狂 牛 病 3      

このエントリーをはてなブックマークに追加
28名無しさん@お腹いっぱい。
PCB変圧器、24年末までに全廃へ 新潟
8月7日7時56分配信 産経新聞

毒性が強い有害物質、ポリ塩化ビフェニール(PCB)を含んだ絶縁油を使っている可能性のある柱上変圧器が、今も新潟県内に約3万5千台あることが分かった。
問題があるのは平成元年以前に作られた変圧器の一部。
環境汚染などの懸念を解消するため、東北電力は24年末までにすべてを安全な変圧器に取り換える計画で、回収した変圧器内部のPCBは無害化処理される。

柱上変圧器は高圧の電気を一般家庭などに送る100ボルトまたは200ボルトの低圧電気に変換する装置で、多くが街中の電柱上に設置されている。
標準的なもので直径が40センチ、高さが80センチ、重量は180キロ程度の円筒形。内部には50リットルほどの絶縁油が入っており、この油がPCBを含んでいる可能性があるという。

通常の状態では周辺環境に悪影響を与えるようなことはない。
しかし、阿賀野市内で7月6日、柱上変圧器の容器が部分的に腐食して1・8リットルの絶縁油が漏れる事故があり、検査の結果、この油に32ppm(ppmは100万分率)のPCBが含まれていることが判明した。
この水準では、人体に悪影響を与えるなどの問題はないものの、同様の油漏れは20年度には20件も発生している。

東北電力がこうした変圧器のPCB問題を認識したのは14年ごろで、環境汚染の懸念を解消するために、その後は計画的に取り換えを進めてきた。
20年度は約1万台、今年度も6月末までで約3千台を取り換えており、県下にある柱上変圧器約23万6千台のうち、現時点でPCBを含む可能性があるものは約3万5千台まで減ったという。

PCBを使っている可能性がある変圧器は、回収後、山形県酒田市のリサイクルセンターに運んで無害化処理する。