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名無しさん@お腹いっぱい。:
寝たきり妻と心中か 名古屋の市営住宅で74歳、78歳
2009年11月24日 朝刊
23日午後4時20分ごろ、名古屋市港区の市営住宅に住む無職山崎栄一さん(74)方で、栄一さんと妻政江さん(78)が死んでいるのを、訪れた会社員の長男(37)が見つけた。
港署の調べでは、政江さんはベッドで横たわった状態、栄一さんは浴室で首をつった状態で見つかった。
政江さんの首には圧迫されたあとがあった。
港署は、栄一さんが政江さんの首を絞めて殺害した後、自殺した無理心中の可能性もあるとみて調べている。
港署によると、政江さんは1年以上前からがんのため寝たきりで、栄一さんが介護。
長男は2週間ほど前、栄一さんから「もう疲れた」と聞き、心配になって22日に訪問。
23日午前10時半ごろ、栄一さんから長男に「家に来てほしい」と電話があり、再び訪れて異変に気付いた。
◆「地域活動にも積極的だった」 住民らショック
山崎栄一さんが妻の政江さんを介護する姿を目にしていた市営住宅の住民たちは、悲報にショックを受けていた。
「仲の良い夫婦だった」と振り返る同じ階の女性(62)は「奥さんは3年ほど前から車いすを使っていた。
デイサービスに出掛けるため、車いすを押すご主人の姿が印象的だった」と肩を落とした。
別のパート女性(38)は「ご主人は地域の清掃活動に積極的だった。朗らかで、うちの子にも『大きくなったね』と声を掛けてくれた。昔は玄関先をきれいにする奥さんの姿も見掛けたが」と残念そうに語った。