食料自給率を上げる必要性は?

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(続き
>101モデルは思考実験用の単純化モデルなんだけど、
>1→輸出国Aの生産が足りなければA’から輸入すれば終わりでしょ。という
> 反論にはどう答えるつもり?。
―はじめの話が北半球ならアメリカもフランスも日本も同じように影響があるだろう
 と言う話だったからA’も同じく不作ということもありえる。
 もちろんA’が豊作なら喜ばしいことです。でも先に書いた通りある程度最悪を
 想定することは必要。Aがもっと不作でA’から輸入するといったらどうする。
 今度はA”を探す?それは都合が良すぎるよ。
 繰り返すけどこれは危機感を煽ってるのとは違うよ。

>2→人間様の食べ物全部の生産が足りなくなったら、牛や豚に食わせるトウモ
> ロコシを奪えばいいじゃない。って反論にはどう答えるの?。
―これについてはもう少し考えてみます。
 ただ米やパンが無いならデントコーンを食え!だから心配ない。
 という意見にどれだけの人が同調するだろうか?
 ジャポニカ米がなくてインディカ米を輸入して不味いだの文句いってた国民だよ。

>3→「高値になった農産物」という魅力的な投資先があるのだから、A国が
> 翌年以降、農業生産にドライブかけるのは当然だと思うのだけど。
> だから、来年度以降の農産物の不足は解消に向かうんじゃないかな。
> さらに、高販売価格が予想できるのならば、B国でもそれまでペイしなかっ
> た事業モデルでもペイ出来るのだから、増産に動くのではないのかな。
> また、単年度の特異現象ならば、1か2、または1,2の併用でなんとでも
> なるのではないか?。たかだか20%の生産量減少ならば。
―これは前提が食い違っていたのでもっともな指摘です。
 ただ問題は食料は半導体と違って足りなければ半年でも一年でも我慢して待ってれば
 良いというものではない。10日無くても暴動が起きる。
 これは農業と工業が決定的に違う点その2。

 で最後に
>たかだか20%の生産量減少ならば。
 そう、たがだか20%の生産減が(この単純化したモデルでは)輸入国にとっては60%の
 供給減になるのが問題になるといっているのです。
 たとえ全世界的にはちょっとした生産減が自給率の低い輸入国には壊滅的なダメージを受ける
 可能性があると言いたかった訳。

ではではお返事お待ちしています。