物語にはいりこんでしまったけど
やがて吉澤が現実に戻って来たときに
俺自身もなぜか現実に戻って来たような気がした
そしてガン細胞って・・・・・
なんかもう描写が凄すぎて細部の細部まで動きが見える感じがして
読んでいたらアッという間に時間が経つよ
これ本当に面白すぎるね
hozen
保全
=======================終了=====================================
終了させるわけにはいかん!
保全だ!
保全
保全
691 :
名無詩:02/01/22 16:07 ID:7gwduP5E
保全
========================ホゼム====================================
ここでの生活はまるで止まるくらいゆっくりと流れ、それはどこか温かな水中を
緩慢に漂っているようでした。
保田さんのおかげなのでしょうか。私達はここでとても良い扱いを受けています。
使わせてもらっている和室は最上層から一段下りた階にあって、この層はきっと
賓客用なのだと思いました。真希ちゃんの最上階に比べたら、それは控えめで、
やっぱり常識的だけれど、ここだってずいぶんな品格なんです。
ちょっとしたホテルみたいです。
はじめの数日が平和に、やや怠惰に過ぎて行って、ひとつ意外だったことは、真希
ちゃんが結構、時間をもてあましていた事。真希ちゃんくらい有名で-----って言
うよりなにかと渦中のヒトです、-----寝る間もないくらいに忙しいんじゃないか
なって私は思っていたんですけど‥。真希ちゃんはなぜか、家にいることがほとん
どでした。
ひとみちゃんと真希ちゃんは、同い年なんです。私達にとって現在の状態で、接す
る人間の絶対数は決して多くありません。だからそれも手伝って、真希ちゃんたち
とは必然的に打ち解けることができました。
お当番の信者の方を除くと、真希ちゃんとひとみちゃんと私。多くないどころか、
本当に少ない。加護ちゃんはその頃お仕事がいろいろ忙しかったみたいで、昼間
はいないことがよくありました。でもちゃんと仲良くなれた。とてもいいコで、
かわいいし、すごく頼りになる。
ある朝、食事を済ませた私達がいつものように上層へ上がると、真希ちゃんはも
う起きていました。壁紙の部屋の真ん中で、寝転んで本を読んでるんです。
「おはよう。」
って、ひとみちゃんが声をかけると、うつ伏せのまま顔だけ上げて、
「おはよう。」
真希ちゃんはやわらかく笑いました。
「何読んでるの?」
私が覗き込むと、真希ちゃんはぼーっとしたカオで手もとの表紙を確認して。
「んー‥、『智恵子抄』‥。」
TVなどから受ける印象とは違って、とても予想外だったけれど、実際の真希ちゃん
は普段から、本をよく読む子でした。
それこそ一日中ずっと、というわけでもないけれど、一日のうち決まって数時間、
かならず読書をしています。感心した私はいつだったか、一度聞いてみた事
がありました。
「ほんとうによく読んでるよね。」
真希ちゃんはその時も本を、片手に持っていて。
「ま、でもコレはマンガだよ。」
「何?」
「スケバン刑事。」
「真希ちゃんが本好きだなんて、私、意外だったな。」
「うん、最近ね。なんかちょっと、世の中をいろいろ知りたいなー、なんて。」
真希ちゃんは、あまり積極的に自分のコトを話さないから、ちゃんとハナシをした
のって、あの時がたぶん最初でした。
真希ちゃんは、もう
「派手に遊びに行ったりするのは、さんざんやり尽くしたからイイ。」
のだそうです。自信に満ちた横顔は、とても大人びて見えます。
「そうよね、まさにそんな感じ。」
私はヘンに納得してしまった。だって今みたいな真希ちゃんの雰囲気って、ちょっとや
そっとじゃ出せそうにないもの。
ちなみに、
豪華で快適な居間ではなくて、決まっていつも壁紙の部屋で、固い床の上で本を読むの
は、広い部屋でぽつりと、ストイックな感じが気に入っているから。
なんだそうです。
これを言う時の真希ちゃんはでも、ちょっと照れて笑っていました。
アレ?なんでトリップが違うんだろう?
すいません、眠くて何も考えられないので、明日またあげます。
本当にすみません。
test
テスト
test
701 :
名無し:02/01/23 04:08 ID:4CQc/uE/
オツカレー
すみません、なんか厨まるだしで。
取り合えず前々回までのトリップで、続きをあげようと思います。
ハァ、鬱
>>696の続き
その日の午前中、真希ちゃんは少し離れたところで高村の詩集を読んでいました。
私達も同じ部屋にいてTVを点けていましたが、真希ちゃんに遠慮をして、音量は
当然控え目です。
「平気だから気にしないで。」
って、そう言われたから、まあいいかなってつけたんですけど‥。真希ちゃんは
本当にテレビの音とか気にしなさそうだったけれど、やっぱりちょっとでも邪魔は
したくないし。
ケーブルのミュージックチャンネルに合わせて、ミュージックビデオをぼんやり
と眺めていました。すると、
「も〜、疲れたッ!!」
本に没頭していたはずの真希ちゃんが、バタリと床を響かせました。振り返ってみると
もう本は閉じていて、仰向けになって、手足を投げ出しています。
やがて床を転がり始めて、真希ちゃんはそのままゴロリゴロリと、私達の側までやっ
て来ました。
ていうか距離、けっこうあるのに‥。
流石カリスマなだけある‥。って、ちょっと思いました。
天真爛漫なところはでも、TVでのイメージとほとんど同じ。て言うより、もっと
奔放?そのぶんとやかく人にも言わない、真希ちゃんのそんな優しさを既に私達
は愛しはじめています。
「もー限界。とりあえずカナふって欲しい。漢字に。」
「でもさ、ずっと読んでたじゃん。すごいね。」
「私も。詩、ニガテ‥。いっぱいは読めないな。おもしろかった?」
こういう時の真希ちゃんて、本当に素直でかわいいんです。
グイグイと首を捻って。
「わっかんない。とりあえず『アタタラ山』ってドコ?ってなぐらいの感想。高尚
過ぎた。アタシには。」
「あたし的には真希ちゃんが『高尚』っていう言葉知ってるコト自体が、ちょっと
したオドロキかなー。」
もちろん大好きなんだけれど、真希ちゃんとは思った以上に波長が合うようで、
ひとみちゃんは時々、真希ちゃんをからかったりするようになりました。
「よっすぃーはさ、心底バカって思ってるでしょ、あたしの事?」
「そんなことないよ。学校行ってないからって、あんまり気にしないほうがいいよ。」
真希ちゃんは笑いながら掴み掛かって、ひとみちゃんもニコニコ応戦。
あまり仲良くなりすぎて次のステップに発展されても、私としては困るんです
けど、でもこうやって時々じゃれ合う2人は、子犬みたいでちょっとカワイイ。
私と2人でいる時の、しっかりしててカッコイイひとみちゃんもすごく好きなん
だけど、こういう姿を見るのも、やっぱり嬉しいものです。
ファンだという事をひとまず置いておいても、ひとみちゃんにとって真希ちゃんは、
久しぶりの同い年のコだったし、2人の様子を見ていると、本当に楽しいんだろうなー
と思います。真希ちゃんも、多分。触れあう人間の絶対数なんて、私達よりもむしろ、
真希ちゃんの方が少ないような気もするし‥。
プレッシャーをかけないように、ひとみちゃんは黙っているけど、もともと真希ちゃん
のファンなんです。もちろん一概には言えないけれど、お互いこのまま良い理解者に
なってゆくのは、2人にとって幸福な事かも知れません。
とりあえず、来週まで逝って来ようと思います。
おつ。てか生きないとコロヌぞゴルァ!!
キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
保全
hozen
テスト
自ら読み辛くしてしまったので、次の更新から新しいスレッドに移ろうと思います。
このスレはもう少し使えるのでちょっともったいないのですが、
心機一転を計ろうと思います。
ですからここはもう保全しないで下さい。
新スレッドには最近の読み辛い部分をちょっと整理して載せます。
このスレッドを保存して頂いて、本当にありがとうございました。
必ずまた来週お目にかかります。
>712-713
なんでトリップ違うんだろう・・・
がんばれ萌え男。タン!
来週も楽しみに待ってるよ。
保全じゃなくてちょい一言。お疲れ様&ありがと!
来週からも頑張ってねっ
717 :
:02/01/24 14:02 ID:hsz4rM0H
sinnsuretatumadehozemu
俺も保全じゃないんだけど一言。
更新ありがとう。
ずっと応援してるから頑張って!
保全sage
721 :
age:02/01/26 00:50 ID:GKPEJpLo
age
722 :
新スレハケーン:02/01/26 20:34 ID:WwuEFViA
>722
違うじゃん(w
724 :
保全:02/01/27 06:20 ID:pSX7ax9j
725 :
保全:02/01/28 01:18 ID:KVO7W/W1
726 :
イ呆:02/01/28 07:41 ID:aNZo/Lv5
全