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330LOVE
なち真里小説―Sweet Lover―

目が覚めると、なっちは隣りでもう起きてた。
「なっち、どうしたの??」
深刻な顔してるから心配になって聞いてみた。
「・・・楽屋でエッチしたからさ、この格好で外出たら怒られちゃうよ。どうする・・・?」
あっ・・・そうか・・・。そういえば、矢口たち裸だ・・・・。このままここを出たら、裕ちゃんに半殺しにされること間違いなし。
「どうするべさ・・・」
なっちが不安そうな顔で矢口を見てる。
「とにかくさ、顔だけ出してみて、外の様子を・・・」
なっちは何もいわずに頷いた。布団から顔を出す。
・・・・・・・・・
「だいじょうぶだよ、なっち。みんな寝てるみたい・・・」
それぞれの布団に、圭ちゃん・ごっつぁん・よっすぃ〜・石川・圭織。辻加護は一緒の布団に入ってる。裕ちゃんがいない・・・今ごろどっか行くってのも考えらんないし、きっとどっかの布団に紛れてるんだろう。
「なっち、今のうちにはやく。」
「うん。」
布団を出ようとしたら・・・
   ぼすっ!!
「いってぇ〜、なんだよ、これっ!!」
矢口の頭にクッションが飛んできた。振りかえると、そこには・・・裕ちゃんの姿。
「あははは・・・・」
思わず苦笑い。
331LOVE:01/12/06 12:28 ID:zoB3fBap
なち真里小説―Sweet Lover―

「みんな寝とるから、早よ着がえて。着替え終わったらちょっと2人とも外出てきぃ!!」
裕ちゃんは小声で相違って楽屋から出てった。
「おこ・・・られるのかな・・・?」
なっちを見つめる。
「たぶんね。だけど、大丈夫だベ。真里にはなっちがついてるから。」
なっちがそっと頬にキスしてきた。顔が熱くなるのを感じる。
「とにかく着がえるべ。怒られるか怒られないかはその後。ねっ。」
なっちが布団から這い出る。なっちの身体にはまるで桜の花びらが散っているかのようにキスマークがいっぱい。われながら、芸術。
「ほ〜らっ!やぐたんも着替えるべさ。」
なっちが下着と服を手渡してくれた。
着替えて、いちおう薄く化粧してから裕ちゃんの待ってる楽屋の外へ・・・。

「ここ来て座って。」
裕ちゃんは落ち着いた口調で言った。言われたとおり、ちょうど裕ちゃんと向かい合うようになっちと並んで座った。
「あのな、うちかてこんな正月早々説教なんかしたないんやで。けどな、いちおう最低限のマナーっちゅうもんは知ってて欲しいんよ。」
裕ちゃんが話し始めた。
「でな、さっきまで何しとったん??」
「寝てた!!」
「アホかっ、矢口は!!その前の行為をいっとるんや!!」
軽くでこピンされる。力は軽いものの、ネイルアートされた爪が・・・痛い。
「SEXしてた。ううん・・・愛し合ってた。」
なっちが裕ちゃんの瞳をまっすぐ見ていった。
「ちゃんと愛し合えたんか??」
「「うん。」」
332LOVE:01/12/06 12:29 ID:zoB3fBap
なち真里小説―Sweet Lover―

なっちと同時に答える。
「それならええねんけどな。今度からこれだけは守って。二人の行為はなんもいわへん。だけど、場所を考えてやって。」
「どういうこと??」
「うちのグループは半分以上が18歳未満やねん。それはわかっとるやろ?18歳未満の規定知らんことないよな?なぁ、矢口。あんたも18歳未満やけど。」
「知ってるよ。エッチなビデオとか買ったりレンタルしたりできないって言うやつでしょ??」
「それや。だから、そういうことはなせめて18未満の子・・・辻加護のおらへんとこでやって。」
裕ちゃんはなっちと矢口の目を交互に見て言い聞かせる。
「あんたらやったら、もうすぐ20歳と18歳やからわかってくれるって信じてる。特にな、なっちには理解しといてもらわんとな。あと19日しかなくても、矢口はまだ17歳やねんから。」
裕ちゃんがなっちを見た。矢口もなっちを見る。
「わかってる。わかってるよ。」
なっちは優しい笑顔で裕ちゃんを見つめていた。
「ほなええねん。矢口もな、よう楽屋でエロ本読んでるみたいやけど、だからってなっちをそれでカミングアウトさせすぎんようにな。」
「エロ本なんか読んでない!あれは普通の雑誌だ!!」
裕子のバカっ!!
「なっち?顔赤くなってんで。矢口のエロ本ネタがそんなに恥ずかしいんか??」
「・・・・・」
「なんや、図星かいな」
裕ちゃんはなっちをからかって遊んでる。
「裕子っ!なっちをいじめるな〜!!なっちはこういう純粋なのがいいんだから!!」
「あっ、そうかい。ハイハイごめんね〜。・・・でもなぁ、あんなにえっちぃ声出す子が純粋なんか??」
「聞いてたの??」
「聞いてたっていうか、あんだけうるさかったらなぁ」
裕ちゃんの言葉に、なっちの顔がどんどん赤くなる。
「矢口の声も十分聞かしてもらったで。でも、なっちのほうがええ声しとるわ。」
「裕ちゃん!!はずかしいっしょ。もうやめるべさ。」
なっちは俯いてしまった。
「ほな、うちはあと2時間寝かしてもらうわ。あんたらのせいで寝不足やねん。あっ!他の子らは聞いてへんと思うで。みんな寝とった見たいやから。」
裕ちゃんはいつもみたいに明るく笑って楽屋に戻っていった。
「どうする??」
「ここにいようよ」
「じゃあ、そうしよ。」
さっきよりくっついて座る。そして、なっちの肩に頭を乗せる。
「かわいい」
なっちはそういって矢口を抱きしめてくれた。なっちが裕ちゃんにSEXっていったあと、愛し合ってたって言い直した気持ちが少しわかるような気がした。