食料自給率を上げる必要性は?

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428そばめしチャーハン
この技術を家庭菜園に応用すれば室内若しくはマンションの
ベランダ等狭い空間でもそして全くの手間要らずで食料自給
に十分な収穫を各人が栽培できます。 水栽培は液肥により
自動管理が容易で土に触れないので病害虫雑草や農薬とも関
係無いそうです。 因みに日本は水栽培の技術に関しては世
界最高のレベルに在るそうでこれから期待の農法と言えます。
と言うかもう既に種蒔きと収穫摘み取り以外全く手間の掛か
らない全自動の家庭用水栽培機が結構安価(2〜4万円/機)に販
売されてますし、環境問題で生ゴミ処理機のランニングコスト
も毎日使っても数百円/月程度に下がってるし、人間の排泄物
を微生物で肥料にするバイオトイレも売っているそうです。
今後の水栽培は育成できる作物の品種や効率の問題はマダマダ
有るみたいです(⇒栽培知識や経験が必要無い素人向けの水栽
培装置を家電メーカが商品化したら本格的に普及かも?)

しかし農耕が簡便に自動化できるのなら、各個人が新しいプチ
農業(家庭内で全て自動循環する水栽培=家庭菜園)を家庭
に取り戻す可能性だって十分有りうるのです。
例えば農家の生産性がドンナに上がり、生産コストが下がった
としても…
1.管理コストが0円の相手と競争して勝てますか?
2.作業コストが0円の相手と競争して勝てますか?
3.肥料コストが0円の相手と競争して勝てますか?
4.農薬コストが0円の相手と競争して勝てますか?
5.光熱コストが0円の相手と競争して勝てますか?
6.運搬コストが0円の相手と競争して勝てますか?
7.包装コストが0円の相手と競争して勝てますか?
8.信頼コストが0円の相手と競争して勝てますか?
9.環境コストが0円の相手と競争して勝てますか?
10.土地コストが0円の相手と競争して勝てますか?
11.農機コストが0円の相手と競争して勝てますか?
12.流通コストが0円の相手と競争して勝てますか?
13.消費税コストが0円の相手と競争して勝てますか?
14.ハウスコストが0円の相手と競争して勝てますか?
そして最後に、1〜14の全コストが0円の相手と競争して勝てますか? ←誰かを挑発してる訳では有りません(藁

私見ですが、専業・大規模化しても利益は消し飛んでしまう
と思います。 勿論、中国の農家もお手上げだと思います。

今日の結論 :近い将来の農作物の価格競争力は↓

(強)消費者の家庭菜園>ハイテク農家>中国従来農家(弱)
 [全自動水栽培装置]

因って、市場を自由化しても日本の食料自給率は100%維持
できると思います。 しかしそれは業としての農家の生残り
とは直接関係無いかも知れません。 又家庭の食材市場以外
の外食産業(学校給食・老人ホーム等含)は国内外の農家の
競争に成ると思います。 但し、サスガニ手間が掛かる3K
で頑張っている酪農家さん達はそこそこ合理化し、後継者問
題を解決し、海外勢に勝てれば生残れるとは思います。
自宅で共働きのサラリーマンが牛や豚飼うのは無理だからねえ〜
旅行も行けないし、情が移って肉食べれなくなりそうだし…

【 従来の農業や家庭菜園の概念は全く変えてしまう、そん
 な時代が近づいてるのかも知れません、コラムでした。 】