小説「モーニングライダー」

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559モーニングライター

超短編

「いいらさん。つぎつぎと難事件をかいけつしてすごかったれすね。」
「そうね。」
街を疾走する1台の黒塗りのトランザム。
その車内で、そう言って話しあっているのは、
プロデューサーつんくによって巨大な悪と闘うために開発された
ドリームカー、モーニング2000のコンピューター部ノノと
それを駆る飯田圭織であった。

一方、中澤裕子に命令され、飯田とノノの行動を
ずっと監視し続けてきた、安倍なつみと後藤真希は・・・
「もー、何考えてんのよー!あのコンビ。
この1ヶ月間もの間、ただ10円拾って警察に届けようとして
道に迷ってウロウロしてただけじゃない。」
「一応、さっきようやく交番に届けたみたいだけどね・・・」
「なっち、もう疲れたよ・・・。」

巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、モーニングライダー。
今日,彼女を待ち受けるものは,果たして誰か?