>>437 ジジイですが
まず、自分が記載したハイクリはハイクリブームの意味と
>>439の意味もあります。
国内では、普通はハイクリブームを意味し、それは乗用管理機の位置付けとなります。
これは農研センターにていろんな使用目的を持った多面的に農業分野で使う農機位置付け分類になっているからです。
一部メーカーから、田植機の高度利用と言う側面から、大豆ロータリー培土器およびスプレヤー等のアタッチメント開発を
農研センターが中心となり各社の参加を得て開発普及に乗り出した歴史があります。
また先の乗用ハイクリアランス4ws防除機も乗用管理機の位置付けになり、一時期にはアタッチメントとして大豆用の培土器や
肥料散布・・ブロキャス散布機などが取り付けられる仕様機も発売されているからです。
ですが、近年ではやはり専用機化の傾向が進み専用機が中心になっています。
ただ、メーカーによってはハイクリアランス仕様トラクターを販売しています。
例えば、先のスプレアーを付けてるトラクターや球根産地などで使うトレットが広がるハイクリアランス仕様のトラクターなどです。
さて、EU諸国等などでの高速散布スプレアーの件ですが、散布ノズルの選択で対応して高速散布となります。
ノズルチップ孔径により同一な液剤加圧条件下で散布量が違いますので、その孔径の大きいノズルタイプを取り付けて散布します。
同じノズルでも孔径が重要と記憶すればよいと思います。
自分の場合は、3種類ほど使い分けています。
田んぼでの薬剤散布は普通は100L/10a前後が普通です。
除草剤は、大豆であれ水稲用であれ、少量散布より一定薬液水量確保散布のほう方が薬剤効果が確実に上がります。