食料自給率を上げる必要性は?

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77名無しさん@お腹いっぱい。
>>楽農
69が呆れて相手にしなくなったようだから、俺が引き継ぐ(藁
楽農の主張は
>さて、私が言ってるのは、そんな風に「都市は農家をお荷物にそ
>れでもここまで成長してきた。」の論調があるけれど、本当にそ
>うかい?
という事であった。
論旨は以下の通りと判断している。
農産物は本来、市場原理で価格を決めることが出来ない特権的な
地位を占める生産物である。従って、農産物生産の製造コストを
積算し、適正な利潤を加えた上で、消費者は購入すべきである。
過去、市場原理で決める事の出来ない食品を安く供給する体制を
作ったからこそ、2次・3次産業の今日の発展がある。
どれほど高価な製品となっても、都市住民たる大部分の国民は、
かつて食料不足に陥った際に、安く米を供給してもらった恩義か
ら、文句を言わずに買うべきである。
さて、楽農の主張は真であるか検討してみよう。
1.農産物は本来、市場原理で価格を決定出来ないという主張は真か。
2.食料が安価である事の産業界への寄与を定量的に述べよ。
3.都市生活者は楽農の言う”過去の恩義”を感じねばならないのか。
取りあえず、1について記述する。もちろん、偽の立場から。
まず、農産物が市場原理で価格を決めることが出来ないものであ
るという主張は、真なのだろうか。
その根拠は同じ時期に同じものが出来るから、市場価値が暴落す
るし、さらに生鮮食料品である場合、出荷調整も不可能であるか
ら、との事であった。
上記と非常によく似た形態の工業製品があることは誰もが知って
いるだろう。
そう、半導体製品だ。
同じ時期に製造する限り、ほぼ同じ技術を用いるため同じものが
出来る。歩留まりの向上により供給量が増えてくると暴落する。
また、技術の向上により製品は直ちに時代遅れになるため、在庫
が効かない事も食料品と同じである。
そして、半導体の価格は市場が決定している。

さて、楽農は半導体もコスト積算方式で販売して良いというのだ
ろうか?。